124 / 162
第十五章 400年後の未来
第百二十四話 神ティアはアルバイトをする
しおりを挟む
その日の放課後、ティアは街を散策していた。
理由は──セリアに「お小遣いくらいは自分で稼ぎなさい」と言われたからだ。
モバイルで探して見つけたのは、全国展開しているチェーン店《マクリルバーガー》。
時給も良くて、何より制服が可愛い。
「お小遣いくらい、私だって稼げるんだから!」
そう自分に言い聞かせながら、ティアは街角を軽やかに歩いた。
まずは偵察。
店に入ると、カウンター越しに明るい声が響く。
「いらっしゃいませ!」
「あ、ダブルバーガーください。」
支払いはモバイルを端末にかざすだけ。
文明の進化は本当に便利だと、ティアは感心した。
一口食べると──
「……美味しい! 転生する前に食べた味と、そんなに変わってないのね。」
思わず頬がゆるむ。
そして、ふとスタッフの制服に目がとまる。
赤と黒を基調にしたキャップ。
白いブラウスに赤黒のベスト。
タイトめのミニスカートにショートブーツ。
「……これ、可愛い!」
気づけばティアのテンションはすっかり上がっていた。
数日後。
面接の日がやってきた。
ティアはモバイルに履歴書を携帯して、緊張の面持ちで店舗に入る。
「あのう、今日、アルバイトの面接で来ました。」
「はい、少々お待ちくださいね。」
対応してくれた女性スタッフが奥へ消え、数分後に男性スタッフが現れた。
「こちらへどうぞ。」
案内されたのは小さな応接室。
ティアはテーブルを挟んで座ると、面接が始まった。
「では、モバイルから履歴書を受け取りますね……。
えっと、セイントスター学園のティア・クラウスさんですか。」
「はい。」
「優秀なんですね。
あそこの生徒さんがアルバイトに来るのは珍しいですよ。
お小遣い稼ぎですか?」
「ええ。
自分の交友費は自分で稼ぐように言われたので。」
「なるほど。
アルバイト経験は?」
「ありません。
初めてです。」
「そうですか。
三ヶ月は試用期間になりますが、主にカウンターとホール業務です。
大丈夫ですか?」
「はい、頑張ります!」
「うん、いい返事ですね。
正直、あなたのように明るくて可愛らしい方がカウンターに立ってくれたら、お客様の印象もぐっと良くなりますよ。」
ティアは少し頬を染めて「ありがとうございます」と微笑んだ。
面接は無事に終わり、結果は後日通知されることになった。
「お帰りなさいませ、お嬢様。」
玄関で迎えたのは、執事兼メイドのマーガレットだった。
「ただいま~。
あ~、面接疲れた~。」
「本当にアルバイトをなさるのですか?」
マーガレットは苦笑しながらティアの荷物を受け取る。
「そうなのよ。
セリアがお小遣いくらいは自分で稼げって言うの。」
「真面目な方ですものね。」
「うん、真面目すぎるのよ~。
でも、学費とか全部出してくれてるから文句も言えないし。」
「確かセリアさん、冒険者をなさっているとか。」
「そう。
かなり優秀な冒険者よ。
この国では冒険者以上に稼げる仕事はないらしいけど……私はやりたくないわ。」
「お嬢様には危険すぎますもの。
セリアさんも反対なさるでしょうね。」
「ははは、言いそう!」
ティアは笑いながら自室に戻り、制服を脱いで部屋着に着替えた。
「お嬢様、夕食は何時頃にお持ちしましょうか?」
「うーん、七時くらいでお願い。」
「かしこまりました。」
学園では宿題も出る。
モバイルから回答するスタイルで、定期的に提出すれば単位がもらえる仕組みだ。
ティアは机に向かい、問題を開いて黙々と入力していく。
こうしていると、かつて高校生だった頃を思い出す。
夕食を済ませた後は、部屋でテレビを見ながら過ごすのが日課。
最近は音楽番組をチェックして、街にある《ミュウオケ》で歌う曲を練習していた。
夜の屋敷。
ティアの部屋からは、どこか懐かしく、どこまでも澄んだ歌声が流れてくる。
それはまるで、天にいた頃の神の旋律のように。
メイドたちの心を、優しく癒していた。
学園生活にもすっかり慣れ、クラスの女子たちとも仲良くなってきたティア。
特に仲が良いのは、明るく元気なミミィと、ちょっとクールなアーシャの二人。
部活動は「魔法研究部」。
もちろんミミィもアーシャも一緒だ。
放課後は三人で街のミュウオケに行ったり、ショッピングしたり、カフェ巡りをしたり……気づけばモバイル残高があっという間にピンチになっていた。
「うそでしょ……10万ギドルが、もうこんなに減ってる……!?」
そんな経済危機(?)の中、ティアはマクリルバーガーのアルバイト面接に見事合格!
そして、いよいよ初出勤の日がやってきた。
更衣室で新品の制服に袖を通す。
赤と黒のベストに、白いブラウス。
黒のタイトスカートにショートブーツ。
鏡の前でくるりと一回転。
「やっぱり可愛い~!」
思わず自分にうっとりするティア。
そこに店長──マネージャーのクレスンが現れた。
「ティアさんですね。
今日からよろしくお願いします。
まずは接客の基本と、挨拶の練習から始めましょう。」
「はいっ!」
元気に返事をするものの、その日は実際の接客には立たず、メニューや作業の流れを覚える座学デーとなった。
あっという間に時間が過ぎ、初日は終了。
帰宅後、ティアはソファにばふっと倒れ込みながらため息。
「はぁ~、疲れた~……けど、ちょっと楽しかったかも。」
週3日のシフトも無事決まり、こうしてティアのアルバイト生活が始まった。
数日後、昼休みの教室。
三組の窓際の席で、ティア・ミミィ・アーシャの三人が弁当を広げていた。
「ねぇティア、聞いたんだけど……マクリルバーガーでバイトしてるって本当?」
ミミィがウインナーをつまみながら身を乗り出す。
「うん、本当よ。」
「なんでまた?」
アーシャが小首をかしげる。
「お小遣いを稼ぐため。
従者のセリアに“遊ぶお金は自分で稼げ”って言われちゃって。」
「へぇ~、従者にそんなこと言われるんだ。」
「厳しい~!」とミミィが笑う。
「私なんて親から小遣い貰ってるけど……バイトって楽しいの?」
興味津々のミミィにティアは少し得意げに言う。
「楽しいよ!
制服も可愛いし、みんな優しいし!」
「いいなぁ~。
でも、親が絶対ダメって言うわ。」
「うちも。」
二人は顔を見合わせて同時にため息。
そんな他愛もないおしゃべりをしながら、昼休みは笑い声で包まれていた。
放課後。
ティアは制服を脱ぎ、マクリルバーガーの制服に着替えて店へ。
今日からついにカウンターデビュー!
「緊張する……変な汗が……」
顔がこわばっているティアに、先輩スタッフのアリサが優しく声をかけた。
「ティアさん、リラックス。
お客様も笑顔が見たいのよ。」
「は、はいっ!」
カウンターに立つと、目の前にはお客さんがずらり。
テンパりながらも「い、いらっしゃいませっ!」となんとか対応を続ける。
笑顔を作るのも、商品の名前を間違えないようにするのも一苦労。
それでも一生懸命に頑張り、初日は無事終了した。
更衣室で、ティアは椅子にどさっと座り込む。
「ふぁ~……つ、疲れたぁ……。」
「お疲れ様。初日どうだった?」
先輩のアリサが笑いながら声をかけてくる。
「もう、ずっと緊張してて……途中から自分の名前も忘れそうでした……。」
ティアの苦笑にアリサもつられて笑う。
「最初はみんなそうよ。
わからないことがあったら、私たちがフォローするから大丈夫。」
「ありがとうございますっ。
が、頑張りますっ!」
その夜。
帰宅したティアはベッドに倒れ込みながら、天井を見上げて微笑んだ。
「大変だったけど……私、ちゃんと頑張れたかも。」
そう呟くその声には、どこか誇らしげな響きがあった。
神だった頃には味わえなかった、ちょっと人間らしい疲労と、ほんのりとした充実感。
ティアの“現代アルバイト物語”は、こうして幕を開けたのだった。
理由は──セリアに「お小遣いくらいは自分で稼ぎなさい」と言われたからだ。
モバイルで探して見つけたのは、全国展開しているチェーン店《マクリルバーガー》。
時給も良くて、何より制服が可愛い。
「お小遣いくらい、私だって稼げるんだから!」
そう自分に言い聞かせながら、ティアは街角を軽やかに歩いた。
まずは偵察。
店に入ると、カウンター越しに明るい声が響く。
「いらっしゃいませ!」
「あ、ダブルバーガーください。」
支払いはモバイルを端末にかざすだけ。
文明の進化は本当に便利だと、ティアは感心した。
一口食べると──
「……美味しい! 転生する前に食べた味と、そんなに変わってないのね。」
思わず頬がゆるむ。
そして、ふとスタッフの制服に目がとまる。
赤と黒を基調にしたキャップ。
白いブラウスに赤黒のベスト。
タイトめのミニスカートにショートブーツ。
「……これ、可愛い!」
気づけばティアのテンションはすっかり上がっていた。
数日後。
面接の日がやってきた。
ティアはモバイルに履歴書を携帯して、緊張の面持ちで店舗に入る。
「あのう、今日、アルバイトの面接で来ました。」
「はい、少々お待ちくださいね。」
対応してくれた女性スタッフが奥へ消え、数分後に男性スタッフが現れた。
「こちらへどうぞ。」
案内されたのは小さな応接室。
ティアはテーブルを挟んで座ると、面接が始まった。
「では、モバイルから履歴書を受け取りますね……。
えっと、セイントスター学園のティア・クラウスさんですか。」
「はい。」
「優秀なんですね。
あそこの生徒さんがアルバイトに来るのは珍しいですよ。
お小遣い稼ぎですか?」
「ええ。
自分の交友費は自分で稼ぐように言われたので。」
「なるほど。
アルバイト経験は?」
「ありません。
初めてです。」
「そうですか。
三ヶ月は試用期間になりますが、主にカウンターとホール業務です。
大丈夫ですか?」
「はい、頑張ります!」
「うん、いい返事ですね。
正直、あなたのように明るくて可愛らしい方がカウンターに立ってくれたら、お客様の印象もぐっと良くなりますよ。」
ティアは少し頬を染めて「ありがとうございます」と微笑んだ。
面接は無事に終わり、結果は後日通知されることになった。
「お帰りなさいませ、お嬢様。」
玄関で迎えたのは、執事兼メイドのマーガレットだった。
「ただいま~。
あ~、面接疲れた~。」
「本当にアルバイトをなさるのですか?」
マーガレットは苦笑しながらティアの荷物を受け取る。
「そうなのよ。
セリアがお小遣いくらいは自分で稼げって言うの。」
「真面目な方ですものね。」
「うん、真面目すぎるのよ~。
でも、学費とか全部出してくれてるから文句も言えないし。」
「確かセリアさん、冒険者をなさっているとか。」
「そう。
かなり優秀な冒険者よ。
この国では冒険者以上に稼げる仕事はないらしいけど……私はやりたくないわ。」
「お嬢様には危険すぎますもの。
セリアさんも反対なさるでしょうね。」
「ははは、言いそう!」
ティアは笑いながら自室に戻り、制服を脱いで部屋着に着替えた。
「お嬢様、夕食は何時頃にお持ちしましょうか?」
「うーん、七時くらいでお願い。」
「かしこまりました。」
学園では宿題も出る。
モバイルから回答するスタイルで、定期的に提出すれば単位がもらえる仕組みだ。
ティアは机に向かい、問題を開いて黙々と入力していく。
こうしていると、かつて高校生だった頃を思い出す。
夕食を済ませた後は、部屋でテレビを見ながら過ごすのが日課。
最近は音楽番組をチェックして、街にある《ミュウオケ》で歌う曲を練習していた。
夜の屋敷。
ティアの部屋からは、どこか懐かしく、どこまでも澄んだ歌声が流れてくる。
それはまるで、天にいた頃の神の旋律のように。
メイドたちの心を、優しく癒していた。
学園生活にもすっかり慣れ、クラスの女子たちとも仲良くなってきたティア。
特に仲が良いのは、明るく元気なミミィと、ちょっとクールなアーシャの二人。
部活動は「魔法研究部」。
もちろんミミィもアーシャも一緒だ。
放課後は三人で街のミュウオケに行ったり、ショッピングしたり、カフェ巡りをしたり……気づけばモバイル残高があっという間にピンチになっていた。
「うそでしょ……10万ギドルが、もうこんなに減ってる……!?」
そんな経済危機(?)の中、ティアはマクリルバーガーのアルバイト面接に見事合格!
そして、いよいよ初出勤の日がやってきた。
更衣室で新品の制服に袖を通す。
赤と黒のベストに、白いブラウス。
黒のタイトスカートにショートブーツ。
鏡の前でくるりと一回転。
「やっぱり可愛い~!」
思わず自分にうっとりするティア。
そこに店長──マネージャーのクレスンが現れた。
「ティアさんですね。
今日からよろしくお願いします。
まずは接客の基本と、挨拶の練習から始めましょう。」
「はいっ!」
元気に返事をするものの、その日は実際の接客には立たず、メニューや作業の流れを覚える座学デーとなった。
あっという間に時間が過ぎ、初日は終了。
帰宅後、ティアはソファにばふっと倒れ込みながらため息。
「はぁ~、疲れた~……けど、ちょっと楽しかったかも。」
週3日のシフトも無事決まり、こうしてティアのアルバイト生活が始まった。
数日後、昼休みの教室。
三組の窓際の席で、ティア・ミミィ・アーシャの三人が弁当を広げていた。
「ねぇティア、聞いたんだけど……マクリルバーガーでバイトしてるって本当?」
ミミィがウインナーをつまみながら身を乗り出す。
「うん、本当よ。」
「なんでまた?」
アーシャが小首をかしげる。
「お小遣いを稼ぐため。
従者のセリアに“遊ぶお金は自分で稼げ”って言われちゃって。」
「へぇ~、従者にそんなこと言われるんだ。」
「厳しい~!」とミミィが笑う。
「私なんて親から小遣い貰ってるけど……バイトって楽しいの?」
興味津々のミミィにティアは少し得意げに言う。
「楽しいよ!
制服も可愛いし、みんな優しいし!」
「いいなぁ~。
でも、親が絶対ダメって言うわ。」
「うちも。」
二人は顔を見合わせて同時にため息。
そんな他愛もないおしゃべりをしながら、昼休みは笑い声で包まれていた。
放課後。
ティアは制服を脱ぎ、マクリルバーガーの制服に着替えて店へ。
今日からついにカウンターデビュー!
「緊張する……変な汗が……」
顔がこわばっているティアに、先輩スタッフのアリサが優しく声をかけた。
「ティアさん、リラックス。
お客様も笑顔が見たいのよ。」
「は、はいっ!」
カウンターに立つと、目の前にはお客さんがずらり。
テンパりながらも「い、いらっしゃいませっ!」となんとか対応を続ける。
笑顔を作るのも、商品の名前を間違えないようにするのも一苦労。
それでも一生懸命に頑張り、初日は無事終了した。
更衣室で、ティアは椅子にどさっと座り込む。
「ふぁ~……つ、疲れたぁ……。」
「お疲れ様。初日どうだった?」
先輩のアリサが笑いながら声をかけてくる。
「もう、ずっと緊張してて……途中から自分の名前も忘れそうでした……。」
ティアの苦笑にアリサもつられて笑う。
「最初はみんなそうよ。
わからないことがあったら、私たちがフォローするから大丈夫。」
「ありがとうございますっ。
が、頑張りますっ!」
その夜。
帰宅したティアはベッドに倒れ込みながら、天井を見上げて微笑んだ。
「大変だったけど……私、ちゃんと頑張れたかも。」
そう呟くその声には、どこか誇らしげな響きがあった。
神だった頃には味わえなかった、ちょっと人間らしい疲労と、ほんのりとした充実感。
ティアの“現代アルバイト物語”は、こうして幕を開けたのだった。
1
あなたにおすすめの小説
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
異世界でカイゼン
soue kitakaze
ファンタジー
作者:北風 荘右衛(きたかぜ そうえ)
この物語は、よくある「異世界転生」ものです。
ただ
・転生時にチート能力はもらえません
・魔物退治用アイテムももらえません
・そもそも魔物退治はしません
・農業もしません
・でも魔法が当たり前にある世界で、魔物も魔王もいます
そこで主人公はなにをするのか。
改善手法を使った問題解決です。
主人公は現世にて「問題解決のエキスパート」であり、QC手法、IE手法、品質工学、ワークデザイン法、発想法など、問題解決技術に習熟しており、また優れた発想力を持つ人間です。ただそれを正統に評価されていないという鬱屈が溜まっていました。
そんな彼が飛ばされた異世界で、己の才覚ひとつで異世界を渡って行く。そういうお話をギャグを中心に描きます。簡単に言えば。
「人の死なない邪道ファンタジーな、異世界でカイゼンをするギャグ物語」
ということになります。
建国のアルトラ ~魔界の天使 (?)の国造り奮闘譚~
ヒロノF
ファンタジー
死後に転生した魔界にて突然無敵の身体を与えられた地野改(ちの かい)。
その身体は物理的な攻撃に対して金属音がするほど硬く、マグマや高電圧、零度以下の寒さ、猛毒や強酸、腐食ガスにも耐え得る超高スペックの肉体。
その上で与えられたのはイメージ次第で命以外は何でも作り出せるという『創成魔法』という特異な能力。しかし、『イメージ次第で作り出せる』というのが落とし穴! それはイメージ出来なければ作れないのと同義! 生前職人や技師というわけでもなかった彼女には機械など生活を豊かにするものは作ることができない! 中々に持て余す能力だったが、周囲の協力を得つつその力を上手く使って魔界を住み心地良くしようと画策する。
近隣の村を拠点と定め、光の無かった世界に疑似太陽を作り、川を作り、生活基盤を整え、家を建て、魔道具による害獣対策や収穫方法を考案。
更には他国の手を借りて、水道を整備し、銀行・通貨制度を作り、発電施設を作り、村は町へと徐々に発展、ついには大国に国として認められることに!?
何でもできるけど何度も失敗する。
成り行きで居ついてしまったケルベロス、レッドドラゴン、クラーケン、歩く大根もどき、元・書物の自動人形らと共に送る失敗と試行錯誤だらけの魔界ライフ。
様々な物を創り出しては実験実験また実験。果たして住み心地は改善できるのか?
誤字脱字衍字の指摘、矛盾の指摘大歓迎です! 見つけたらご報告ください!
2024/05/02改題しました。旧タイトル
『魔界の天使 (?)アルトラの国造り奮闘譚』
2023/07/22改題しました。旧々タイトル
『天使転生?~でも転生場所は魔界だったから、授けられた強靭な肉体と便利スキル『創成魔法』でシメて住み心地よくしてやります!~』
この作品は以下の投稿サイトにも掲載しています。
『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n4480hc/)』
『ノベルバ(https://novelba.com/indies/works/929419)』
『アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/64078938/329538044)』
『カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16818093076594693131)』
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
元チート大賢者の転生幼女物語
こずえ
ファンタジー
(※不定期更新なので、毎回忘れた頃に更新すると思います。)
とある孤児院で私は暮らしていた。
ある日、いつものように孤児院の畑に水を撒き、孤児院の中で掃除をしていた。
そして、そんないつも通りの日々を過ごすはずだった私は目が覚めると前世の記憶を思い出していた。
「あれ?私って…」
そんな前世で最強だった小さな少女の気ままな冒険のお話である。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる