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オールとユージンの激怒!
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私は会って話す勇気がなかったのもあり、手紙で昨夜の出来事と火傷の事を手紙に書く事にした。
『親愛なるオールへ
昨夜、ルリナ様が第二王子様がいる王宮で生活すると立ち上がった時に、椅子で転んだのを笑ってしまって……。
熱い紅茶を顔にかけられ、火傷をしてしまいました。
笑ったわたくしが悪いんです!
公爵家の皆様は何度も何度も謝ってくれました。
公爵家の皆様は悪くないんです!
悪いのは……笑ってしまったわたくしなのです。
これは笑った罰なのです。
お願いがあります、公爵家の皆様には酷い事をしないで下さい!
お願いします。
直接会って言う勇気が無かったので、手紙に書き留める事にしました。
オール、顔が凄く痛いよ。
助けて。
治癒が使える方は王宮にしかいないんだよね?
ディロールの王宮には行きたくない。
可能なら……ソフィーリアで治癒だけして、直ぐにディロールへ帰る事は出来ないかな?
返事を待ってます。
ユアより』
これで良いよね?
「フェン、この手紙をオールの所へ届けて欲しいの。
頼めるかな?」
「主の怪我の為だ、直ぐに行って来る!」
シュッッ! と直ぐに姿が消えた?
速い動き、さすが伝説のフェンリルだわ。
「主よ、アイツらが怒っている!
今、ここに……もう来たみたいだな」
カタカタカタカタッッッッ!!
えっ、何? この異様な威圧感……オールとユージン?
急いで、外に行かなきゃっ!
あと、公爵様に学園へ行くのを延期にしてもらうように話もしておかないと。
外へ出ると、オールとユージンが私の顔を見て『ツノ』が2本も出てるし、ユージンは毛が逆立ってる!
「ユアっ!!
こんな、痛かっただろう?
あの女……!!」
「あぁっ、ユア様……なんて事だ!
今直ぐにソフィーリアで治癒してもらうよう手紙を出しました。
学園は延期で良いでしょう!」
公爵家の皆様が一斉に頭を深く下げて謝罪をした。
「うちの愚女、馬鹿娘が大変な事をしてしまい誠に申し訳ありません。
処罰は覚悟しています」
私はバールナ公爵の皆様とオール達の間に入り言葉を発した。
「オール、ユージン、公爵家の皆様は悪くないんです!
処罰はわたくしが受けます!
お願いします、皆様に処罰は与えないで下さい!」
オールとユージンに深く頭を下げてお願いをした。
オールは私をソッと抱きしめて言った。
「処罰はあの女、公爵の娘だけにするから安心してくれ!
父上達が激怒している、今は治癒が先決だ。
公爵よ、学園への連絡をお願いしても良いか?
期間は1週間」
バールナ公爵当主は頭を下げて「分かりました」と一言。
「オール、公爵家の皆様には何もしないわよね?
ディロールに来て、優しく接してくれたのはバールナ公爵の皆様だけなの。
ルリナ様は、ちょっと違うけれど……」
「ユア、大丈夫だ。
公爵家の皆には何もしない、安心してくれ。
あの女は別だがな……公爵よ、再度忠告するが……娘をどうするかを考えた方が良い」
「はい、娘には幾度となく教育に力とお金をかけて来ました。
ですが『ヒロイン』と言う可笑しな言葉しか頭に無く……。
公爵家では前々から話し合っていた『公爵剥奪』をし、娘とは縁を切る覚悟です!」
オールとユージンは、バールナ公爵に微笑み頷いた。
「そうか、そこまで考えているなら何も言うまい。
バールナ公爵がディロールで住みづらくなった時には、ソフィーリアへ移住する事を許可する。
遠慮なく申してくれ!」
「オール、ユージン、ありがとう。
バールナ公爵家は、わたくしのもう一つの家族だから、その言葉が凄く嬉しい」
笑った瞬間に激痛が走り、両手で顔を覆いながら屈んだ。
「ううぅぅぅっ、痛いっ!
……痛いよっ!!」
「学園には私共が伝えます。
ユア様をお早く治癒してあげて下さい。
ユア様、本当に申し訳ありません!」
私は泣きながら、左右に顔を振り「公爵家の皆様は悪くない」と何度も言った。
「ジン急ぐぞっ!
バールナ公爵、失礼する」
私はオールにソッと抱かれた後、傷に刺激がかからない様にゆっくりとドラゴンの側まで歩いた。
私とフェンはオールとユージンのドラゴンに乗って、ソフィーリアへと急いだ。
『親愛なるオールへ
昨夜、ルリナ様が第二王子様がいる王宮で生活すると立ち上がった時に、椅子で転んだのを笑ってしまって……。
熱い紅茶を顔にかけられ、火傷をしてしまいました。
笑ったわたくしが悪いんです!
公爵家の皆様は何度も何度も謝ってくれました。
公爵家の皆様は悪くないんです!
悪いのは……笑ってしまったわたくしなのです。
これは笑った罰なのです。
お願いがあります、公爵家の皆様には酷い事をしないで下さい!
お願いします。
直接会って言う勇気が無かったので、手紙に書き留める事にしました。
オール、顔が凄く痛いよ。
助けて。
治癒が使える方は王宮にしかいないんだよね?
ディロールの王宮には行きたくない。
可能なら……ソフィーリアで治癒だけして、直ぐにディロールへ帰る事は出来ないかな?
返事を待ってます。
ユアより』
これで良いよね?
「フェン、この手紙をオールの所へ届けて欲しいの。
頼めるかな?」
「主の怪我の為だ、直ぐに行って来る!」
シュッッ! と直ぐに姿が消えた?
速い動き、さすが伝説のフェンリルだわ。
「主よ、アイツらが怒っている!
今、ここに……もう来たみたいだな」
カタカタカタカタッッッッ!!
えっ、何? この異様な威圧感……オールとユージン?
急いで、外に行かなきゃっ!
あと、公爵様に学園へ行くのを延期にしてもらうように話もしておかないと。
外へ出ると、オールとユージンが私の顔を見て『ツノ』が2本も出てるし、ユージンは毛が逆立ってる!
「ユアっ!!
こんな、痛かっただろう?
あの女……!!」
「あぁっ、ユア様……なんて事だ!
今直ぐにソフィーリアで治癒してもらうよう手紙を出しました。
学園は延期で良いでしょう!」
公爵家の皆様が一斉に頭を深く下げて謝罪をした。
「うちの愚女、馬鹿娘が大変な事をしてしまい誠に申し訳ありません。
処罰は覚悟しています」
私はバールナ公爵の皆様とオール達の間に入り言葉を発した。
「オール、ユージン、公爵家の皆様は悪くないんです!
処罰はわたくしが受けます!
お願いします、皆様に処罰は与えないで下さい!」
オールとユージンに深く頭を下げてお願いをした。
オールは私をソッと抱きしめて言った。
「処罰はあの女、公爵の娘だけにするから安心してくれ!
父上達が激怒している、今は治癒が先決だ。
公爵よ、学園への連絡をお願いしても良いか?
期間は1週間」
バールナ公爵当主は頭を下げて「分かりました」と一言。
「オール、公爵家の皆様には何もしないわよね?
ディロールに来て、優しく接してくれたのはバールナ公爵の皆様だけなの。
ルリナ様は、ちょっと違うけれど……」
「ユア、大丈夫だ。
公爵家の皆には何もしない、安心してくれ。
あの女は別だがな……公爵よ、再度忠告するが……娘をどうするかを考えた方が良い」
「はい、娘には幾度となく教育に力とお金をかけて来ました。
ですが『ヒロイン』と言う可笑しな言葉しか頭に無く……。
公爵家では前々から話し合っていた『公爵剥奪』をし、娘とは縁を切る覚悟です!」
オールとユージンは、バールナ公爵に微笑み頷いた。
「そうか、そこまで考えているなら何も言うまい。
バールナ公爵がディロールで住みづらくなった時には、ソフィーリアへ移住する事を許可する。
遠慮なく申してくれ!」
「オール、ユージン、ありがとう。
バールナ公爵家は、わたくしのもう一つの家族だから、その言葉が凄く嬉しい」
笑った瞬間に激痛が走り、両手で顔を覆いながら屈んだ。
「ううぅぅぅっ、痛いっ!
……痛いよっ!!」
「学園には私共が伝えます。
ユア様をお早く治癒してあげて下さい。
ユア様、本当に申し訳ありません!」
私は泣きながら、左右に顔を振り「公爵家の皆様は悪くない」と何度も言った。
「ジン急ぐぞっ!
バールナ公爵、失礼する」
私はオールにソッと抱かれた後、傷に刺激がかからない様にゆっくりとドラゴンの側まで歩いた。
私とフェンはオールとユージンのドラゴンに乗って、ソフィーリアへと急いだ。
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