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ゴブリン
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クライドは夕方に村に戻ると、家々を回り、学校への集合を呼び掛けていた。
「あれ、あんなところにも住んでいる人がいるのか!」村外れの廃屋に人の気配を感じ、驚いた。煙が上がっていたのだ。
「村長、あれは魔女の家ですよ。放っておきましょう!」同行していた財務官が小声で忠告する。
「そんなわけにはいかないだろう。行くぞ!」クライドは意に介さず、すたすたと坂を登り、廃屋に辿り着いた。門を開け、入ろうとしたその時――
家の影から、片目の少年が現れて叫ぶ。
「おい!勝手に他人の家の庭に入るな!」
「こら、ここにいるのは村長様だぞ。相変わらず生意気な態度だな、魔女の子め」隣にいた財務官が、少年のことを知っている様子で、冷たい視線を向けた。
ノルドは小石を拾い上げ、クライドの少し前に投げた。すると、
「ばかっ!」地面の罠が発動し、穴が開いた。中には無数の杭が立てられていた。
「魔物避けだ。だから、勝手に入るなと言っている。人の家を訪ねる時は、門で声をかけるものだ」
財務官は青ざめ、クライドを見やったが、クライドはむしろ興味を抱いたようだった。
「俺はクライド、村長だ。ゴブリンの襲撃避難を呼び掛けている。被害に遭わないように、学校に集合するんだ」
「ノルドだ。そうか、それが良いだろう。だが、うちには関係ない」
「そうはいかない。村の被害を出すわけにはいかない」
「じゃあ、後をついて来い。他を歩くと怪我をするぞ」
クライドと財務官は、その子供の後を慎重に歩いた。
連れて来られたのは裏庭で、そこにはゴブリンの死骸が山としての積まれ、焼かれていた。村から見えた煙は、これだったのだ。
「死んだものは土に帰さないといけない。森に運んで捨てるべきだが、これでゴブリン共は近づかないはず」
ノルドは不気味な笑みを浮かべ、どこか狂気すら感じさせた。
「お前、一人でこれだけのゴブリンを倒したのか?」
「一人じゃない。ヴァルと一緒に。ここは魔物の森から一番近い場所だから、当然だ。これくらい倒せないと、母さんに失望されてしまう」
その失望だけは、ノルドには耐えがたかった。そんなこと、セラは思ったりしないのだが。
「そうか、わかった」クライドは空笑いを浮かべ、坂を下り村へ降りていった。
(村の奴らとは意味が違うが、確かに魔女の親子かもしれない)
※
昨夜、ゴブリンの襲撃の気配を感じると、ノルドはすぐにヴァルとともに迎え撃つ準備をした。用意できたのは簡単な罠だけだったが、次々に現れるゴブリンを気を抜かず倒し続けた。
ふと振り返ると、セラが後ろで見守っているのが目に入り、ノルドの胸に力がみなぎった。
襲撃が収まると、セラは少し微笑みながら、静かに言った。
「良くやったわ、ノルド。ヴァルも」
その言葉は、ノルドにとって何よりの報酬だった。
リコも途中で目を覚ましたが、異変がないことを感じ取り、布団から出てこなかった。そして朝になり、裏庭の様子を見て、彼女は唖然としたが、すぐに興味を無くして叫んだ。
「お腹減った。ノルド朝ごはん!」
※
すでに学校には、多くの村人が詰めかけていた。
「ローカン警備長が到着されたぞ!」
村人たちに迎えられ、ローカンと数名の警備兵が学校に入ると、村長のクライドを探したが、彼はまだ戻っていなかった。
「お前たち、防衛陣地を作れ!」部下に指示を出すと、兵たちはすぐに動き出した。当初は10名ほどを集めたが、島主に「そんな人数が必要なのか?」と笑われ、最終的に数名で来ることにしたのだった。
学校へ続く道を見ると、クライドが老婆を背負ってやって来るのが見えた。息を切らし、汗を流しながらも、彼は警備長を見つけると安堵の表情を浮かべた。
「ローカン殿が来てくださるとは……心強いです」
「ああ。住人の避難は終わったのか?」
「はい、ほとんど終わりました」
その後の打ち合わせで、村長と警備長、それに警備兵3名の5人で夜警を行うことが決まった。深夜、避難場所の教室は寝静まり、静寂が包んでいた。
初日の夜、ゴブリンが襲ってくる気配はなかった。庭に集めた馬や家畜も静かで、緊張の中で夜は更けていった。
しかし数日後の夜、村の家々で突如、火の手が上がった。一軒だけでなく、あちこちで燃え広がり、村人たちが騒ぎ出した。
「俺の家が燃えている!」
「わしの家もだ! 村長、どうにかしてくれ!」
「見に行っていいですか、警備長!」
ローカンたちはクライドを残し、急ぎ現場に向かった。だが、そこにはゴブリンの足跡が残されているだけで、姿はどこにも見当たらなかった。
「ゴブリンか……だが、今は消火が先だ!」ローカンは叫び、警備兵たちと共に消火活動に奔走していると、別の家でも炎が立ち上がった。農村では家々が離れて建っており、次々と燃え広がる火に対応が追いつかない。
「くそっ! 仕方ない。全員で消火活動にあたるしかない。村人には怪我をさせるな!」
「承知しました!」
村人を守りながら消火活動を続けていると、今度は学校から火の手が上がり、門から家畜や馬が次々と逃げ出している。
火事騒動で門の管理が甘くなり、ゴブリンが入り込んで悪戯をしていたらしい。
盗んだ馬に乗ったゴブリンたちが矢を放ちながら通り過ぎていくが、彼らには騎射の技術は無く、ただの真似事に過ぎなかった。
ぐわっ、はっ、はっ。自慢げに口を斜めに開け、涎を垂らしながら、大きな目でこちらを睨みつける。
「やられた!」ローカンは唇を噛みしめ、その背中を見つめた。
翌朝、村の被害を確認すると、全焼した家は数件に過ぎなかったが、ほとんどの家が焼けており、家畜の半分ほどが奪われていた。人的被害は一人を除いて無かった。
その一人、怪我を負ったのはクライドだった。彼は学校の入り口でゴブリンの襲撃を一人で食い止めたらしい。
頭や腕など数箇所に包帯を巻き、痛々しい姿でローカンの前に現れた。村人たちは、村長の姿を尊敬の眼差しで見つめている。
「これでは、ゴブリンの被害が酷くなる一方です。どうか、なんとかして下さい!」クライドは必死に直談判する。
「島主様に連絡して、援軍を頼む。今晩には来るだろう。もう被害は出させない。約束する」
「ですが、守るだけでは……冒険者ギルドからも冒険者が派遣されてこないのです」
「ああ……」
【後がき】
お時間を頂き、読んで頂き有難うございます。♡等で応援頂きますと、今後も励みになります。又、ご感想やレビュー等も一行でも頂けますと、飛び上がって喜びます。 引き続きよろしくお願いします! 織部
「あれ、あんなところにも住んでいる人がいるのか!」村外れの廃屋に人の気配を感じ、驚いた。煙が上がっていたのだ。
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家の影から、片目の少年が現れて叫ぶ。
「おい!勝手に他人の家の庭に入るな!」
「こら、ここにいるのは村長様だぞ。相変わらず生意気な態度だな、魔女の子め」隣にいた財務官が、少年のことを知っている様子で、冷たい視線を向けた。
ノルドは小石を拾い上げ、クライドの少し前に投げた。すると、
「ばかっ!」地面の罠が発動し、穴が開いた。中には無数の杭が立てられていた。
「魔物避けだ。だから、勝手に入るなと言っている。人の家を訪ねる時は、門で声をかけるものだ」
財務官は青ざめ、クライドを見やったが、クライドはむしろ興味を抱いたようだった。
「俺はクライド、村長だ。ゴブリンの襲撃避難を呼び掛けている。被害に遭わないように、学校に集合するんだ」
「ノルドだ。そうか、それが良いだろう。だが、うちには関係ない」
「そうはいかない。村の被害を出すわけにはいかない」
「じゃあ、後をついて来い。他を歩くと怪我をするぞ」
クライドと財務官は、その子供の後を慎重に歩いた。
連れて来られたのは裏庭で、そこにはゴブリンの死骸が山としての積まれ、焼かれていた。村から見えた煙は、これだったのだ。
「死んだものは土に帰さないといけない。森に運んで捨てるべきだが、これでゴブリン共は近づかないはず」
ノルドは不気味な笑みを浮かべ、どこか狂気すら感じさせた。
「お前、一人でこれだけのゴブリンを倒したのか?」
「一人じゃない。ヴァルと一緒に。ここは魔物の森から一番近い場所だから、当然だ。これくらい倒せないと、母さんに失望されてしまう」
その失望だけは、ノルドには耐えがたかった。そんなこと、セラは思ったりしないのだが。
「そうか、わかった」クライドは空笑いを浮かべ、坂を下り村へ降りていった。
(村の奴らとは意味が違うが、確かに魔女の親子かもしれない)
※
昨夜、ゴブリンの襲撃の気配を感じると、ノルドはすぐにヴァルとともに迎え撃つ準備をした。用意できたのは簡単な罠だけだったが、次々に現れるゴブリンを気を抜かず倒し続けた。
ふと振り返ると、セラが後ろで見守っているのが目に入り、ノルドの胸に力がみなぎった。
襲撃が収まると、セラは少し微笑みながら、静かに言った。
「良くやったわ、ノルド。ヴァルも」
その言葉は、ノルドにとって何よりの報酬だった。
リコも途中で目を覚ましたが、異変がないことを感じ取り、布団から出てこなかった。そして朝になり、裏庭の様子を見て、彼女は唖然としたが、すぐに興味を無くして叫んだ。
「お腹減った。ノルド朝ごはん!」
※
すでに学校には、多くの村人が詰めかけていた。
「ローカン警備長が到着されたぞ!」
村人たちに迎えられ、ローカンと数名の警備兵が学校に入ると、村長のクライドを探したが、彼はまだ戻っていなかった。
「お前たち、防衛陣地を作れ!」部下に指示を出すと、兵たちはすぐに動き出した。当初は10名ほどを集めたが、島主に「そんな人数が必要なのか?」と笑われ、最終的に数名で来ることにしたのだった。
学校へ続く道を見ると、クライドが老婆を背負ってやって来るのが見えた。息を切らし、汗を流しながらも、彼は警備長を見つけると安堵の表情を浮かべた。
「ローカン殿が来てくださるとは……心強いです」
「ああ。住人の避難は終わったのか?」
「はい、ほとんど終わりました」
その後の打ち合わせで、村長と警備長、それに警備兵3名の5人で夜警を行うことが決まった。深夜、避難場所の教室は寝静まり、静寂が包んでいた。
初日の夜、ゴブリンが襲ってくる気配はなかった。庭に集めた馬や家畜も静かで、緊張の中で夜は更けていった。
しかし数日後の夜、村の家々で突如、火の手が上がった。一軒だけでなく、あちこちで燃え広がり、村人たちが騒ぎ出した。
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「わしの家もだ! 村長、どうにかしてくれ!」
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ローカンたちはクライドを残し、急ぎ現場に向かった。だが、そこにはゴブリンの足跡が残されているだけで、姿はどこにも見当たらなかった。
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村人を守りながら消火活動を続けていると、今度は学校から火の手が上がり、門から家畜や馬が次々と逃げ出している。
火事騒動で門の管理が甘くなり、ゴブリンが入り込んで悪戯をしていたらしい。
盗んだ馬に乗ったゴブリンたちが矢を放ちながら通り過ぎていくが、彼らには騎射の技術は無く、ただの真似事に過ぎなかった。
ぐわっ、はっ、はっ。自慢げに口を斜めに開け、涎を垂らしながら、大きな目でこちらを睨みつける。
「やられた!」ローカンは唇を噛みしめ、その背中を見つめた。
翌朝、村の被害を確認すると、全焼した家は数件に過ぎなかったが、ほとんどの家が焼けており、家畜の半分ほどが奪われていた。人的被害は一人を除いて無かった。
その一人、怪我を負ったのはクライドだった。彼は学校の入り口でゴブリンの襲撃を一人で食い止めたらしい。
頭や腕など数箇所に包帯を巻き、痛々しい姿でローカンの前に現れた。村人たちは、村長の姿を尊敬の眼差しで見つめている。
「これでは、ゴブリンの被害が酷くなる一方です。どうか、なんとかして下さい!」クライドは必死に直談判する。
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