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フロイライン

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Lesson46

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「明日仕事だし、そろそろ寝るか」

「うん。
平日なのに泊まりに来てもらってごめんね、優斗」


「いや、いいんだよ。
俺も泊まる気満々だったし」


優斗は香菜子を腕枕しながら言った。


「ねえ、優斗」


「ん、どうしたの?」


「ワタシ、なんか幸せすぎて怖くなってきちゃった。」


「なんで?」


「だって
今までの人生は、好きな人なんていないし、自分のために生きてればよかったの

でも、今は優斗がいてくれて…」


「それがなんで怖いってなるの?」


「いつ、ダメになるかもしれないし
歳の差だってあるわけだし」


「だから、結婚しようって言ってんだよ。

俺はもう迷いなんて持ってないよ」


「優斗…

ホントにいいの?」


「だってさあ、まだ付き合って数日だけど、俺

香菜子と一緒にいると、めちゃくちゃ楽しいし、すごーくラクなんだよ。
もう、この人なんだって思ったんだ。」


「優斗

こんなオバサンをもらってくれるの?」


「ほら、オバサン発言はダメだよ」


「うん

ありがとう、優斗

愛してる」

香菜子は感極まった表情で優斗に抱きついた。



「可愛いね、香菜子は」


優斗は香菜子の乳首を指でツンツンしながら笑って言った。


「もう、やめてよ、恥ずかしいわ。

でも、優斗
ワタシ、もっともっとあなたに相応しい人間に慣れるように頑張るから。

お料理とか家事も今までは全く関心がなくて手抜きで来たけど、それは一人で生きてたからそう思っただけで、愛する人が出来たのなら話は別。」


「そんなに無理して頑張らなくてもいいよ。

俺がキミを好きになったきっかけは、バリバリ働いてる姿がめちゃくちゃカッコよくて、ホントに素敵な女性だなあって思ったからなんだよ。

付き合うようになってエッチしたら、そっちも最高だったけど。」


「優斗

ダメよ、泣いちゃうよー私」


「ダメダメ、明日仕事なんだから目が腫れちゃうよ。

早く寝よ」


「うん」


香菜子は優斗と激しいキスを交わした後、ようやく寝る事にした。
優斗の腕枕で。


「腕枕されるのって、こんなに幸せ感じられるんだね…」


香菜子は小声で囁き、安心したような表情になり、眠りについた。
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