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第十五章 400年後の未来
第百二十二話 再びのセイントスター学園
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街の人気のない路地裏に転移したティアは、久方ぶりに目にする“人の世界”に思わず息を呑んだ。
石畳ではなく、滑らかに舗装された黒い道路を金属の箱――車と呼ばれるものが音を立てて走り抜け、
歩道では無数の人々が笑顔で行き交っている。
「……信じられない。
以前の街並みとは思えない。」
「主様。
この街にはリリアお嬢様の住まわれている家がございます。
先ずはそちらへ向かわれては如何でしょうか?」
「そうね……でも、せっかくだから、少しこの街を歩いてみたいわ。」
セリアが小さくため息を漏らすのを横目に、ティアは路地を抜けて通りに出た。
朝の光が眩しく、空気には香ばしいパンとコーヒーの匂いが混じっている。
笑い声、呼びかけ、信号の電子音――そのすべてが新鮮だった。
「この世界……ずいぶん賑やかになったのね。」
ティアが見とれていると、突然――
「やっばいっ!
完全に遅刻ぅ~っ!」
慌ただしい声と共に、制服姿の少女がティアの横を駆け抜けてきた。
少女はティアを一瞥すると、目を丸くした。
「あれ?
あなたもセイントスター学園の子でしょ!?
早くしないと入学式に遅れるよ!」
「え? ええっ?」
返事をする間もなく、少女はティアの手を掴んで全力疾走を始めた。
「ちょっ、待っ――!?」
だがティアは抵抗する間もなく引っ張られ、そのまま一緒に走る羽目に。
風を切る感覚。
靴音。
朝の光。
なんだかよく分からないけど――少しだけ楽しい。
『セイントスター学園って……今、言ったわよね?』
『はい、主様。
それについては後ほど詳しくご説明いたします。』
『……了解。
後でね。』
『御意。』
ティアとセリアの念話をよそに、前を走る少女は息を弾ませながらも振り返った。
「ほらほら~!
急いでっ!」
「あなた……面白い子ね。
名前は?」
「え?
私? ミミィよ!」
「ミミィ……私はティア。」
「ティア!?
へぇ~!
すっごく綺麗だし、可愛いし……
あの“蒼炎の神ティア”にそっくりだね!」
「……は?」
ミミィはけろっとした笑顔で言いながら走り続けている。
ティアは思わず心の中でため息をついた。
『セリア、どういうことなの……?』
『それも含めて後ほど、きっちり説明いたします。』
「ティアさーん!
もう少しで着くよー!」
走ること五分。
ようやくたどり着いたのは――見覚えのある白い門。
『……セイントスター学園。』
ティアは呆然とその名を呟いた。
周囲の建物は新しくなっているのに、学園の門構えだけはあの日のままだ。
「はぁっ、はぁっ……ティアさん……すごいね……!
全然息が切れてないじゃん……!
私なんて、もう……はぁ……死ぬ……!」
ミミィはその場にしゃがみ込み、息を整えている。
ティアはそんな彼女に小さく笑みを浮かべながら、
まるで“時を超えた deja-vu(デジャヴ)”のような懐かしさに包まれていた。
「本当に……ここは、あの学園なのね。」
冷静になってミミィの姿を見つめ直すと、ティアはふと気づいた。
彼女の着ている制服――それは、ティア自身が身につけているセイントスター学園のものと、まったく同じデザインだった。
「なるほど……同じ制服だから、私を生徒と勘違いしたのね。」
ティアは小さく微笑む。
「ねぇ、そういえば聞いてなかったけど!」
ミミィが息を弾ませながら振り向く。
「ティアさんって、新入生?
もしそうなら、式典もう始まっちゃうよ!
ちなみに私はピカピカの新入生!」
「ええ、今日この街に越してきたばかりなの。
よろしくね。」
「ほんと!?
よかった~!
途中で気づいたんだよね、もし上級生だったら超やばいじゃんって……。
走りながら冷や汗かいてたの!」
「ふふ、可愛い子ね。」
ティアは少しだけ肩をすくめて笑った。
「ごめんなさい。
私、ちょっと職員室に行かなくちゃ。
後で会いましょう。」
「え、そうなんだ!
もしかして編入生?」
「そんなところね。」
「わかった!
じゃあまたあとで!」
ミミィは元気よく手を振り、駆けていった。
ティアはその背中を見送りながら、そっと念話を飛ばした。
『セリア?』
『はい、ここに。』
『ねえ、なんで“ダクトス”がいるの?』
『……ああ、やはりお気づきでしたか。
詳しい説明は後ほどさせていただきます。
それより、リリアお嬢様のもとへ――』
「ふふ、それは違うでしょ?」
ティアの唇が意味深に微笑んだ。
『……あ、ああ。
そうですよね、主様。
お待ちください。
ダクトス殿を呼んで参ります。』
セリアはぴたりと姿を消した。
しばらく門の前で待っていると、青白い光が空間を裂くように輝き――
「おやおや、目覚められましたか。
お久しぶりと言うべきでしょうかね?」
と、柔らかな声が響く。
転送の光が収まると、そこにはダクトスとセリアが並んで立っていた。
「私からすれば、そこまで久しぶりでもないわ。」
ティアは微笑みながら言った。
「この学園に入学したいの。
あなたなら何とかできるでしょ?」
「……さすがですね。
了解しました。
では行きましょう。」
三人は一瞬で職員室前へと転移し、そのまま奥の校長室へ通された。
「え……まさか、あなた校長なの?」
「はい、そうです。」
ダクトスは穏やかに微笑み、手でソファーを示した。
「少し説明が必要でしょうね。」
ティアとセリアは腰を下ろす。
「まずは、お目覚めおめでとうございます。
千年は眠り続けるかと思っていましたが、四百年とは早かったですね。
しかも……神として完全に覚醒されている。」
「やっぱり。
私、神になっているのね。」
「はい、主様。」
セリアが頷く。
「遊戯神ウルとの決闘の後、主様がこの世界に戻られた際に――予期せぬ事態が起こりました。
“世界融合”です。」
「世界融合……?」
ダクトスが静かに説明を続ける。
「あなたが神として再誕したことで、ウルが管理していた種族世界までもがこの世界と結合してしまったのです。
この学園もその時、あなたがいた場所として再構築されました。
そして、あなたは“天舞降臨”をなさいました。
記憶にはないでしょうが、神としてのあなたが天空より降り立ち、この世界中の都市にその御姿を現したのです。」
ティアは目を瞬いた。
「その時、あなたは告げました。
――『これより、蒼炎の神ティアがこの世界の神である』と。
その瞬間から信仰が生まれ、この世界の宗教は“蒼炎神ティア教”へと変わりました。」
「なるほどね。
それで、あのミミィって子も私の名を知ってたのね。」
セリアが小さく咳払いをして言葉を続ける。
「それと、もう一つ。
主様が覚醒された瞬間、私は“蒼炎神の使徒”として再構築されました。
……ですが、他の臣下たちは存在ごと消滅してしまったのです。
今、主様を覚えているのは私とリリアお嬢様だけです。」
ティアの表情がわずかに陰る。
「……そう。
みんな、いなくなっちゃったのね。
私の可愛い子たち。」
ふと思い出して顔を上げる。
「――アーサーは?」
「アーサー殿は、別次元に転送されたようです。
記憶も抹消されているでしょう。」
「……そう。
寂しいわね。」
ティアは小さく俯いた。
その横で、ダクトスが静かに話を続ける。
「現在、この世界には七つの種族が共存しています。
人間族を中心に、精霊族(エルフ)、聖霊族、仙人族、龍神族、幽玄族、そして魔族。
かつての“分かたれた世界”が今は一つの大陸に存在しているのです。」
「へぇ……面白いじゃない。
それなら――もう一度、この世界で生きてみようかしら。
学園に通うのも悪くないわね。」
ティアの瞳が楽しげに輝いた。
「それと……もしよければ、このダクトスも蒼炎神ティアの使徒に加えていただけますか?」
「ウルを見限るの?」
「いいえ。
ただし、彼が復活するまでの間だけです。」
「ふふっ、いいわ。
歓迎するわ。」
「ありがたい。
では、しばらくお仕えいたします。」
ダクトスは恭しく頭を下げた。
「入学手続きはこちらで済ませておきます。
ですが、身分は“人間族”として偽装しておきましょう。」
「そうね。
偽装ステータスが必要ね。」
「はい。
まずは現在の神のステータスをご覧ください。」
ティアの目前に、淡い光が浮かぶ。
⸻
種族:蒼炎神ティア
レベル:∞
性別:女神
神スキル:
神威/福音/神言/神智/天空支配/時間制御/神神の炎/創造/空間支配/全能魔法/神罰審判
⸻
「……レベルの概念すら超えてるわね。
でも“創造”があれば、偽装も簡単。」
光の指先で空を撫でると、別のステータスが形成される。
⸻
種族:人間族
レベル:25
性別:女
体力:320
魔力:420
スキル:
毒耐性/炎耐性/走術/魔術強化/剣術/体術/状態異常耐性
炎魔法Lv3/毒魔法Lv3
⸻
「うん、こんな感じね。
すごく地味で……逆に新鮮。
この程度の力で学園生活を始めるのも悪くないわ。」
「それでは、新入生の式典がまもなく始まります。
向かいましょうか?」
ティアは微笑み、立ち上がった。
「ええ、行きましょう。
――新しい時代の幕開けね。」
ダクトスとセリアが静かに頷く中、ティアは再び歩き出した。
かつて神々と争い、世界を統べた女神が、今――
学園の一生徒として、新たな物語を始めようとしていた。
石畳ではなく、滑らかに舗装された黒い道路を金属の箱――車と呼ばれるものが音を立てて走り抜け、
歩道では無数の人々が笑顔で行き交っている。
「……信じられない。
以前の街並みとは思えない。」
「主様。
この街にはリリアお嬢様の住まわれている家がございます。
先ずはそちらへ向かわれては如何でしょうか?」
「そうね……でも、せっかくだから、少しこの街を歩いてみたいわ。」
セリアが小さくため息を漏らすのを横目に、ティアは路地を抜けて通りに出た。
朝の光が眩しく、空気には香ばしいパンとコーヒーの匂いが混じっている。
笑い声、呼びかけ、信号の電子音――そのすべてが新鮮だった。
「この世界……ずいぶん賑やかになったのね。」
ティアが見とれていると、突然――
「やっばいっ!
完全に遅刻ぅ~っ!」
慌ただしい声と共に、制服姿の少女がティアの横を駆け抜けてきた。
少女はティアを一瞥すると、目を丸くした。
「あれ?
あなたもセイントスター学園の子でしょ!?
早くしないと入学式に遅れるよ!」
「え? ええっ?」
返事をする間もなく、少女はティアの手を掴んで全力疾走を始めた。
「ちょっ、待っ――!?」
だがティアは抵抗する間もなく引っ張られ、そのまま一緒に走る羽目に。
風を切る感覚。
靴音。
朝の光。
なんだかよく分からないけど――少しだけ楽しい。
『セイントスター学園って……今、言ったわよね?』
『はい、主様。
それについては後ほど詳しくご説明いたします。』
『……了解。
後でね。』
『御意。』
ティアとセリアの念話をよそに、前を走る少女は息を弾ませながらも振り返った。
「ほらほら~!
急いでっ!」
「あなた……面白い子ね。
名前は?」
「え?
私? ミミィよ!」
「ミミィ……私はティア。」
「ティア!?
へぇ~!
すっごく綺麗だし、可愛いし……
あの“蒼炎の神ティア”にそっくりだね!」
「……は?」
ミミィはけろっとした笑顔で言いながら走り続けている。
ティアは思わず心の中でため息をついた。
『セリア、どういうことなの……?』
『それも含めて後ほど、きっちり説明いたします。』
「ティアさーん!
もう少しで着くよー!」
走ること五分。
ようやくたどり着いたのは――見覚えのある白い門。
『……セイントスター学園。』
ティアは呆然とその名を呟いた。
周囲の建物は新しくなっているのに、学園の門構えだけはあの日のままだ。
「はぁっ、はぁっ……ティアさん……すごいね……!
全然息が切れてないじゃん……!
私なんて、もう……はぁ……死ぬ……!」
ミミィはその場にしゃがみ込み、息を整えている。
ティアはそんな彼女に小さく笑みを浮かべながら、
まるで“時を超えた deja-vu(デジャヴ)”のような懐かしさに包まれていた。
「本当に……ここは、あの学園なのね。」
冷静になってミミィの姿を見つめ直すと、ティアはふと気づいた。
彼女の着ている制服――それは、ティア自身が身につけているセイントスター学園のものと、まったく同じデザインだった。
「なるほど……同じ制服だから、私を生徒と勘違いしたのね。」
ティアは小さく微笑む。
「ねぇ、そういえば聞いてなかったけど!」
ミミィが息を弾ませながら振り向く。
「ティアさんって、新入生?
もしそうなら、式典もう始まっちゃうよ!
ちなみに私はピカピカの新入生!」
「ええ、今日この街に越してきたばかりなの。
よろしくね。」
「ほんと!?
よかった~!
途中で気づいたんだよね、もし上級生だったら超やばいじゃんって……。
走りながら冷や汗かいてたの!」
「ふふ、可愛い子ね。」
ティアは少しだけ肩をすくめて笑った。
「ごめんなさい。
私、ちょっと職員室に行かなくちゃ。
後で会いましょう。」
「え、そうなんだ!
もしかして編入生?」
「そんなところね。」
「わかった!
じゃあまたあとで!」
ミミィは元気よく手を振り、駆けていった。
ティアはその背中を見送りながら、そっと念話を飛ばした。
『セリア?』
『はい、ここに。』
『ねえ、なんで“ダクトス”がいるの?』
『……ああ、やはりお気づきでしたか。
詳しい説明は後ほどさせていただきます。
それより、リリアお嬢様のもとへ――』
「ふふ、それは違うでしょ?」
ティアの唇が意味深に微笑んだ。
『……あ、ああ。
そうですよね、主様。
お待ちください。
ダクトス殿を呼んで参ります。』
セリアはぴたりと姿を消した。
しばらく門の前で待っていると、青白い光が空間を裂くように輝き――
「おやおや、目覚められましたか。
お久しぶりと言うべきでしょうかね?」
と、柔らかな声が響く。
転送の光が収まると、そこにはダクトスとセリアが並んで立っていた。
「私からすれば、そこまで久しぶりでもないわ。」
ティアは微笑みながら言った。
「この学園に入学したいの。
あなたなら何とかできるでしょ?」
「……さすがですね。
了解しました。
では行きましょう。」
三人は一瞬で職員室前へと転移し、そのまま奥の校長室へ通された。
「え……まさか、あなた校長なの?」
「はい、そうです。」
ダクトスは穏やかに微笑み、手でソファーを示した。
「少し説明が必要でしょうね。」
ティアとセリアは腰を下ろす。
「まずは、お目覚めおめでとうございます。
千年は眠り続けるかと思っていましたが、四百年とは早かったですね。
しかも……神として完全に覚醒されている。」
「やっぱり。
私、神になっているのね。」
「はい、主様。」
セリアが頷く。
「遊戯神ウルとの決闘の後、主様がこの世界に戻られた際に――予期せぬ事態が起こりました。
“世界融合”です。」
「世界融合……?」
ダクトスが静かに説明を続ける。
「あなたが神として再誕したことで、ウルが管理していた種族世界までもがこの世界と結合してしまったのです。
この学園もその時、あなたがいた場所として再構築されました。
そして、あなたは“天舞降臨”をなさいました。
記憶にはないでしょうが、神としてのあなたが天空より降り立ち、この世界中の都市にその御姿を現したのです。」
ティアは目を瞬いた。
「その時、あなたは告げました。
――『これより、蒼炎の神ティアがこの世界の神である』と。
その瞬間から信仰が生まれ、この世界の宗教は“蒼炎神ティア教”へと変わりました。」
「なるほどね。
それで、あのミミィって子も私の名を知ってたのね。」
セリアが小さく咳払いをして言葉を続ける。
「それと、もう一つ。
主様が覚醒された瞬間、私は“蒼炎神の使徒”として再構築されました。
……ですが、他の臣下たちは存在ごと消滅してしまったのです。
今、主様を覚えているのは私とリリアお嬢様だけです。」
ティアの表情がわずかに陰る。
「……そう。
みんな、いなくなっちゃったのね。
私の可愛い子たち。」
ふと思い出して顔を上げる。
「――アーサーは?」
「アーサー殿は、別次元に転送されたようです。
記憶も抹消されているでしょう。」
「……そう。
寂しいわね。」
ティアは小さく俯いた。
その横で、ダクトスが静かに話を続ける。
「現在、この世界には七つの種族が共存しています。
人間族を中心に、精霊族(エルフ)、聖霊族、仙人族、龍神族、幽玄族、そして魔族。
かつての“分かたれた世界”が今は一つの大陸に存在しているのです。」
「へぇ……面白いじゃない。
それなら――もう一度、この世界で生きてみようかしら。
学園に通うのも悪くないわね。」
ティアの瞳が楽しげに輝いた。
「それと……もしよければ、このダクトスも蒼炎神ティアの使徒に加えていただけますか?」
「ウルを見限るの?」
「いいえ。
ただし、彼が復活するまでの間だけです。」
「ふふっ、いいわ。
歓迎するわ。」
「ありがたい。
では、しばらくお仕えいたします。」
ダクトスは恭しく頭を下げた。
「入学手続きはこちらで済ませておきます。
ですが、身分は“人間族”として偽装しておきましょう。」
「そうね。
偽装ステータスが必要ね。」
「はい。
まずは現在の神のステータスをご覧ください。」
ティアの目前に、淡い光が浮かぶ。
⸻
種族:蒼炎神ティア
レベル:∞
性別:女神
神スキル:
神威/福音/神言/神智/天空支配/時間制御/神神の炎/創造/空間支配/全能魔法/神罰審判
⸻
「……レベルの概念すら超えてるわね。
でも“創造”があれば、偽装も簡単。」
光の指先で空を撫でると、別のステータスが形成される。
⸻
種族:人間族
レベル:25
性別:女
体力:320
魔力:420
スキル:
毒耐性/炎耐性/走術/魔術強化/剣術/体術/状態異常耐性
炎魔法Lv3/毒魔法Lv3
⸻
「うん、こんな感じね。
すごく地味で……逆に新鮮。
この程度の力で学園生活を始めるのも悪くないわ。」
「それでは、新入生の式典がまもなく始まります。
向かいましょうか?」
ティアは微笑み、立ち上がった。
「ええ、行きましょう。
――新しい時代の幕開けね。」
ダクトスとセリアが静かに頷く中、ティアは再び歩き出した。
かつて神々と争い、世界を統べた女神が、今――
学園の一生徒として、新たな物語を始めようとしていた。
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