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マクー大陸で家造り
思い出ばなし
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僕が、こちらの世界に来て早いもので五年になる。
始めの頃は、訳も分からないまま、とにかく慣れるために必死でいろいろな事を覚えた。
少したって落ち着いたときに、向こうでの最後の事を思い出した。
あの日は、日曜日で、朝のテレビから聞こえてきた梅雨入りしたと言うキャスターの言葉に、三日前からじゃないの?と、心の中で突っ込みをしながら、隣の地区のサッカーチームとの合同練習ために家を出た。
晴れていれば、市が管理しているグランドだったけど、あいにくの雨、いつもなら中止になったけど、その日は、合同練習相手のコーチの伝で、企業が運営しているフットサルの室内競技場を借りれることになった。
あの日の僕は、雨の所為か少し気分が沈んでいて、練習に行く足は重かった。
僕の住んでいたところは、郊外で練習にはバスで通っていた。チームに入ったばかりの頃は、子供を、バスで一人で通わせるなんて非常識だと家に、怒鳴りこんできた保護者の人もいたけれど、三ヶ月たっていたあの頃は、送り迎えをしている保護者達もおとなしく見守ってくれていた。
理由は、両親が他県に短期赴任していたので、母親の実家に預けられていたんだけど、じいちゃん達は、農家をしていて、日曜日と言っても、朝からハウスで収穫があり、送り迎えをする時間がないからだ。
ばあちゃんは、免許を持ってなかったしね。
誰か近い所にチームメイトがいれば、一緒にと言ってくれていたかもしれないが…ちょっと、辺境地だったから…一人で通っていた。
そして、あの日の朝は小雨で、霧もすごくて視界が悪い中、バスに乗り込んだ。
そして…
スゴい衝撃を感じたけど…気がついたら僕は森の中に立っていた。
始めは、訳がわからなかったけど、たぶん、霧か雨の所為で、バスが事故ったんだよね。
たぶん…そのままだったら死んでたけど、僕はその衝撃で転移門を潜ってしまったのだと思う。もしかしたら、転移じゃなて、元の姿のままの転生なのかもと思った事もあったけど、その辺はよく分からない。
そして、その森で僕を見つけて保護してくれたのが、ディルという金髪碧眼のメチャクチャ綺麗なエルフ。
始めは突っかかって、困らせてしまった。今思い出しても、赤面もので…本当にごめんなさいと言う感じだった。
ディルを信用して、こちらの事をいろいろと教えてもらったけど、来たばかりの頃は、ちょっとめんどくさい食事事情だったんだよなぁ、この世界。
僕も、鑑定で食材全部が毒とか表示されちゃって、食べるものが無い!って、本当に焦ったよ。異世界に来て、食べ物なくて飢え死にするなんてイヤだと思っていたら、ディルが持っていた『ビスト』というお菓子が食べれる事が分かって、時間が稼げたおかげで、鑑定の意味も分かって助かった。
それから、僕が来てから暫くして、この世界でちょっとした変化が起きて、少しずつ食事事情が改善され、近年、皆の感心が食事に向いている。
特にこの獣人が多いゲトーの人達は、食べることが好きな人が多くいるためか、大陸の中心にある首都シンシーは、この数年で飲食店が、倍増しているらしい。
そういった影響で、ここの大陸の上級者用のダンジョンで採れるアイテムは食材が多くなっているそうだ。
四年前に来たときには、トレント素材や、最高級の絹糸や麻素材が出ていたけれど、今は、スパイスやこの大陸の名物、黒毛牛の肉や加工品が出るらしい…
しかも、上級者用のダンジョンのラスボスの守る宝が、スパイス三十種類という情報を得た。日本では、スーパーで手軽に手に入っていたものが、命がけで採りに行くものになっていて、ちょっと眩暈がした…
異世界恐るべし…
そして、その上級者用のダンジョンで出ていたアイテムが、今は初級者用のダンジョンアイテムになっている。
流行りって、分からないモノだね。
まぁ、僕達には好都合だけどね。僕達は、今、冒険者が少ないゲトーの初級者用のダンジョンに、挑戦している。
初級者用と言っても、侮れないのがこの世界のダンジョン。なんせ、ダンジョンマスターは、神様だからね。ダンジョン内の様子を観ていて、冒険者の力量に合わせて、魔物の強さを変えてくることがあるのだ。下手すると上級者用の魔物だろ!と、突っ込みたい時もある。
そんな魔物が出た所に、本当に初級冒険者が遭遇した時は、かなりの恐怖を植え付けてしまう事があるからB級以上の冒険者はなるべく入らないようにとされている。
そうは言っても、欲しい素材があれば入るのが冒険者、だから、今回の様な処置がされたのだけれど…何事も例外があって、上級者でも、堂々と初級者ダンジョンに入ることが出来る事もある。
生産者が初級者用のダンジョンのアイテムが欲しい時に、指名依頼で上級者に頼むのだ。上級者の方が、素材の扱いに慣れてるし、確実に欲しい素材を持ち帰ってくれる事を知っているからね。
そして、僕達は、その例外である指名依頼を受けて、このダンジョンに来た。
依頼主は、僕達の保護者であるディル。
始めの頃は、訳も分からないまま、とにかく慣れるために必死でいろいろな事を覚えた。
少したって落ち着いたときに、向こうでの最後の事を思い出した。
あの日は、日曜日で、朝のテレビから聞こえてきた梅雨入りしたと言うキャスターの言葉に、三日前からじゃないの?と、心の中で突っ込みをしながら、隣の地区のサッカーチームとの合同練習ために家を出た。
晴れていれば、市が管理しているグランドだったけど、あいにくの雨、いつもなら中止になったけど、その日は、合同練習相手のコーチの伝で、企業が運営しているフットサルの室内競技場を借りれることになった。
あの日の僕は、雨の所為か少し気分が沈んでいて、練習に行く足は重かった。
僕の住んでいたところは、郊外で練習にはバスで通っていた。チームに入ったばかりの頃は、子供を、バスで一人で通わせるなんて非常識だと家に、怒鳴りこんできた保護者の人もいたけれど、三ヶ月たっていたあの頃は、送り迎えをしている保護者達もおとなしく見守ってくれていた。
理由は、両親が他県に短期赴任していたので、母親の実家に預けられていたんだけど、じいちゃん達は、農家をしていて、日曜日と言っても、朝からハウスで収穫があり、送り迎えをする時間がないからだ。
ばあちゃんは、免許を持ってなかったしね。
誰か近い所にチームメイトがいれば、一緒にと言ってくれていたかもしれないが…ちょっと、辺境地だったから…一人で通っていた。
そして、あの日の朝は小雨で、霧もすごくて視界が悪い中、バスに乗り込んだ。
そして…
スゴい衝撃を感じたけど…気がついたら僕は森の中に立っていた。
始めは、訳がわからなかったけど、たぶん、霧か雨の所為で、バスが事故ったんだよね。
たぶん…そのままだったら死んでたけど、僕はその衝撃で転移門を潜ってしまったのだと思う。もしかしたら、転移じゃなて、元の姿のままの転生なのかもと思った事もあったけど、その辺はよく分からない。
そして、その森で僕を見つけて保護してくれたのが、ディルという金髪碧眼のメチャクチャ綺麗なエルフ。
始めは突っかかって、困らせてしまった。今思い出しても、赤面もので…本当にごめんなさいと言う感じだった。
ディルを信用して、こちらの事をいろいろと教えてもらったけど、来たばかりの頃は、ちょっとめんどくさい食事事情だったんだよなぁ、この世界。
僕も、鑑定で食材全部が毒とか表示されちゃって、食べるものが無い!って、本当に焦ったよ。異世界に来て、食べ物なくて飢え死にするなんてイヤだと思っていたら、ディルが持っていた『ビスト』というお菓子が食べれる事が分かって、時間が稼げたおかげで、鑑定の意味も分かって助かった。
それから、僕が来てから暫くして、この世界でちょっとした変化が起きて、少しずつ食事事情が改善され、近年、皆の感心が食事に向いている。
特にこの獣人が多いゲトーの人達は、食べることが好きな人が多くいるためか、大陸の中心にある首都シンシーは、この数年で飲食店が、倍増しているらしい。
そういった影響で、ここの大陸の上級者用のダンジョンで採れるアイテムは食材が多くなっているそうだ。
四年前に来たときには、トレント素材や、最高級の絹糸や麻素材が出ていたけれど、今は、スパイスやこの大陸の名物、黒毛牛の肉や加工品が出るらしい…
しかも、上級者用のダンジョンのラスボスの守る宝が、スパイス三十種類という情報を得た。日本では、スーパーで手軽に手に入っていたものが、命がけで採りに行くものになっていて、ちょっと眩暈がした…
異世界恐るべし…
そして、その上級者用のダンジョンで出ていたアイテムが、今は初級者用のダンジョンアイテムになっている。
流行りって、分からないモノだね。
まぁ、僕達には好都合だけどね。僕達は、今、冒険者が少ないゲトーの初級者用のダンジョンに、挑戦している。
初級者用と言っても、侮れないのがこの世界のダンジョン。なんせ、ダンジョンマスターは、神様だからね。ダンジョン内の様子を観ていて、冒険者の力量に合わせて、魔物の強さを変えてくることがあるのだ。下手すると上級者用の魔物だろ!と、突っ込みたい時もある。
そんな魔物が出た所に、本当に初級冒険者が遭遇した時は、かなりの恐怖を植え付けてしまう事があるからB級以上の冒険者はなるべく入らないようにとされている。
そうは言っても、欲しい素材があれば入るのが冒険者、だから、今回の様な処置がされたのだけれど…何事も例外があって、上級者でも、堂々と初級者ダンジョンに入ることが出来る事もある。
生産者が初級者用のダンジョンのアイテムが欲しい時に、指名依頼で上級者に頼むのだ。上級者の方が、素材の扱いに慣れてるし、確実に欲しい素材を持ち帰ってくれる事を知っているからね。
そして、僕達は、その例外である指名依頼を受けて、このダンジョンに来た。
依頼主は、僕達の保護者であるディル。
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