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それ以来、シュークリットはチョコレートを少しだけ持ってきてくれるようになった。
初日に並んだたくさんのチョコレートをヘルヴィルがすべて食べようとしたので、少し食べるだけの量しかテーブルに載せない方がいいとなったことをヘルヴィルは知らない。
「はい、今日のチョコレートだよ」
今日も今日とてシュークリットによってチョコレートが持参されていた。
テーブルには五粒ほどのチョコレートが並べられている。
「ちょこ!」
うはっとヘルヴィルが嬉しそうに笑う。
シュークリットとのお茶の時間はフォクライースト家の料理人がおやつも準備してくれるけれど、今のところ一口で幸せになるチョコレートがヘルヴィルのなかでは最優先だ。
「今日は生チョコというものが手に入ったから持ってきたよ」
「なま」
聞いたことがあるぞと思う。
この世界にあるのかは知らないけれど、生前の世界にはバレンタインというチョコレートの祭典があった。
コンビニもそれ用の商品は売っていた。
チョコレートがこんなに美味しいなら一度くらいバレンタインのチョコレート売り場に行ってみたかったなとヘルヴィルは思いつつ、そんなイベント時によく見た生チョコとやらに心躍らせた。
「フォークで刺せるから、それで食べてごらん」
フォークで食べるのかと小さく華奢なフォークで寄せられた皿に乗っている、小さな四角いチョコレートを刺した。
「おお、やわこい」
固いと思っていたチョコレートにやすやすとフォークが刺さって少し驚く。
そのままあーんと口を開けて食べた。
甘さはちょうどいい。
いつもと違うのはその柔らかさだった。
噛むとどんどん溶けていく。
いつもの一粒チョコレートとは全然違った。
「おいしー」
もむもむと口を動かして飲み込む。
満足気に笑うと、それはよかったとシュークリットが微笑んだ。
その笑顔が艶やかしい。
「最近はパン以外もちゃんと食べてる?」
「あい」
ちゃんとパンの量は減らしたので元気よく頷いた。
「すーぷすき」
「スープ……」
そうなのだ。
先日パンを減らしてほかの料理も食べる約束をしたから、泣く泣くパンは半分でやめて一番近くにあったスープをヘルヴィルは飲んだ。
そうしたら濃厚でとても美味しかったのだ。
ポタージュと言われたスープはもったりとしていて、お腹にもよくたまった。
何がどうポタージュなのかは知らない。
生前コーンポタージュはコンビニにあったけど施設のポタージュにコーンは入ってなかった。
だから多分なにかポタージュっぽいスープは出たけれど、材料は知らない。
「……スープだけ?」
「う?ぱんもたべてゆ」
「……」
ヘルヴィルの返答に、シュークリットが黙ったままエイプリルへ目線を向けた。
流し目のような眼差しにエイプリルが頬を赤くしながら、姿勢をビシッと正す。
「ヘルヴィル様は最近スープが気に入ってしまって、パンの量は減ったのですが……もともと食べる量が少なすぎて、その二種類で満腹になってしまうみたいです」
「ハマったら一直線タイプみたいですね」
エイプリルの説明にカスティが感想を呟くと、シュークリットが困惑した表情を浮かべた。
そのあいだにヘルヴィルが最後の生チョコレートにフォークを刺して口に入れる。
「スープなんて飲み物だろう?腹にたまるものじゃないと思うんだが」
「俺もそう思いますけど……」
シュークリットの言葉にカスティが顔を見合わせて同意する。
そのまま二人がエイプリルに視線を向けると、びくりと肩を跳ねさせた。
「わ、私はスープが結構お腹にたまります」
エイプリルの自己申告に、少しだけシュークリットが驚きを見せる。
「そうなのか。人と食事なんてしないし、してもカスティくらいだから量を食べるのが普通だと思っていた」
「まあ俺は育ちざかりですし。一番年上なのはエイプリルになりますけど」
「私はどちらかといえば小食なので……」
二人の視線にエイプリルが肩を寄せて縮こまる。
シュークリットは気にせず、うーんと腕を組んで小さく唸った。
「スープの量を減らして肉や野菜を食べる量を増やした方がいいかもしれないな。理想は満遍なく食べることだが」
「びう、すききらいない」
くぴくぴとグラスのオレンジジュースを飲んでいたヘルヴィルが、グラスをテーブルに戻して胸を張る。
「そうなのか?」
その誇らしげな様子にシュークリットは小さく笑って赤色の癖毛をひと撫でした。
「えらいじゃないですか」
カスティにも褒められたので、ヘルヴィルは渾身のドヤ顔を披露した。
緑の目がキラキラと自信満々だ。
ぷくりと小さく鼻の穴が広がっている。
それを見て、エイプリルが言いにくそうに口を開いた。
「あのう……ヘルヴィル様は好き嫌いするほど種類を食べたことがないです」
「……」
「……」
エイプリルの言葉にシュークリットとカスティがチラリとヘルヴィルを見下ろす。
ヘルヴィルはドヤ顔のまま、何だろうと首を傾げた。
「食事をまともにとりだしたのが本当に最近で、それまでは食事と呼べる量も口にしなくてですね」
「え!?それでこんなドヤ顔?」
カスティが驚いた顔でヘルヴィルを見下ろした。
シュークリットがはあと額に手を当ててため息を吐く。
「侯爵はヘルヴィルの食事に口を出さないのか?」
「食事は家族でとられていますが、無理をさせなくていいと……」
シュークリットの眉間に皺が寄った。
綺麗な顔に皺が寄ると伸ばしてあげたくなるなとヘルヴィルは思った。
そういえば家族みんな眉間に皺が寄りがちな気がする。
機会があれば伸ばしてあげようと、一人うむうむと頷いた。
そんな皺を寄せたシュークリットとは対照的に、カスティが驚いたようにひょいと眉を上げた。
「家族で食事なんて意外ですね。バラバラに食べる家が多いのに」
「なかよしでごはんしてる」
胸を張って教えてあげると、カスティが奥歯に何か挟まったような微妙な顔をしていた。
見ればシュークリットも似たような顔をしている。
「仕方ない……しばらくは種類を増やすより量を優先して胃を大きくする方向だな」
「まあ下手に嫌いなものが出来て食事をしなくなっても困りますしね」
「とりあえず食事をとるようになったばかりなら、興味を持たせつづける方が大事だろうな」
何やらシュークリットとカスティのあいだで結論が出たらしい。
頷き合っているので、ヘルヴィルもつられて頷いておいた。
そんなヘルヴィルにシュークリットが目を合わせて艶やかに微笑む。
「今は食べることが好きみたいだし」
「たべうのしゅき」
量が入らないのは不満だけれど、生前に比べて今生は素晴らしい食生活だと思っている。
なのでにっこにこで頷いておいた。
「うん。いっぱい食べれるようになろうね」
「あい!」
シュークリットの言葉に、いっぱい食べれるようになるを心のやりたいことリストの項目に書き加えながら、右手をしゅぱりと上げていい子のお返事をした。
初日に並んだたくさんのチョコレートをヘルヴィルがすべて食べようとしたので、少し食べるだけの量しかテーブルに載せない方がいいとなったことをヘルヴィルは知らない。
「はい、今日のチョコレートだよ」
今日も今日とてシュークリットによってチョコレートが持参されていた。
テーブルには五粒ほどのチョコレートが並べられている。
「ちょこ!」
うはっとヘルヴィルが嬉しそうに笑う。
シュークリットとのお茶の時間はフォクライースト家の料理人がおやつも準備してくれるけれど、今のところ一口で幸せになるチョコレートがヘルヴィルのなかでは最優先だ。
「今日は生チョコというものが手に入ったから持ってきたよ」
「なま」
聞いたことがあるぞと思う。
この世界にあるのかは知らないけれど、生前の世界にはバレンタインというチョコレートの祭典があった。
コンビニもそれ用の商品は売っていた。
チョコレートがこんなに美味しいなら一度くらいバレンタインのチョコレート売り場に行ってみたかったなとヘルヴィルは思いつつ、そんなイベント時によく見た生チョコとやらに心躍らせた。
「フォークで刺せるから、それで食べてごらん」
フォークで食べるのかと小さく華奢なフォークで寄せられた皿に乗っている、小さな四角いチョコレートを刺した。
「おお、やわこい」
固いと思っていたチョコレートにやすやすとフォークが刺さって少し驚く。
そのままあーんと口を開けて食べた。
甘さはちょうどいい。
いつもと違うのはその柔らかさだった。
噛むとどんどん溶けていく。
いつもの一粒チョコレートとは全然違った。
「おいしー」
もむもむと口を動かして飲み込む。
満足気に笑うと、それはよかったとシュークリットが微笑んだ。
その笑顔が艶やかしい。
「最近はパン以外もちゃんと食べてる?」
「あい」
ちゃんとパンの量は減らしたので元気よく頷いた。
「すーぷすき」
「スープ……」
そうなのだ。
先日パンを減らしてほかの料理も食べる約束をしたから、泣く泣くパンは半分でやめて一番近くにあったスープをヘルヴィルは飲んだ。
そうしたら濃厚でとても美味しかったのだ。
ポタージュと言われたスープはもったりとしていて、お腹にもよくたまった。
何がどうポタージュなのかは知らない。
生前コーンポタージュはコンビニにあったけど施設のポタージュにコーンは入ってなかった。
だから多分なにかポタージュっぽいスープは出たけれど、材料は知らない。
「……スープだけ?」
「う?ぱんもたべてゆ」
「……」
ヘルヴィルの返答に、シュークリットが黙ったままエイプリルへ目線を向けた。
流し目のような眼差しにエイプリルが頬を赤くしながら、姿勢をビシッと正す。
「ヘルヴィル様は最近スープが気に入ってしまって、パンの量は減ったのですが……もともと食べる量が少なすぎて、その二種類で満腹になってしまうみたいです」
「ハマったら一直線タイプみたいですね」
エイプリルの説明にカスティが感想を呟くと、シュークリットが困惑した表情を浮かべた。
そのあいだにヘルヴィルが最後の生チョコレートにフォークを刺して口に入れる。
「スープなんて飲み物だろう?腹にたまるものじゃないと思うんだが」
「俺もそう思いますけど……」
シュークリットの言葉にカスティが顔を見合わせて同意する。
そのまま二人がエイプリルに視線を向けると、びくりと肩を跳ねさせた。
「わ、私はスープが結構お腹にたまります」
エイプリルの自己申告に、少しだけシュークリットが驚きを見せる。
「そうなのか。人と食事なんてしないし、してもカスティくらいだから量を食べるのが普通だと思っていた」
「まあ俺は育ちざかりですし。一番年上なのはエイプリルになりますけど」
「私はどちらかといえば小食なので……」
二人の視線にエイプリルが肩を寄せて縮こまる。
シュークリットは気にせず、うーんと腕を組んで小さく唸った。
「スープの量を減らして肉や野菜を食べる量を増やした方がいいかもしれないな。理想は満遍なく食べることだが」
「びう、すききらいない」
くぴくぴとグラスのオレンジジュースを飲んでいたヘルヴィルが、グラスをテーブルに戻して胸を張る。
「そうなのか?」
その誇らしげな様子にシュークリットは小さく笑って赤色の癖毛をひと撫でした。
「えらいじゃないですか」
カスティにも褒められたので、ヘルヴィルは渾身のドヤ顔を披露した。
緑の目がキラキラと自信満々だ。
ぷくりと小さく鼻の穴が広がっている。
それを見て、エイプリルが言いにくそうに口を開いた。
「あのう……ヘルヴィル様は好き嫌いするほど種類を食べたことがないです」
「……」
「……」
エイプリルの言葉にシュークリットとカスティがチラリとヘルヴィルを見下ろす。
ヘルヴィルはドヤ顔のまま、何だろうと首を傾げた。
「食事をまともにとりだしたのが本当に最近で、それまでは食事と呼べる量も口にしなくてですね」
「え!?それでこんなドヤ顔?」
カスティが驚いた顔でヘルヴィルを見下ろした。
シュークリットがはあと額に手を当ててため息を吐く。
「侯爵はヘルヴィルの食事に口を出さないのか?」
「食事は家族でとられていますが、無理をさせなくていいと……」
シュークリットの眉間に皺が寄った。
綺麗な顔に皺が寄ると伸ばしてあげたくなるなとヘルヴィルは思った。
そういえば家族みんな眉間に皺が寄りがちな気がする。
機会があれば伸ばしてあげようと、一人うむうむと頷いた。
そんな皺を寄せたシュークリットとは対照的に、カスティが驚いたようにひょいと眉を上げた。
「家族で食事なんて意外ですね。バラバラに食べる家が多いのに」
「なかよしでごはんしてる」
胸を張って教えてあげると、カスティが奥歯に何か挟まったような微妙な顔をしていた。
見ればシュークリットも似たような顔をしている。
「仕方ない……しばらくは種類を増やすより量を優先して胃を大きくする方向だな」
「まあ下手に嫌いなものが出来て食事をしなくなっても困りますしね」
「とりあえず食事をとるようになったばかりなら、興味を持たせつづける方が大事だろうな」
何やらシュークリットとカスティのあいだで結論が出たらしい。
頷き合っているので、ヘルヴィルもつられて頷いておいた。
そんなヘルヴィルにシュークリットが目を合わせて艶やかに微笑む。
「今は食べることが好きみたいだし」
「たべうのしゅき」
量が入らないのは不満だけれど、生前に比べて今生は素晴らしい食生活だと思っている。
なのでにっこにこで頷いておいた。
「うん。いっぱい食べれるようになろうね」
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