【ガチ恋プリンセス】これがVtuberのおしごと~後輩はガチで陰キャでコミュ障。。。『ましのん』コンビでトップVtuberを目指します!

夕姫

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48. 1期生初コラボ『すたフェス』同時視聴配信③

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48. 1期生初コラボ『すたフェス』同時視聴配信③



 オレは今、初めての1期生コラボの『Fmすたーフェスティバル』の同時視聴配信に参加している。そしてついに『姫宮ましろ』の出番になりライトアップと同時に、『ホワイトプリンセス』の曲が流れ始める。

「おお!ホワイトプリンセスだぁ!ポアロ好きなんだよね!」

 《ましろちゃんと言えばこの曲だよね。ひなたも好き》

 《そうね。最初聴いた時は、この曲をましろが歌うの?って思ったけど、お清楚のましろが歌うとギャップがあって格好良いのよね》

 《ふふ。みんなありがとう》

 コメント
『マジ神曲』
『AME最高!』
『これこそましろ姫の歌!』
『姫は歌うと声が低くて格好良い』

 なんかこうやって同期で仲間で……でもライバルである人たちに褒められるというのは照れ臭いというか、なんとも言えない気持ちになるが嬉しい。そして曲が終わり、次の曲が流れる。もちろんトリは『フェアリーテイル』。

 コメント
『かのんたん!』
『もしかしてこれもAMEの曲?』
『すげぇ格好良い!』

 《この曲は、さっきのホワイトプリンセスのアンサー的な歌なんだって。探している王子様を導くみたいな?》

「かのんは親衛隊だもんね。でも本当に格好良いじゃん!」

 《かのんちゃん裏ではオドオドしてるのに、こんな速い曲歌えるんだね》

 《ひなた。それはかのんに失礼でしょ。私もそう思うけど》

「リリィママもそう思うんかい!w」

 そんなこんなでそのあとはユニット曲の『夢色トリック』を聴いて、閉会式。そして『Fmすたーフェスティバル』は終わりを迎えた。もう3時間がたったのか。同時視聴配信はあっという間に終わった印象だな……

 コメント
『最高だった!』
『来年も頼むぞ』
『すたフェスしか勝たん!』

「いやぁ……あっという間だったね。どうだったみんな?」

 《ひなたは、こうやって毎年行われるこのイベントが毎回楽しみ。だから来年も頑張らないとね》

 《ましろも。今回はこうやって同期で集まれたのも嬉しかったよ》

「リリィママは?」

 そのポアロさんの言葉にリリィさんはなぜか反応しない。あれ?どうしたんだろう?

「リリィママ?どした?」

 《うぅ……ぐすっ……ご……ごめんなさい……》

「おいおい……泣くなよリリィママ」

 《本当に感動して……ずっと……何も分からず……ここまで頑張ってきたから……こんなに後輩も出来て、素晴らしいものになるなんて……》

 《うん。リリィちゃんは同期でも一番最初にチャンネル登録者が増えて、ひなたたちを引っ張って来てくれたもんね……それこそVtuberって何?みたいな時からさ。色々誹謗中傷もあったけど。頑張ってきたよね》

 確かにそういう時代もあった。今では事務所もそこそこ大きくなったし、フォロー体制も方針もある。でもあのときは何をすればいいのか分からなくて、手探りで初めて1人で配信して、誰も見てくれなくて……それでも諦めずに配信を続けた。それが今こうして繋がってるんだよな。

 コメント
『泣ける』
『泣いた』
『リリィママ……』

 《何度も辞めようかと思った……チャンネルがBANされた時も、収益化がなくなった時も……でも……みんながいたから……ここまでこれた。ポアロは良く同期の誹謗中傷にTwitterとかで怒ってくれて炎上したり……》

「あったなそんなことも。良い話じゃないけど懐かしい」

 《ひなたは裏でも良く相談に乗ってくれたり、サムネの作り方教えてくれたりしたわよね……》

 《うん。そうだね》

 《ましろは……絡みはなかったけど……配信をルーチン化して誰に何を言われようとブレずに頑張ってチャンネル登録者が増えてさ……もう休んでもいいんだ、無理しなくていいんだって思えて……私の肩の荷が降りたの。》

 リリィさんの言葉を聞いて胸が熱くなる。本当に素晴らしい同期だよな恵まれてる。だから、オレは今の気持ちを素直に伝える。

 《うん。みんなのお陰でこうやって『Fmすたーらいぶ』は大きくなったし、色々乗り越えられたと思う。リリィさんは本当に凄いよ。ひなたさんもポアロさんも。ましろ、みんなが同期で良かった。だからさ……来年もまた同期コラボしようね?》

 コメント
『本当に尊い』
『ティッシュなくなるで』
『1期生最高かよ』
『絆エモい』
『またコラボしてくれ』
『これは神回』
『来年も楽しみにしてる』

 《ましろ……うぅ……ありがとう……ごめんポアロ……配信グダグダになって……》

「あぁもうほら泣き止めよリリィママ」

 《もうしょうがないなぁ……よし!ひなたがこの後枠立てるから。そこでお酒飲みながらお話しよ》

 こうして、1期生初コラボは終わり、ひなたさんの枠でも昔話に花を咲かせてお酒を飲んで夜遅くまで盛り上がった。そしてオレは心のどこかでこのままじゃダメだよなと思ったのであった。
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