8 / 105
お仕事、お仕事
しおりを挟む
「海斗、朝だぞ!起きろ」
「ふぁーい。ねむっ」
「まだ一緒に寝てたいよなぁーでも仕事だぞ!小沢!」
「…えっ、はい部長?」
「はっはっはっ…目が覚めたか?おはよう海斗」チュとリップ音を鳴らしてキスされた。
……仕事だよな、大丈夫か俺?
昨日のように朝ごはんが用意されていた。今日はオムレツにクロワッサンだぁー作ってもらっていいのかな?と思って
「部長…朝ごはん作ってもらっちゃって…すみません。明日から頑張って起きるようにします」と言うと
「部長って…まぁ俺が海斗を甘やかしたいから朝ごはんくらい、いいんだよ。気にすんな。まぁ起き上がれない日もあるだろうしな」
「っえ?起き上がれない?」想像をしてしまい顔を真っ赤にすると
「俺は毎日だってしたいけどな…」と真顔で言われてしまい、ますます頬が熱くなるのを感じた。これから仕事だぞ!しっかりしろ俺!
「そういえば海斗は一緒に仕事に行く?俺と一緒じゃ…気まずいよな?」
「はい…別々の方がいいと思います。ここから駅って近いですか?」
「駅?家出て右にまっすぐ50Mくらいで地下鉄の入口があるぞ。職場は5つ先だ」
「そんな近いんですか?楽でいいですね。俺、部長より早く出ますね」
「ああ……気をつけていけよ」
「はい。お先に行ってきます」
俺は支度をして先に出ることにした。「いってきまーす」玄関まで見送りしてくれる部長に元気にあいさつした。子供か俺?!
「海斗…会社で会えるけど…キスできないから」と玄関先でハグとキスをした。
なんだか嬉しくて…でも恥ずかしくて…ちょっとニタニタしながら歩いていると
「おっす!小沢!」と同期の平井にあった。
「おはよう」
「なになに…朝からニヤけっちゃって、いいことあった?」
「そんなんじゃないよ」
「あーそういえば、上田さん、また契約取ってきたって。部長に気に入られるように頑張ってるな」
「部長に?」
「ああ…課長の桜さん、旦那さんが転勤になりそうみたい。そしたら課長のポストが空くじゃない?それを狙ってるみたいだよ。まあ、あの部長に気に入られたら、そうなるかもな」
「そうなんだ…」
「お前はあんまり、そういう話題しないもんな」
「うん。俺には関係ないしね」
「まあ…俺たちにはあんまり関係ないか…今週も頑張ろうな」
そんな会話をしながら平井とオフィスに入った。
「おはようございます」
「おはよー」
あー今週も仕事頑張ろ。今日は続きの資料作成でもするか…パソコンを起動してカタカタ…カタカタしていると
「おはよう」と朝聞いた少し低めのバリトンの声が聞こえてきた。部長はいつものようにニコリともせずに自分の席に座った。背も高くスリーピースのスーツがよく似合う。あの二の腕に抱かれたんだ…ついつい顔が緩みそうになり急いで引き締めた。
「誰だ、この上川の資料作ったやつは?」
月曜日の朝から怒鳴り声が聞こえてくる…あの俺に甘い言葉を囁いて。笑顔だった部長ですか?と疑いたくなるくらい鬼上司は健在だった。
「誰だよ」「早く行けよ…」そんな声が周りから聞こえてくる
「はーやーくー名乗り出ろ!」
オフィスの雰囲気がピリついてるのがわかる。…とその時
「…多分、俺です」あれ?平井?お前かよ…
「……はぁー平井か…ここ全部ズレてる。お前セルも満足にできないのか?三年もいて初歩的なミスすんな。俺は30分後には会議に出る。その前にやり直せ」そう言ってデスクの上に資料を投げた。平井はお辞儀をして資料を受け取って自分のデスクに戻った。あー怖っ俺も気をつけないと…と思って作業をしていた。
斜め前にいる上田さんが、めちゃくちゃ睨みながら電話してて、ぺこぺこ頭を下げている。なに?俺なんかした?
電話を切ると、資料を持ってそのまま部長の所にいった。
今朝の平井の話が本当なら…課長になるのかなあの人?上田さんが苦手だけど仕方ないなぁーなんて思ってたら…
「どうしてそうなった?そうじゃないだろうっ。確認しなかったのか?」
「…いやっ確認は何度も…」
「確認したのに間違えられてミスしたのか?直接説明に俺も行くから…ったく何やってるんだ!」と相変わらずの怒鳴り声が聞こえてた。
?と思ってたら「小沢!」と上田さんの声が聞こえた。
「…っはい」
「お前、この資料、庄司に持ってったよな?これじゃなくてこっちだ。先方から指摘があって確認したら間違ってた。どうしてミスしたんだ。部長にも一緒に行ってもらうから、お前庄司にアポ取ってこいっ」
「…はいっ」俺のミス?庄司って上田さんが行けないからって行っただけだよな俺?しかも資料の確認もちゃんとあの時したぞ!!と思ってたら…
「小沢…」部長に呼ばれた。めちゃくちゃ顔が怖いよ……
「上田から指摘があった書類だけど、お前が持ってたのか?」
「……はい。上田さんから頼まれて」
「はぁーそれで?これでいいと?上田はOK出したのか?それなのにお前は間違えたのか?」
「…いえ。俺は…」
「アポは?まだ取れてないか?これから会議だから15時以降にしてくれ」
「確認しておきます。失礼します」
俺のせいにされてる?間違った資料渡したの上田さんじゃん。なんか腑に落ちない…
とりあえず先方に謝って16時にアポが取れた。上田主任に伝え、部長のパソコンに付箋でアポが取れた事を伝えた。
自分の席に戻る途中…
「小沢…お前も大変だな!昼メシ一緒に行かね?」
「お前こそ。朝から怒鳴られて…」
「まあーな。あんなミスするなんてな…」
「じゃあ社食でな」
「おうー」
平井と昼飯までに仕事終わらせないと…とパソコンに向かった。
「ふぁーい。ねむっ」
「まだ一緒に寝てたいよなぁーでも仕事だぞ!小沢!」
「…えっ、はい部長?」
「はっはっはっ…目が覚めたか?おはよう海斗」チュとリップ音を鳴らしてキスされた。
……仕事だよな、大丈夫か俺?
昨日のように朝ごはんが用意されていた。今日はオムレツにクロワッサンだぁー作ってもらっていいのかな?と思って
「部長…朝ごはん作ってもらっちゃって…すみません。明日から頑張って起きるようにします」と言うと
「部長って…まぁ俺が海斗を甘やかしたいから朝ごはんくらい、いいんだよ。気にすんな。まぁ起き上がれない日もあるだろうしな」
「っえ?起き上がれない?」想像をしてしまい顔を真っ赤にすると
「俺は毎日だってしたいけどな…」と真顔で言われてしまい、ますます頬が熱くなるのを感じた。これから仕事だぞ!しっかりしろ俺!
「そういえば海斗は一緒に仕事に行く?俺と一緒じゃ…気まずいよな?」
「はい…別々の方がいいと思います。ここから駅って近いですか?」
「駅?家出て右にまっすぐ50Mくらいで地下鉄の入口があるぞ。職場は5つ先だ」
「そんな近いんですか?楽でいいですね。俺、部長より早く出ますね」
「ああ……気をつけていけよ」
「はい。お先に行ってきます」
俺は支度をして先に出ることにした。「いってきまーす」玄関まで見送りしてくれる部長に元気にあいさつした。子供か俺?!
「海斗…会社で会えるけど…キスできないから」と玄関先でハグとキスをした。
なんだか嬉しくて…でも恥ずかしくて…ちょっとニタニタしながら歩いていると
「おっす!小沢!」と同期の平井にあった。
「おはよう」
「なになに…朝からニヤけっちゃって、いいことあった?」
「そんなんじゃないよ」
「あーそういえば、上田さん、また契約取ってきたって。部長に気に入られるように頑張ってるな」
「部長に?」
「ああ…課長の桜さん、旦那さんが転勤になりそうみたい。そしたら課長のポストが空くじゃない?それを狙ってるみたいだよ。まあ、あの部長に気に入られたら、そうなるかもな」
「そうなんだ…」
「お前はあんまり、そういう話題しないもんな」
「うん。俺には関係ないしね」
「まあ…俺たちにはあんまり関係ないか…今週も頑張ろうな」
そんな会話をしながら平井とオフィスに入った。
「おはようございます」
「おはよー」
あー今週も仕事頑張ろ。今日は続きの資料作成でもするか…パソコンを起動してカタカタ…カタカタしていると
「おはよう」と朝聞いた少し低めのバリトンの声が聞こえてきた。部長はいつものようにニコリともせずに自分の席に座った。背も高くスリーピースのスーツがよく似合う。あの二の腕に抱かれたんだ…ついつい顔が緩みそうになり急いで引き締めた。
「誰だ、この上川の資料作ったやつは?」
月曜日の朝から怒鳴り声が聞こえてくる…あの俺に甘い言葉を囁いて。笑顔だった部長ですか?と疑いたくなるくらい鬼上司は健在だった。
「誰だよ」「早く行けよ…」そんな声が周りから聞こえてくる
「はーやーくー名乗り出ろ!」
オフィスの雰囲気がピリついてるのがわかる。…とその時
「…多分、俺です」あれ?平井?お前かよ…
「……はぁー平井か…ここ全部ズレてる。お前セルも満足にできないのか?三年もいて初歩的なミスすんな。俺は30分後には会議に出る。その前にやり直せ」そう言ってデスクの上に資料を投げた。平井はお辞儀をして資料を受け取って自分のデスクに戻った。あー怖っ俺も気をつけないと…と思って作業をしていた。
斜め前にいる上田さんが、めちゃくちゃ睨みながら電話してて、ぺこぺこ頭を下げている。なに?俺なんかした?
電話を切ると、資料を持ってそのまま部長の所にいった。
今朝の平井の話が本当なら…課長になるのかなあの人?上田さんが苦手だけど仕方ないなぁーなんて思ってたら…
「どうしてそうなった?そうじゃないだろうっ。確認しなかったのか?」
「…いやっ確認は何度も…」
「確認したのに間違えられてミスしたのか?直接説明に俺も行くから…ったく何やってるんだ!」と相変わらずの怒鳴り声が聞こえてた。
?と思ってたら「小沢!」と上田さんの声が聞こえた。
「…っはい」
「お前、この資料、庄司に持ってったよな?これじゃなくてこっちだ。先方から指摘があって確認したら間違ってた。どうしてミスしたんだ。部長にも一緒に行ってもらうから、お前庄司にアポ取ってこいっ」
「…はいっ」俺のミス?庄司って上田さんが行けないからって行っただけだよな俺?しかも資料の確認もちゃんとあの時したぞ!!と思ってたら…
「小沢…」部長に呼ばれた。めちゃくちゃ顔が怖いよ……
「上田から指摘があった書類だけど、お前が持ってたのか?」
「……はい。上田さんから頼まれて」
「はぁーそれで?これでいいと?上田はOK出したのか?それなのにお前は間違えたのか?」
「…いえ。俺は…」
「アポは?まだ取れてないか?これから会議だから15時以降にしてくれ」
「確認しておきます。失礼します」
俺のせいにされてる?間違った資料渡したの上田さんじゃん。なんか腑に落ちない…
とりあえず先方に謝って16時にアポが取れた。上田主任に伝え、部長のパソコンに付箋でアポが取れた事を伝えた。
自分の席に戻る途中…
「小沢…お前も大変だな!昼メシ一緒に行かね?」
「お前こそ。朝から怒鳴られて…」
「まあーな。あんなミスするなんてな…」
「じゃあ社食でな」
「おうー」
平井と昼飯までに仕事終わらせないと…とパソコンに向かった。
412
あなたにおすすめの小説
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
バツイチ上司が、地味な僕を特別扱いしてくる
衣草 薫
BL
理性的でクールなバツイチ上司・桐原恒一は、過去の失敗から、もう誰も必要としないと決めて生きてきた。
男が好きだという事実を隠し、「期待しなければ傷つかない」と思い込んできた部下・葉山直。
すれ違いと誤解の果てに、直が職場を去ろうとしたとき、恒一は初めて“追いかける”ことを選ぶ。
選ばれないと信じてきた直と、逃げないと決めた恒一。
二人の距離が近づくことで、直は「ここにいていい」と思える場所を見つけていく。
元ノンケ上司×自己肯定感低め部下の社会人BL。※ハッピーエンド保証。
雪解けを待つ森で ―スヴェル森の鎮魂歌(レクイエム)―
なの
BL
百年に一度、森の魔物へ生贄を捧げる村。
その年の供物に選ばれたのは、誰にも必要とされなかった孤児のアシェルだった。
死を覚悟して踏み入れた森の奥で、彼は古の守護者である獣人・ヴァルと出会う。
かつて人に裏切られ、心を閉ざしたヴァル。
そして、孤独だったアシェル。
凍てつく森での暮らしは、二人の運命を少しずつ溶かしていく。
だが、古い呪いは再び動き出し、燃え盛る炎が森と二人を飲み込もうとしていた。
生贄の少年と孤独な獣が紡ぐ、絶望の果てにある再生と愛のファンタジー
黒の執愛~黒い弁護士に気を付けろ~
ひなた翠
BL
小野寺真弥31歳。
転職して三か月。恋人と同じ職場で中途採用の新人枠で働くことに……。
朝から晩まで必死に働く自分と、真逆に事務所のトップ2として悠々自適に仕事をこなす恋人の小林豊28歳。
生活のリズムも合わず……年下ワンコ攻め小林に毎晩のように求められてーー。
どうしたらいいのかと迷走する真弥をよそに、熱すぎる想いをぶつけてくる小林を拒めなくて……。
忙しい大人の甘いオフィスラブ。
フジョッシーさんの、オフィスラブのコンテスト参加作品です。
猫カフェの溺愛契約〜獣人の甘い約束〜
なの
BL
人見知りの悠月――ゆづきにとって、叔父が営む保護猫カフェ「ニャンコの隠れ家」だけが心の居場所だった。
そんな悠月には昔から猫の言葉がわかる――という特殊な能力があった。
しかし経営難で閉店の危機に……
愛する猫たちとの別れが迫る中、運命を変える男が現れた。
猫のような美しい瞳を持つ謎の客・玲音――れお。
彼が差し出したのは「店を救う代わりに、お前と契約したい」という甘い誘惑。
契約のはずが、いつしか年の差を超えた溺愛に包まれて――
甘々すぎる生活に、だんだんと心が溶けていく悠月。
だけど玲音には秘密があった。
満月の夜に現れる獣の姿。猫たちだけが知る彼の正体、そして命をかけた契約の真実
「君を守るためなら、俺は何でもする」
これは愛なのか契約だけなのか……
すべてを賭けた禁断の恋の行方は?
猫たちが見守る小さなカフェで紡がれる、奇跡のハッピーエンド。
若頭の溺愛は、今日も平常運転です
なの
BL
『ヤクザの恋は重すぎて甘すぎる』続編!
過保護すぎる若頭・鷹臣との同棲生活にツッコミが追いつかない毎日を送る幼なじみの相良悠真。
ホットミルクに外出禁止、舎弟たちのニヤニヤ見守り付き(?)ラブコメ生活はいつだって騒がしく、でもどこかあったかい。
だけどそんな日常の中で、鷹臣の覚悟に触れ、悠真は気づく。
……俺も、ちゃんと応えたい。
笑って泣けて、めいっぱい甘い!
騒がしくて幸せすぎる、ヤクザとツッコミ男子の結婚一直線ラブストーリー!
※前作『ヤクザの恋は重すぎて甘すぎる』を読んでからの方が、より深く楽しめます。
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる