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お帰りなさい
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「海斗…」そう言って僕の胸元に手を当てた透さんが「海斗、ネックレスは?指輪は?どうしたの?なんでつけてないの?」
めちゃめちゃ慌てて言い出した。
「ごめんなさい。つけるの嫌で置いてきた」
そんな言葉を言う僕を黙って抱きしめてくれた。しばらく抱き合ってると
「全く、もういいだろ。他所でやれ!ダチの抱擁なんて恥ずかしくて見てらんねぇー」学さんに言われて離れようとしたが透さんは抱きしめた手を離してはくれなかった。
「何言ってんだ、この前、お前はみんなの前でキスしてただろ。それよりかはいいだろ」そんな事を言い合ってたら、デルさんが口を開いた。
「そんなことより、俺のことは?言わなくていいの?」
他にもあるの?不安になった。
「あぁ…海斗、デルはうちの会社で働くことになったんだ。親父も許可した。元々、優秀なやつだし、日本語も英語もフランス語も喋れるから、うちの戦力になると思う。今回は顔見せのために連れてきただけだから、またすぐに戻る。手続きとかも時間がかかるからな。だから、これから仕事の仲間としてデルのことよろしく頼むな。海斗?その顔が曇ってるのはなんで?まだ疑ってるの?俺のこと…信用できなくなっちゃった?心の中にあるもの全部吐き出していいから…海斗の今の気持ち全部聞かせてよ」
そう言われても…どう表現していいのかわからなかった。みんなに子供だなって思われるの嫌だな…と思ってたら
「デル、飯食うか?親子丼、作ってやるよ。こっち来い」そう言って学さんは2人を連れて行ってしまった。わざわざ2人きりにさせてくれたんだ。なら、ちゃんと向き合おう透さんに…僕は重い口を開いた。
大崎部長と設楽部長の会話を聞いてしまった時に透さんが、一緒に店を出てった男の人がいたって。それがデルさんだとわかったけど、その時に、一晩の過ちなんて恋人がいてもバレないだろうって…だから不安になって電話したらデルさんが出たから余計不安で川上さんの時とは違う、相手が男だから本当に今回は浮気してるんじゃないかって思ったこと。学さんの所でも聞いてもらったこと。
別に違う部屋を借りて一緒の部屋にいることなかったと思ったこと、僕は透さんといられなかったのにデルさんは一緒にいて…ずるいって思ったこと。子供みたいでごめんなさい。と謝った。
「そうか…海斗が謝ることはないよ。俺も海斗の立場なら苦しいな…本当ごめんな。ごめん。部屋は別に取りたかったよ本当に、いくら友達でも嫌だろ。でもその時ちょうどイベントがあって周辺のホテルは満室だった。親父の部屋には角谷さんがいたし…そうなると俺の部屋しかなかったから、でも海斗の気持ちを考えるなら、なんとかするべきだったよ。本当ごめん。そこまで頭回らなかった」
抱きしめて、頭を撫でてくれた。透さんに思いを伝えて少し楽になった僕は、透さんを見た。目が合った途端、口づけを落とされた。
触れ合うだけの柔らかい口づけは久しぶりで、それだけで涙が溢れてきた。
「海斗、俺、時差ボケで寝れそうもないから朝まで付き合ってね」そんな言葉を耳元で言うから恥ずかしくなった。
「海斗…大丈夫?まだ何かあったら俺、浅井さんに言うから」悠人が小声で言ったけど、すぐ隣にいた透さんには聞こえていたようで…
「悠人くん、ごめんな。今回も助けられたな」
「ったく…お前はどーしてそんな不器用なんだ、もっと安心させる方法を考えろ。やきもち焼かれてる今はいいが、そんなこともそのうちされなったら愛想尽かされるからな!」
「わかってる学ありがとう。じゃあ帰るよ」
「あのーデルさんは?」このままだと僕達の家に泊まるのかと心配になったが…
「デルはホテルを取ってるから安心しろ。海斗との家には泊まらせないから」
「そーだよ、かいとくん。心配しないで」
「デル明日は休み、明後日の朝は一緒に行くから。また連絡する。時差ボケなおせよ!」
「お互いにね。じゃーねー」
みんなに見送られてタクシーで家に帰った。大きなスーツケースから服を次々に取り出していくのを側で離れずに見ていた。
「海斗ごめん。急いで帰ってきたからお土産買えなかった」
「別に…透さんが帰って来たからいいです」
「よし、終わった!飛行機は疲れたけど時差のせいで目が覚めてる時差ボケって怖いな。よし風呂入るか、向こうじゃシャワーばっかりだったからな。その前に…海斗、指輪はどこ?」
僕は引き出しに入れたネックレスを取り出した。すると後ろにいた透さんに抱きしめられた。
「海斗…もう二度と寂しい思いも、辛い思いもさせないと誓うよ。だから…今日からはここ」そう言って右の薬指につけてくれた。透さんの右手にも指輪がついてて思わず振り返った。
「なんで?」
「ん?やっぱり指輪は指につけないとな。向こうに行ってる間、指にずっとつけてた。案外みんなわかんない感じだったよ。だから海斗も…ここにずっとつけてて、お互いに誓い合おう。これからもずっと一緒にいるって」
思わず透さんに抱きついて
「透さん。本当はずっとつけたかったんだ。みんなに何か言われるかもしれないけど…透さんは僕の、僕は透さんのって…束縛みたいかもしれないけど…証を見せたかった」
「海斗…」そう呼ばれて顔をあげると、顎に手を添えられ上を向かされた。唇が近づいてきて僕は目を閉じた。
塞がれた唇は、ゆっくりゆっくりとお互いの存在を確かめ合うように…触れ合った唇から熱のこもった存在を差し込まれ、味わうように交わしていく。身体の奥から熱く火照り、我慢ができない程に疼いてしまう。お互いのモノが主張してきたのを合図に求めあった。何度も何度も…夜が白むまで…
めちゃめちゃ慌てて言い出した。
「ごめんなさい。つけるの嫌で置いてきた」
そんな言葉を言う僕を黙って抱きしめてくれた。しばらく抱き合ってると
「全く、もういいだろ。他所でやれ!ダチの抱擁なんて恥ずかしくて見てらんねぇー」学さんに言われて離れようとしたが透さんは抱きしめた手を離してはくれなかった。
「何言ってんだ、この前、お前はみんなの前でキスしてただろ。それよりかはいいだろ」そんな事を言い合ってたら、デルさんが口を開いた。
「そんなことより、俺のことは?言わなくていいの?」
他にもあるの?不安になった。
「あぁ…海斗、デルはうちの会社で働くことになったんだ。親父も許可した。元々、優秀なやつだし、日本語も英語もフランス語も喋れるから、うちの戦力になると思う。今回は顔見せのために連れてきただけだから、またすぐに戻る。手続きとかも時間がかかるからな。だから、これから仕事の仲間としてデルのことよろしく頼むな。海斗?その顔が曇ってるのはなんで?まだ疑ってるの?俺のこと…信用できなくなっちゃった?心の中にあるもの全部吐き出していいから…海斗の今の気持ち全部聞かせてよ」
そう言われても…どう表現していいのかわからなかった。みんなに子供だなって思われるの嫌だな…と思ってたら
「デル、飯食うか?親子丼、作ってやるよ。こっち来い」そう言って学さんは2人を連れて行ってしまった。わざわざ2人きりにさせてくれたんだ。なら、ちゃんと向き合おう透さんに…僕は重い口を開いた。
大崎部長と設楽部長の会話を聞いてしまった時に透さんが、一緒に店を出てった男の人がいたって。それがデルさんだとわかったけど、その時に、一晩の過ちなんて恋人がいてもバレないだろうって…だから不安になって電話したらデルさんが出たから余計不安で川上さんの時とは違う、相手が男だから本当に今回は浮気してるんじゃないかって思ったこと。学さんの所でも聞いてもらったこと。
別に違う部屋を借りて一緒の部屋にいることなかったと思ったこと、僕は透さんといられなかったのにデルさんは一緒にいて…ずるいって思ったこと。子供みたいでごめんなさい。と謝った。
「そうか…海斗が謝ることはないよ。俺も海斗の立場なら苦しいな…本当ごめんな。ごめん。部屋は別に取りたかったよ本当に、いくら友達でも嫌だろ。でもその時ちょうどイベントがあって周辺のホテルは満室だった。親父の部屋には角谷さんがいたし…そうなると俺の部屋しかなかったから、でも海斗の気持ちを考えるなら、なんとかするべきだったよ。本当ごめん。そこまで頭回らなかった」
抱きしめて、頭を撫でてくれた。透さんに思いを伝えて少し楽になった僕は、透さんを見た。目が合った途端、口づけを落とされた。
触れ合うだけの柔らかい口づけは久しぶりで、それだけで涙が溢れてきた。
「海斗、俺、時差ボケで寝れそうもないから朝まで付き合ってね」そんな言葉を耳元で言うから恥ずかしくなった。
「海斗…大丈夫?まだ何かあったら俺、浅井さんに言うから」悠人が小声で言ったけど、すぐ隣にいた透さんには聞こえていたようで…
「悠人くん、ごめんな。今回も助けられたな」
「ったく…お前はどーしてそんな不器用なんだ、もっと安心させる方法を考えろ。やきもち焼かれてる今はいいが、そんなこともそのうちされなったら愛想尽かされるからな!」
「わかってる学ありがとう。じゃあ帰るよ」
「あのーデルさんは?」このままだと僕達の家に泊まるのかと心配になったが…
「デルはホテルを取ってるから安心しろ。海斗との家には泊まらせないから」
「そーだよ、かいとくん。心配しないで」
「デル明日は休み、明後日の朝は一緒に行くから。また連絡する。時差ボケなおせよ!」
「お互いにね。じゃーねー」
みんなに見送られてタクシーで家に帰った。大きなスーツケースから服を次々に取り出していくのを側で離れずに見ていた。
「海斗ごめん。急いで帰ってきたからお土産買えなかった」
「別に…透さんが帰って来たからいいです」
「よし、終わった!飛行機は疲れたけど時差のせいで目が覚めてる時差ボケって怖いな。よし風呂入るか、向こうじゃシャワーばっかりだったからな。その前に…海斗、指輪はどこ?」
僕は引き出しに入れたネックレスを取り出した。すると後ろにいた透さんに抱きしめられた。
「海斗…もう二度と寂しい思いも、辛い思いもさせないと誓うよ。だから…今日からはここ」そう言って右の薬指につけてくれた。透さんの右手にも指輪がついてて思わず振り返った。
「なんで?」
「ん?やっぱり指輪は指につけないとな。向こうに行ってる間、指にずっとつけてた。案外みんなわかんない感じだったよ。だから海斗も…ここにずっとつけてて、お互いに誓い合おう。これからもずっと一緒にいるって」
思わず透さんに抱きついて
「透さん。本当はずっとつけたかったんだ。みんなに何か言われるかもしれないけど…透さんは僕の、僕は透さんのって…束縛みたいかもしれないけど…証を見せたかった」
「海斗…」そう呼ばれて顔をあげると、顎に手を添えられ上を向かされた。唇が近づいてきて僕は目を閉じた。
塞がれた唇は、ゆっくりゆっくりとお互いの存在を確かめ合うように…触れ合った唇から熱のこもった存在を差し込まれ、味わうように交わしていく。身体の奥から熱く火照り、我慢ができない程に疼いてしまう。お互いのモノが主張してきたのを合図に求めあった。何度も何度も…夜が白むまで…
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