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684. 姫は『初詣』に行くそうです
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684. 姫は『初詣』に行くそうです
時間は1時。彩芽ちゃんと今年もよろしくというLINEをしながら、そろそろ寝る準備をしようとしていると突然スマホに電話がかかってくる。
画面には『日咲七海』の文字。七海?なんだろうか……通話を繋げると、新年早々元気そうな声が聞こえてきた。
《あ。颯太配信お疲れ。あけおめ~》
「ありがとう。明けましておめでとう」
《あのさ。彩芽ちゃんいないんだよね?なら暇でしょ?初詣行かない?》
「いや……明日配信あるんだが?」
《あたしもあるし。というか颯太は最後の枠じゃん。ちなみに愛梨もいるから》
「愛梨ちゃん?ココアちゃん?」
時間の問題じゃないんだけどな。なんか断われるような雰囲気じゃないし……
《ほら。えるるが炎上した時、あたしと愛梨がすぐさま反応したじゃん?で。心配だったけど、颯太と紫織さんが配信行ったから。それで愛梨と話してて初詣行くことになったんだよね。ということで、悪いんだけど駅に愛梨を待たせてるから迎えに行ってくれない?》
「は?」
《あたしは他の人を迎えに行かないといけないから。とりあえず神社で合流ね?今住所送ったからよろしく!》
「あっおい!……強引すぎないか」
しかも愛梨を待たせてるって……新年早々嵐のような電話だ。確かにあの時真っ先にSNSに反応してたな。七海は『マジかwウケるw』、愛梨ちゃんは『今年の最後にココアを越えるのやめて……』と。それに効果があったかはわからないけど、少なからず一部の人には効果はあっただろうな。
きっと2人とも担当マネージャーに怒られたと思うけどな。
オレはため息をつきながら、七海に言われた住所を確認し駅に向かうことにする。駅に着くとすぐに、愛梨ちゃんを見つけることが出来た。
「愛梨ちゃん」
「あれ?マネージャーさん?どうしたんですか?」
「いや七海に言われて、愛梨ちゃんを迎えに来たんだけど……」
「え?そうだったんですね。あ!マネージャーさん、明けましておめでとうございます!」
「うん。明けましておめでとう」
という訳で愛梨ちゃんと神社に向かうことに。とりあえず七海から送られてきた住所の神社は初詣で有名なところじゃないが、かなり広い境内がある神社だ。
「配信観ました?すごかったですよね!ましリリィですよ?状況が状況じゃなかったら、喜びを爆発させてますよ!」
「そうだね。本当に5年越しのコラボだからねw」
「ですです!えるるちゃんには申し訳ないですけどね。でも、なんでコラボしなかったんですかね?絶対に需要はあるはずなのに?どう思いますマネージャーさんから見て?」
「まぁ忙しいのもあるけど、やっぱり……1番は面倒だからじゃない?」
「あはは。それ冗談ですよね?w」
「え?まぁそれは2人しか知らない秘密なんじゃない?」
いや『面倒だから』というのが本音ではある。二大巨頭と呼ばれている2人のコラボだと、配信内容もかなりきっちりしてないといけないし、それだけの期待感は絶対あるだろうし。
そう考えたら、もしまたコラボをするのなら、今一回保留になっている『ましリリィの3Dライブ』くらいの規模じゃないとすたリスも納得できないだろうな。オレも立花さんもそのくらいの立場になってしまった。
……次も5年後くらいかもなw
「そう言えば愛梨ちゃんさ、この前の3期生のモニタリングの時に衣音ちゃんと年越しするようなこと言ってなかったっけ?」
「その予定だったんですけど、衣音ちゃんがたぶんインフルエンザにかかったみたいで。お見舞い行こうとしたけど、うつるから大丈夫って」
「そうなんだ……あれ?明日の配信大丈夫なの?確か『あるココ』の枠あったよね?」
「はい。さっき運営さんから変更のお知らせ来てましたよ?ましろ先輩の枠が3人だから、そこから『みるくママ』が来てくれることになりました」
「え?そうなの?じゃあ姫宮ましろの枠は?」
「ましろ先輩はメルトちゃんとマンツーじゃないですか?」
……マジ?オレはこっそり自分のスマホを確認すると、運営から『明日のスケジュール変更』のお知らせが来ていた。明日はメルトちゃんと2人か……まぁ問題はないけど。
そんな会話をしながら、しばらく歩き目的の神社にたどり着くと、参拝客もかなりいるし、屋台もたくさん並んでいる。それでも深夜2時ということもあってかそこまで人は多くないけどな。
「どこにいるんだろうか七海は」
「さっきも思ったんですけど、マネージャーさん、七海って呼び捨てで仲良いんですね?」
「え?いや七海からそう呼ぶように言われて……」
「そうなんですね。そう言えば、すごい仲良しですけど、マネージャーさんと七海さんってどこで接点があるんですか?担当マネージャーじゃないし……七海さんのデビューと入社が一緒とかですか?」
……オレが『姫宮ましろ』で1期生で同期だからだよ。と言えるなら楽なんだけどな。それもそれで説明できないし、とりあえず適当に誤魔化しておいた。早く七海と合流しないと。
時間は1時。彩芽ちゃんと今年もよろしくというLINEをしながら、そろそろ寝る準備をしようとしていると突然スマホに電話がかかってくる。
画面には『日咲七海』の文字。七海?なんだろうか……通話を繋げると、新年早々元気そうな声が聞こえてきた。
《あ。颯太配信お疲れ。あけおめ~》
「ありがとう。明けましておめでとう」
《あのさ。彩芽ちゃんいないんだよね?なら暇でしょ?初詣行かない?》
「いや……明日配信あるんだが?」
《あたしもあるし。というか颯太は最後の枠じゃん。ちなみに愛梨もいるから》
「愛梨ちゃん?ココアちゃん?」
時間の問題じゃないんだけどな。なんか断われるような雰囲気じゃないし……
《ほら。えるるが炎上した時、あたしと愛梨がすぐさま反応したじゃん?で。心配だったけど、颯太と紫織さんが配信行ったから。それで愛梨と話してて初詣行くことになったんだよね。ということで、悪いんだけど駅に愛梨を待たせてるから迎えに行ってくれない?》
「は?」
《あたしは他の人を迎えに行かないといけないから。とりあえず神社で合流ね?今住所送ったからよろしく!》
「あっおい!……強引すぎないか」
しかも愛梨を待たせてるって……新年早々嵐のような電話だ。確かにあの時真っ先にSNSに反応してたな。七海は『マジかwウケるw』、愛梨ちゃんは『今年の最後にココアを越えるのやめて……』と。それに効果があったかはわからないけど、少なからず一部の人には効果はあっただろうな。
きっと2人とも担当マネージャーに怒られたと思うけどな。
オレはため息をつきながら、七海に言われた住所を確認し駅に向かうことにする。駅に着くとすぐに、愛梨ちゃんを見つけることが出来た。
「愛梨ちゃん」
「あれ?マネージャーさん?どうしたんですか?」
「いや七海に言われて、愛梨ちゃんを迎えに来たんだけど……」
「え?そうだったんですね。あ!マネージャーさん、明けましておめでとうございます!」
「うん。明けましておめでとう」
という訳で愛梨ちゃんと神社に向かうことに。とりあえず七海から送られてきた住所の神社は初詣で有名なところじゃないが、かなり広い境内がある神社だ。
「配信観ました?すごかったですよね!ましリリィですよ?状況が状況じゃなかったら、喜びを爆発させてますよ!」
「そうだね。本当に5年越しのコラボだからねw」
「ですです!えるるちゃんには申し訳ないですけどね。でも、なんでコラボしなかったんですかね?絶対に需要はあるはずなのに?どう思いますマネージャーさんから見て?」
「まぁ忙しいのもあるけど、やっぱり……1番は面倒だからじゃない?」
「あはは。それ冗談ですよね?w」
「え?まぁそれは2人しか知らない秘密なんじゃない?」
いや『面倒だから』というのが本音ではある。二大巨頭と呼ばれている2人のコラボだと、配信内容もかなりきっちりしてないといけないし、それだけの期待感は絶対あるだろうし。
そう考えたら、もしまたコラボをするのなら、今一回保留になっている『ましリリィの3Dライブ』くらいの規模じゃないとすたリスも納得できないだろうな。オレも立花さんもそのくらいの立場になってしまった。
……次も5年後くらいかもなw
「そう言えば愛梨ちゃんさ、この前の3期生のモニタリングの時に衣音ちゃんと年越しするようなこと言ってなかったっけ?」
「その予定だったんですけど、衣音ちゃんがたぶんインフルエンザにかかったみたいで。お見舞い行こうとしたけど、うつるから大丈夫って」
「そうなんだ……あれ?明日の配信大丈夫なの?確か『あるココ』の枠あったよね?」
「はい。さっき運営さんから変更のお知らせ来てましたよ?ましろ先輩の枠が3人だから、そこから『みるくママ』が来てくれることになりました」
「え?そうなの?じゃあ姫宮ましろの枠は?」
「ましろ先輩はメルトちゃんとマンツーじゃないですか?」
……マジ?オレはこっそり自分のスマホを確認すると、運営から『明日のスケジュール変更』のお知らせが来ていた。明日はメルトちゃんと2人か……まぁ問題はないけど。
そんな会話をしながら、しばらく歩き目的の神社にたどり着くと、参拝客もかなりいるし、屋台もたくさん並んでいる。それでも深夜2時ということもあってかそこまで人は多くないけどな。
「どこにいるんだろうか七海は」
「さっきも思ったんですけど、マネージャーさん、七海って呼び捨てで仲良いんですね?」
「え?いや七海からそう呼ぶように言われて……」
「そうなんですね。そう言えば、すごい仲良しですけど、マネージャーさんと七海さんってどこで接点があるんですか?担当マネージャーじゃないし……七海さんのデビューと入社が一緒とかですか?」
……オレが『姫宮ましろ』で1期生で同期だからだよ。と言えるなら楽なんだけどな。それもそれで説明できないし、とりあえず適当に誤魔化しておいた。早く七海と合流しないと。
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