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8章:時計じかけのレモネード
第5話
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「うわ…酸っぱい…」
「ふ…ふふ…。な、な、なる、鳴海くんは、す、す、酸っぱいの苦手…?」
「正直…苦手だよ…」
「あら、あたしは平気だよ。ん~、美味しい」
「アタシもレモンは大好きよ。豊橋くんは?」
「刺激物は人間の感覚を狂わせる。不用意に口にするものではない」
「そうかしら? 逆に頭が冴えるような気もするけどな」
「あ、あ、あり、ありがとう。わ、わ、私のわがままにつきあってもらって…」
「ううん。いいのよ、本星崎さん。残り少ない時間で、好きな物を楽しみたいわよね」
「まさか、レモネード屋に集まって話し合いをする事になるとは思わなかったよ…」
「タピオカが流行ったり、バナナシェイクが流行ったり、レモネードが流行ったり、流行に追いつくのは大変ね。それこそ、寿命がいくらあっても足りやしないわね。ふふ」
「さて、鳴海よ。本題だ。今回集まったのは、お前が左京山からのメッセージを受け取ったというからだ」
「ああ…そうなんだ。2通受け取っていて、うち1通は僕に対するもの。もう1通は…みんなに対するものだ」
「み、み、み、みんなに…。そ、そ、それって、わ、わ、私が左京山さんの代わりに送った、あ、あ、あの、あの時の、メ、メ、メ、メッセージ…?」
「うん。そうだと思う。左京山さんが少しの間だけ生き返ったあの瞬間に送信されたメッセージだ」
「鳴海くん、左京山さんは、片手しか使えないあの少しの間に、どうやってメッセージを打ったのかしら…? 国府ちゃんは、崩壊フェイズのギリギリでメッセージを打って送ってくれたけれど…うまくは打てていなかったわよね…」
「ええ。だから左京山さんは、自分が死ぬ準備を、前々からしていたんだと思うんです。言葉の節々に、そういう片鱗があったから…」
「…そう。つまり、左京山さんは、遺書のように生前からメッセージをしたためていた、って事なのね」
「そうだと思います。まあ…わざわざスキルを使って送らなくてもよかったのかもしれませんけど…左京山さんなりの配慮があったみたいです」
「鳴海よ。状況は理解した。内容について、共有しろ」
「あ…ああ。うん。じゃあ、読み上げるよ。ええっと…
『話すのは得意じゃない。遺書…というほど大袈裟じゃないけど、メッセージで残しておこうと思う。メッセージを送る前に私が死んでしまえば、多分だれも読まないし、送れたとしても、私のスキルで未来に向かって送れば、それを受信するのはすぐかもしれないし、何万年後かもしれない。でもそれでいい。誰かに読んでもらえる事を前提で書いてない。大体、私が死ぬのが一番最後かもしれないしね。
堀田。教室で話しかけてくれた時、冷たくして悪かったわね。でも…私がヘッドフォンのホワイトノイズを必要としなくなったのは、多分、あんたのおかげ。感謝してる。
豊橋。あんたには特に言う事はない。いい死に方はしないだろうね。私と同じにおいがするもの。堀田を大切に。
神宮前。12万年後に鳴海からのメッセージが届くと思うから、楽しみに待て。
ゴブリン。このメッセージ打つまで、あんたの名字が栄生だって忘れてたわ。あんたが私にどんなアダ名をつけてたか、知ってる。みんなの前で呼ばれなくてよかった。あんたみたいな人間は長生きして欲しいけど、無理なんだね。残念。
桜。私には、あんたの事が、結局よくわからなかった。あんたが鳴海をどう思っているかは知らないけれど、残り少ない時間で、2人が満足のいく過ごし方をできる事を祈ってる。
鳴海。あんたはもっと肩の力を抜いた方がいい。でも、あんたが我武者羅なのは見てて面白かった。無理するな。自分の為に生きろ。上小田井や呼続、その他小学生連中によろしく。桜と仲良くね。
本星崎。短い間だったけれど、あんたと友達になれて本当によかった。もし、こんな面倒に巻き込まれる事がなかったら、一生の友達でいられたかも…なんて妄想は、虚しいからやめとく。ただ、どうせ私は死んでるんだから、私が生涯口にしなかった言葉を伝える。あんたは、私の、親友だった。少なくとも、私にとっては。
以上』
だってさ…。はは、左京山さんらしいや。」
「さ、さ、さきょ、左京山さん…。うぅ…。ぐすっ…」
「左京山さん…。とっつきづらい性格だったけれど、みんなの事を、そんな風にみていたのね…。アタシも、冷たくしてしまったかもしれない…」
「ふん。どいつもこいつも、自分の死に対して、手紙を残せば責任を果たせると思っているのは度し難い。もっとも、死の瞬間には、伝えたい事など伝えられないのは、左京山の言った通りだろうがな」
「わ、わ、わた、私は…ど、ど、ども、どもりがあるから…な、な、なお、尚更ね…」
「さて。鳴海よ。お前が左京山のメッセージを通して俺たちに伝えたい事はなんだ? …察しはついているがな」
「あ…ああ。それなんだけど…気づいたと思うけれど、左京山さんの手紙の中に、僕たちが知らない名前があったと思う」
「…あたしも、それ…気づいた」
「ねえ…知らない名前って…アタシも思ったんだけれど…でも…何人あった? 知らない名前は…いくつあった?」
「堀田よ。俺たちの知らない名前が、2つあった」
「2つ…だって? 豊橋、1つの間違いじゃないか?」
「2つだ。左京山の手紙の宛名を、もう一度、読み上げてみろ」
「あ…ああ。えっと…。堀田、豊橋、神宮前、ゴブリン、桜、鳴海、本星崎…ん? 確かに…。ゴブリンと…本星崎って誰だ? 知らない名前が2つあるぞ…」
「とすると…だ。…おい。このレモネードは、誰のものだ?」
「誰って…。豊橋くん、アタシたちは今、4人いて、レモネードが4つなんだから、別におかしくないんじゃない?」
「俺は、注文していない」
「そうだったかしら? でも、ちょうどの数なんだから、間違ってないと思うわよ」
「む…。そうか。俺とした事が…。もし、俺が注文していないとしたら、論理的に考えて、少なくともこのテーブル席に俺たちが座った瞬間には、もう1人、誰かがいたことになるが…。そうではなかったか…」
「ねえ…鳴海くん。一応、あたしたち、これで全員か、確認した方がよくないかな?」
「桜…この前、言っていた事、不安なのか?」
「…うん。だって…」
「まあ…そうだよな。ここにいるのは、僕、桜、豊橋、堀田さんの4人。ほら、全員いるよ。大丈夫」
「そっか…。ならいいんだけど…」
「問題は、この左京山さんからのメッセージにある『ゴブリン』と『本星崎』の2人だ。僕たちのスマホには、この2人に関する痕跡が一切ない。だけど、左京山さんからのメッセージには書かれている。メッセージから名前が消えていないのは、左京山さんのスキルが影響しているからだと思うんだけど…」
「なるほど。つまり、この2名がなんらか俺たちと関わりがあり…場合によっては、治験への寿命移転に影響していた、という事か」
「そうだと思う。でも、これってどういう事だ? 左京山さんだけが、遺書のようなメッセージに名前を羅列するほど仲が良くって、僕たちが一切知らない、なんて事があるだろうか? この、本星崎という人物にいたっては、親友とまで言っているのに…」
「ねえ、鳴海くん。左京山さん…今際の際に、あたしたちに向かって『友達になってくれてありがとう』って…言ってた気がする…。だから…」
「…確かに、言っていたわよね…。左京山さん、自分でコンプレックスになるほど、自分にはお友達が少ないと思っていたのよ…」
「とすると、やっぱり、左京山さんだけが知っていて、僕たちだけが知らない人物が書かれているのはおかしい。豊橋…。この状況から考えられるのは…どういう事だ?」
「ふむ。1つは、左京山のメッセージの信憑性だ。俺たちの名前と共に、架空の友人の名前を羅列した可能性がある。もう1つは…俺たちが、たった今、なんらかのスキル攻撃を受けている可能性だ…」
「な…なんだって…」
「鳴海くん…。豊橋さんもそう思うっていう事は…やっぱり…そうなんだよ…」
「……あれ…。やっぱり、数が合わない気がする…。桜。もう一度きいていいかな…?」
「あたし? な…なあに?」
「このレモネード、誰のだっけ…?」
「ふ…ふふ…。な、な、なる、鳴海くんは、す、す、酸っぱいの苦手…?」
「正直…苦手だよ…」
「あら、あたしは平気だよ。ん~、美味しい」
「アタシもレモンは大好きよ。豊橋くんは?」
「刺激物は人間の感覚を狂わせる。不用意に口にするものではない」
「そうかしら? 逆に頭が冴えるような気もするけどな」
「あ、あ、あり、ありがとう。わ、わ、私のわがままにつきあってもらって…」
「ううん。いいのよ、本星崎さん。残り少ない時間で、好きな物を楽しみたいわよね」
「まさか、レモネード屋に集まって話し合いをする事になるとは思わなかったよ…」
「タピオカが流行ったり、バナナシェイクが流行ったり、レモネードが流行ったり、流行に追いつくのは大変ね。それこそ、寿命がいくらあっても足りやしないわね。ふふ」
「さて、鳴海よ。本題だ。今回集まったのは、お前が左京山からのメッセージを受け取ったというからだ」
「ああ…そうなんだ。2通受け取っていて、うち1通は僕に対するもの。もう1通は…みんなに対するものだ」
「み、み、み、みんなに…。そ、そ、それって、わ、わ、私が左京山さんの代わりに送った、あ、あ、あの、あの時の、メ、メ、メ、メッセージ…?」
「うん。そうだと思う。左京山さんが少しの間だけ生き返ったあの瞬間に送信されたメッセージだ」
「鳴海くん、左京山さんは、片手しか使えないあの少しの間に、どうやってメッセージを打ったのかしら…? 国府ちゃんは、崩壊フェイズのギリギリでメッセージを打って送ってくれたけれど…うまくは打てていなかったわよね…」
「ええ。だから左京山さんは、自分が死ぬ準備を、前々からしていたんだと思うんです。言葉の節々に、そういう片鱗があったから…」
「…そう。つまり、左京山さんは、遺書のように生前からメッセージをしたためていた、って事なのね」
「そうだと思います。まあ…わざわざスキルを使って送らなくてもよかったのかもしれませんけど…左京山さんなりの配慮があったみたいです」
「鳴海よ。状況は理解した。内容について、共有しろ」
「あ…ああ。うん。じゃあ、読み上げるよ。ええっと…
『話すのは得意じゃない。遺書…というほど大袈裟じゃないけど、メッセージで残しておこうと思う。メッセージを送る前に私が死んでしまえば、多分だれも読まないし、送れたとしても、私のスキルで未来に向かって送れば、それを受信するのはすぐかもしれないし、何万年後かもしれない。でもそれでいい。誰かに読んでもらえる事を前提で書いてない。大体、私が死ぬのが一番最後かもしれないしね。
堀田。教室で話しかけてくれた時、冷たくして悪かったわね。でも…私がヘッドフォンのホワイトノイズを必要としなくなったのは、多分、あんたのおかげ。感謝してる。
豊橋。あんたには特に言う事はない。いい死に方はしないだろうね。私と同じにおいがするもの。堀田を大切に。
神宮前。12万年後に鳴海からのメッセージが届くと思うから、楽しみに待て。
ゴブリン。このメッセージ打つまで、あんたの名字が栄生だって忘れてたわ。あんたが私にどんなアダ名をつけてたか、知ってる。みんなの前で呼ばれなくてよかった。あんたみたいな人間は長生きして欲しいけど、無理なんだね。残念。
桜。私には、あんたの事が、結局よくわからなかった。あんたが鳴海をどう思っているかは知らないけれど、残り少ない時間で、2人が満足のいく過ごし方をできる事を祈ってる。
鳴海。あんたはもっと肩の力を抜いた方がいい。でも、あんたが我武者羅なのは見てて面白かった。無理するな。自分の為に生きろ。上小田井や呼続、その他小学生連中によろしく。桜と仲良くね。
本星崎。短い間だったけれど、あんたと友達になれて本当によかった。もし、こんな面倒に巻き込まれる事がなかったら、一生の友達でいられたかも…なんて妄想は、虚しいからやめとく。ただ、どうせ私は死んでるんだから、私が生涯口にしなかった言葉を伝える。あんたは、私の、親友だった。少なくとも、私にとっては。
以上』
だってさ…。はは、左京山さんらしいや。」
「さ、さ、さきょ、左京山さん…。うぅ…。ぐすっ…」
「左京山さん…。とっつきづらい性格だったけれど、みんなの事を、そんな風にみていたのね…。アタシも、冷たくしてしまったかもしれない…」
「ふん。どいつもこいつも、自分の死に対して、手紙を残せば責任を果たせると思っているのは度し難い。もっとも、死の瞬間には、伝えたい事など伝えられないのは、左京山の言った通りだろうがな」
「わ、わ、わた、私は…ど、ど、ども、どもりがあるから…な、な、なお、尚更ね…」
「さて。鳴海よ。お前が左京山のメッセージを通して俺たちに伝えたい事はなんだ? …察しはついているがな」
「あ…ああ。それなんだけど…気づいたと思うけれど、左京山さんの手紙の中に、僕たちが知らない名前があったと思う」
「…あたしも、それ…気づいた」
「ねえ…知らない名前って…アタシも思ったんだけれど…でも…何人あった? 知らない名前は…いくつあった?」
「堀田よ。俺たちの知らない名前が、2つあった」
「2つ…だって? 豊橋、1つの間違いじゃないか?」
「2つだ。左京山の手紙の宛名を、もう一度、読み上げてみろ」
「あ…ああ。えっと…。堀田、豊橋、神宮前、ゴブリン、桜、鳴海、本星崎…ん? 確かに…。ゴブリンと…本星崎って誰だ? 知らない名前が2つあるぞ…」
「とすると…だ。…おい。このレモネードは、誰のものだ?」
「誰って…。豊橋くん、アタシたちは今、4人いて、レモネードが4つなんだから、別におかしくないんじゃない?」
「俺は、注文していない」
「そうだったかしら? でも、ちょうどの数なんだから、間違ってないと思うわよ」
「む…。そうか。俺とした事が…。もし、俺が注文していないとしたら、論理的に考えて、少なくともこのテーブル席に俺たちが座った瞬間には、もう1人、誰かがいたことになるが…。そうではなかったか…」
「ねえ…鳴海くん。一応、あたしたち、これで全員か、確認した方がよくないかな?」
「桜…この前、言っていた事、不安なのか?」
「…うん。だって…」
「まあ…そうだよな。ここにいるのは、僕、桜、豊橋、堀田さんの4人。ほら、全員いるよ。大丈夫」
「そっか…。ならいいんだけど…」
「問題は、この左京山さんからのメッセージにある『ゴブリン』と『本星崎』の2人だ。僕たちのスマホには、この2人に関する痕跡が一切ない。だけど、左京山さんからのメッセージには書かれている。メッセージから名前が消えていないのは、左京山さんのスキルが影響しているからだと思うんだけど…」
「なるほど。つまり、この2名がなんらか俺たちと関わりがあり…場合によっては、治験への寿命移転に影響していた、という事か」
「そうだと思う。でも、これってどういう事だ? 左京山さんだけが、遺書のようなメッセージに名前を羅列するほど仲が良くって、僕たちが一切知らない、なんて事があるだろうか? この、本星崎という人物にいたっては、親友とまで言っているのに…」
「ねえ、鳴海くん。左京山さん…今際の際に、あたしたちに向かって『友達になってくれてありがとう』って…言ってた気がする…。だから…」
「…確かに、言っていたわよね…。左京山さん、自分でコンプレックスになるほど、自分にはお友達が少ないと思っていたのよ…」
「とすると、やっぱり、左京山さんだけが知っていて、僕たちだけが知らない人物が書かれているのはおかしい。豊橋…。この状況から考えられるのは…どういう事だ?」
「ふむ。1つは、左京山のメッセージの信憑性だ。俺たちの名前と共に、架空の友人の名前を羅列した可能性がある。もう1つは…俺たちが、たった今、なんらかのスキル攻撃を受けている可能性だ…」
「な…なんだって…」
「鳴海くん…。豊橋さんもそう思うっていう事は…やっぱり…そうなんだよ…」
「……あれ…。やっぱり、数が合わない気がする…。桜。もう一度きいていいかな…?」
「あたし? な…なあに?」
「このレモネード、誰のだっけ…?」
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