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「うちの子は、綺世っていうんだけど」
「綺世
いい名前ですね」
「その綺世が、大友が俺やキミ、そして薫ちゃんを狙ってるから気をつけろって言うもんだから」
「それでワタシのところに?」
「ああ。
未来ちゃんと薫ちゃんは俺よりも強いから、そこまで心配はしちゃいないんだけど、相手があのイカれた大友だし…
注意しとくに越したことはないからな。」
「ありがとうございます。
気をつけます。」
「ところで、こんな事聞くのは、失礼だけど、私生活の方はどうなってんだ?
再婚したの?」
「えっ
はい。
ずっと一人だったんですが、少し前に。」
「そうか。
よかった。
今、幸せかい?」
「はい。
すごく幸せです。
主人も優しくて、甘えてばかりです。」
「フフッ
ラブラブそうだね。
外で働かずに、家にいてくれって言われない?」
「主人、失業中なので…
ワタシが頑張らないと。」
未来は、笑って答えた。
「さて、そろそろ行くか。」
「もう帰られるんですか。」
「たこ焼きを食べたいところなんだけど、ダイエット中なもんでね。」
「えーっ、亮輔さんがダイエットが必要だって言うなら、ワタシはどうなるんですか。
こんなおデブなおばちゃんになっちゃって。」
「それくらいが魅力的だよ。
何よりも、キミはいくつになっても可愛いからね。」
亮輔がそう褒めると、未来はまた顔を赤らめた。
「薫ちゃんのところにも行ってくる。
それじゃあ、十分すぎるくらい気をつけるんだよ。」
亮輔は立ち上がりながら言った。
「はい。
亮輔さんもお気をつけて。
本当にありがとうございました。
久しぶりにお会いできて嬉しかったです。」
未来は、深々と頭を下げ、亮輔を見送った。
ひょっとしたら、これが最後になるかもしれない…
そんな思いに包まれながら…
「綺世
いい名前ですね」
「その綺世が、大友が俺やキミ、そして薫ちゃんを狙ってるから気をつけろって言うもんだから」
「それでワタシのところに?」
「ああ。
未来ちゃんと薫ちゃんは俺よりも強いから、そこまで心配はしちゃいないんだけど、相手があのイカれた大友だし…
注意しとくに越したことはないからな。」
「ありがとうございます。
気をつけます。」
「ところで、こんな事聞くのは、失礼だけど、私生活の方はどうなってんだ?
再婚したの?」
「えっ
はい。
ずっと一人だったんですが、少し前に。」
「そうか。
よかった。
今、幸せかい?」
「はい。
すごく幸せです。
主人も優しくて、甘えてばかりです。」
「フフッ
ラブラブそうだね。
外で働かずに、家にいてくれって言われない?」
「主人、失業中なので…
ワタシが頑張らないと。」
未来は、笑って答えた。
「さて、そろそろ行くか。」
「もう帰られるんですか。」
「たこ焼きを食べたいところなんだけど、ダイエット中なもんでね。」
「えーっ、亮輔さんがダイエットが必要だって言うなら、ワタシはどうなるんですか。
こんなおデブなおばちゃんになっちゃって。」
「それくらいが魅力的だよ。
何よりも、キミはいくつになっても可愛いからね。」
亮輔がそう褒めると、未来はまた顔を赤らめた。
「薫ちゃんのところにも行ってくる。
それじゃあ、十分すぎるくらい気をつけるんだよ。」
亮輔は立ち上がりながら言った。
「はい。
亮輔さんもお気をつけて。
本当にありがとうございました。
久しぶりにお会いできて嬉しかったです。」
未来は、深々と頭を下げ、亮輔を見送った。
ひょっとしたら、これが最後になるかもしれない…
そんな思いに包まれながら…
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