鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

ヤバイ第二形態

まどかの胸が急激に小さくなった。
それも、短い時間で。


これが何を意味するのか、まどかはすぐに理解した。


「まどか、これって…」

様子を見ていた麻由香が、恐る恐る聞くと


「うん…

かなりヤバイ事になってると思う…

まだ、よくわかんないけど。

ごめん、私、帰るね。」


まどかは、そう言って服を着ると、慌てて部屋を出ていった。


「大丈夫なのかなあ…」


陽菜が隣の麻由香に聞くと


「…」


何も答えず、少し考える素振りを見せた。





まどかは、すぐに高山に連絡を取り、翌朝学校で待ち合わせをする事にした。


自分の体に何かが起きている。

それも深刻な何かが…

ほとんど眠れないまま朝を迎えたまどかだったが、そこでまだ愕然とする出来事に直面する。


パジャマを脱ぎ、着替えようとするまどかの姿が脇に置いてある姿見に映し出されているのに気づいた。


「あっ…」


まどかの乳房は、さらに小さくなっており、そのサイズはAでもなく、それより小さいAAAほどしかなかった。
つまり、ほぼ平らになっており、また、乳首と乳輪もそれに合わせるかのように、小さく、いわゆる男子に近い形に変化していたのだ。


「…」


とにかく高山に診てもらわなければ。


まどかは、もはや合う合わないのレベルではなくなったブラジャーの着用を諦め、ノーブラで直接シャツを着て、上着を羽織り、家を出た。