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愚か者には罰を4
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「いい加減にしてください!」
人々の声で煩かった会場が一気に静かになりました。
私の言葉をどう勘違いしたのか、王子が私の手をとってきました。
「すぐに助けられなくてすまなかった」
は?どこまでお花畑な頭をしているのでしょう?
私は王子の手を振りはらってそのまま勢いをつけて王子の頬にビンタお見舞いしました。
スパーンと気持ちの良い音がなりました!
王子は自分のみに何が起きたのかわかっていないようで放心状態でした。
ずっとずっと言えなかった。でも今は素敵な旦那様がいてくれています。何より、誰も私達を罰することはできません。だって…
「良い加減にしてくださいまし。気づいていないようなので教えて差し上げますと、あなた方がしている行為は犯罪です」
「犯罪だと?!」
「やはり気づいていませんでしたのね。この中で特に罪が重いのは、お兄様。いいえ、もう兄でもなんでもありませんでしたね。アルフレッド・エドガー公爵子息様。あなた方私にした行為は誘拐です」
「誘拐だって?何を言ってるんだい?オルフェリア。馬鹿なことを言っていないで今すぐその男から離れて王太子様に謝罪をしなさい!」
「あなたに命令される筋合いはございません。そもそも!あなたを含むエドガー公爵家の者や、この国の王族の方々が私に何をしたのか。よくよく思い出してみてくださいまし」
「何もしていないだろう?あの女の件は謝ったではないか」
「ねぇ殿下。謝って済むとお思いですの?私、旦那様方にあの時、あなた達が私を捨てたあの森で!お会いすることができなければ私は死んでいました!」
「そ、それは…」
「そうそう。エドガー公爵子息様?あなたの罪について簡単にあなたでもわかるようお教えしましょう。」
ずっと言いたかった事です。この国に連れてこられてから。唯一武器の少ない私の数少ない武器。
「私、あなた方に婚約破棄の上いわれもない罪で勘当、国外追放をされ、その後隣国であるフェリメシア王国の住民になっていますので…」
この国の人間ではないのですよ?
そう告げた私を断罪されるべき者達は驚愕の顔だった。
———————————————-
笑えるほど旦那様の出番がない!
でもオルフェリアのかっこいいところも書きたかったんです…令嬢スイッチオンなオルフェリアです。
次は旦那様方の出番です!
人々の声で煩かった会場が一気に静かになりました。
私の言葉をどう勘違いしたのか、王子が私の手をとってきました。
「すぐに助けられなくてすまなかった」
は?どこまでお花畑な頭をしているのでしょう?
私は王子の手を振りはらってそのまま勢いをつけて王子の頬にビンタお見舞いしました。
スパーンと気持ちの良い音がなりました!
王子は自分のみに何が起きたのかわかっていないようで放心状態でした。
ずっとずっと言えなかった。でも今は素敵な旦那様がいてくれています。何より、誰も私達を罰することはできません。だって…
「良い加減にしてくださいまし。気づいていないようなので教えて差し上げますと、あなた方がしている行為は犯罪です」
「犯罪だと?!」
「やはり気づいていませんでしたのね。この中で特に罪が重いのは、お兄様。いいえ、もう兄でもなんでもありませんでしたね。アルフレッド・エドガー公爵子息様。あなた方私にした行為は誘拐です」
「誘拐だって?何を言ってるんだい?オルフェリア。馬鹿なことを言っていないで今すぐその男から離れて王太子様に謝罪をしなさい!」
「あなたに命令される筋合いはございません。そもそも!あなたを含むエドガー公爵家の者や、この国の王族の方々が私に何をしたのか。よくよく思い出してみてくださいまし」
「何もしていないだろう?あの女の件は謝ったではないか」
「ねぇ殿下。謝って済むとお思いですの?私、旦那様方にあの時、あなた達が私を捨てたあの森で!お会いすることができなければ私は死んでいました!」
「そ、それは…」
「そうそう。エドガー公爵子息様?あなたの罪について簡単にあなたでもわかるようお教えしましょう。」
ずっと言いたかった事です。この国に連れてこられてから。唯一武器の少ない私の数少ない武器。
「私、あなた方に婚約破棄の上いわれもない罪で勘当、国外追放をされ、その後隣国であるフェリメシア王国の住民になっていますので…」
この国の人間ではないのですよ?
そう告げた私を断罪されるべき者達は驚愕の顔だった。
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笑えるほど旦那様の出番がない!
でもオルフェリアのかっこいいところも書きたかったんです…令嬢スイッチオンなオルフェリアです。
次は旦那様方の出番です!
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