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第十章 悪魔王ディアボロス
第八十四話 それぞれの役割
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最後の宝玉を探す前に、一行は一度学園へ戻ることにした。
オースティンとディック、それにサーシャは街の宿に泊まり、翌朝に冒険者ギルドで合流する段取りを取る。
リリアはというと、皆とは別に行動を取るらしく、ロイスへ軽く手を振ると、どこかへ姿を消してしまった。
夕方。
ティアの寮の部屋に戻ると、彼女はいつものようにソファで寛いでいた。
「お帰りなさい。」
「ただいま戻りました。
……二つの宝玉を無効化、あるいは破壊し、悪魔王に渡るのを阻止できました。」
「それは良かったわ。
順調そうね。」
「ええ。ティアさんが紹介してくださったリリアの活躍もありました。
良い人を紹介していただき、助かりました。」
「そう。
それは安心したわ。」
「残るは一つ。
明日、朝からナスタクラ遺跡へ向かいます。」
「うん、気をつけてね。
それにしてもロイス――いい顔になったわね。
随分見違えた。」
「そうですか?
……まあ、吹っ切れたんだと思います。
俺がしっかりしなきゃいけませんから。」
「その意気よ。
何か困ったことがあれば、遠慮なく言って。」
「ええ、その時はお願いします。」
軽く頭を下げて部屋を出るロイス。
街へと向かう足取りは自然と引き締まり、道すがら響く人々の笑い声や賑やかな市場の声に、改めて「この平和を守るのが自分の役目だ」と強く胸に刻んでいた。
ロイスが帰ったその後。
ティアは部屋に臣下たちを呼び集めていた。
「悪魔王の居場所……地獄界について調べてほしいの。
何でも構わない。
できれば人間界からの入り口なんてものが見つかれば嬉しいけど。」
「主様。
悪魔界とは、我らにも聞かぬ世界にございます。」
「でも、悪魔王はそこに居る気がするの。」
その時、不意に甘い声が響いた。
「あらあら、手を出さないって言ってなかった?」
振り返ると、リリアがひょいと姿を現していた。
「あら、リリアちゃん。
まあ、調べるだけよ。」
「リリアお嬢様……魔界からお越しだったのですね。」
セリアが跪き、深々と頭を垂れる。
「セリア。
久しぶりね。
だってママが『勇者ロイスを手伝え』って言うから、一緒に行動してるのよ。」
リリアはにこりと微笑んだ。
「お嬢!
それなら俺が代わりに――」
「カインはカインのお仕事があるでしょ?」
「リリアちゃん。
上手くやってるようだけど、くれぐれも手を出し過ぎないでね。」
「わかってるわよ。
でもクリストナ遺跡ではロイスさんが気を失っちゃったんだもの。
私がやるしかなかったでしょ?」
「そう。
助かったわ。
……ただ、なるべくロイスにやらせてあげて。
彼自身の成長のためよ。」
「お嬢様が黙って何もしないなんてあるのかしら、リシェル?」
「ルシェル、それは多分無理。」
「ルシェル、リシェル!
私だってママの言いつけくらい守れるんだから!」
リリアは頬を膨らませて抗議する。
ティアは思わず苦笑し、柔らかく言った。
「まあいいわ。
ロイスはリリアちゃんを褒めてたのよ。
その調子でお願いね。
――セリアたちは悪魔界の調査に向かいなさい。」
「御意。」
臣下たちはすぐに姿を消す。
部屋にはティアとリリアだけが残った。
「ねえママ。
ロイスさんに任せて、本当に大丈夫なの?」
「リリアちゃん。
彼は勇者なのよ。
何とか乗り切ってもらわないと、私たちの負担ばかり増えるでしょ?」
「でも、人間界がどうなろうと、ママには関係ないんじゃない?」
「あら、それは聞き捨てならないわね。
――この世界は、パパが愛した世界よ。」
「だって……私、パパに会ったことないし。」
「リリアちゃんの中にも、パパの命のかけらが生きているの。
だからお願いね、もう少しロイスを支えてあげて。」
リリアは少し黙り込んだが、やがて小さく笑った。
「……わかったわ。
楽しいし、まあいいわ。
程々に頑張っちゃう。」
「そう、それでいいの。
楽しんでおいで。」
そう言った瞬間、リリアの姿はふっと掻き消え、部屋にはティア一人だけが残された。
遡る事3年前。
魔界でティアは頭を悩ませていた。
ロディアスと自分の間には子供が作れない事だ。
ティアにも女性としての機能は備わってはいるが、絶対的な存在であるため、繁殖という機能は無い。
そこで、ティアはアダミルに相談を持ちかけていた。
「私と勇者ロディアスの子供を作りたいんだけど、良い案は無いかしら?」
「主よ。
神魔族と人間とでは細胞自体の構造が違うからな。
残念じゃが、難しいの。」
それまでもいろいろ試していた。
ティアの玉卵にロディアスの細胞を組み込んだりしたが、玉卵は拒否する。
数百に及び実験を行ってきた。
数ヶ月後アダミルが嬉しそうにティアのところにやってきた。
「主よ。
一つ思いついた事があるんじゃ。
ロディアスの細胞を増殖して玉卵では無く、主の細胞をロディアスの細胞と結合させるのは、もしかするといけるかも知れんのじゃ。」
それから数週間アダミルは試行錯誤の末に、何とか2人の細胞を組み合わすことに成功する。
それは、多くの失敗を積み重ねての事だ。
融合した細胞は見る見る育ち、子供の姿になり、やがて15歳くらいの少女の姿に変異する。
「おお、奇跡じゃ!
やっと1人成功じゃ!」
「アダミル。
良くやったわ。」
大きなバイオ装置の液体の中で体を丸くしている少女を見て、ティアは涙を浮かべていた。
「ロディアス。
あなたの子供が元気に育ってるわ。
見守ってあげてね。」
そう呟くティアは嬉しそうに微笑むのだった。
翌日の冒険者ギルド。
ロイスが足を運ぶと、既にオースティン、ディック、そしてサーシャが待っていた。
「おはよう、ロイス。」
サーシャが手を振る。
「おはよう。
みんな早いな。」
「そりゃあ、最後の宝玉だろ?」
オースティンが腕を組み、少し得意げに顎を上げた。
「遅れてちゃ勇者様に置いていかれるからな。」
「そういうこと。私たちだって気合い入ってるんだから。」
サーシャも胸を張る。
「だがロイス。」
ディックが神妙な顔で口を開いた。
「最後の宝玉はおそらく悪魔も何としても奪いにくる。
油断はできんぞ。」
「わかっている。
勇者としてやるべき事をやる。
だからこそ……俺がしっかり前に立たないと。」
仲間の視線が自然とロイスへ集まった。
その表情に、以前の迷いや不安はなく、凛とした決意が見えた。
「――遅れてごめんなさい!」
軽やかな声とともに、扉を押し開いてリリアが飛び込んでくる。
長い黒の髪を揺らしながら、にこっと笑顔を見せた。
「やっと来たか。」
オースティンが呆れたように笑う。
「リリア、昨日はどこへ行ってたんだ?」
ロイスが尋ねると、彼女は一瞬目を逸らして小さく咳払いした。
「ちょっとね……支度があったの。
大事なお仕事だから。」
「ふうん。
怪しいわねぇ。」
サーシャがじと目で見つめると。
リリアは「気のせいよ!」と慌てて手を振った。
「まあいいさ。」
ロイスは苦笑して場をまとめる。
「全員そろったな。
これで出発できる。」
「次の目的地は――ナスタクラ遺跡、だな。」
ディックが確認するように呟くと、空気が自然と引き締まった。
「最後の宝玉。絶対に悪魔には渡さない。」
ロイスはそう言って剣の柄に手を置く。
「おう!任せとけ!」
オースティンが拳を握りしめ、
「魔法は任せて!」とサーシャが続く。
「支援は私が。」とディックが頷き、
「私も……頑張るわ!」とリリアが笑った。
仲間たちの声が重なり、士気が高まっていく。
こうして勇者一行は、ナスタクラ遺跡へ向けて出発した。
オースティンとディック、それにサーシャは街の宿に泊まり、翌朝に冒険者ギルドで合流する段取りを取る。
リリアはというと、皆とは別に行動を取るらしく、ロイスへ軽く手を振ると、どこかへ姿を消してしまった。
夕方。
ティアの寮の部屋に戻ると、彼女はいつものようにソファで寛いでいた。
「お帰りなさい。」
「ただいま戻りました。
……二つの宝玉を無効化、あるいは破壊し、悪魔王に渡るのを阻止できました。」
「それは良かったわ。
順調そうね。」
「ええ。ティアさんが紹介してくださったリリアの活躍もありました。
良い人を紹介していただき、助かりました。」
「そう。
それは安心したわ。」
「残るは一つ。
明日、朝からナスタクラ遺跡へ向かいます。」
「うん、気をつけてね。
それにしてもロイス――いい顔になったわね。
随分見違えた。」
「そうですか?
……まあ、吹っ切れたんだと思います。
俺がしっかりしなきゃいけませんから。」
「その意気よ。
何か困ったことがあれば、遠慮なく言って。」
「ええ、その時はお願いします。」
軽く頭を下げて部屋を出るロイス。
街へと向かう足取りは自然と引き締まり、道すがら響く人々の笑い声や賑やかな市場の声に、改めて「この平和を守るのが自分の役目だ」と強く胸に刻んでいた。
ロイスが帰ったその後。
ティアは部屋に臣下たちを呼び集めていた。
「悪魔王の居場所……地獄界について調べてほしいの。
何でも構わない。
できれば人間界からの入り口なんてものが見つかれば嬉しいけど。」
「主様。
悪魔界とは、我らにも聞かぬ世界にございます。」
「でも、悪魔王はそこに居る気がするの。」
その時、不意に甘い声が響いた。
「あらあら、手を出さないって言ってなかった?」
振り返ると、リリアがひょいと姿を現していた。
「あら、リリアちゃん。
まあ、調べるだけよ。」
「リリアお嬢様……魔界からお越しだったのですね。」
セリアが跪き、深々と頭を垂れる。
「セリア。
久しぶりね。
だってママが『勇者ロイスを手伝え』って言うから、一緒に行動してるのよ。」
リリアはにこりと微笑んだ。
「お嬢!
それなら俺が代わりに――」
「カインはカインのお仕事があるでしょ?」
「リリアちゃん。
上手くやってるようだけど、くれぐれも手を出し過ぎないでね。」
「わかってるわよ。
でもクリストナ遺跡ではロイスさんが気を失っちゃったんだもの。
私がやるしかなかったでしょ?」
「そう。
助かったわ。
……ただ、なるべくロイスにやらせてあげて。
彼自身の成長のためよ。」
「お嬢様が黙って何もしないなんてあるのかしら、リシェル?」
「ルシェル、それは多分無理。」
「ルシェル、リシェル!
私だってママの言いつけくらい守れるんだから!」
リリアは頬を膨らませて抗議する。
ティアは思わず苦笑し、柔らかく言った。
「まあいいわ。
ロイスはリリアちゃんを褒めてたのよ。
その調子でお願いね。
――セリアたちは悪魔界の調査に向かいなさい。」
「御意。」
臣下たちはすぐに姿を消す。
部屋にはティアとリリアだけが残った。
「ねえママ。
ロイスさんに任せて、本当に大丈夫なの?」
「リリアちゃん。
彼は勇者なのよ。
何とか乗り切ってもらわないと、私たちの負担ばかり増えるでしょ?」
「でも、人間界がどうなろうと、ママには関係ないんじゃない?」
「あら、それは聞き捨てならないわね。
――この世界は、パパが愛した世界よ。」
「だって……私、パパに会ったことないし。」
「リリアちゃんの中にも、パパの命のかけらが生きているの。
だからお願いね、もう少しロイスを支えてあげて。」
リリアは少し黙り込んだが、やがて小さく笑った。
「……わかったわ。
楽しいし、まあいいわ。
程々に頑張っちゃう。」
「そう、それでいいの。
楽しんでおいで。」
そう言った瞬間、リリアの姿はふっと掻き消え、部屋にはティア一人だけが残された。
遡る事3年前。
魔界でティアは頭を悩ませていた。
ロディアスと自分の間には子供が作れない事だ。
ティアにも女性としての機能は備わってはいるが、絶対的な存在であるため、繁殖という機能は無い。
そこで、ティアはアダミルに相談を持ちかけていた。
「私と勇者ロディアスの子供を作りたいんだけど、良い案は無いかしら?」
「主よ。
神魔族と人間とでは細胞自体の構造が違うからな。
残念じゃが、難しいの。」
それまでもいろいろ試していた。
ティアの玉卵にロディアスの細胞を組み込んだりしたが、玉卵は拒否する。
数百に及び実験を行ってきた。
数ヶ月後アダミルが嬉しそうにティアのところにやってきた。
「主よ。
一つ思いついた事があるんじゃ。
ロディアスの細胞を増殖して玉卵では無く、主の細胞をロディアスの細胞と結合させるのは、もしかするといけるかも知れんのじゃ。」
それから数週間アダミルは試行錯誤の末に、何とか2人の細胞を組み合わすことに成功する。
それは、多くの失敗を積み重ねての事だ。
融合した細胞は見る見る育ち、子供の姿になり、やがて15歳くらいの少女の姿に変異する。
「おお、奇跡じゃ!
やっと1人成功じゃ!」
「アダミル。
良くやったわ。」
大きなバイオ装置の液体の中で体を丸くしている少女を見て、ティアは涙を浮かべていた。
「ロディアス。
あなたの子供が元気に育ってるわ。
見守ってあげてね。」
そう呟くティアは嬉しそうに微笑むのだった。
翌日の冒険者ギルド。
ロイスが足を運ぶと、既にオースティン、ディック、そしてサーシャが待っていた。
「おはよう、ロイス。」
サーシャが手を振る。
「おはよう。
みんな早いな。」
「そりゃあ、最後の宝玉だろ?」
オースティンが腕を組み、少し得意げに顎を上げた。
「遅れてちゃ勇者様に置いていかれるからな。」
「そういうこと。私たちだって気合い入ってるんだから。」
サーシャも胸を張る。
「だがロイス。」
ディックが神妙な顔で口を開いた。
「最後の宝玉はおそらく悪魔も何としても奪いにくる。
油断はできんぞ。」
「わかっている。
勇者としてやるべき事をやる。
だからこそ……俺がしっかり前に立たないと。」
仲間の視線が自然とロイスへ集まった。
その表情に、以前の迷いや不安はなく、凛とした決意が見えた。
「――遅れてごめんなさい!」
軽やかな声とともに、扉を押し開いてリリアが飛び込んでくる。
長い黒の髪を揺らしながら、にこっと笑顔を見せた。
「やっと来たか。」
オースティンが呆れたように笑う。
「リリア、昨日はどこへ行ってたんだ?」
ロイスが尋ねると、彼女は一瞬目を逸らして小さく咳払いした。
「ちょっとね……支度があったの。
大事なお仕事だから。」
「ふうん。
怪しいわねぇ。」
サーシャがじと目で見つめると。
リリアは「気のせいよ!」と慌てて手を振った。
「まあいいさ。」
ロイスは苦笑して場をまとめる。
「全員そろったな。
これで出発できる。」
「次の目的地は――ナスタクラ遺跡、だな。」
ディックが確認するように呟くと、空気が自然と引き締まった。
「最後の宝玉。絶対に悪魔には渡さない。」
ロイスはそう言って剣の柄に手を置く。
「おう!任せとけ!」
オースティンが拳を握りしめ、
「魔法は任せて!」とサーシャが続く。
「支援は私が。」とディックが頷き、
「私も……頑張るわ!」とリリアが笑った。
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こうして勇者一行は、ナスタクラ遺跡へ向けて出発した。
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