鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

本意と翻意

「まどか、ホントにいいの？」


「うん。

もうバレーボールに神経使わなくて済むしね。

それに、コレも明日にはサヨナラしなくちゃならないわけだし、ホント邪魔だったけど、無くなると思うと、少しだけ寂しい気もするわ。」


まどかは俯いて、恥ずかしそうに述べた。



「ねえ、まどか

するって言っても…

どこでする？」



「更衣室にしようよ。

もう、みんな帰ったでしょ？」


「うん。」


麻由香は、満面の笑みを浮かべ、まどかの腕に自分の腕を絡ませた。


「やめなよ。

誰かに見られたらマズイって。」



「平気平気

同性の仲良しにしか見えないって。

アンタは可愛すぎるけど、私もまあまあイケてるかんじでしょ？」



「麻由香は、可愛いわよ。

私、アンタのことが一番美人だと思ってたの。」


「えっ、マジ？

嬉しいっ！


まどかは別格として、そのまどかにそう言ってもらえるなんて、めっちゃテンション上がるわ。」


そんな話をしながら、更衣室に入った二人は、内側から施錠した。



「ちょっとヤリにくいけど、いいかな？」


横になれない環境に、まどかが麻由香に確認すると


「そんなの全然構わないわ！」


と、言い、抱きついてきた。

そして、まどかの唇にむしゃぶりつくような激しいキスをした。


まどかの股間も一気に熱くなり、二人の最後のセックスが始まった。