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4章:仮死451
第22話
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「これでよし…っと。左京山さん、神宮前さんを体操着に着替えさせるの、手伝ってくれる?」
「…堀田に指図されるのは、気に入らないわね。でも、まあ、わかったわ。ねえ、鳴海、豊橋。あなたがた、少し離れたところでおしゃべりしてくれる? 男子には刺激が強すぎるわ」
「刺激が強すぎるだって? じ、神宮前のおっぱいのサイズも数値化して確認しておくべきだろうか…」
「鳴海くん! なにを考えているの? 数値化するのは、あたしのおっぱいのサイズだけにしておきなさいね」
「じょ、冗談だよ…。ん? 桜のおっぱいなら、数値化してもいいの?」
「あ…んっと…。ダメ。やっぱりダメ。恥ずかしいもん!」
「だよなあ…」
「…そ、そ、そういえば…」
「本星崎よ。どうした」
「な、な、なんで…わた、わ、私まで、殺害の対象になってしまったんだろう…。わ、わ、私のスキルがなければ、ス、スキ、スキル発現者を探すのが困難になるのに…。そ、それ、それに、どうして鳴海くんたちは、ぶ、ぶ、ぶん、文藝部の会議をしていた教室から、さ、さ、3年の教室に移動したのに、そ、そこ、そこに移動した事が、か、か、彼らにはわかったんだろう…」
「本星崎…キミが殺害対象になった事は、間違いがないのか?」
「え、ええ…な、な、鳴海くん。あ、あの、あの人達、は、は、発砲する前に、いく、いくつかの番号を読み上げていたでしょ?」
「番号…そういえば、4桁の番号をいくつか羅列していたな…」
「あ、あの、あの番号…スキ、スキ、スキル発現者を特定するための呼称番号なの…」
「ふむ。理解した。本星崎よ。殺害対象の呼称番号の中に、お前の番号があった、という訳だ」
「…え、ええ…。そ、その、その通りよ…」
「殺害対象の番号に…か。本星崎、あまりこういう事は想像したくないんだけどね…」
「な、な、なあに…なる、な、鳴海くん」
「本星崎が殺害対象になった、という事は、理屈で考えると、本星崎のスキルが不要になった…という事と等しい筈なんだ」
「わ、わた、私のスキルが、不要に…」
「ここから考えられるのは、2つだけだ。1つは、誰かのスキルを鑑定する事自体、必要なくなった。そしてもう1つは、本星崎に代わるスキル者が新たに現れた…」
「ス、ス、スキル鑑定が不要になることは、あ、あ、あり、あり得ないと思う…。こ、この、このスキルがないと、かれ、かれ、彼らの研究が立ち行かなくなる、は、は、筈だから…」
「そうか。であれば、後者と考えて間違いあるまい。お前に代わるスキル者が登場した」
「わ、わた、私に代わるスキル者…そ、そんな人がいるなんて…。あ…ああ…も、も、もしかして…。そ、そん、そんな事が…」
「本星崎よ。どうした。思い当たりがあるのか」
「よ、よ、よび、呼続ちゃんだ…」
「呼続ちゃんだって? そんな…バカな…。小学生のあの子たちは関係ないじゃないか」
「鳴海よ。あり得ない事ではない。現に、常滑にもスキルは発現していたではないか」
「そ…そうか…。本星崎は、あの観覧車の時、既に呼続ちゃんのスキル発現に気付いていた、という訳か…」
「い、い、いえ…あの時はまだ、よび、よび、呼続ちゃんのスキルは、は、は、発現していなかった」
「ほう。という事は、だ。本星崎よ。お前は、あの後に単独で呼続と接触をしていた、という事か。でなければ、呼続のスキル発現に気づくことはできまい」
「え…ええ…。そ、そ、その通り。しょ、しょう、小学生の4人組も、あ、あ、あな、あなたたち同様、かん、か、監視の対象だったから…」
「なるほど…よく考えたら、そうか。因みに、僕たちやとこちゃんたち以外にも、本星崎が監視していた人間はいるのか?」
「い、い、いな、いないわ…。あ、あ、あなたたちと、しょ、小学生の4人だけが、か、か、監視対象だった…」
「そうなのか…だとすると、僕らととこちゃんたちには、何かしらの共通点がある筈なんだけれどな…。少なくとも、スキル発現の条件について、本星崎に監視指示をした人間はつかんでいるに違いない。でなければ、監視対象を絞れるはずがないからな…」
「そ、そ、そう言えば…よ、よ、よび、呼続ちゃんのスキル鑑定によると、か、か、か、上小田井くんにも、スキ、ス、スキルが発現しているって…」
「上小田井くんにも…。本星崎、それはどんなスキルなのか、わかってるのか?」
「う…ううん…。よ、よ、呼続ちゃんに、ま、ま、まだ、せ、せ、正確に鑑定して貰ってないから…」
「ふん。呼続にしろ上小田井にしろ、まだ正確な事はわからん。それに、呼続のスキルを奴らが必要としている限り、捕まっていた方が呼続は返って安全だ。現時点で無理に救出を考える必要はなかろう」
「そうだな…。組織に対して従順だった本星崎を切ったという事は、本星崎よりもスキルが強いんだろう。より正確にスキル鑑定ができるとか、鑑定できる範囲が広いとかね」
「や、や、やっぱり、し、しぜ、自然発現のスキルの方が、能力が、きょ、きょ、強力な傾向があるのかな…」
「自然発現の方が強力…? 本星崎、それって、どういう意味なんだ?」
「そ、そ、そう、そうね…。この、こ、この話は、わた、私も仮説の域を出ないし…ま、ま、また、落ち着いた時に、お、お、お話するわ」
「本星崎よ。残念ながら、俺たちにはそんなに時間は残されていない。スキル発現しているお前らは特にな」
「豊橋、焦る必要はない。本星崎はまだ寿命が3ヶ月くらい残っているし、重要な話なら、それこそラブホテルの密閉空間で聞いたほうがいい」
「ふん。よかろう。では、神宮前が目覚める時にでも、崩壊フェイズパスの方法とともに聞かせてもらおう」
「…堀田に指図されるのは、気に入らないわね。でも、まあ、わかったわ。ねえ、鳴海、豊橋。あなたがた、少し離れたところでおしゃべりしてくれる? 男子には刺激が強すぎるわ」
「刺激が強すぎるだって? じ、神宮前のおっぱいのサイズも数値化して確認しておくべきだろうか…」
「鳴海くん! なにを考えているの? 数値化するのは、あたしのおっぱいのサイズだけにしておきなさいね」
「じょ、冗談だよ…。ん? 桜のおっぱいなら、数値化してもいいの?」
「あ…んっと…。ダメ。やっぱりダメ。恥ずかしいもん!」
「だよなあ…」
「…そ、そ、そういえば…」
「本星崎よ。どうした」
「な、な、なんで…わた、わ、私まで、殺害の対象になってしまったんだろう…。わ、わ、私のスキルがなければ、ス、スキ、スキル発現者を探すのが困難になるのに…。そ、それ、それに、どうして鳴海くんたちは、ぶ、ぶ、ぶん、文藝部の会議をしていた教室から、さ、さ、3年の教室に移動したのに、そ、そこ、そこに移動した事が、か、か、彼らにはわかったんだろう…」
「本星崎…キミが殺害対象になった事は、間違いがないのか?」
「え、ええ…な、な、鳴海くん。あ、あの、あの人達、は、は、発砲する前に、いく、いくつかの番号を読み上げていたでしょ?」
「番号…そういえば、4桁の番号をいくつか羅列していたな…」
「あ、あの、あの番号…スキ、スキ、スキル発現者を特定するための呼称番号なの…」
「ふむ。理解した。本星崎よ。殺害対象の呼称番号の中に、お前の番号があった、という訳だ」
「…え、ええ…。そ、その、その通りよ…」
「殺害対象の番号に…か。本星崎、あまりこういう事は想像したくないんだけどね…」
「な、な、なあに…なる、な、鳴海くん」
「本星崎が殺害対象になった、という事は、理屈で考えると、本星崎のスキルが不要になった…という事と等しい筈なんだ」
「わ、わた、私のスキルが、不要に…」
「ここから考えられるのは、2つだけだ。1つは、誰かのスキルを鑑定する事自体、必要なくなった。そしてもう1つは、本星崎に代わるスキル者が新たに現れた…」
「ス、ス、スキル鑑定が不要になることは、あ、あ、あり、あり得ないと思う…。こ、この、このスキルがないと、かれ、かれ、彼らの研究が立ち行かなくなる、は、は、筈だから…」
「そうか。であれば、後者と考えて間違いあるまい。お前に代わるスキル者が登場した」
「わ、わた、私に代わるスキル者…そ、そんな人がいるなんて…。あ…ああ…も、も、もしかして…。そ、そん、そんな事が…」
「本星崎よ。どうした。思い当たりがあるのか」
「よ、よ、よび、呼続ちゃんだ…」
「呼続ちゃんだって? そんな…バカな…。小学生のあの子たちは関係ないじゃないか」
「鳴海よ。あり得ない事ではない。現に、常滑にもスキルは発現していたではないか」
「そ…そうか…。本星崎は、あの観覧車の時、既に呼続ちゃんのスキル発現に気付いていた、という訳か…」
「い、い、いえ…あの時はまだ、よび、よび、呼続ちゃんのスキルは、は、は、発現していなかった」
「ほう。という事は、だ。本星崎よ。お前は、あの後に単独で呼続と接触をしていた、という事か。でなければ、呼続のスキル発現に気づくことはできまい」
「え…ええ…。そ、そ、その通り。しょ、しょう、小学生の4人組も、あ、あ、あな、あなたたち同様、かん、か、監視の対象だったから…」
「なるほど…よく考えたら、そうか。因みに、僕たちやとこちゃんたち以外にも、本星崎が監視していた人間はいるのか?」
「い、い、いな、いないわ…。あ、あ、あなたたちと、しょ、小学生の4人だけが、か、か、監視対象だった…」
「そうなのか…だとすると、僕らととこちゃんたちには、何かしらの共通点がある筈なんだけれどな…。少なくとも、スキル発現の条件について、本星崎に監視指示をした人間はつかんでいるに違いない。でなければ、監視対象を絞れるはずがないからな…」
「そ、そ、そう言えば…よ、よ、よび、呼続ちゃんのスキル鑑定によると、か、か、か、上小田井くんにも、スキ、ス、スキルが発現しているって…」
「上小田井くんにも…。本星崎、それはどんなスキルなのか、わかってるのか?」
「う…ううん…。よ、よ、呼続ちゃんに、ま、ま、まだ、せ、せ、正確に鑑定して貰ってないから…」
「ふん。呼続にしろ上小田井にしろ、まだ正確な事はわからん。それに、呼続のスキルを奴らが必要としている限り、捕まっていた方が呼続は返って安全だ。現時点で無理に救出を考える必要はなかろう」
「そうだな…。組織に対して従順だった本星崎を切ったという事は、本星崎よりもスキルが強いんだろう。より正確にスキル鑑定ができるとか、鑑定できる範囲が広いとかね」
「や、や、やっぱり、し、しぜ、自然発現のスキルの方が、能力が、きょ、きょ、強力な傾向があるのかな…」
「自然発現の方が強力…? 本星崎、それって、どういう意味なんだ?」
「そ、そ、そう、そうね…。この、こ、この話は、わた、私も仮説の域を出ないし…ま、ま、また、落ち着いた時に、お、お、お話するわ」
「本星崎よ。残念ながら、俺たちにはそんなに時間は残されていない。スキル発現しているお前らは特にな」
「豊橋、焦る必要はない。本星崎はまだ寿命が3ヶ月くらい残っているし、重要な話なら、それこそラブホテルの密閉空間で聞いたほうがいい」
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