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15.メロディ視点
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「どうして、こんなことに‥…っ」
今まで自分の思い通りにならなかったことなんてなかった。
不幸だと思ってもそれは一瞬の出来事。
すぐに幸せにがやって来ていた。どんなに危ない目にあっても誰かが必ず助けてくれた。
そうよ、今回だってそうだわ。
私は陛下の娘なんだもの。
私は神に愛されている。だから大丈夫よ。
リスティル・ヘザーズ。
初めから気に食わなかった。美人で何もかも持っていて、それが当然だと思っている姿が。
私以外の人はみんなそうだったけど、でも王の娘として現れた私にみんな頭を下げたわ。
あの人だけ。リスティル・ヘザーズ。彼女だけが敬意を払わなかった。
「メロディ、俺は仕事に行くけど、君も仕事を見つけて来てくれないか」
私と一緒に辺境に飛ばされたハロルドは今も騎士だけど、あの時のような華やかさはない。
毎日泥だらけになって帰って来る。
「冗談でしょう。どうして私が。私は陛下の娘なのよ」
ハロルドをとってもリスティルは平然としていた。それどころかハロルドも美しい人を義弟と偽って傍に置いていた。
何が義弟よ。
あのレオンとかいう男のリスティルを見る目は義姉を見る目じゃなかった。
「いい加減にしてくれ。君は平民だ。陛下の娘じゃない。そして俺ももう貴族じゃない。ただの平民だ。君の嘘を鵜呑みにしたせいで」
「私が悪いって言いたいの?あなたが確かめもせずにリスティルを責めたからじゃない」
「君だってリスティルで間違いないと断言していたじゃないか」
「だからって階段から突き落とすなんてどうかしてる。そんなの頼んでない」
ハロルドと毎日喧嘩ばかりしている。
今の暮らしはお母さんが生きていた時よりも悲惨だ。
私はどこで間違えたのだろうか。
ただ幸せになりたかっただけなのに。
どうしてこんなことに。
「もう、止めよう。こんなことで喧嘩するなんて馬鹿げている。労力の無駄だ。悔いたところで過去がなかったことになるわけじゃないし、今の状況が変わるわけじゃない。生きて行く為にはお金が必要だ。俺は働きに行く。君も仕事を見つけて来てくれ」
「仕事を見つけたところであんなカチカチのパンしか食べられじゃない」
「働かなくてはそれすら食べられない。君が餓死したいのなら止めない。気に食わないのなら出て行ってもらって構わない」
「何ですって!私を誰だと思っているの」
「ただの平民の娘だ」
そう言ってハロルドは出て行った。
どうしてこんなことになったの。
幸せになれるはずだったのに。
こんな人生を送るはずではなかった。
全部、上手くいっていた。リスティル・ヘザーズが私の人生に関わって来るまでは。
見た時から嫌な感じがしていた。どうしてか生理的に受け付けなかった。排除しなければと思った。それがまさかこんなことになるなんて。
私は一生、こんなところであんな奴と一緒に生きていかなくてはならないの?
今まで自分の思い通りにならなかったことなんてなかった。
不幸だと思ってもそれは一瞬の出来事。
すぐに幸せにがやって来ていた。どんなに危ない目にあっても誰かが必ず助けてくれた。
そうよ、今回だってそうだわ。
私は陛下の娘なんだもの。
私は神に愛されている。だから大丈夫よ。
リスティル・ヘザーズ。
初めから気に食わなかった。美人で何もかも持っていて、それが当然だと思っている姿が。
私以外の人はみんなそうだったけど、でも王の娘として現れた私にみんな頭を下げたわ。
あの人だけ。リスティル・ヘザーズ。彼女だけが敬意を払わなかった。
「メロディ、俺は仕事に行くけど、君も仕事を見つけて来てくれないか」
私と一緒に辺境に飛ばされたハロルドは今も騎士だけど、あの時のような華やかさはない。
毎日泥だらけになって帰って来る。
「冗談でしょう。どうして私が。私は陛下の娘なのよ」
ハロルドをとってもリスティルは平然としていた。それどころかハロルドも美しい人を義弟と偽って傍に置いていた。
何が義弟よ。
あのレオンとかいう男のリスティルを見る目は義姉を見る目じゃなかった。
「いい加減にしてくれ。君は平民だ。陛下の娘じゃない。そして俺ももう貴族じゃない。ただの平民だ。君の嘘を鵜呑みにしたせいで」
「私が悪いって言いたいの?あなたが確かめもせずにリスティルを責めたからじゃない」
「君だってリスティルで間違いないと断言していたじゃないか」
「だからって階段から突き落とすなんてどうかしてる。そんなの頼んでない」
ハロルドと毎日喧嘩ばかりしている。
今の暮らしはお母さんが生きていた時よりも悲惨だ。
私はどこで間違えたのだろうか。
ただ幸せになりたかっただけなのに。
どうしてこんなことに。
「もう、止めよう。こんなことで喧嘩するなんて馬鹿げている。労力の無駄だ。悔いたところで過去がなかったことになるわけじゃないし、今の状況が変わるわけじゃない。生きて行く為にはお金が必要だ。俺は働きに行く。君も仕事を見つけて来てくれ」
「仕事を見つけたところであんなカチカチのパンしか食べられじゃない」
「働かなくてはそれすら食べられない。君が餓死したいのなら止めない。気に食わないのなら出て行ってもらって構わない」
「何ですって!私を誰だと思っているの」
「ただの平民の娘だ」
そう言ってハロルドは出て行った。
どうしてこんなことになったの。
幸せになれるはずだったのに。
こんな人生を送るはずではなかった。
全部、上手くいっていた。リスティル・ヘザーズが私の人生に関わって来るまでは。
見た時から嫌な感じがしていた。どうしてか生理的に受け付けなかった。排除しなければと思った。それがまさかこんなことになるなんて。
私は一生、こんなところであんな奴と一緒に生きていかなくてはならないの?
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