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第36話 たまたま?の合流
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陽向に握られた手があったかくて熱を帯びる。
嬉しい。
…はずなのに、
「モテるのと手をつなぐのとは別の話でしょ?」
と言った陽向の言葉がぐるぐると頭の中でまわって、風磨の顔が浮かんできた。
「俺だってはじめて…」
そう言った風磨の顔と声が頭の中でこだまする。
「碧衣ちゃん?」
何度もそう声をかけられながら、半ばうつろな状態でデズニーへ到着。
エントランスを抜けたとき、
「…お前らもデズニーに来たのか?たまたまだな」
不機嫌そうな風磨の声が聞こえた。
もちろん隣には藍那がいて、碧衣たちに声をかけたことにブチ切れ気味。
「たまたま?待ってたのかと思った」
陽向の言葉に、
「まさか最上さんを待つために、このクソ暑い…あ、間違えた。灼熱地獄みたいなところで待機してたわけじゃないわよね?」
藍那はますます不機嫌になる。
「な、何ならいっしょにまわるか?」
空気の読めない提案をする風磨にブチ切れ寸前の藍那だったけれど。
すぐに愉しそうな笑みを浮かべ、
「いい考えかも」
風磨の意見に同意した。
え…、嫌すぎる!
昨日ゴミ水を頭からかけてきたような人といっしょにまわるなんて苦行でしかない。
しかも、もうひとりは許可もなくキスしてきたくせに翌日には藍那と付き合っているという最低最悪な風磨。
いっしょになんか、まわれるはずがない。
チラリと陽向のほうを見ると、ふと目が合った。
断ってくれるよね、陽向くん?
「僕たちも別にかまわないよ」
陽向は勝手にそう言うと握っていた碧衣の手を上に挙げ、
「どうせなら、お互いデートらしいことしながらまわらない?ほら、こんなふうに手をつないで」
にこにこしながら風磨を見た。
嬉しい。
…はずなのに、
「モテるのと手をつなぐのとは別の話でしょ?」
と言った陽向の言葉がぐるぐると頭の中でまわって、風磨の顔が浮かんできた。
「俺だってはじめて…」
そう言った風磨の顔と声が頭の中でこだまする。
「碧衣ちゃん?」
何度もそう声をかけられながら、半ばうつろな状態でデズニーへ到着。
エントランスを抜けたとき、
「…お前らもデズニーに来たのか?たまたまだな」
不機嫌そうな風磨の声が聞こえた。
もちろん隣には藍那がいて、碧衣たちに声をかけたことにブチ切れ気味。
「たまたま?待ってたのかと思った」
陽向の言葉に、
「まさか最上さんを待つために、このクソ暑い…あ、間違えた。灼熱地獄みたいなところで待機してたわけじゃないわよね?」
藍那はますます不機嫌になる。
「な、何ならいっしょにまわるか?」
空気の読めない提案をする風磨にブチ切れ寸前の藍那だったけれど。
すぐに愉しそうな笑みを浮かべ、
「いい考えかも」
風磨の意見に同意した。
え…、嫌すぎる!
昨日ゴミ水を頭からかけてきたような人といっしょにまわるなんて苦行でしかない。
しかも、もうひとりは許可もなくキスしてきたくせに翌日には藍那と付き合っているという最低最悪な風磨。
いっしょになんか、まわれるはずがない。
チラリと陽向のほうを見ると、ふと目が合った。
断ってくれるよね、陽向くん?
「僕たちも別にかまわないよ」
陽向は勝手にそう言うと握っていた碧衣の手を上に挙げ、
「どうせなら、お互いデートらしいことしながらまわらない?ほら、こんなふうに手をつないで」
にこにこしながら風磨を見た。
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