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マクー大陸で家造り
環境整備… 3
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果物をお願いした後は、どうしたら良いか分からないので、シス様と烈風さんに決めてもらった。
全て苗木状態で、まだ、森とも林とも言えないけれど、実がなるまでに一年ぐらいかかるらしい、成長促進魔法でも、あっという間にとはいかないんだって。でも、桃栗三年 柿八年 梨の…なんて言われてた事を思い出せば、一年で食べられる様になるなら、やっぱりスゴい事だよね。
因みに、柿の苗木は無い。標高八百以上なので育たないそうだ。まぁ、柿は、タクマさん達の島の特産品だから、スーンに行ったら買えば良い。干し柿もあるしね。
「キノコや山菜もとれるし、桑や苺、コケモモ、サルナシ、山葡萄なんかも生えるようにしたわよ。勿論、主な薬草なんかもね」
『ふむ。マクーの南側より豊かな土地になるであろうな。ちと、やり過ぎたか…』
おや?烈風さんには珍しく、少し困った様子だ。
「どうしました?豊かだといけないんですか?」
「いや、烈震の住み処で、ディル様に、ユピロー様や、大精霊方々もお見えになるから、問題ないと思うが…ウィン様は、大丈夫ですかね?」
?、ウィン様とは、水の大精霊。シス様とも仲が良い。ただ、例によって、ガラン様が、昔、何かやらかしたみたいで、犬猿の仲のようになっている。
うん、やはり、お酒に関しては、気を付けないといけないよね。
「招待して説明した方が良いかしら?」
『ガラン様に会いたくないからと、リョウの成人の祝いも欠席したのですよね?』
「そうなのよ。あなた達と違って、大きさなんて自由になるのにねぇ。あ、でも、ここなら、あなた達も、集まれるのかしら?」
『そうですね。ここなら、広さ的にも申し分ないですし、集まれそう…』
?、そこまで言って、烈風さんが何やら考え込んでしまった。
どうしたのか声をかけようとしたら、僕の左隣に膨大な魔力を感じ、霧が発生、驚いてちょっと後退ったら、霧から白い華奢な手が出てきて、左腕を掴まれた。
「ウィン様?」
話の流れから、そうだと思い名を言ったら、霧が晴れ、肩までの癖のない紺色の髪を揺らしながら、しっかりと腕をとってから、シス様よりちょっと幼い感じの美少女姿の水の大精霊(神格化済み)のウィン様が僕を見上げてきた。
「ん、リョウくん、成人おめでとう。お酒は無事届いた?」
「あのお酒ってウィン様が、用意したんですか?ガラン様…」
そこまで言ってしまって、失敗を悟った。
キリキリと左腕を締め上げられて、腕を振り払いたいけど、神様相手にそんなこと出来なくて…
「痛い、痛いイタイです。ウィン様、緩めてください!お願いします」
「あら、ごめんなさい。あんなヤツには、渡してないわよ。烈震に持たせたのよ」
ニッコリ笑顔だけど、なんだろね。シス様同様、逆らっちゃいけない感じがする。危険察知が働いてるな。
「ありがとうございます」
どうやら、ガラン様達が頑張って用意した訳ではなく、ウィン様が持たせてくれたから、皆が喜ぶ様なお酒が手に入ったらしい。
それなら、珍しくても納得だね。
詳しくは、知らないけど、お酒作りに水が重要みたいなこと、じいちゃんが言っていたもんな。
まだ、あまり呑めてないけど、一応、全種類、瓶に分けてもらってあるから、少しずつ楽しもう。
「ウィン、ここにリョウくん達の別荘を作る予定なんだけど、烈震の住み処だから、問題ないわよね?」
ここは烈震くんが加護している大陸で、地属性のモノが多く暮らしているから、四大精霊の中でも、ガラン様の人気が高い。だから、ガラン様に伺って土地の使用許可を貰ったのは分かるけど、ウィン様にもお伺い?
「私もバンガロー作って良い?」
えーと、流れからいって了承しないと何か問題が発生するということだよね?
そんな気持ちでシス様を見ると、優しく微笑んで頷いた。
「勿論、良いですよ」
「ん、なら、植物に美味しい水を分けてあげる。ルーにも、注意しておくから、安心して」
おっと、この大陸の砂漠化には、ウィン様が何やら関係してるらしい。
全て苗木状態で、まだ、森とも林とも言えないけれど、実がなるまでに一年ぐらいかかるらしい、成長促進魔法でも、あっという間にとはいかないんだって。でも、桃栗三年 柿八年 梨の…なんて言われてた事を思い出せば、一年で食べられる様になるなら、やっぱりスゴい事だよね。
因みに、柿の苗木は無い。標高八百以上なので育たないそうだ。まぁ、柿は、タクマさん達の島の特産品だから、スーンに行ったら買えば良い。干し柿もあるしね。
「キノコや山菜もとれるし、桑や苺、コケモモ、サルナシ、山葡萄なんかも生えるようにしたわよ。勿論、主な薬草なんかもね」
『ふむ。マクーの南側より豊かな土地になるであろうな。ちと、やり過ぎたか…』
おや?烈風さんには珍しく、少し困った様子だ。
「どうしました?豊かだといけないんですか?」
「いや、烈震の住み処で、ディル様に、ユピロー様や、大精霊方々もお見えになるから、問題ないと思うが…ウィン様は、大丈夫ですかね?」
?、ウィン様とは、水の大精霊。シス様とも仲が良い。ただ、例によって、ガラン様が、昔、何かやらかしたみたいで、犬猿の仲のようになっている。
うん、やはり、お酒に関しては、気を付けないといけないよね。
「招待して説明した方が良いかしら?」
『ガラン様に会いたくないからと、リョウの成人の祝いも欠席したのですよね?』
「そうなのよ。あなた達と違って、大きさなんて自由になるのにねぇ。あ、でも、ここなら、あなた達も、集まれるのかしら?」
『そうですね。ここなら、広さ的にも申し分ないですし、集まれそう…』
?、そこまで言って、烈風さんが何やら考え込んでしまった。
どうしたのか声をかけようとしたら、僕の左隣に膨大な魔力を感じ、霧が発生、驚いてちょっと後退ったら、霧から白い華奢な手が出てきて、左腕を掴まれた。
「ウィン様?」
話の流れから、そうだと思い名を言ったら、霧が晴れ、肩までの癖のない紺色の髪を揺らしながら、しっかりと腕をとってから、シス様よりちょっと幼い感じの美少女姿の水の大精霊(神格化済み)のウィン様が僕を見上げてきた。
「ん、リョウくん、成人おめでとう。お酒は無事届いた?」
「あのお酒ってウィン様が、用意したんですか?ガラン様…」
そこまで言ってしまって、失敗を悟った。
キリキリと左腕を締め上げられて、腕を振り払いたいけど、神様相手にそんなこと出来なくて…
「痛い、痛いイタイです。ウィン様、緩めてください!お願いします」
「あら、ごめんなさい。あんなヤツには、渡してないわよ。烈震に持たせたのよ」
ニッコリ笑顔だけど、なんだろね。シス様同様、逆らっちゃいけない感じがする。危険察知が働いてるな。
「ありがとうございます」
どうやら、ガラン様達が頑張って用意した訳ではなく、ウィン様が持たせてくれたから、皆が喜ぶ様なお酒が手に入ったらしい。
それなら、珍しくても納得だね。
詳しくは、知らないけど、お酒作りに水が重要みたいなこと、じいちゃんが言っていたもんな。
まだ、あまり呑めてないけど、一応、全種類、瓶に分けてもらってあるから、少しずつ楽しもう。
「ウィン、ここにリョウくん達の別荘を作る予定なんだけど、烈震の住み処だから、問題ないわよね?」
ここは烈震くんが加護している大陸で、地属性のモノが多く暮らしているから、四大精霊の中でも、ガラン様の人気が高い。だから、ガラン様に伺って土地の使用許可を貰ったのは分かるけど、ウィン様にもお伺い?
「私もバンガロー作って良い?」
えーと、流れからいって了承しないと何か問題が発生するということだよね?
そんな気持ちでシス様を見ると、優しく微笑んで頷いた。
「勿論、良いですよ」
「ん、なら、植物に美味しい水を分けてあげる。ルーにも、注意しておくから、安心して」
おっと、この大陸の砂漠化には、ウィン様が何やら関係してるらしい。
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