【ガチ恋プリンセス】これがVtuberのおしごと~後輩はガチで陰キャでコミュ障。。。『ましのん』コンビでトップVtuberを目指します!

夕姫

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795. 『姫。リベンジするから!さくつむのパッション収録ドッキリ!』配信②

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795. 『姫。リベンジするから!さくつむのパッション収録ドッキリ!』配信②


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『次警部か』
『キレないかなw』
『期待しかない』

「リスナーさん。さくらちゃんは裏だとこんなにテンション高くないからキレないよw」

「そうですよ。本当にいつも丁寧で、優しくて可愛いんですから!」

「お前やめろw」

「じゃあそんなさくらちゃんの動画を観ていこうか。運営さんよろしく!」

【5月某日。事務所のスタジオにて。偽の公式企画が始まる。次のターゲットは遠山さくら。彼女は一体どんな反応をするのだろうか?】

「おう!Fmすたーらいぶ2期生、最強の女刑事とはこの遠山さくらのことだい!よろしく!」

「やっほー、元気足りてる?みんなの応援団長ことFmすたーらいぶ4期生の八神えるるです!よろしく!」

「いやぁ久しぶりじゃねぇか?えるると2人は。いつ振りだっけ?」

「たぶん、一昨年のクリスマストークリレー以来ですよ。一応昨年の因縁の対決もあります!」

「懐かしいんだけどクリスマストークリレーとかwあの時はえるるはまだデビューしたばっかりだったよな?タグなんだっけ?」

「さくるるですw」

 コメント
『懐かしいな』
『あの時さくるるスタートだったよな』
『えるるちゃんも3年目に入るんだもんな』
『早いよなw』

【とオープニングを続けていくが、先ほどと同じくここで1度収録が止まることに。ではドッキリをお楽しみください】

「すいません。ちょっとトークが長いですかね?」

「そうですか?すいません。それじゃカットでお願いします」

「いや。カットは出来ないのでもう1度撮り直しでいいですか?」

「えぇ!?カット出来ないんですか!?アタシこの後用事あるんですけど!」

「ごめん『ピーッ』。私が話しすぎたかも。次は短くいくから」

「そんなに長くなかったと思うんですけど!」

【その後も、何か理由をつけて何度も何度も止まる収録。さくらちゃんは一体何を思っているのだろうか……ではさくらちゃんの裏の姿をご覧ください】

「これ、お水です」

「ありがとうございます」

「あの、『ピーッ』さん。全然収録進まないんですけど。本当にアタシ用事あるんですよ!進行ヘタですよ!」

「そんなこと言わないの。なら先に『ピーッ』の部分収録しようか。私聞いてみるけど?時間何時なの?」

 コメント
『そんなこと言わないの……か』
『警部だよな?』
『めっちゃ優しいんやがw』

「あの少しいいですか?」

「はい。何ですか?」

「『ピーッ』が用事あるみたいなので先に収録して、私が合わせる感じでもいいですか?」

「それだとリアリティーがないですから」

「配信ではないのでリアリティーってないと思いますけど」

「でもこれは仕事ですから。我慢してください」

 コメント
『このプロデューサー強いなw』
『警部どうするんだ?』
『キレそうw』

「……私は我慢しながらやるような仕事を後輩にはやらせたくありません。必ず私が合わせますから、それでお願いします」

「……分かりました。では、それでお願いします」

【まさかの後輩を気遣う発言。さすが警部!疑念が残る中、収録は再開される】

「はい、それでは改めてオープニングからお願いしまーす!」

「おう!Fmすたーらいぶ2期生、最強の女刑事とはこの遠山さくらのことだい!よろしく!」

「やっほー、元気足りてる?みんなの応援団長ことFmすたーらいぶ4期生の八神えるるです!よろしく!」

「いやぁ久しぶりじゃねぇか?えるると2人は。いつ振りだっけ?」

【先ほどと同じようにオープニングが進んでいく。しかし、またもや収録は中断される】

「すいません!えるるさん、立ち位置が少しだけ右過ぎます!」

「え?あの!」

「『ピーッ』。分かりました。もう一度お願いします」

 コメント
『まだ怒らないのか』
『ほんとに優しいんだな』
『プロデューサーやりすぎw』

【と、ここでえるるちゃんが動き出す。さくらちゃんはどうするのか?】

「すいません!一体何がそんなに気になるんですか!?正直、何度何度も中断されて、集中力が途切れそうです!」

「これは仕事ですから。完璧なものをリスナーさんに届けたいんです。それは分かりますよね?」

「分かってますけど、こんな適当な収録初めてなんですけど!

「適当!?一体どこが適当だって言うんですか!?立ち位置が少しずれていたり、オープニングのテンションが微妙に低かったり……全ては完璧なものをリスナーさんに届けるためですよ!プロとして最高のクオリティを追求するのは当然でしょう!」

 コメント
『きたか?』
『これは流石に警部も怒るやろ』
『どうするんだ?』

「すいません。何度も理由も曖昧なまま中断されて、集中力が途切れてしまうのも事実です。今日は1度ばらしましょう。台本を精度良く作り直して、次はもっとスムーズに、そして良いものが作れるようにしましょう」

【まさかの冷静な対応。さくらちゃんの大人な一面が垣間見えた。収録は中止になり、控え室に戻る2人】

「すいませんマイク外します」

「あの……すいませんでした……」

「大丈夫大丈夫。私ももう少し台本確認しとけば良かった。ごめんね?用事間に合う?」

「はい。ありがとうございます」

「うん。また今度頑張ろうね」

 コメント
『……警部だよな?』
『めっちゃ優しいw』
『全然別人じゃんw』

 ということで、さくらちゃんの動画も終わる。まぁドッキリは成功しているみたいだな。……全く気づいてないからな。
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