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いよいよ
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秘書課での仕事は主に裏方仕事がメインだ。僕はポンコツで…会議室の場所を間違えたり、手土産を買い忘れてしまったりと…正直みんなの役に立ってていないような気がしていた。秘書課は合わないといつ追い出されるのかヒヤヒヤしながら仕事をしていた。
こんなんで僕…透さんの秘書なんて務まるんだろうか?そんな疑問も湧いてくる。やっぱり僕じゃない方が…でも、透さんのパートナーとして認められないとこの場所にはいられない。と日々、自分なりに反省したりしながら仕事をしていた。
そして秘書検定もそろそろ大詰めで僕の頭はいよいよパンクするんじゃないかと思うくらい、色んなことを詰め込んだ。大学受験よりも頑張った気がする。
今回は秘書検定3級と2級の併願を受けることにした。筆記試験だけだが、それでも合格率50%前後なのでしっかり対策はしておかないと…勉強に集中していいからと透さんは相変わらず家事全般を引き受けてやってくれた。
そしていよいよ明日、僕は秘書検定を受けるのだ。
「海斗、明日、大丈夫か?」
「うん…不安はあるけど、やるだけやってくる!」
「忘れ物は?鉛筆削った?受験票と身分証は?」
「透さん!お父さんみたい」
「お父さんって…」
「子どもじゃないんだから」
「そうだけど…心配だから」
「ありがとう。頑張ってくるね」
透さんに抱きつくと抱きしめてくれた。
明日は午前と午後に試験がある。試験会場はそれほど遠くはないが透さんが送ってくれるというので甘えることにした。
試験前日でも透さんの隣にいるからか、ぐっすりと眠れた。
試験当日、まぁ相変わらず俺は透さんに起こしてもらったんだけど…
「海斗、お昼どうするんだ?」
「近くに飲食店あったからそこで済ますよ」
「近くで待機してるから一緒に食べないか?」
「いいの?」
「あぁ…海斗の顔見たいしな。試験終わるまで俺の方がソワソワして落ち着かなさそうだし、車の中でも仕事はできるから」
「じゃあお言葉に甘えて」
透さんに送ってもらって試験会場に着くと、ほぼ女性だった。なんだか居心地が悪かったが仕方がない。
最初は3級の試験から。問題数はそれほど多くはないが試験時間は2時間もある。1時間ちょっと過ぎたら退出してもいいらしい。
大学受験以来の試験会場で僕は心臓がドキドキうるさかった。頑張って今までの成果を出さないと…
僕は1時間半で退出した。透さんに来てもらって近くの飲食店に向かった。まだ緊張していたのか食欲はあまりなかった。
「海斗、無理して食べなくていいぞ。俺が食べるから」
「ありがとう。透さん。なんかまだ緊張しちゃって…女性ばかりで、チラチラ見られるのも少し嫌だったんだ」
「そうか…海斗ありがとうな。頑張ってくれて」
「ううん。僕が選んだ道だから…だからもうちょっと頑張るから…帰ったらお願いがあるんだけど…いい?」
「海斗からのお願いなんて…なんだ?」
「ちょっと耳貸して」
「…ん?」
僕は小声でお願い事を言った途端、透さんは顔を手のひらで覆ってしまった。
「透さん?」
「海斗…今それいうの反則だろ」
「いやだって…今思いついたから」
「わかった。帰ったらな。久しぶりだもんな」
「うん。最近、全然だったから。ちょっと寂しくて…」
「わかった」
すっかり僕の気持ちも急上昇して午後からの2級の試験を受けた。3級よりも難しくなっているが、なんとか1発合格を目指すために頑張ってきた。そして何より透さんの秘書として仕事がしたいから。
「終わったー」
合格発表は2週間後にホームページで合否がわかる。それまではドキドキだが、やれるだけのことはやった。
透さんに迎えに来てもらった。家に帰ると思ってたのに道はどんどん違う方向に進んでいく。
「透さん、どこ行くんですか?」
「海斗のお願い聞いてあげられる場所」
「え?」
僕のお願いって…
ここ1週間は試験勉強や透さんとも帰宅時間が合わなくて一緒にお風呂に入れなかったから一緒にお風呂に入って、ちょっとだけイチャイチャしたい。って言っただけなのに…え?どこ行くの?
でも明日は月曜日だから無理はできないんだけど…
こんなんで僕…透さんの秘書なんて務まるんだろうか?そんな疑問も湧いてくる。やっぱり僕じゃない方が…でも、透さんのパートナーとして認められないとこの場所にはいられない。と日々、自分なりに反省したりしながら仕事をしていた。
そして秘書検定もそろそろ大詰めで僕の頭はいよいよパンクするんじゃないかと思うくらい、色んなことを詰め込んだ。大学受験よりも頑張った気がする。
今回は秘書検定3級と2級の併願を受けることにした。筆記試験だけだが、それでも合格率50%前後なのでしっかり対策はしておかないと…勉強に集中していいからと透さんは相変わらず家事全般を引き受けてやってくれた。
そしていよいよ明日、僕は秘書検定を受けるのだ。
「海斗、明日、大丈夫か?」
「うん…不安はあるけど、やるだけやってくる!」
「忘れ物は?鉛筆削った?受験票と身分証は?」
「透さん!お父さんみたい」
「お父さんって…」
「子どもじゃないんだから」
「そうだけど…心配だから」
「ありがとう。頑張ってくるね」
透さんに抱きつくと抱きしめてくれた。
明日は午前と午後に試験がある。試験会場はそれほど遠くはないが透さんが送ってくれるというので甘えることにした。
試験前日でも透さんの隣にいるからか、ぐっすりと眠れた。
試験当日、まぁ相変わらず俺は透さんに起こしてもらったんだけど…
「海斗、お昼どうするんだ?」
「近くに飲食店あったからそこで済ますよ」
「近くで待機してるから一緒に食べないか?」
「いいの?」
「あぁ…海斗の顔見たいしな。試験終わるまで俺の方がソワソワして落ち着かなさそうだし、車の中でも仕事はできるから」
「じゃあお言葉に甘えて」
透さんに送ってもらって試験会場に着くと、ほぼ女性だった。なんだか居心地が悪かったが仕方がない。
最初は3級の試験から。問題数はそれほど多くはないが試験時間は2時間もある。1時間ちょっと過ぎたら退出してもいいらしい。
大学受験以来の試験会場で僕は心臓がドキドキうるさかった。頑張って今までの成果を出さないと…
僕は1時間半で退出した。透さんに来てもらって近くの飲食店に向かった。まだ緊張していたのか食欲はあまりなかった。
「海斗、無理して食べなくていいぞ。俺が食べるから」
「ありがとう。透さん。なんかまだ緊張しちゃって…女性ばかりで、チラチラ見られるのも少し嫌だったんだ」
「そうか…海斗ありがとうな。頑張ってくれて」
「ううん。僕が選んだ道だから…だからもうちょっと頑張るから…帰ったらお願いがあるんだけど…いい?」
「海斗からのお願いなんて…なんだ?」
「ちょっと耳貸して」
「…ん?」
僕は小声でお願い事を言った途端、透さんは顔を手のひらで覆ってしまった。
「透さん?」
「海斗…今それいうの反則だろ」
「いやだって…今思いついたから」
「わかった。帰ったらな。久しぶりだもんな」
「うん。最近、全然だったから。ちょっと寂しくて…」
「わかった」
すっかり僕の気持ちも急上昇して午後からの2級の試験を受けた。3級よりも難しくなっているが、なんとか1発合格を目指すために頑張ってきた。そして何より透さんの秘書として仕事がしたいから。
「終わったー」
合格発表は2週間後にホームページで合否がわかる。それまではドキドキだが、やれるだけのことはやった。
透さんに迎えに来てもらった。家に帰ると思ってたのに道はどんどん違う方向に進んでいく。
「透さん、どこ行くんですか?」
「海斗のお願い聞いてあげられる場所」
「え?」
僕のお願いって…
ここ1週間は試験勉強や透さんとも帰宅時間が合わなくて一緒にお風呂に入れなかったから一緒にお風呂に入って、ちょっとだけイチャイチャしたい。って言っただけなのに…え?どこ行くの?
でも明日は月曜日だから無理はできないんだけど…
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