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第九章 新学期編
第七十六話 新たなる支配
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ティアは巨大な扉に両手をかけ、押し開けた。
重厚な音が響き、冷たい闇がゆっくりと広間へと流れ込む。
「主様、私が先に参ります。」
バロムが一歩前に出る。
「任せるわ。」
ティアの声に、バロムとバルムンクは通路を進み始めた。
すると、不思議なことに壁の燭台がひとつ、またひとつと灯り、まるで彼らを導くかのように進むべき道を示していく。
「へぇ……歓迎されてるみたいね。」
「主様、この先より凄まじい波動が……間違いなく邪竜のものです。」
ティアは薄く笑った。
「なら、確かめに行きましょう。
バロムとバルムンク。
そして、スカーレットは入り口で待機。」
「御意。」
ティアはそのまま歩き続けると、やがて広間にたどりついた。
そこにひとりの少年が立っていた。
「待ってたよ。」
「シャクイード……?」
「ああ、覚えていてくれたんだね。
嬉しいよ。」
「ここで何をしているの?」
「いろいろ考えた末に分かったんだ。
僕では君に及ばない。
君を殺せるのは――ここに眠る邪竜だけだと。
だから、教団を使って封印を解いていたのさ。
……ああ、もう今解けてしまったけどね。」
「さっきの波動は、それね。」
「その通りだ。
ほら、後ろを見てごらん。
この巨大な頭……!」
暗闇の奥でうごめく影――それが竜の頭だと気づいた瞬間、圧倒的な魔力の奔流が空気を震わせた。
「ねぇ、あなた……大丈夫?」
「何がだい?」とシャクイードが笑った次の瞬間――。
――ガブリッ!
「ぐえっ!」
邪竜の口が開き、少年を丸ごと噛み砕いた。
鮮血が飛び散り、炎に似た腐食の力で身体が溶け崩れていく。
「まったく……目障りな小蝿め。
だが……これも良い。
何千年ぶりかの目覚めだ。」
巨大な影が蠢き、首がゆっくりと持ち上がる。
「おはよう、邪竜アヴェスター。」
「ほう……この魔力、尋常ではないな。
勇者でもない……貴様は何者だ?」
ティアは涼やかに微笑んだ。
「自己紹介が遅れたわね。
私はティア――あなたを屠る者よ。」
「ふはははは! 屠るだと?
二千年の歳月は、人間を増長させたのか?」
ティアが一歩踏み出すと同時に、首が大地を焼く炎を吐いた。
轟音と共に炎は広間を呑み込み、神殿ごと吹き飛ばす。
外で待機していた臣下たちも振り返る。
「な、何事だ!」
神殿が崩れ落ち、アヴェスターの巨体が姿を現した。
山を超える巨躯に三つの首――世界を覆うほどの威容。
「ブワァッハハハ!
小娘は炎に呑まれ消し飛んだ!
さあ、この世界はどうなっている!」
しかし――。
「ねぇ、私を忘れてない?」
アヴェスターの目の前、空に浮かぶ少女。
炎に包まれたはずのティアが、腕を組んで笑みを浮かべていた。
「なっ……我が炎を浴びて平然だと!?
死ね!」
今度は右側の首が黒い霧を吐き出す。
「ふはは! 死の呪いだ!」
霧は広間を覆い尽くし、生物であれば即死させるはずだった。
しかし霧が晴れると――。
「……あら? これで終わり?」
ティアは何事もなかったように立っていた。
「ば、馬鹿な……!
ならば――精神を蝕め!」
左の首が赤い瘴気を吐き出す。
「快楽に溺れ、自我を失い廃人と化せ!」
それでも――。
「だから、効かないと言ったでしょう?」
両腰に手を当て、呆れたように首を振るティア。
「ぐっ……おのれ!」
アヴェスターが巨大な右腕を振り下ろす――だが次の瞬間。
ズバァッ!!!
「ぐわあああっ!」
その腕は根元から吹き飛び、空を舞って落ちた。
ティアの手には、神魔の剣《レーヴァティン》が光を放っていた。
「旧世界の化け物さん。
もうあなたの時代はとうに終わっているのよ。
静かに寝ていれば良いものを。
私に出会ったのは災難だったわね。」
「小娘が生意気な事を。
我は世界を支配する力を持つ邪竜アヴェスターだぞ。」
「そうね。
この世界から見れば、あなたのステータスレベル2500だもの。
厄災以上、天災級とも言えるわね。」
「ふふふ、我の咆哮は大地を削り、天すら涙する。」
「そうよね。
でも、残念だけど。
私のレベルは今30000を超えてるの。
私から見れば、あなたなんて小蝿以下なのよ。」
「ふふふ、ふざけるな!
そんなレベルなど人間如きが到達出来るものか。」
「ああ、そうよね。
言い忘れていたけど、私は人間では無いわ。
神魔族。
神に近すぎし魔王。」
「神魔だと、微かに、いや、覚えがあるような…。」
「……終わりにしましょう。」
地面一帯に巨大な魔法陣が広がり、アヴェスターの動きを縛り付ける。
「な、なんだと……!?」
ティアの声が響く。
――光と闇は混じり合い、混沌を無に帰す。
――罪は常しえの業火に裁かれる。
「《ディスタンス・エブリシング》」
ティアの両手から、白と黒の炎が奔流となって溢れ出す。
その相反する炎は渦を巻き、アヴェスターの巨体を包み込み、存在そのものを焼き尽くしていく。
「ぐ、ぐぉぉ……!
お前は……何だ……何を求める……!」
「あなた達は間違えてるわ。
世界は恐怖では奪えない。
必ず抗うものが生まれる。
安心しなさい。
私がこの世界を統べる。
人々を笑顔にしてね。
それが新しい世界の統治。」
アヴェスターの咆哮は断末魔と共に掻き消えた。
巨体は灰となり、光の粒子に変わって空へと昇っていく。
それはまるで、希望の煌めきが天に帰っていくようであった。
「主様。
お見事です。」
「さすがは我らが主様。」
臣下達が戦いを終えてティアの元に集まってきた。
「あなた達も良くやってくれました。」
「有り難きお言葉。」
「主よ。
終わったかのう?」
タイミングを見計らったのか、ミネルヴァが亜空間から姿を表してアダミルの声が聞こえて来た。
邪竜アヴェスターが消え去った大地には、なお微かに魔力の残滓が漂っていた。
ティアはその中心に、黒く小さな宝玉を見つける。
「これは……鑑定。」
――【古の宝玉】。
邪竜アヴェスターの記憶のかけら。特に価値はない。
そう表示された瞬間、宝玉はティアの手のひらからスッと掻き消え、代わりに彼女の意識へ直接、奔流のような記憶が流れ込んだ。
⸻
アヴェスターは遥か昔、最果ての大森林にて生を受けた。
当初はただの野生の竜にすぎなかった。だが、人間たちの侵攻が森を荒らし、平穏は打ち砕かれる。
幾年月を経て、アヴェスターは一人の勇者と出会った。
その勇者は剣を振るうのではなく、人と魔物が共に生きる道を模索していた。
あるとき、一人の人間がアヴェスターに問いかける。
「なぜ人は争い、強欲に縛られるのだろうか?」
アヴェスターは静かに答えた。
「それは、人を統べる者が同じ人間だからだろう。」
その言葉に人間は微笑み、問い返す。
「ならば、竜よ。
そなたがこの世を統べてはくれぬか?」
「人は人の世を生き、竜は竜の理に縛られる。
人の世を我らが支配することはできぬ。」
人間はなおも言葉を重ねた。
「ならばせめて、この三つの欲を背負ってはくれまいか?」
彼の手には、禍々しい輝きを放つ宝玉があった。
「この宝玉は、人の世から三つの欲を集める。
ひとつは憎しみ。ひとつは嫉妬。ひとつは快楽。
竜よ、これを喰らい、人の代わりに背負ってはくれぬか?」
「断る。」
アヴェスターは一蹴した。
しかし人間は宝玉を置き去りにし、忽然と姿を消した。
――数百年が過ぎた。
宝玉は人知れず、人の欲を吸い続けていた。
ある日、ひとりの勇者が現れ、それを危険だとして剣で砕いた。
だが行き場を失った欲望は黒き渦と化し、アヴェスターを呑み込む。
竜はその渦を抑え込もうと抗ったが、数百年を経るうちに欲望に侵され、ついには世界を覆う巨体へと変じてしまった。
その時代、新たな勇者と仲間たちが立ち上がった。
死闘の末、勇者は命を媒介にし、仲間の賢者へ封印の魔法を託す。
金色の髪、蒼き瞳。聡明で美しい神魔の賢者が声を放つ。
「アヴェスターよ。
我ら神魔の民が、未来永劫、お前を封じよう。」
勇者の命と共に施された封印の儀は成功し、アヴェスターは永き眠りについた。
⸻
ティアは一瞬にして、数千年に及ぶ記憶を追体験した。
その重さに眩暈すら覚えながらも、静かに目を閉じる。
「……人の欲が生んだ悲劇、というわけね。」
闇の宝玉はもう存在しない。ただ、竜の記憶だけが彼女の中に刻まれていた。
重厚な音が響き、冷たい闇がゆっくりと広間へと流れ込む。
「主様、私が先に参ります。」
バロムが一歩前に出る。
「任せるわ。」
ティアの声に、バロムとバルムンクは通路を進み始めた。
すると、不思議なことに壁の燭台がひとつ、またひとつと灯り、まるで彼らを導くかのように進むべき道を示していく。
「へぇ……歓迎されてるみたいね。」
「主様、この先より凄まじい波動が……間違いなく邪竜のものです。」
ティアは薄く笑った。
「なら、確かめに行きましょう。
バロムとバルムンク。
そして、スカーレットは入り口で待機。」
「御意。」
ティアはそのまま歩き続けると、やがて広間にたどりついた。
そこにひとりの少年が立っていた。
「待ってたよ。」
「シャクイード……?」
「ああ、覚えていてくれたんだね。
嬉しいよ。」
「ここで何をしているの?」
「いろいろ考えた末に分かったんだ。
僕では君に及ばない。
君を殺せるのは――ここに眠る邪竜だけだと。
だから、教団を使って封印を解いていたのさ。
……ああ、もう今解けてしまったけどね。」
「さっきの波動は、それね。」
「その通りだ。
ほら、後ろを見てごらん。
この巨大な頭……!」
暗闇の奥でうごめく影――それが竜の頭だと気づいた瞬間、圧倒的な魔力の奔流が空気を震わせた。
「ねぇ、あなた……大丈夫?」
「何がだい?」とシャクイードが笑った次の瞬間――。
――ガブリッ!
「ぐえっ!」
邪竜の口が開き、少年を丸ごと噛み砕いた。
鮮血が飛び散り、炎に似た腐食の力で身体が溶け崩れていく。
「まったく……目障りな小蝿め。
だが……これも良い。
何千年ぶりかの目覚めだ。」
巨大な影が蠢き、首がゆっくりと持ち上がる。
「おはよう、邪竜アヴェスター。」
「ほう……この魔力、尋常ではないな。
勇者でもない……貴様は何者だ?」
ティアは涼やかに微笑んだ。
「自己紹介が遅れたわね。
私はティア――あなたを屠る者よ。」
「ふはははは! 屠るだと?
二千年の歳月は、人間を増長させたのか?」
ティアが一歩踏み出すと同時に、首が大地を焼く炎を吐いた。
轟音と共に炎は広間を呑み込み、神殿ごと吹き飛ばす。
外で待機していた臣下たちも振り返る。
「な、何事だ!」
神殿が崩れ落ち、アヴェスターの巨体が姿を現した。
山を超える巨躯に三つの首――世界を覆うほどの威容。
「ブワァッハハハ!
小娘は炎に呑まれ消し飛んだ!
さあ、この世界はどうなっている!」
しかし――。
「ねぇ、私を忘れてない?」
アヴェスターの目の前、空に浮かぶ少女。
炎に包まれたはずのティアが、腕を組んで笑みを浮かべていた。
「なっ……我が炎を浴びて平然だと!?
死ね!」
今度は右側の首が黒い霧を吐き出す。
「ふはは! 死の呪いだ!」
霧は広間を覆い尽くし、生物であれば即死させるはずだった。
しかし霧が晴れると――。
「……あら? これで終わり?」
ティアは何事もなかったように立っていた。
「ば、馬鹿な……!
ならば――精神を蝕め!」
左の首が赤い瘴気を吐き出す。
「快楽に溺れ、自我を失い廃人と化せ!」
それでも――。
「だから、効かないと言ったでしょう?」
両腰に手を当て、呆れたように首を振るティア。
「ぐっ……おのれ!」
アヴェスターが巨大な右腕を振り下ろす――だが次の瞬間。
ズバァッ!!!
「ぐわあああっ!」
その腕は根元から吹き飛び、空を舞って落ちた。
ティアの手には、神魔の剣《レーヴァティン》が光を放っていた。
「旧世界の化け物さん。
もうあなたの時代はとうに終わっているのよ。
静かに寝ていれば良いものを。
私に出会ったのは災難だったわね。」
「小娘が生意気な事を。
我は世界を支配する力を持つ邪竜アヴェスターだぞ。」
「そうね。
この世界から見れば、あなたのステータスレベル2500だもの。
厄災以上、天災級とも言えるわね。」
「ふふふ、我の咆哮は大地を削り、天すら涙する。」
「そうよね。
でも、残念だけど。
私のレベルは今30000を超えてるの。
私から見れば、あなたなんて小蝿以下なのよ。」
「ふふふ、ふざけるな!
そんなレベルなど人間如きが到達出来るものか。」
「ああ、そうよね。
言い忘れていたけど、私は人間では無いわ。
神魔族。
神に近すぎし魔王。」
「神魔だと、微かに、いや、覚えがあるような…。」
「……終わりにしましょう。」
地面一帯に巨大な魔法陣が広がり、アヴェスターの動きを縛り付ける。
「な、なんだと……!?」
ティアの声が響く。
――光と闇は混じり合い、混沌を無に帰す。
――罪は常しえの業火に裁かれる。
「《ディスタンス・エブリシング》」
ティアの両手から、白と黒の炎が奔流となって溢れ出す。
その相反する炎は渦を巻き、アヴェスターの巨体を包み込み、存在そのものを焼き尽くしていく。
「ぐ、ぐぉぉ……!
お前は……何だ……何を求める……!」
「あなた達は間違えてるわ。
世界は恐怖では奪えない。
必ず抗うものが生まれる。
安心しなさい。
私がこの世界を統べる。
人々を笑顔にしてね。
それが新しい世界の統治。」
アヴェスターの咆哮は断末魔と共に掻き消えた。
巨体は灰となり、光の粒子に変わって空へと昇っていく。
それはまるで、希望の煌めきが天に帰っていくようであった。
「主様。
お見事です。」
「さすがは我らが主様。」
臣下達が戦いを終えてティアの元に集まってきた。
「あなた達も良くやってくれました。」
「有り難きお言葉。」
「主よ。
終わったかのう?」
タイミングを見計らったのか、ミネルヴァが亜空間から姿を表してアダミルの声が聞こえて来た。
邪竜アヴェスターが消え去った大地には、なお微かに魔力の残滓が漂っていた。
ティアはその中心に、黒く小さな宝玉を見つける。
「これは……鑑定。」
――【古の宝玉】。
邪竜アヴェスターの記憶のかけら。特に価値はない。
そう表示された瞬間、宝玉はティアの手のひらからスッと掻き消え、代わりに彼女の意識へ直接、奔流のような記憶が流れ込んだ。
⸻
アヴェスターは遥か昔、最果ての大森林にて生を受けた。
当初はただの野生の竜にすぎなかった。だが、人間たちの侵攻が森を荒らし、平穏は打ち砕かれる。
幾年月を経て、アヴェスターは一人の勇者と出会った。
その勇者は剣を振るうのではなく、人と魔物が共に生きる道を模索していた。
あるとき、一人の人間がアヴェスターに問いかける。
「なぜ人は争い、強欲に縛られるのだろうか?」
アヴェスターは静かに答えた。
「それは、人を統べる者が同じ人間だからだろう。」
その言葉に人間は微笑み、問い返す。
「ならば、竜よ。
そなたがこの世を統べてはくれぬか?」
「人は人の世を生き、竜は竜の理に縛られる。
人の世を我らが支配することはできぬ。」
人間はなおも言葉を重ねた。
「ならばせめて、この三つの欲を背負ってはくれまいか?」
彼の手には、禍々しい輝きを放つ宝玉があった。
「この宝玉は、人の世から三つの欲を集める。
ひとつは憎しみ。ひとつは嫉妬。ひとつは快楽。
竜よ、これを喰らい、人の代わりに背負ってはくれぬか?」
「断る。」
アヴェスターは一蹴した。
しかし人間は宝玉を置き去りにし、忽然と姿を消した。
――数百年が過ぎた。
宝玉は人知れず、人の欲を吸い続けていた。
ある日、ひとりの勇者が現れ、それを危険だとして剣で砕いた。
だが行き場を失った欲望は黒き渦と化し、アヴェスターを呑み込む。
竜はその渦を抑え込もうと抗ったが、数百年を経るうちに欲望に侵され、ついには世界を覆う巨体へと変じてしまった。
その時代、新たな勇者と仲間たちが立ち上がった。
死闘の末、勇者は命を媒介にし、仲間の賢者へ封印の魔法を託す。
金色の髪、蒼き瞳。聡明で美しい神魔の賢者が声を放つ。
「アヴェスターよ。
我ら神魔の民が、未来永劫、お前を封じよう。」
勇者の命と共に施された封印の儀は成功し、アヴェスターは永き眠りについた。
⸻
ティアは一瞬にして、数千年に及ぶ記憶を追体験した。
その重さに眩暈すら覚えながらも、静かに目を閉じる。
「……人の欲が生んだ悲劇、というわけね。」
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