11 / 238
警備隊
しおりを挟む
ローカンは、いつものように警備所の窓から港を眺めながら、コーヒーをすすっていた。
漁船や旅客船が穏やかに海を行き交う。
しかし、その表情はどこか冴えない。昨晩、深夜に叩き起こされて現場に急行し、関係者からの事情聴取や報告を受けた上、窃盗団――いや、今や強盗団と呼ぶべき者たちの潜伏場所を探して回ったが、空振りばかりだった。
「とんでもないことになった……殺人事件だ。それも大使の……島主がもうすぐやってくる。俺の首も飛ぶな。どうする? いっそ旅にでも出るか……」
項垂れながら、ローカンは手早く荷物の整理を始めた。
すると、窓を軽く叩く音が聞こえ、「ワオーン!」という小さな鳴き声が響いた。
窓を開けると、そこにはヴァルがいた。
「おい、何だ、お前?」
ローカンはその小狼が、あの少年の飼い狼だと気づいた。
「何しに来た?ヴァル君だよな?」
ヴァルは腹に巻かれた小さなポーチを鼻先で示し、開けるよう促している。
「ん?手紙か。ガレア様……ああ、島主様宛てか。差出人はセラ、と。ふーん、恋文かなんかか?こっちは忙しいんだがな……ま、預かっておくとするか。島主様の機嫌が良くなりゃ、こっちも悪くないしな」
ヴァルは、用事が済んでも去らずに、庭でのんびりと眠っていた。
「あ、駄賃だな。ちょっと待ってろ」
ローカンは食堂に向かい、料理人に肉と水を用意させた。
しかし、自分も朝から何も食べていなかったことを思い出し、シシルナ風サンドイッチも頼むことにした。
「やっぱ、シシルナ島の料理は最高だよな」ローカンはヴァルを部屋に招き入れ、二人で食事を楽しんでいた。
すると、突然廊下から足音がどたどたと響き、扉が勢いよく開いた。
そこには、怒り顔の島主が立っていた。
「おい、ローカン、何のつもりだ?呑気に飯を食ってる場合か!」
食卓の様子を見た島主の怒気がさらに増した。
ヴァルは我関せずと食事を続けている。
「大使館邸で殺人事件まで起きたんだぞ!お前はどうするつもりなんだ!」
島主は声を荒らげ、ローカンの机を力強く叩いた。
その衝撃でローカンの飲み物が倒れ、机の上に置かれていた手紙が濡れそうになる。
「ワオーン!」ヴァルはすばやく手紙に飛びつき、口にくわえて大切そうに守った。
そのまま島主のもとへと近づき、ぽいっと手紙を落とす。
「ん?お前は…?」島主は不思議そうに手紙を拾い、差出人の名前に目をやる。すると、急にその表情が変わった。
「おや、セラ様からの恋文じゃないですか。早く読んでくださいよ」
ローカンがにやりと笑う。
島主は無言で手紙を開き、真剣な眼差しで読み始めた。
「何だと……やはりか!」読んでいた島主の顔が、今までにない険しい表情に変わる。
「ヴァル君、話が違うだろう……」ローカンは思わず立ち尽くしてしまう。
「ローカン、港町にいる警備員を全員招集しろ。中庭に集合だ。急げ。」
「緊急事態で休みの者は少ないでしょうが、巡回や夜勤で寝ている者はどうします?」
「全員起こせ。呼び戻せ。これから、窃盗団一味の逮捕に向かう。お前は寮に行き、招集を伝えろ!」
「場所はどこですか?」
「集合してから指示を出す。早くしろ!」
ローカンが出ていくと、島主は大きく溜息をついた。ヴァルに向き合うと「迷惑をかける。頼むな!」と頭を撫でた。
「全員傾注! ガレア・シシルナ様よりお言葉があります。」
司会の警備員が告げる。中庭には、警備員が全員集められた。
こんな事態は、戦争以外では初めてだ。
きちんと整列されて、数百人は並んでいる。
「一体、何が起こるんだ?」
「お小言に決まってる。」
「静かに!その前に、服装の確認を行う。古いと判断された者は、別室で着替えてもらう。」
ローカンは、ヴァルを連れて、警備員の間を歩く。
彼の後ろには、何人かの屈強な冒険者が付いて歩いている。
ある列に来ると、ヴァルが、ローカンの服をがしがしと叩く。
彼の顔色は、青ざめる。
「お前だ!」
「お前もだ!」
そこには、魔物の森にいた、例の警備員とその仲間達がいた。
彼の服からは、土の匂い、レモンの匂いがした。仲間の警備員と、一緒にいたのだろう、匂いがら移っていた。
「別室に行き、急いで着替えろ!」
「しかし」
「連れていけ!」
ローカンは怒りで、肩が震えている。
島主の演説が始まる。
「私が、ガレアだ。いつも島の安全を守ってくれてありがとう。ところで、皆んなはこの島が好きか?」
「はい!」警備員から、揃った返事がくる。
「島民は好きか?」
「はい!」
「良かった。ただ、残念なことに、シシルナ島の平和が破られている。窃盗団が暗躍し、住民たちは怯え、不安な日々を送っている。それに手を貸す者は、たとえ仲間であっても、裁判にかけられ、正当に裁かれなければならない」
ざわつきが起きる。
「警備料を取る者がまだいるらしい。たとえくれると言っても、これは犯罪だ。昨日迄は許そう」
さらにざわつきが起きる。
「最後に、僅かばかりだが、いつものお前達の頑張りに応えて、お前達の給料を増やす事にした。既に議会には話をしてある。この金は、島民の血税だ。話は以上だ。シシルナ島の為に!」
「シシルナ島の為に!!」
集会は終わり、窃盗団の協力者は逮捕された。
窃盗団は、ヴァルの案内で、魔物の森の中の中で、縛られた姿の刺青女を逮捕した。残りの二人は死体で見つかった。
今迄、窃盗された金貨は、袋に入ってその横に置いてあった。
逮捕に来たのは、ガレアとローカン、冒険者ギルドの副ギルド長ドラガンの三人だけだ。
大男から検死を始めた。
「島主、見て下さい。この腕、すごい斬り口だ。全身を土魔法で貫かれている。誰がやったのでしょうか?」
上位の冒険者タンク職であるドラガンから見ても、剣の凄さがわかる。
「さあな」島主は、嘯いたが、心のなかでは、土魔法の威力に驚いていた。
紛れもない一流の魔法。
ローカンが、刺青女に聞く。
「誰にやられた?教えてくれたら、取り調べに手心を……」
刺青女は、小狼と目が合うと怯えた声で答えた。
「知らないわよ。私は……殺されたくないもの」(魔女に)
「もういい」事件を理解している島主は、会話を止めさせて指示を出した。
「死体を、荷馬車に運べ」
「この……死体ですか……」
「ああ、見せしめも必要なのだよ。ローカン。土に戻すのは、その後だ」
【後がき】
お時間を頂き、読んで頂き有難うございます。⭐︎や♡等で応援頂きますと、今後も励みになります。又、ご感想やレビュー等も一行でも頂けますと、飛び上がって喜びます。 引き続きよろしくお願いします! 織部
漁船や旅客船が穏やかに海を行き交う。
しかし、その表情はどこか冴えない。昨晩、深夜に叩き起こされて現場に急行し、関係者からの事情聴取や報告を受けた上、窃盗団――いや、今や強盗団と呼ぶべき者たちの潜伏場所を探して回ったが、空振りばかりだった。
「とんでもないことになった……殺人事件だ。それも大使の……島主がもうすぐやってくる。俺の首も飛ぶな。どうする? いっそ旅にでも出るか……」
項垂れながら、ローカンは手早く荷物の整理を始めた。
すると、窓を軽く叩く音が聞こえ、「ワオーン!」という小さな鳴き声が響いた。
窓を開けると、そこにはヴァルがいた。
「おい、何だ、お前?」
ローカンはその小狼が、あの少年の飼い狼だと気づいた。
「何しに来た?ヴァル君だよな?」
ヴァルは腹に巻かれた小さなポーチを鼻先で示し、開けるよう促している。
「ん?手紙か。ガレア様……ああ、島主様宛てか。差出人はセラ、と。ふーん、恋文かなんかか?こっちは忙しいんだがな……ま、預かっておくとするか。島主様の機嫌が良くなりゃ、こっちも悪くないしな」
ヴァルは、用事が済んでも去らずに、庭でのんびりと眠っていた。
「あ、駄賃だな。ちょっと待ってろ」
ローカンは食堂に向かい、料理人に肉と水を用意させた。
しかし、自分も朝から何も食べていなかったことを思い出し、シシルナ風サンドイッチも頼むことにした。
「やっぱ、シシルナ島の料理は最高だよな」ローカンはヴァルを部屋に招き入れ、二人で食事を楽しんでいた。
すると、突然廊下から足音がどたどたと響き、扉が勢いよく開いた。
そこには、怒り顔の島主が立っていた。
「おい、ローカン、何のつもりだ?呑気に飯を食ってる場合か!」
食卓の様子を見た島主の怒気がさらに増した。
ヴァルは我関せずと食事を続けている。
「大使館邸で殺人事件まで起きたんだぞ!お前はどうするつもりなんだ!」
島主は声を荒らげ、ローカンの机を力強く叩いた。
その衝撃でローカンの飲み物が倒れ、机の上に置かれていた手紙が濡れそうになる。
「ワオーン!」ヴァルはすばやく手紙に飛びつき、口にくわえて大切そうに守った。
そのまま島主のもとへと近づき、ぽいっと手紙を落とす。
「ん?お前は…?」島主は不思議そうに手紙を拾い、差出人の名前に目をやる。すると、急にその表情が変わった。
「おや、セラ様からの恋文じゃないですか。早く読んでくださいよ」
ローカンがにやりと笑う。
島主は無言で手紙を開き、真剣な眼差しで読み始めた。
「何だと……やはりか!」読んでいた島主の顔が、今までにない険しい表情に変わる。
「ヴァル君、話が違うだろう……」ローカンは思わず立ち尽くしてしまう。
「ローカン、港町にいる警備員を全員招集しろ。中庭に集合だ。急げ。」
「緊急事態で休みの者は少ないでしょうが、巡回や夜勤で寝ている者はどうします?」
「全員起こせ。呼び戻せ。これから、窃盗団一味の逮捕に向かう。お前は寮に行き、招集を伝えろ!」
「場所はどこですか?」
「集合してから指示を出す。早くしろ!」
ローカンが出ていくと、島主は大きく溜息をついた。ヴァルに向き合うと「迷惑をかける。頼むな!」と頭を撫でた。
「全員傾注! ガレア・シシルナ様よりお言葉があります。」
司会の警備員が告げる。中庭には、警備員が全員集められた。
こんな事態は、戦争以外では初めてだ。
きちんと整列されて、数百人は並んでいる。
「一体、何が起こるんだ?」
「お小言に決まってる。」
「静かに!その前に、服装の確認を行う。古いと判断された者は、別室で着替えてもらう。」
ローカンは、ヴァルを連れて、警備員の間を歩く。
彼の後ろには、何人かの屈強な冒険者が付いて歩いている。
ある列に来ると、ヴァルが、ローカンの服をがしがしと叩く。
彼の顔色は、青ざめる。
「お前だ!」
「お前もだ!」
そこには、魔物の森にいた、例の警備員とその仲間達がいた。
彼の服からは、土の匂い、レモンの匂いがした。仲間の警備員と、一緒にいたのだろう、匂いがら移っていた。
「別室に行き、急いで着替えろ!」
「しかし」
「連れていけ!」
ローカンは怒りで、肩が震えている。
島主の演説が始まる。
「私が、ガレアだ。いつも島の安全を守ってくれてありがとう。ところで、皆んなはこの島が好きか?」
「はい!」警備員から、揃った返事がくる。
「島民は好きか?」
「はい!」
「良かった。ただ、残念なことに、シシルナ島の平和が破られている。窃盗団が暗躍し、住民たちは怯え、不安な日々を送っている。それに手を貸す者は、たとえ仲間であっても、裁判にかけられ、正当に裁かれなければならない」
ざわつきが起きる。
「警備料を取る者がまだいるらしい。たとえくれると言っても、これは犯罪だ。昨日迄は許そう」
さらにざわつきが起きる。
「最後に、僅かばかりだが、いつものお前達の頑張りに応えて、お前達の給料を増やす事にした。既に議会には話をしてある。この金は、島民の血税だ。話は以上だ。シシルナ島の為に!」
「シシルナ島の為に!!」
集会は終わり、窃盗団の協力者は逮捕された。
窃盗団は、ヴァルの案内で、魔物の森の中の中で、縛られた姿の刺青女を逮捕した。残りの二人は死体で見つかった。
今迄、窃盗された金貨は、袋に入ってその横に置いてあった。
逮捕に来たのは、ガレアとローカン、冒険者ギルドの副ギルド長ドラガンの三人だけだ。
大男から検死を始めた。
「島主、見て下さい。この腕、すごい斬り口だ。全身を土魔法で貫かれている。誰がやったのでしょうか?」
上位の冒険者タンク職であるドラガンから見ても、剣の凄さがわかる。
「さあな」島主は、嘯いたが、心のなかでは、土魔法の威力に驚いていた。
紛れもない一流の魔法。
ローカンが、刺青女に聞く。
「誰にやられた?教えてくれたら、取り調べに手心を……」
刺青女は、小狼と目が合うと怯えた声で答えた。
「知らないわよ。私は……殺されたくないもの」(魔女に)
「もういい」事件を理解している島主は、会話を止めさせて指示を出した。
「死体を、荷馬車に運べ」
「この……死体ですか……」
「ああ、見せしめも必要なのだよ。ローカン。土に戻すのは、その後だ」
【後がき】
お時間を頂き、読んで頂き有難うございます。⭐︎や♡等で応援頂きますと、今後も励みになります。又、ご感想やレビュー等も一行でも頂けますと、飛び上がって喜びます。 引き続きよろしくお願いします! 織部
9
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
【 完 結 】スキル無しで婚約破棄されたけれど、実は特殊スキル持ちですから!
しずもり
ファンタジー
この国オーガスタの国民は6歳になると女神様からスキルを授かる。
けれど、第一王子レオンハルト殿下の婚約者であるマリエッタ・ルーデンブルグ公爵令嬢は『スキル無し』判定を受けたと言われ、第一王子の婚約者という妬みや僻みもあり嘲笑されている。
そしてある理由で第一王子から蔑ろにされている事も令嬢たちから見下される原因にもなっていた。
そして王家主催の夜会で事は起こった。
第一王子が『スキル無し』を理由に婚約破棄を婚約者に言い渡したのだ。
そして彼は8歳の頃に出会い、学園で再会したという初恋の人ルナティアと婚約するのだと宣言した。
しかし『スキル無し』の筈のマリエッタは本当はスキル持ちであり、実は彼女のスキルは、、、、。
全12話
ご都合主義のゆるゆる設定です。
言葉遣いや言葉は現代風の部分もあります。
登場人物へのざまぁはほぼ無いです。
魔法、スキルの内容については独自設定になっています。
誤字脱字、言葉間違いなどあると思います。見つかり次第、修正していますがご容赦下さいませ。
召喚とか聖女とか、どうでもいいけど人の都合考えたことある?
浅海 景
恋愛
水谷 瑛莉桂(みずたに えりか)の目標は堅実な人生を送ること。その一歩となる社会人生活を踏み出した途端に異世界に召喚されてしまう。召喚成功に湧く周囲をよそに瑛莉桂は思った。
「聖女とか絶対ブラックだろう!断固拒否させてもらうから!」
ナルシストな王太子や欲深い神官長、腹黒騎士などを相手に主人公が幸せを勝ち取るため奮闘する物語です。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
アルカディア・クロノクル ゲーム世界に囚われた俺を救うのは、妹か、かつての仲間か
織部
ファンタジー
記憶を失った少年アキラ、目覚めたのはゲームの世界だった!
ナビゲーターの案内で進む彼は、意思を持ったキャラクターたちや理性を持つ魔物と対峙しながら物語を進める。
新たなキャラクターは、ガチャによって、仲間になっていく。
しかし、そのガチャは、仕組まれたものだった。
ナビゲーターの女は、誰なのか? どこに存在しているのか。
一方、妹・山吹は兄の失踪の秘密に迫る。
異世界と現実が交錯し、運命が動き出す――群像劇が今、始まる!
小説家になろう様でも連載しております
異世界でトラック運送屋を始めました! ◆お手紙ひとつからベヒーモスまで、なんでもどこにでも安全に運びます! 多分!◆
八神 凪
ファンタジー
日野 玖虎(ひの ひさとら)は長距離トラック運転手で生計を立てる26歳。
そんな彼の学生時代は荒れており、父の居ない家庭でテンプレのように母親に苦労ばかりかけていたことがあった。
しかし母親が心労と働きづめで倒れてからは真面目になり、高校に通いながらバイトをして家計を助けると誓う。
高校を卒業後は母に償いをするため、自分に出来ることと言えば族時代にならした運転くらいだと長距離トラック運転手として仕事に励む。
確実かつ時間通りに荷物を届け、ミスをしない奇跡の配達員として異名を馳せるようになり、かつての荒れていた玖虎はもうどこにも居なかった。
だがある日、彼が夜の町を走っていると若者が飛び出してきたのだ。
まずいと思いブレーキを踏むが間に合わず、トラックは若者を跳ね飛ばす。
――はずだったが、気づけば見知らぬ森に囲まれた場所に、居た。
先ほどまで住宅街を走っていたはずなのにと困惑する中、備え付けのカーナビが光り出して画面にはとてつもない美人が映し出される。
そして女性は信じられないことを口にする。
ここはあなたの居た世界ではない、と――
かくして、異世界への扉を叩く羽目になった玖虎は気を取り直して異世界で生きていくことを決意。
そして今日も彼はトラックのアクセルを踏むのだった。
クラスまるごと異世界転移
八神
ファンタジー
二年生に進級してもうすぐ5月になろうとしていたある日。
ソレは突然訪れた。
『君たちに力を授けよう。その力で世界を救うのだ』
そんな自分勝手な事を言うと自称『神』は俺を含めたクラス全員を異世界へと放り込んだ。
…そして俺たちが神に与えられた力とやらは『固有スキル』なるものだった。
どうやらその能力については本人以外には分からないようになっているらしい。
…大した情報を与えられてもいないのに世界を救えと言われても…
そんな突然異世界へと送られた高校生達の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる