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prideの質と量
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「さあ、入って。」
恵美梨の家は、驚くほど大きく、まどかは圧倒されて声を失った。
「お帰り、今日は早かったのね…
お友達?」
恵美梨の母は、玄関まで出迎えにきたが、娘の後ろにいるまどかに気付いた。
「突然すみません。
新田まどかと申します」
「うん、友達
ちょっと部屋でまどかと話すから、ご飯は後でいいわ。」
「あら、そう。
ゆっくりしていってね、まどかちゃん」
母は、フレンドリーにまどかに声をかけた。
まどかはぺこりと頭を下げ、恵美梨に付いて二階に上がっていった。
二階の奥にある恵美梨の部屋はさらに広く、まどかは中を覗き込んで、また驚いた。
部屋には、大きなソファがあり、そこに座るように促されたまどかは、遠慮がちにちょこんと腰掛けた。
しばらくして、恵美梨の母がお茶とケーキを持ってやってきたが、すぐに出ていった。
ようやく二人になると、まどかが口を開いた。
「ごめんね、恵美梨
大事な時期なのに、お邪魔しちゃって。」
「それはまどかもじゃん」
「私はもう…」
「そんな事言わないで。
高校の三年間のすべてをバレーにぶつけてきたんでしょ?
今辞めるのはもったいないよ。」
「ありがとう、恵美梨…
でも、決心ついたし…」
「まどか…」
「勝手にライバルだと思わせてもらって、ここまで来たけど、あなたは私が足下にも及ばない大きな存在だった。
いつしか、ライバルから目標になって、少しでも近づきたいと心に誓ったけど、やっぱりダメだった。
それで、あんな薬に頼ってしまうなんて…」
「でも、効果はあったんだよね?」
「ええ。
運動能力は飛躍的に上がったわ。
でも、副作用が…」
「そんなに酷いの」
「そうね…」
「…」
「恵美梨
誰にも言わないって約束してくれる?」
「それは、もちろん…」
まどかは恵美梨の反応を見て、一つ頷いた。
そして、立ち上がると、履いていたスカートを下ろして下着一枚の姿になった。
「まどか!
あっ!」
恵美梨は、一瞬にして固まってしまった。
何故なら、まどかの股間が、パンツの上からでもハッキリとわかるぐらい、膨らんでいたからである。
「そう…
これが副作用なの…」
まどかは恥ずかしそうに、自身の股間を見つめながら、呟くように言った。
恵美梨の家は、驚くほど大きく、まどかは圧倒されて声を失った。
「お帰り、今日は早かったのね…
お友達?」
恵美梨の母は、玄関まで出迎えにきたが、娘の後ろにいるまどかに気付いた。
「突然すみません。
新田まどかと申します」
「うん、友達
ちょっと部屋でまどかと話すから、ご飯は後でいいわ。」
「あら、そう。
ゆっくりしていってね、まどかちゃん」
母は、フレンドリーにまどかに声をかけた。
まどかはぺこりと頭を下げ、恵美梨に付いて二階に上がっていった。
二階の奥にある恵美梨の部屋はさらに広く、まどかは中を覗き込んで、また驚いた。
部屋には、大きなソファがあり、そこに座るように促されたまどかは、遠慮がちにちょこんと腰掛けた。
しばらくして、恵美梨の母がお茶とケーキを持ってやってきたが、すぐに出ていった。
ようやく二人になると、まどかが口を開いた。
「ごめんね、恵美梨
大事な時期なのに、お邪魔しちゃって。」
「それはまどかもじゃん」
「私はもう…」
「そんな事言わないで。
高校の三年間のすべてをバレーにぶつけてきたんでしょ?
今辞めるのはもったいないよ。」
「ありがとう、恵美梨…
でも、決心ついたし…」
「まどか…」
「勝手にライバルだと思わせてもらって、ここまで来たけど、あなたは私が足下にも及ばない大きな存在だった。
いつしか、ライバルから目標になって、少しでも近づきたいと心に誓ったけど、やっぱりダメだった。
それで、あんな薬に頼ってしまうなんて…」
「でも、効果はあったんだよね?」
「ええ。
運動能力は飛躍的に上がったわ。
でも、副作用が…」
「そんなに酷いの」
「そうね…」
「…」
「恵美梨
誰にも言わないって約束してくれる?」
「それは、もちろん…」
まどかは恵美梨の反応を見て、一つ頷いた。
そして、立ち上がると、履いていたスカートを下ろして下着一枚の姿になった。
「まどか!
あっ!」
恵美梨は、一瞬にして固まってしまった。
何故なら、まどかの股間が、パンツの上からでもハッキリとわかるぐらい、膨らんでいたからである。
「そう…
これが副作用なの…」
まどかは恥ずかしそうに、自身の股間を見つめながら、呟くように言った。
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