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1. Vtuber『姫宮ましろ』
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1. Vtuber『姫宮ましろ』
「皆様、本日も楽しんでくれたなら嬉しいです。今日も元気に頑張りましょ!みんなの姫こと姫宮ましろでした~。またね~」
コメント
『おつ』
『乙ー』
『ましろ姫の出番は終わりか……寂しいな』
『おつかれさまー』
『これで今日も頑張れるぜ』
配信を終えるいつもの挨拶。コメント欄を一つ一つ丁寧に目で追いながら、心の中で感謝を呟き、小さく息をついた。今日も無事に配信を終えられた安堵感がじんわりと広がる。
その配信画面には、長いピンクの髪がキラキラと輝き、吸い込まれそうな淡いピンクの瞳。そしてドレス姿の、どこかの国のお姫様を彷彿とさせる女の子。彼女の名前は『姫宮ましろ』。Vtuber事務所『Fmすたーらいぶ』のタレントで、チャンネル登録者数は50万人を超える大人気Vtuberだ。コンセプトは「可憐に優雅に庶民に溶け込むどこかの国のお姫様」。
その可愛らしい容姿と親しみやすいトークで、多くのファンを魅了し、今や事務所の看板と言っても過言ではない存在だ。
配信を切り、PCの画面が暗転する。途端に現実世界に戻されたような感覚に襲われ、ふっと肩の力が抜けた。オレはギシギシと音を立てる椅子の背もたれに深くもたれかかり、殺風景な部屋の白い天井をぼんやりと見上げた。
「ふぅ……」
深いため息が漏れた。Vtuber『姫宮ましろ』としてキラキラとした世界で生きる裏側には、誰にも言えない、大きな秘密が隠されている。
「お疲れさま。今日も良かったじゃん!」
背後から明るく弾んだ声が聞こえ、振り返ると、事務所のマネージャーであり、オレのたった一人の家族である実の姉、桃姉さんがコーヒーカップを手に立っていた。その笑顔はいつ見ても明るく、少しだけオレの心の淀みを洗い流してくれるようだ。
「それ嫌みか?」
つい、警戒するように言葉が出てしまう。女性を演じているせいか、どうも素直になれない。
「そんなんじゃないわよ。本当に良かったと思ってるわ。それにしても『Fmすたーらいぶ』の1期生の姫宮ましろが男だと知ったら、ファンはどんな反応するのかしらね?」
姉の言葉には、いつものように冗談めかした響きがあるけれど、その内容はオレにとって決して笑い事じゃない。むしろ、いつかこの秘密が暴かれてしまうのではないかという拭いきれない不安が常に心の奥底にある。
「元はと言えば桃姉さんのせいなんだけどな」
半分冗談、半分本気の言葉が口をついて出る。そもそも、こんな無理難題を引き受けたのは、他でもない桃姉さんの頼みだったのだから。
そう。秘密はオレが男だということだ。性別を偽ってまでVtuberになった理由はただ一つ。この、血の繋がった実の姉のためだ。
オレの名前は神崎颯太。24歳。姉でありVtuber事務所『Fmすたーらいぶ』のマネージャー、神崎桃の弟で、性別を偽り『姫宮ましろ』として、今日も画面の向こうのファンを魅了している。
『Fmすたーらいぶ』。今でこそ、Vtuber業界でそこそこ名前の知られた事務所になったが、設立当初は所属タレントも数えるほどしかおらず、まさに無名もいいところだった。
ちなみにFmすたーらいぶのFmすたーは『first‐magnitude star』、つまり『一等星』という意味らしい。大それた名前かもしれないが「唯一無二のタレントVtuberを目指す」なんていう、よくある企業の熱いコンセプトを掲げていた。
その事務所の命運をかけた記念すべき一大プロジェクトの1期生としてデビューするはずだった『姫宮ましろ』になる人が、まさかのデビュー直前でのドタキャン。あれから、早2年……まさかここまで続けることになるとは、当時のオレは想像もしていなかった。
あの時は本当に時間がなかったし、プロジェクトを失敗させるわけにはいかなかった。そして何より桃姉さんの頼みを、オレが断れるはずもなかった。
桃姉さんとは8つほど歳が離れている。オレが中学に上がる時に両親が不慮の事故で亡くなってから、桃姉さんは女手一つでオレを育ててくれた。昼も夜も必死になって働き、決して裕福とは言えない暮らしの中で、オレを大学まで行かせてくれた。
その苦労を知っているからこそ、少しでも桃姉さんを楽させてあげたいと思った。大学は無事に卒業したが、就職活動は上手くいかず、なかなか内定を得ることができなかった。そんな中、少しでも姉の力になりたい、迷惑をかけるくらいなら、桃姉さんのためにできることをするべきだと考えた結果が、今のこの状況だ。
そして『Fmすたーらいぶ』は今では、オレこと『姫宮ましろ』を含む個性豊かな1期生4人、それに続く2期生4人、そして半年前にお披露目されたばかりの勢いのある3期生5人の、総勢13人のライバーが所属する、活気あふれるVtuber事務所にまで成長した。
最初はまったく乗り気じゃなかったし、あくまでも代役として『姫宮ましろ』が見つかるまでの一度きりのつもりだった。機械で声色を変えることができるとはいえ、自分の考えや感情を全世界に発信しなければならないのだ。しかもVtuberというのは人気商売でもあるため、一度の失言や炎上が致命傷になりかねない。常にプレッシャーを感じながらの活動だった。
だから当然、不安や戸惑いもあったのだが、不思議なもので毎日演じているうちに、徐々に『姫宮ましろ』というキャラクターが自分の中に馴染んでくるのを感じた。
まぁ、そもそもVtuberというものは、声優のようにアニメキャラなどを演じる役者のようなものなので、演技をすること自体に抵抗がないと言えば嘘になるが……人生とは本当に分からないものだ。
「なぁ桃姉さん」
「ん?どうした?」
「新しい3期生はどうなんだ?もうすぐコラボ解禁だろ?」
「えっと……今はまだ様子を見ているところだけど、みんな個性的で良い子たちよ」
ちなみに、オレの正体は、他のライバーには一切伝えていない。コラボ配信は台本ありきで、必要最低限の会話しかしないようにしているし、配信外で個人的な連絡を取り合うこともない。裏で会ったこともないし、どんな人なのかも知らない。いつかはバレるかもしれないが、今のところはこのまま秘密を守り通すしかないと思っている。
「颯太。あんた今日の予定は?」
「今日のスケジュールは特にないよ。雑件の処理くらい?」
「ディスコード確認した?」
「したよ。連絡も何件かあったけど、メッセージは社交的に返しているし、通話希望のやつはいつものようにここにいない時はお断りしてるし」
オレは基本的に、この配信部屋……いや、このマイクの近くじゃないと、咄嗟に『姫宮ましろ』の声に切り替えられない。だから、メッセージ以外のリアルタイムでのコミュニケーションは極力避けている。
もしかしたら、オレは他のライバーからの印象がかなり悪いのかもしれない。協調性がないとか、冷たいとか思われているかもしれないが、仕方ない。秘密を守るためには、そうするしかない。
「もうちょっとコミュニケーションとりなさいよ……」
呆れたようにため息をつく姉に、返す言葉が見つからない。
「無理だって。向こうはみんな女の子だし、中身が男のオレと話しても楽しくないだろうしさ。そもそも、共通の話題なんてほとんどないだろうし」
「そういう問題じゃないんだけどね……」
そう言いながら桃姉さんは自分のパソコンで何か作業を始めたようだ。オレはオレで週末の雑談配信の準備を始めることにした。
これが、表向きはキラキラとしたお姫様、裏では性別を偽るただの男であるオレの『姫宮ましろ』としての、日常であり仕事である。
「皆様、本日も楽しんでくれたなら嬉しいです。今日も元気に頑張りましょ!みんなの姫こと姫宮ましろでした~。またね~」
コメント
『おつ』
『乙ー』
『ましろ姫の出番は終わりか……寂しいな』
『おつかれさまー』
『これで今日も頑張れるぜ』
配信を終えるいつもの挨拶。コメント欄を一つ一つ丁寧に目で追いながら、心の中で感謝を呟き、小さく息をついた。今日も無事に配信を終えられた安堵感がじんわりと広がる。
その配信画面には、長いピンクの髪がキラキラと輝き、吸い込まれそうな淡いピンクの瞳。そしてドレス姿の、どこかの国のお姫様を彷彿とさせる女の子。彼女の名前は『姫宮ましろ』。Vtuber事務所『Fmすたーらいぶ』のタレントで、チャンネル登録者数は50万人を超える大人気Vtuberだ。コンセプトは「可憐に優雅に庶民に溶け込むどこかの国のお姫様」。
その可愛らしい容姿と親しみやすいトークで、多くのファンを魅了し、今や事務所の看板と言っても過言ではない存在だ。
配信を切り、PCの画面が暗転する。途端に現実世界に戻されたような感覚に襲われ、ふっと肩の力が抜けた。オレはギシギシと音を立てる椅子の背もたれに深くもたれかかり、殺風景な部屋の白い天井をぼんやりと見上げた。
「ふぅ……」
深いため息が漏れた。Vtuber『姫宮ましろ』としてキラキラとした世界で生きる裏側には、誰にも言えない、大きな秘密が隠されている。
「お疲れさま。今日も良かったじゃん!」
背後から明るく弾んだ声が聞こえ、振り返ると、事務所のマネージャーであり、オレのたった一人の家族である実の姉、桃姉さんがコーヒーカップを手に立っていた。その笑顔はいつ見ても明るく、少しだけオレの心の淀みを洗い流してくれるようだ。
「それ嫌みか?」
つい、警戒するように言葉が出てしまう。女性を演じているせいか、どうも素直になれない。
「そんなんじゃないわよ。本当に良かったと思ってるわ。それにしても『Fmすたーらいぶ』の1期生の姫宮ましろが男だと知ったら、ファンはどんな反応するのかしらね?」
姉の言葉には、いつものように冗談めかした響きがあるけれど、その内容はオレにとって決して笑い事じゃない。むしろ、いつかこの秘密が暴かれてしまうのではないかという拭いきれない不安が常に心の奥底にある。
「元はと言えば桃姉さんのせいなんだけどな」
半分冗談、半分本気の言葉が口をついて出る。そもそも、こんな無理難題を引き受けたのは、他でもない桃姉さんの頼みだったのだから。
そう。秘密はオレが男だということだ。性別を偽ってまでVtuberになった理由はただ一つ。この、血の繋がった実の姉のためだ。
オレの名前は神崎颯太。24歳。姉でありVtuber事務所『Fmすたーらいぶ』のマネージャー、神崎桃の弟で、性別を偽り『姫宮ましろ』として、今日も画面の向こうのファンを魅了している。
『Fmすたーらいぶ』。今でこそ、Vtuber業界でそこそこ名前の知られた事務所になったが、設立当初は所属タレントも数えるほどしかおらず、まさに無名もいいところだった。
ちなみにFmすたーらいぶのFmすたーは『first‐magnitude star』、つまり『一等星』という意味らしい。大それた名前かもしれないが「唯一無二のタレントVtuberを目指す」なんていう、よくある企業の熱いコンセプトを掲げていた。
その事務所の命運をかけた記念すべき一大プロジェクトの1期生としてデビューするはずだった『姫宮ましろ』になる人が、まさかのデビュー直前でのドタキャン。あれから、早2年……まさかここまで続けることになるとは、当時のオレは想像もしていなかった。
あの時は本当に時間がなかったし、プロジェクトを失敗させるわけにはいかなかった。そして何より桃姉さんの頼みを、オレが断れるはずもなかった。
桃姉さんとは8つほど歳が離れている。オレが中学に上がる時に両親が不慮の事故で亡くなってから、桃姉さんは女手一つでオレを育ててくれた。昼も夜も必死になって働き、決して裕福とは言えない暮らしの中で、オレを大学まで行かせてくれた。
その苦労を知っているからこそ、少しでも桃姉さんを楽させてあげたいと思った。大学は無事に卒業したが、就職活動は上手くいかず、なかなか内定を得ることができなかった。そんな中、少しでも姉の力になりたい、迷惑をかけるくらいなら、桃姉さんのためにできることをするべきだと考えた結果が、今のこの状況だ。
そして『Fmすたーらいぶ』は今では、オレこと『姫宮ましろ』を含む個性豊かな1期生4人、それに続く2期生4人、そして半年前にお披露目されたばかりの勢いのある3期生5人の、総勢13人のライバーが所属する、活気あふれるVtuber事務所にまで成長した。
最初はまったく乗り気じゃなかったし、あくまでも代役として『姫宮ましろ』が見つかるまでの一度きりのつもりだった。機械で声色を変えることができるとはいえ、自分の考えや感情を全世界に発信しなければならないのだ。しかもVtuberというのは人気商売でもあるため、一度の失言や炎上が致命傷になりかねない。常にプレッシャーを感じながらの活動だった。
だから当然、不安や戸惑いもあったのだが、不思議なもので毎日演じているうちに、徐々に『姫宮ましろ』というキャラクターが自分の中に馴染んでくるのを感じた。
まぁ、そもそもVtuberというものは、声優のようにアニメキャラなどを演じる役者のようなものなので、演技をすること自体に抵抗がないと言えば嘘になるが……人生とは本当に分からないものだ。
「なぁ桃姉さん」
「ん?どうした?」
「新しい3期生はどうなんだ?もうすぐコラボ解禁だろ?」
「えっと……今はまだ様子を見ているところだけど、みんな個性的で良い子たちよ」
ちなみに、オレの正体は、他のライバーには一切伝えていない。コラボ配信は台本ありきで、必要最低限の会話しかしないようにしているし、配信外で個人的な連絡を取り合うこともない。裏で会ったこともないし、どんな人なのかも知らない。いつかはバレるかもしれないが、今のところはこのまま秘密を守り通すしかないと思っている。
「颯太。あんた今日の予定は?」
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もしかしたら、オレは他のライバーからの印象がかなり悪いのかもしれない。協調性がないとか、冷たいとか思われているかもしれないが、仕方ない。秘密を守るためには、そうするしかない。
「もうちょっとコミュニケーションとりなさいよ……」
呆れたようにため息をつく姉に、返す言葉が見つからない。
「無理だって。向こうはみんな女の子だし、中身が男のオレと話しても楽しくないだろうしさ。そもそも、共通の話題なんてほとんどないだろうし」
「そういう問題じゃないんだけどね……」
そう言いながら桃姉さんは自分のパソコンで何か作業を始めたようだ。オレはオレで週末の雑談配信の準備を始めることにした。
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