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第十四章 セイントスター世界学園へ
第百十一話 新たな世界への予感
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それは、本当に突然だった。
昼休み、ティアはいつものようにメリルと他愛もない話をしていた。
そこへ、学年主任のハーニング先生が教室の扉を開けて現れた。
「ティアさん。
少し職員室まで来てもらえるかな?」
「え?
は、はい……」
クラスの視線を背に、ティアは笑顔でメリルに手を振ると、ハーニングのあとをついていった。
職員室に入ると、その奥の応接室に通された。
そこには、見慣れぬ中年の男性が一人、落ち着いた様子でソファに腰掛けていた。
「お待たせしました。
こちらが二年一組のティアさんです。」
「どうも。
私はセイントスター学園から来ました。
マイングレと申します。」
「ティア・リブンです。
よろしくお願いします。」
互いに一礼を交わすと、ハーニングは「それでは私はこれで」と静かに部屋を出ていった。
扉が閉まると、マイングレは一息ついてから、まっすぐにティアを見つめた。
「ティアさん。
率直に申し上げます。
――セイントスター学園に、編入するつもりはありませんか?」
「え?
……と、突然ですね。」
「ふふ、驚かせてしまいましたね。
見学ツアーと聞いているでしょう?
実は私は世界各地を回り、優秀な人材をスカウトしているのです。
あなたのような方にこそ、学園の一期生として加わっていただきたい。」
「私だけ……なんですか?」
「ええ。
あなたは突出して優秀だと判断しました。」
「何を根拠に、ですか?」
「まあ、オフレコですが――少し、あなたの行動を観察させていただきました。」
「観察、ですか?
それ、監視と何が違うのかしら。」
ティアの目がわずかに鋭く光る。
しかしマイングレは慌てず、穏やかに微笑んだ。
「ははは、警戒なさらずとも結構です。
あなたが“人間族”ではなく、“神魔族”であることも承知しています。
セイントスターでは、人間・魔族・エルフ――あらゆる種族が共に学ぶことを目指していますから。」
「……つまり、私のことはすでに調べ尽くしていると。」
「そうなりますね。
学園の理念は“共存”です。
種族間の壁を超え、新しい時代の礎となる者たちを集めているのですよ。」
ティアはしばし考え込んだ。
胸の奥が少しざわつく――まるで、何かに呼ばれているような感覚。
「もし編入するなら、いつからですか?」
「夏休み明けの開校と同時です。
……どうです?
少しお考えになるお時間を。」
「わかりました。
考えさせてください。」
「もちろん。
来週、また伺います。」
マイングレが去ったあと、ティアはひとり応接室に残り、小さく息を吐いた。
――これは、運命の分かれ道なのかもしれない。
けれど、メリルたちと離れるのは、やはり寂しい。
教室に戻ると、メリルがすぐにティアの表情の変化を察した。
「どうしたの?
顔、暗いよ。」
「うん……ちょっとね。
放課後、話したいことがあるの。」
「いいよ、どこで話す?」
「カフェに行こうか。」
放課後。
街の小さなカフェの窓辺で、ティアはカップを両手で包みながら口を開いた。
「実はね……セイントスター学園の人が来たの。
それで私を一期生としてスカウトしたいって。」
「えっ!?
すごいじゃない!」
メリルは目を丸くして、すぐに笑顔になった。
「どうするの?
行くの?」
「うん……魅力的ではあるの。
でも、迷ってるの。」
ティアは俯いた。
メリルは黙って待つ。
やがてティアは、ゆっくりと顔を上げた。
「メリル。
実はまだ、話してなかったことがあるの。
……私、人間族じゃないの。」
「……そうなんだ。」
驚いたように目を見開いたが、メリルはすぐに柔らかく笑った。
「うん。
黙っててごめん。
私は“神魔族”っていう種族なの。」
「神魔族……聞いたことない。
でも、なんとなく納得かも。」
「え?」
「だってティアって、普通の人間の枠に収まる感じじゃなかったもん。」
メリルは笑いながら、そっとティアの手を握った。
「軽蔑するかもって、怖かったの。」
「そんなわけないでしょ。
私を舐めないで。――親友でしょ?」
その言葉に、ティアの目が潤んだ。
「メリル……ありがとう。」
「ティア、行きなよ。
セイントスター学園へ。
こんなチャンス、逃したらもったいないよ。」
「……でも、みんなと離れるのは寂しい。」
「何言ってるの。
どうせ卒業したらバラバラになるんだよ。
でもね、離れても友情は変わらない。
私たちはずっと親友。」
その夜、二人は閉店間際まで語り合った。
窓の外では、夏の星が静かに瞬いていた。
翌朝。
朝の会が終わると、ティアは突然立ち上がり、教壇へと歩いた。
クラスがざわめく。
「ティア? どうした?」
ティアは深呼吸して、全員を見渡した。
「みんなに話したいことがあるの。
――私、セイントスター学園に編入しないかってスカウトされたの。」
「おおっ!」
「マジかよ!」
一気に歓声が上がる。
「でもね、迷ってる。
だから……お願い。
私を、後押しして。」
一瞬の沈黙のあと、クラスがどっと沸いた。
「すげぇじゃんティア!」
「やっぱりお前ならな!」
「行ってこいよ!」
「応援してるぜ!」
「いじめられたら、いつでもここに帰ってこい!」
ティアは思わず笑みを浮かべた。
――ああ、やっぱりこのクラスが大好き。
「ありがとう、みんな。
行ってくるね。
でも、夏休みまでは……一緒にいっぱい思い出作ろう。」
その瞬間、女子たちは一斉にティアに駆け寄り、抱きしめ合った。
涙と笑顔が交じり合い、教室は温かな光に包まれる。
こうして、ティアの新たな旅立ちの幕が、静かに上がった。
楽しい夏休みは――まるで砂のように指の間からこぼれ落ちていった。
グランジールでのバカンスは夢のようで、笑顔と光に満ちた日々だった。
みんなと過ごした時間は、心の宝石箱の中にそっと仕舞われている。
そして今、学園の寮の自室で、ティアは静かに窓の外を眺めていた。
夕暮れの風がカーテンを揺らし、季節の終わりを告げている。
「主様。
――セイントスター学園の調査をなさいますか?」
静寂を破ったのは、副翼セリアの柔らかな声だった。
「いいえ。
大丈夫よ。
セリアたちもフィレン帝国に活動を移すわ。
皆に準備を整えるよう伝えて。」
「御意。」
短く答えると、セリアの姿は霧のように消えた。
続いて、双子の侍女が現れる。
「主様、少し元気がありませんね。」
「リシェル、主様はこの学園を離れることに寂しさを感じておられるのよ。」
ルシェルの穏やかな言葉に、ティアは微笑を返した。
「ええ。
確かに……ここは居心地のいい場所だったわ。」
短い沈黙のあと、ティアは二人を見つめて言った。
「2人とも、セイントスターでも寮があるから、そこでも身の回りのことをお願いね。」
「御意。
すでにあちらの寮の様子も確認済みです。
荷物もある程度運んでおります。」
「そう。
ありがとう。」
その声に満足げに頷くと、2人も静かに姿を消した。
再び一人きりになる――はずだった。
だが、ふっと空間が歪み、転移陣の光が弾けた。
「よっ、ティア。」
アーサーが現れ、いつもの飄々とした笑みを浮かべる。
「準備は進んでるか?」
「ええ、そうね。
……いつでも行けそうよ。」
「そうか。なら安心だ。
俺たちはいつでも会える。
心配なんていらねぇ。
思いっきり楽しんでこい。」
その言葉に、ティアは少しだけ笑みを見せた。
「ありがとう。
……でもね、やっぱり寂しいの。
メリルたちやクラスのみんなと離れるのは。」
「そうか。
それを聞いたら、みんな喜ぶだろうな。」
ティアはそっと立ち上がり、アーサーに歩み寄ると静かに抱きしめた。
「行ってくるね。
……学園のことは任せたわ。」
「ああ。任せろ。」
短い言葉の中に、確かな信頼と愛情があった。
翌朝。
別れの時間が訪れた。
ティアはメリルたち、そしてクラスメイトたちと正門の前で挨拶を交わした。
笑顔を見せようとしたが、頬を伝う涙は止められなかった。
「ティア、頑張ってね……!」
「絶対、また会おうね!」
女子たちは次々と彼女を抱きしめ、別れを惜しんだ。
男子たちも照れ隠しのように手を振る。
――時間が止まったかのようだった。
最後の瞬間まで、笑顔と涙が交差する。
そして、ティアは振り返らずに歩き出した。
その背中に、幾つもの「またね」が重なって響く。
セイントスター学園へ
到着したフィレン帝国は、夏の名残を残しながらも荘厳な空気を纏っていた。
臣下たちはすでに活動を開始し、ティアの周囲を警戒している。
彼女にとって脅威となるものがないか、慎重に調査が進められていた。
そして――ついに、目的地が視界に入る。
真紅と金の意匠が施された、荘厳な建築群。
まるで聖堂と魔塔を融合させたような美しさ。
それが、セイントスター世界魔法高等学園だった。
ティアは一歩、石畳の上に足を踏み出す。
新たな章が、今、静かに始まろうとしていた。
昼休み、ティアはいつものようにメリルと他愛もない話をしていた。
そこへ、学年主任のハーニング先生が教室の扉を開けて現れた。
「ティアさん。
少し職員室まで来てもらえるかな?」
「え?
は、はい……」
クラスの視線を背に、ティアは笑顔でメリルに手を振ると、ハーニングのあとをついていった。
職員室に入ると、その奥の応接室に通された。
そこには、見慣れぬ中年の男性が一人、落ち着いた様子でソファに腰掛けていた。
「お待たせしました。
こちらが二年一組のティアさんです。」
「どうも。
私はセイントスター学園から来ました。
マイングレと申します。」
「ティア・リブンです。
よろしくお願いします。」
互いに一礼を交わすと、ハーニングは「それでは私はこれで」と静かに部屋を出ていった。
扉が閉まると、マイングレは一息ついてから、まっすぐにティアを見つめた。
「ティアさん。
率直に申し上げます。
――セイントスター学園に、編入するつもりはありませんか?」
「え?
……と、突然ですね。」
「ふふ、驚かせてしまいましたね。
見学ツアーと聞いているでしょう?
実は私は世界各地を回り、優秀な人材をスカウトしているのです。
あなたのような方にこそ、学園の一期生として加わっていただきたい。」
「私だけ……なんですか?」
「ええ。
あなたは突出して優秀だと判断しました。」
「何を根拠に、ですか?」
「まあ、オフレコですが――少し、あなたの行動を観察させていただきました。」
「観察、ですか?
それ、監視と何が違うのかしら。」
ティアの目がわずかに鋭く光る。
しかしマイングレは慌てず、穏やかに微笑んだ。
「ははは、警戒なさらずとも結構です。
あなたが“人間族”ではなく、“神魔族”であることも承知しています。
セイントスターでは、人間・魔族・エルフ――あらゆる種族が共に学ぶことを目指していますから。」
「……つまり、私のことはすでに調べ尽くしていると。」
「そうなりますね。
学園の理念は“共存”です。
種族間の壁を超え、新しい時代の礎となる者たちを集めているのですよ。」
ティアはしばし考え込んだ。
胸の奥が少しざわつく――まるで、何かに呼ばれているような感覚。
「もし編入するなら、いつからですか?」
「夏休み明けの開校と同時です。
……どうです?
少しお考えになるお時間を。」
「わかりました。
考えさせてください。」
「もちろん。
来週、また伺います。」
マイングレが去ったあと、ティアはひとり応接室に残り、小さく息を吐いた。
――これは、運命の分かれ道なのかもしれない。
けれど、メリルたちと離れるのは、やはり寂しい。
教室に戻ると、メリルがすぐにティアの表情の変化を察した。
「どうしたの?
顔、暗いよ。」
「うん……ちょっとね。
放課後、話したいことがあるの。」
「いいよ、どこで話す?」
「カフェに行こうか。」
放課後。
街の小さなカフェの窓辺で、ティアはカップを両手で包みながら口を開いた。
「実はね……セイントスター学園の人が来たの。
それで私を一期生としてスカウトしたいって。」
「えっ!?
すごいじゃない!」
メリルは目を丸くして、すぐに笑顔になった。
「どうするの?
行くの?」
「うん……魅力的ではあるの。
でも、迷ってるの。」
ティアは俯いた。
メリルは黙って待つ。
やがてティアは、ゆっくりと顔を上げた。
「メリル。
実はまだ、話してなかったことがあるの。
……私、人間族じゃないの。」
「……そうなんだ。」
驚いたように目を見開いたが、メリルはすぐに柔らかく笑った。
「うん。
黙っててごめん。
私は“神魔族”っていう種族なの。」
「神魔族……聞いたことない。
でも、なんとなく納得かも。」
「え?」
「だってティアって、普通の人間の枠に収まる感じじゃなかったもん。」
メリルは笑いながら、そっとティアの手を握った。
「軽蔑するかもって、怖かったの。」
「そんなわけないでしょ。
私を舐めないで。――親友でしょ?」
その言葉に、ティアの目が潤んだ。
「メリル……ありがとう。」
「ティア、行きなよ。
セイントスター学園へ。
こんなチャンス、逃したらもったいないよ。」
「……でも、みんなと離れるのは寂しい。」
「何言ってるの。
どうせ卒業したらバラバラになるんだよ。
でもね、離れても友情は変わらない。
私たちはずっと親友。」
その夜、二人は閉店間際まで語り合った。
窓の外では、夏の星が静かに瞬いていた。
翌朝。
朝の会が終わると、ティアは突然立ち上がり、教壇へと歩いた。
クラスがざわめく。
「ティア? どうした?」
ティアは深呼吸して、全員を見渡した。
「みんなに話したいことがあるの。
――私、セイントスター学園に編入しないかってスカウトされたの。」
「おおっ!」
「マジかよ!」
一気に歓声が上がる。
「でもね、迷ってる。
だから……お願い。
私を、後押しして。」
一瞬の沈黙のあと、クラスがどっと沸いた。
「すげぇじゃんティア!」
「やっぱりお前ならな!」
「行ってこいよ!」
「応援してるぜ!」
「いじめられたら、いつでもここに帰ってこい!」
ティアは思わず笑みを浮かべた。
――ああ、やっぱりこのクラスが大好き。
「ありがとう、みんな。
行ってくるね。
でも、夏休みまでは……一緒にいっぱい思い出作ろう。」
その瞬間、女子たちは一斉にティアに駆け寄り、抱きしめ合った。
涙と笑顔が交じり合い、教室は温かな光に包まれる。
こうして、ティアの新たな旅立ちの幕が、静かに上がった。
楽しい夏休みは――まるで砂のように指の間からこぼれ落ちていった。
グランジールでのバカンスは夢のようで、笑顔と光に満ちた日々だった。
みんなと過ごした時間は、心の宝石箱の中にそっと仕舞われている。
そして今、学園の寮の自室で、ティアは静かに窓の外を眺めていた。
夕暮れの風がカーテンを揺らし、季節の終わりを告げている。
「主様。
――セイントスター学園の調査をなさいますか?」
静寂を破ったのは、副翼セリアの柔らかな声だった。
「いいえ。
大丈夫よ。
セリアたちもフィレン帝国に活動を移すわ。
皆に準備を整えるよう伝えて。」
「御意。」
短く答えると、セリアの姿は霧のように消えた。
続いて、双子の侍女が現れる。
「主様、少し元気がありませんね。」
「リシェル、主様はこの学園を離れることに寂しさを感じておられるのよ。」
ルシェルの穏やかな言葉に、ティアは微笑を返した。
「ええ。
確かに……ここは居心地のいい場所だったわ。」
短い沈黙のあと、ティアは二人を見つめて言った。
「2人とも、セイントスターでも寮があるから、そこでも身の回りのことをお願いね。」
「御意。
すでにあちらの寮の様子も確認済みです。
荷物もある程度運んでおります。」
「そう。
ありがとう。」
その声に満足げに頷くと、2人も静かに姿を消した。
再び一人きりになる――はずだった。
だが、ふっと空間が歪み、転移陣の光が弾けた。
「よっ、ティア。」
アーサーが現れ、いつもの飄々とした笑みを浮かべる。
「準備は進んでるか?」
「ええ、そうね。
……いつでも行けそうよ。」
「そうか。なら安心だ。
俺たちはいつでも会える。
心配なんていらねぇ。
思いっきり楽しんでこい。」
その言葉に、ティアは少しだけ笑みを見せた。
「ありがとう。
……でもね、やっぱり寂しいの。
メリルたちやクラスのみんなと離れるのは。」
「そうか。
それを聞いたら、みんな喜ぶだろうな。」
ティアはそっと立ち上がり、アーサーに歩み寄ると静かに抱きしめた。
「行ってくるね。
……学園のことは任せたわ。」
「ああ。任せろ。」
短い言葉の中に、確かな信頼と愛情があった。
翌朝。
別れの時間が訪れた。
ティアはメリルたち、そしてクラスメイトたちと正門の前で挨拶を交わした。
笑顔を見せようとしたが、頬を伝う涙は止められなかった。
「ティア、頑張ってね……!」
「絶対、また会おうね!」
女子たちは次々と彼女を抱きしめ、別れを惜しんだ。
男子たちも照れ隠しのように手を振る。
――時間が止まったかのようだった。
最後の瞬間まで、笑顔と涙が交差する。
そして、ティアは振り返らずに歩き出した。
その背中に、幾つもの「またね」が重なって響く。
セイントスター学園へ
到着したフィレン帝国は、夏の名残を残しながらも荘厳な空気を纏っていた。
臣下たちはすでに活動を開始し、ティアの周囲を警戒している。
彼女にとって脅威となるものがないか、慎重に調査が進められていた。
そして――ついに、目的地が視界に入る。
真紅と金の意匠が施された、荘厳な建築群。
まるで聖堂と魔塔を融合させたような美しさ。
それが、セイントスター世界魔法高等学園だった。
ティアは一歩、石畳の上に足を踏み出す。
新たな章が、今、静かに始まろうとしていた。
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