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norma
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麻由香は既にまどかとのセックスに慣れており、まどかも安心してやり続け、二回イク事が出来た。
二回のまどかに対して、麻由香はというと、体が慣れ過ぎて、イク間隔がかなり早まっており、十回もイッテしまった。
まどかの性処理の相手としては相応しい麻由香だったが、その疲労度は凄まじく、次の日の朝、後輩たちが起こしても、なかなか起きようとせず、ようやく起きたかと思うと、足下がふらついてしまっていた。
陽菜も、麻由香ほどの疲労はなかったが、初体験でイクという衝撃に、彼女の精神と体がついていけなくなっていた。
もちろん、まどかも性欲の解消は出来ていたが、やはり疲れは残るものであり、ここに来て、鐘ヶ岡が誇る、三年生トリオのコンディションに曇りが見え始めていた。
一時、空中分解しかけていたバレー部において、まどか批判の急先鋒であった麻由香と陽菜を、上手く懐柔し、なんとかまとめ上げた張本人のまどかだったが、その代償はあまりにも大きく、再び分裂の危機を迎えていた。
合宿所での三人の密会は、他のメンバーは知らない事になっていたが、毎夜毎夜出て行き、トレーニングルームから変な声が聞こえてくるので、既に下級生たちの間では噂となっていた。
その中で、一番状況を理解していたのが、二年生の横山優香であった。
二年生でありながら、試合を左右する重要なポジション、セッターに任命された優香は、まどかの運動能力が向上した時にも真っ先に気付き、コンディションが悪くなった時も、やはり一番に気付いた。
そして、今のバレー部の弛んだ空気、緊張感の無さも、やはり、優香は肌で感じ、危機感を抱いていた。
だが、下級生という立場から、麻由香や陽菜のように、直接苦言を呈することは出来ず、悶々とする日々が続いた。
どちらにしても、今日の三回戦で、白黒がハッキリする。
相手は、この地区で紅陽、鐘ヶ丘には実力が若干劣るが、古豪の相心高校である。
鐘ヶ岡も毎回、三回戦あたりで対戦する事が多いが、ここ何年もストレートで勝てた事がなく、昨年も一昨年もフルセットで辛うじて鐘ヶ岡が勝つといった接戦をを演じていた。
まどかの調子が良く、他のメンバーのモチベーションが高ければ、問題なく勝てるだろう。
しかし、そうでない場合は…
優香だけは、この試合が持つ意味を、冷静に見つめていた。
二回のまどかに対して、麻由香はというと、体が慣れ過ぎて、イク間隔がかなり早まっており、十回もイッテしまった。
まどかの性処理の相手としては相応しい麻由香だったが、その疲労度は凄まじく、次の日の朝、後輩たちが起こしても、なかなか起きようとせず、ようやく起きたかと思うと、足下がふらついてしまっていた。
陽菜も、麻由香ほどの疲労はなかったが、初体験でイクという衝撃に、彼女の精神と体がついていけなくなっていた。
もちろん、まどかも性欲の解消は出来ていたが、やはり疲れは残るものであり、ここに来て、鐘ヶ岡が誇る、三年生トリオのコンディションに曇りが見え始めていた。
一時、空中分解しかけていたバレー部において、まどか批判の急先鋒であった麻由香と陽菜を、上手く懐柔し、なんとかまとめ上げた張本人のまどかだったが、その代償はあまりにも大きく、再び分裂の危機を迎えていた。
合宿所での三人の密会は、他のメンバーは知らない事になっていたが、毎夜毎夜出て行き、トレーニングルームから変な声が聞こえてくるので、既に下級生たちの間では噂となっていた。
その中で、一番状況を理解していたのが、二年生の横山優香であった。
二年生でありながら、試合を左右する重要なポジション、セッターに任命された優香は、まどかの運動能力が向上した時にも真っ先に気付き、コンディションが悪くなった時も、やはり一番に気付いた。
そして、今のバレー部の弛んだ空気、緊張感の無さも、やはり、優香は肌で感じ、危機感を抱いていた。
だが、下級生という立場から、麻由香や陽菜のように、直接苦言を呈することは出来ず、悶々とする日々が続いた。
どちらにしても、今日の三回戦で、白黒がハッキリする。
相手は、この地区で紅陽、鐘ヶ丘には実力が若干劣るが、古豪の相心高校である。
鐘ヶ岡も毎回、三回戦あたりで対戦する事が多いが、ここ何年もストレートで勝てた事がなく、昨年も一昨年もフルセットで辛うじて鐘ヶ岡が勝つといった接戦をを演じていた。
まどかの調子が良く、他のメンバーのモチベーションが高ければ、問題なく勝てるだろう。
しかし、そうでない場合は…
優香だけは、この試合が持つ意味を、冷静に見つめていた。
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