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第10話 予想外のチャンス
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「え?罰ゲームじゃないってどういうこと?だって、流伽はそう言ってたじゃん。それに、あんただって否定しなかった」
「いや…、あれは流伽に口を塞がれて…」
「え…?じゃあ、何?風磨は本気で碧衣と付き合おうとしてるってこと?!」
「だからいまだって、碧衣を迎えに来た…」
風磨がそんなふうに答えていたとき、
「あれ?まだ罰ゲーム継続中?」
そう声をかけてきたのはなんと、横井陽向だった。
「ひ…陽向くん…?!」
思わずそう口走ってしまい、慌てて口を押える。
名前呼びをしているのは、理沙と話すときと心の中で陽向のことを想うときだけ。
本人の前では“横井くん”。
しかもいままで、ずっと遠くで見ていただけでまともに話したことすらない。
そんな相手に名前呼びは、やばすぎる。
ドン引きされたかも…。
気まずすぎて目も合わせられないまま、
「ごめんなさい、えっと、横井くん!」
ひとまず言い直す。
「何で横井くん?陽向でいいよ。中学のときいっしょのクラスだった碧衣ちゃんと理沙ちゃんだよね。…って、僕も名前呼びしてみたよ」
「え…?」
「ん?ごめん、引いちゃった?僕は、前々から碧衣ちゃんや理沙ちゃんと仲良くしたいって思ってたから、名前呼びのほうが親しい感じでいいかも?って思ったんだけど」
ドン引きされたかもしれないという最悪の状況から一転。
嬉しいチャンスにもかかわらず、予想もしていなかった陽向の反応に思わず固まってしまう。
そして、そんな予想外のチャンスに水を差したのは、
「は?親しく?無理、無理。碧衣は、俺の女だから」
風磨だった。
「いや…、あれは流伽に口を塞がれて…」
「え…?じゃあ、何?風磨は本気で碧衣と付き合おうとしてるってこと?!」
「だからいまだって、碧衣を迎えに来た…」
風磨がそんなふうに答えていたとき、
「あれ?まだ罰ゲーム継続中?」
そう声をかけてきたのはなんと、横井陽向だった。
「ひ…陽向くん…?!」
思わずそう口走ってしまい、慌てて口を押える。
名前呼びをしているのは、理沙と話すときと心の中で陽向のことを想うときだけ。
本人の前では“横井くん”。
しかもいままで、ずっと遠くで見ていただけでまともに話したことすらない。
そんな相手に名前呼びは、やばすぎる。
ドン引きされたかも…。
気まずすぎて目も合わせられないまま、
「ごめんなさい、えっと、横井くん!」
ひとまず言い直す。
「何で横井くん?陽向でいいよ。中学のときいっしょのクラスだった碧衣ちゃんと理沙ちゃんだよね。…って、僕も名前呼びしてみたよ」
「え…?」
「ん?ごめん、引いちゃった?僕は、前々から碧衣ちゃんや理沙ちゃんと仲良くしたいって思ってたから、名前呼びのほうが親しい感じでいいかも?って思ったんだけど」
ドン引きされたかもしれないという最悪の状況から一転。
嬉しいチャンスにもかかわらず、予想もしていなかった陽向の反応に思わず固まってしまう。
そして、そんな予想外のチャンスに水を差したのは、
「は?親しく?無理、無理。碧衣は、俺の女だから」
風磨だった。
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