24 / 56
ぼっちと幼女と邪神
幼女と邪神と鍋
しおりを挟む
即興で組んだカセットコンロに火を点けると、青い炎が静かに顔を出した。
その上には鍋が二つ。片方は野菜や肉団子がぎっしり詰まった普通の鍋、もう片方は澄んだ出汁だけを張った鍋だ。後者は肉をくぐらせて食べる専用、いわゆるしゃぶしゃぶ用だ。
テーブルの上には、薄く切られた肉が大皿に何枚も並び、白い脂が照明を受けて艶めいている。
その光景を前にして、シロとクレバスはまるで祭りを前にした子供のように目を輝かせ、今か今かと鍋の沸騰を待っていた。
席順は、鍋を挟んで俺の正面がクレバス、その膝の上にシロ。
俺の膝の上にはミドリがちょこんと座っている。
本来ならシロとミドリにもそれぞれ椅子を用意していたのだが、座らせてみると、椅子の上で立たない限り鍋まで手が届かないことが判明した。
結果、自然な流れで「膝の上に移動」という結論になった。
「まだかのう……」
「まだー?」
コンロの火にかけた鍋は、まだ静かに湯気を立てているだけで、出汁の表面はほとんど波立っていない。
シロとクレバスが待ちきれない声を上げる中、ミドリは興味なさそうな顔をしているものの、唇の端から透明な糸がひと筋、つっと下がっていた。
鍋の底から、やがて小さな気泡が立ち上り、それが次第に大きく、数も増えていく。
グツグツという音が耳に届き、出汁の表面に湯気がもわりと立ちのぼった。十分温まったようだ。
「もう大丈夫だな」
合図をすると同時に、向かいのクレバスが勢いよく箸を伸ばし、しゃぶしゃぶ用の肉を一枚つまみ上げる。
薄い肉を出汁にくぐらせ、火の通り加減を確かめるように数度揺らしたあと、隣に座るシロの小皿にぽとりと落とした。
「肉じゃ!」
「おにくー!」
クレバスが取り分け、シロが食べる。どうやら役割分担ができているらしい。
「ミドリは何が食いたい?」
「きょうとったやさい…」
今日収穫したピーマンとじゃがいもは、残念ながら鍋には入れていない。
代わりに、俺がさっき切っておいた野菜から選ぶことにする。
「ほれっ、俺が収穫した奴だ」
箸で掬い上げたのは、ほどよく煮えた白菜だった。
ぽちゃん、と一度だけポン酢にくぐらせ、湯気を立てたままミドリの口元まで運ぶ。
「おいしい……!」
小さな歯でそっとかじり、ミドリが短く感想を漏らす。
白菜の甘みとポン酢の酸味がちょうどいいバランスになっている。口の中でほどけていく柔らかさが心地よい。
しゃぶしゃぶ用のタレは、すき焼きを真似て作ったものだ。
小鉢に落とした卵を溶き、その中にくぐらせて食べると、まるで肉の周りだけが一瞬だけ別の世界に行って帰ってきたような、濃厚な一体感が舌にまとわりつく。
向かい側では、シロとクレバスが無言で肉を口に運び続けていた。
小皿の上の肉が消える速度が、明らかに他の誰よりも速い。
肉も野菜も、箸でつまめるだけつまんでは口に放り込むので、二人とも頬がパンパンに膨れあがり、欲張ったハムスターのような顔になっている。
喉を詰まらせないかと一瞬だけ不安になるが、次の瞬間には、ゴクン、と効果音が聞こえそうな勢いで飲み込んでいた。どうやら本人的には問題ないらしい。
ふと鍋を見ると、しゃぶしゃぶ用の肉の皿が心もとない量になっていた。
「まだ肉食べるか?」
問いかけるや否や、テーブルのあちこちから声が重なる。
「当たり前じゃろう!?」
「食べるー!」
「ちょうだい……!」
三方向からの即答。まだまだ余裕があるようだ。
亜空間に手を伸ばし、おかわり用の肉を取り出す。
最初に出したものとは別の種類の肉だ。
俺の腰布にも使われている巨大トカゲの肉。
よく見かける熊の、さらにひと回り大きい種類の熊の肉。
風と土の魔法を操り、全長三十メートルほどもあったイノシシのような魔物の肉。
どれも素材倉庫に眠っていたものだ。
薄切りにして、事前に自分で毒味も済ませてある。味も、体への影響も問題なかった。
「このにくおいしー!」
「こっちも美味いのじゃ!」
「ぼくはこれがすき……」
三者三様、それぞれ好みの肉を見つけたらしい。
牙を剥いて襲いかかってきた魔物たちが、今はこうして静かに皿の上で消えていく。
倒すのに少しだけ苦労した相手ほど、しっかり味わってやろうという気持ちになる。
「もう食えん……」
「よくたべましたー!」
「いっぱい……」
食べ終わった三人は、それぞれリビングの毛皮の上にごろんと転がっていた。
シャツの裾が少しめくれ、丸く膨らんだお腹が並んでいる。上から見ると、大小三つの小山のようだ。
テーブルの上にあった食材は、きれいさっぱり消えている。
鍋の中には、旨味と栄養だけを残した出汁だけが静かに揺れていた。
俺も一緒に食べはしたが、腹の具合はほとんど変わらない。
この世界に来た当初、三千年ほどろくに食事もできず、餓死しては蘇生を繰り返す生活を続けていた結果、空気中の魔力を生命エネルギーに変換して栄養とする術を身につけてしまった。
おかげで、今では食べ物は食べても食べなくても大差がない。
胃の中に入ったものは、ほとんどリアルタイムで消化されていく。
代償として、空腹感というものに悩まされることもなくなったが、そのぶん「腹いっぱいで動けない」という感覚も自分とは縁遠くなった。
「おい、クレバス」
「なんじゃ……うっぷ、おい……! 腹を押すでない!」
毛皮の上で大の字になっているクレバスの腹あたりを、軽く足でつつく。
押された場所がぽよんと揺れ、本人が苦しそうに顔を歪める。
「そろそろシロとミドリが眠いみたいだから寝室に連れて行っておくぞ」
「わかったのじゃ」
シロは「ふにゃー」とよくわからない声を出しながら目をこすり、ミドリはすでに半分以上まぶたが落ちていた。
それぞれを抱き上げ、寝室へ向かう。
寝室に入ると、二人は慣れた手つきで寝る用の格好になり、ベッドの上に潜り込んだ。
毛布がふわりと膨らみ、その中から手だけがにゅっと伸びてくる。
「にーに。はやく」
「はやく…」
催促の手招きに応じて、俺も腰布を脱いでいつもの寝間着に変え、ベッドにもぐり込む。
右側にはシロ、左側にはミドリ。二人がしっかりと体を寄せてくる。
子供特有の高めの体温が、左右からじんわりと伝わってくる。
息をするたび、髪の匂いや、さっきまで鍋を囲んでいたときの温もりが、布団の中に微かに残っていた。
この体勢になると、こちらの体もすぐに温まり、まぶたが重くなるのが早い。
両腕を伸ばして二人を抱き寄せる。小さな背中と胸板に手のひらを当てると、規則正しい鼓動が指先に伝わった。
その上には鍋が二つ。片方は野菜や肉団子がぎっしり詰まった普通の鍋、もう片方は澄んだ出汁だけを張った鍋だ。後者は肉をくぐらせて食べる専用、いわゆるしゃぶしゃぶ用だ。
テーブルの上には、薄く切られた肉が大皿に何枚も並び、白い脂が照明を受けて艶めいている。
その光景を前にして、シロとクレバスはまるで祭りを前にした子供のように目を輝かせ、今か今かと鍋の沸騰を待っていた。
席順は、鍋を挟んで俺の正面がクレバス、その膝の上にシロ。
俺の膝の上にはミドリがちょこんと座っている。
本来ならシロとミドリにもそれぞれ椅子を用意していたのだが、座らせてみると、椅子の上で立たない限り鍋まで手が届かないことが判明した。
結果、自然な流れで「膝の上に移動」という結論になった。
「まだかのう……」
「まだー?」
コンロの火にかけた鍋は、まだ静かに湯気を立てているだけで、出汁の表面はほとんど波立っていない。
シロとクレバスが待ちきれない声を上げる中、ミドリは興味なさそうな顔をしているものの、唇の端から透明な糸がひと筋、つっと下がっていた。
鍋の底から、やがて小さな気泡が立ち上り、それが次第に大きく、数も増えていく。
グツグツという音が耳に届き、出汁の表面に湯気がもわりと立ちのぼった。十分温まったようだ。
「もう大丈夫だな」
合図をすると同時に、向かいのクレバスが勢いよく箸を伸ばし、しゃぶしゃぶ用の肉を一枚つまみ上げる。
薄い肉を出汁にくぐらせ、火の通り加減を確かめるように数度揺らしたあと、隣に座るシロの小皿にぽとりと落とした。
「肉じゃ!」
「おにくー!」
クレバスが取り分け、シロが食べる。どうやら役割分担ができているらしい。
「ミドリは何が食いたい?」
「きょうとったやさい…」
今日収穫したピーマンとじゃがいもは、残念ながら鍋には入れていない。
代わりに、俺がさっき切っておいた野菜から選ぶことにする。
「ほれっ、俺が収穫した奴だ」
箸で掬い上げたのは、ほどよく煮えた白菜だった。
ぽちゃん、と一度だけポン酢にくぐらせ、湯気を立てたままミドリの口元まで運ぶ。
「おいしい……!」
小さな歯でそっとかじり、ミドリが短く感想を漏らす。
白菜の甘みとポン酢の酸味がちょうどいいバランスになっている。口の中でほどけていく柔らかさが心地よい。
しゃぶしゃぶ用のタレは、すき焼きを真似て作ったものだ。
小鉢に落とした卵を溶き、その中にくぐらせて食べると、まるで肉の周りだけが一瞬だけ別の世界に行って帰ってきたような、濃厚な一体感が舌にまとわりつく。
向かい側では、シロとクレバスが無言で肉を口に運び続けていた。
小皿の上の肉が消える速度が、明らかに他の誰よりも速い。
肉も野菜も、箸でつまめるだけつまんでは口に放り込むので、二人とも頬がパンパンに膨れあがり、欲張ったハムスターのような顔になっている。
喉を詰まらせないかと一瞬だけ不安になるが、次の瞬間には、ゴクン、と効果音が聞こえそうな勢いで飲み込んでいた。どうやら本人的には問題ないらしい。
ふと鍋を見ると、しゃぶしゃぶ用の肉の皿が心もとない量になっていた。
「まだ肉食べるか?」
問いかけるや否や、テーブルのあちこちから声が重なる。
「当たり前じゃろう!?」
「食べるー!」
「ちょうだい……!」
三方向からの即答。まだまだ余裕があるようだ。
亜空間に手を伸ばし、おかわり用の肉を取り出す。
最初に出したものとは別の種類の肉だ。
俺の腰布にも使われている巨大トカゲの肉。
よく見かける熊の、さらにひと回り大きい種類の熊の肉。
風と土の魔法を操り、全長三十メートルほどもあったイノシシのような魔物の肉。
どれも素材倉庫に眠っていたものだ。
薄切りにして、事前に自分で毒味も済ませてある。味も、体への影響も問題なかった。
「このにくおいしー!」
「こっちも美味いのじゃ!」
「ぼくはこれがすき……」
三者三様、それぞれ好みの肉を見つけたらしい。
牙を剥いて襲いかかってきた魔物たちが、今はこうして静かに皿の上で消えていく。
倒すのに少しだけ苦労した相手ほど、しっかり味わってやろうという気持ちになる。
「もう食えん……」
「よくたべましたー!」
「いっぱい……」
食べ終わった三人は、それぞれリビングの毛皮の上にごろんと転がっていた。
シャツの裾が少しめくれ、丸く膨らんだお腹が並んでいる。上から見ると、大小三つの小山のようだ。
テーブルの上にあった食材は、きれいさっぱり消えている。
鍋の中には、旨味と栄養だけを残した出汁だけが静かに揺れていた。
俺も一緒に食べはしたが、腹の具合はほとんど変わらない。
この世界に来た当初、三千年ほどろくに食事もできず、餓死しては蘇生を繰り返す生活を続けていた結果、空気中の魔力を生命エネルギーに変換して栄養とする術を身につけてしまった。
おかげで、今では食べ物は食べても食べなくても大差がない。
胃の中に入ったものは、ほとんどリアルタイムで消化されていく。
代償として、空腹感というものに悩まされることもなくなったが、そのぶん「腹いっぱいで動けない」という感覚も自分とは縁遠くなった。
「おい、クレバス」
「なんじゃ……うっぷ、おい……! 腹を押すでない!」
毛皮の上で大の字になっているクレバスの腹あたりを、軽く足でつつく。
押された場所がぽよんと揺れ、本人が苦しそうに顔を歪める。
「そろそろシロとミドリが眠いみたいだから寝室に連れて行っておくぞ」
「わかったのじゃ」
シロは「ふにゃー」とよくわからない声を出しながら目をこすり、ミドリはすでに半分以上まぶたが落ちていた。
それぞれを抱き上げ、寝室へ向かう。
寝室に入ると、二人は慣れた手つきで寝る用の格好になり、ベッドの上に潜り込んだ。
毛布がふわりと膨らみ、その中から手だけがにゅっと伸びてくる。
「にーに。はやく」
「はやく…」
催促の手招きに応じて、俺も腰布を脱いでいつもの寝間着に変え、ベッドにもぐり込む。
右側にはシロ、左側にはミドリ。二人がしっかりと体を寄せてくる。
子供特有の高めの体温が、左右からじんわりと伝わってくる。
息をするたび、髪の匂いや、さっきまで鍋を囲んでいたときの温もりが、布団の中に微かに残っていた。
この体勢になると、こちらの体もすぐに温まり、まぶたが重くなるのが早い。
両腕を伸ばして二人を抱き寄せる。小さな背中と胸板に手のひらを当てると、規則正しい鼓動が指先に伝わった。
169
あなたにおすすめの小説
転生幼女は幸せを得る。
泡沫 呉羽
ファンタジー
私は死んだはずだった。だけど何故か赤ちゃんに!?
今度こそ、幸せになろうと誓ったはずなのに、求められてたのは魔法の素質がある跡取りの男の子だった。私は4歳で家を出され、森に捨てられた!?幸せなんてきっと無いんだ。そんな私に幸せをくれたのは王太子だった−−
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
『規格外の薬師、追放されて辺境スローライフを始める。〜作ったポーションが国家機密級なのは秘密です〜』
雛月 らん
ファンタジー
俺、黒田 蓮(くろだ れん)35歳は前世でブラック企業の社畜だった。過労死寸前で倒れ、次に目覚めたとき、そこは剣と魔法の異世界。しかも、幼少期の俺は、とある大貴族の私生児、アレン・クロイツェルとして生まれ変わっていた。
前世の記憶と、この世界では「外れスキル」とされる『万物鑑定』と『薬草栽培(ハイレベル)』。そして、誰にも知られていない規格外の莫大な魔力を持っていた。
しかし、俺は決意する。「今世こそ、誰にも邪魔されない、のんびりしたスローライフを送る!」と。
これは、スローライフを死守したい天才薬師のアレンと、彼の作る規格外の薬に振り回される異世界の物語。
平穏を愛する(自称)凡人薬師の、のんびりだけど実は波乱万丈な辺境スローライフファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる