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自信を持つ
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「じゃあ当日はみんなよろしく頼むな。さぁお腹空いただろ?みんなで頂こう。お酒を飲みたければ飲んでもいいぞ。その代わり代行とかはそれぞれ頼めよ」
みんな各自お酒を頼んだ。つい僕もビールを頼んだ。
目の前に来たお重の蓋を開けると
「うわぁー」
久しぶりの鰻の匂いでお腹が、グーッとなってしまった。でもみんな僕のお腹の音に気づくことなく食べ始めていた。
一口、口に入れるとふわふわな身と甘めのタレが美味しかった。やっぱり鰻は美味しい。隣の透さんやみんなと話をすることなく、僕は久しぶりの鰻を無我夢中で堪能していた。
「お腹いっぱい」
肝吸いやお新香、果物と全て完食した。
「美味かったか?」
透さんに話かけられてハッとした。
「すみません…僕…」
「海斗がそんなに鰻が好きだったんなら連れてきてあげればよかったよ。また今度一緒に行こう」
「ありがとうございます」
周りを見るとみんな話をしながらまだ食べていた。
そんなにがっついて食べていたんだろうか?
「海斗くん、白焼きでも食べないか?」お義父さんから声をかけられた。
「いいんですか?」
「せっかくだから、白焼きも食べたいからな」
そう言って頼んでくれた白焼きは、ふっくらとした身にわさび醤油が合う。本当に美味しかった。
その後はみんなと話をしながら白焼きとお酒を楽しんだ。
そろそろお開きで帰るのか…と思ったら、お酒も飲んじゃったし学さんの店にこれから行こうと小倉さんと優太さんに誘われた。
透さんと小倉さんはせっかくだからと四ノ宮さんと西原さんに電話をしていた。
「海斗くんも鰻好きだったんだね」と優太さんに言われた。
「はい。滅多に食べられないですけど…」
「鰻が食べたくなったらその時には叔父さんに声をかけなよ。叔父さん鰻、大好物だから色んなお店知ってるし、海斗くんなら連れてってくれるからさ」
「いや…そんなこと申し訳ないです」
「いいのよ。誘っても、誠さんも喜ぶわー」
その声に振り向くと
「お義母さん…」
「ちなみに私も好きだから今度、優太もみんなで行きましょう」
「叔母さんいいの?僕も一緒で」
「決まってるじゃない。優太も可愛い甥っ子だからね。じゃあ私たちは帰るから」
「お義母さん、今日もありがとうございました」
「海斗くん、優太またね」
「そろそろ行くぞ」小倉さんに声をかけられた。
「四ノ宮も西原も来れるって、ちなみに学も店が準備中だけど来てもいいって言われたから行こう」
僕たちは4人で学さんのお店に向かった。
お店には四ノ宮さんも西原さんも来ていて、みんなで楽しく飲んでしまった。
飲み過ぎたのか足元がふらつく僕を抱えてタクシーで家に帰ってきた。
「あー楽しかった」
「海斗、大丈夫か?はい水」
「ありがとうございます。ちょっと飲み過ぎましたね。やっぱり透さんの家族も友達もいい人ばかりですねー僕とは大違い。なんででしょうね?」
「海斗…」
「僕の家族も生きてたら、透さんの家族と仲良くできたでしょうか?でも僕が男の人を好きなんて知ったら幻滅したかな?1人息子なのに、子どもも作れない親孝行だって言われてたかもしれないですね。お堅い2人だったから。でも透さんがいいんです。透さんしか…」
「海斗?どうした?」
「僕、透さんのパートナーとして失格じゃないかって思ってたんです。相応しくないって、きっと周りからもそう言われるかもしれないと思ってて…自分に自信が持てなくて…でも、透さんの家族や親戚の人に透さんとお似合いって、幸せになってねって言われて…凄く嬉しかったんです。だから透さんのパーティーでは堂々と透さんのパートナーは僕だよって。いいでしょうって自慢したいんです。単純だけど、誰に何を言われても透さんに愛されて、家族のみんなが祝福してくれるだけで充分じゃないかって思たんです。ようやくですけどね…」
「海斗、そんな風に思ってたのか?今まで?」
「周りの目を気にして、釣り合うとか釣り合わないとか気にしてました。情け無いけど…自信もなかったし、でもさっき優太さんのお父さんに言われたんです。透くんには海斗くんしかパートナーにはなれないって…きっと出会ったのは運命だよって。だから自信を持っていいんだって。透さんが選んだ人が僕なんだから、他の人の意見なんて聞かなくてもいい。もしそれで辛くなったらいくらでも話を聞いてくれるって」
「流石、叔父さんだな」
「なんだか、その言葉で自信がついたっていうか単純だけど…凄く言葉が嬉しかったんです。言い方も優しかったし、でも僕が自信がないの、なんでわかったんでしょうね?」
「叔父さんは精神科医なんだよ。だから人の気持ちを感じるのが上手いんだ。辛い時には叔父さんに聞いてもらったらいいよ」
「そうなんですね。だからかぁ…」
「海斗のことを愛してるのは俺だけ、世界中で俺、1人だけだから。愛してる」
「僕も愛してます」
透さんの胸にもたれると抱きしめてくれた。
透さんを好きになれてよかった。父さん、母さん、僕は幸せです。
みんな各自お酒を頼んだ。つい僕もビールを頼んだ。
目の前に来たお重の蓋を開けると
「うわぁー」
久しぶりの鰻の匂いでお腹が、グーッとなってしまった。でもみんな僕のお腹の音に気づくことなく食べ始めていた。
一口、口に入れるとふわふわな身と甘めのタレが美味しかった。やっぱり鰻は美味しい。隣の透さんやみんなと話をすることなく、僕は久しぶりの鰻を無我夢中で堪能していた。
「お腹いっぱい」
肝吸いやお新香、果物と全て完食した。
「美味かったか?」
透さんに話かけられてハッとした。
「すみません…僕…」
「海斗がそんなに鰻が好きだったんなら連れてきてあげればよかったよ。また今度一緒に行こう」
「ありがとうございます」
周りを見るとみんな話をしながらまだ食べていた。
そんなにがっついて食べていたんだろうか?
「海斗くん、白焼きでも食べないか?」お義父さんから声をかけられた。
「いいんですか?」
「せっかくだから、白焼きも食べたいからな」
そう言って頼んでくれた白焼きは、ふっくらとした身にわさび醤油が合う。本当に美味しかった。
その後はみんなと話をしながら白焼きとお酒を楽しんだ。
そろそろお開きで帰るのか…と思ったら、お酒も飲んじゃったし学さんの店にこれから行こうと小倉さんと優太さんに誘われた。
透さんと小倉さんはせっかくだからと四ノ宮さんと西原さんに電話をしていた。
「海斗くんも鰻好きだったんだね」と優太さんに言われた。
「はい。滅多に食べられないですけど…」
「鰻が食べたくなったらその時には叔父さんに声をかけなよ。叔父さん鰻、大好物だから色んなお店知ってるし、海斗くんなら連れてってくれるからさ」
「いや…そんなこと申し訳ないです」
「いいのよ。誘っても、誠さんも喜ぶわー」
その声に振り向くと
「お義母さん…」
「ちなみに私も好きだから今度、優太もみんなで行きましょう」
「叔母さんいいの?僕も一緒で」
「決まってるじゃない。優太も可愛い甥っ子だからね。じゃあ私たちは帰るから」
「お義母さん、今日もありがとうございました」
「海斗くん、優太またね」
「そろそろ行くぞ」小倉さんに声をかけられた。
「四ノ宮も西原も来れるって、ちなみに学も店が準備中だけど来てもいいって言われたから行こう」
僕たちは4人で学さんのお店に向かった。
お店には四ノ宮さんも西原さんも来ていて、みんなで楽しく飲んでしまった。
飲み過ぎたのか足元がふらつく僕を抱えてタクシーで家に帰ってきた。
「あー楽しかった」
「海斗、大丈夫か?はい水」
「ありがとうございます。ちょっと飲み過ぎましたね。やっぱり透さんの家族も友達もいい人ばかりですねー僕とは大違い。なんででしょうね?」
「海斗…」
「僕の家族も生きてたら、透さんの家族と仲良くできたでしょうか?でも僕が男の人を好きなんて知ったら幻滅したかな?1人息子なのに、子どもも作れない親孝行だって言われてたかもしれないですね。お堅い2人だったから。でも透さんがいいんです。透さんしか…」
「海斗?どうした?」
「僕、透さんのパートナーとして失格じゃないかって思ってたんです。相応しくないって、きっと周りからもそう言われるかもしれないと思ってて…自分に自信が持てなくて…でも、透さんの家族や親戚の人に透さんとお似合いって、幸せになってねって言われて…凄く嬉しかったんです。だから透さんのパーティーでは堂々と透さんのパートナーは僕だよって。いいでしょうって自慢したいんです。単純だけど、誰に何を言われても透さんに愛されて、家族のみんなが祝福してくれるだけで充分じゃないかって思たんです。ようやくですけどね…」
「海斗、そんな風に思ってたのか?今まで?」
「周りの目を気にして、釣り合うとか釣り合わないとか気にしてました。情け無いけど…自信もなかったし、でもさっき優太さんのお父さんに言われたんです。透くんには海斗くんしかパートナーにはなれないって…きっと出会ったのは運命だよって。だから自信を持っていいんだって。透さんが選んだ人が僕なんだから、他の人の意見なんて聞かなくてもいい。もしそれで辛くなったらいくらでも話を聞いてくれるって」
「流石、叔父さんだな」
「なんだか、その言葉で自信がついたっていうか単純だけど…凄く言葉が嬉しかったんです。言い方も優しかったし、でも僕が自信がないの、なんでわかったんでしょうね?」
「叔父さんは精神科医なんだよ。だから人の気持ちを感じるのが上手いんだ。辛い時には叔父さんに聞いてもらったらいいよ」
「そうなんですね。だからかぁ…」
「海斗のことを愛してるのは俺だけ、世界中で俺、1人だけだから。愛してる」
「僕も愛してます」
透さんの胸にもたれると抱きしめてくれた。
透さんを好きになれてよかった。父さん、母さん、僕は幸せです。
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