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act-14 アスカ救出
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肩に担いだ三脚を、あからさまに迷惑そうに見る隣のOL風の女を無視し、九条は混雑する銀座線の車内で身を縮めながらスマホを確認していた。短いやりとりが履歴に残っている。
-助けて-
-どこだ?-
-渋谷センター街-
-すぐ行く-
-ホント?-
-着いたら電話するから必ず出ろ-
-わかった-
悪ふざけなのか大ごとなのか分からない。ただアスカは、今日ハルが鴨志田に作った曲を聞かせる大切な日であることを知っている。もちろん、その取材に九条が行くことも‥そんな日に戯言のメールをするようなやつではない。
時計はもう21時をまわっている。短い文面に余談を許さぬ緊迫した雰囲気も感じた。だから九条は即答で “すぐ行く” と返した。
飲みモード満載の鴨志田にはそのメールを見せ「こんな感じなんで。一杯はまた次回に」と告げた。「俺も行こうか?」と言う鴨志田の提案をやんわりと断り電車に飛び乗った。
渋谷駅に着いてから今日が金曜日であることに気づいた。尋常ではない混雑のスクランブル交差点を抜け、九条はセンター街の入り口から電話をした。ワンコールでアスカは出た。
「はい」
「答えるだけでいい。どこだ?」
場所と店の名を告げるアスカの声の裏で「彼氏でも来んの~?」と、品のない若い男の声が聞こえた。
雑居ビルの4階、安いネオンのBARだった。九条はためらわず扉を開ける。このご時世に煙草の煙が充満する店内。低くアンビエンスな音楽がかかっている。店の奥、ボックス席に若い男の塊がありその隙間からアスカの顔が見えた。
九条が近づくと口笛と拍手が起き、誰かの「まー君の登場でーす」という声に笑い声が爆発した。
「何してるんだ。帰るぞ」
そう言いながら男をかき分けアスカの手を取った九条に、彼女の左隣の席に座る金髪でロン毛の男が「ちょっと待てよ」と低い声で言った。
九条はアスカと金髪を取り囲む他の奴らを見回した。十代と思われる顔がヘラヘラ笑いながら並んでいる。
「あんた誰?」
金髪の言葉に、九条は「彼氏じゃないことは確かだ」と言い「保護者だと思ってもらっていい」と付け加えた。
輪の端にいた浅黒い顔をした男が「保護者?ふざけんな」と毒づき、その隣にいた鼻ピアスの男が「ずいぶん偉そうじゃねーか」と身を乗り出す。二人を制した金髪が「でもさ、おっさん。急に来て帰るぞ、はないっしょ」と九条に顔を近づけた。
-こいつがリーダーか-
九条はそう読んで「それは悪かったな」と視線をそらさず答え「空けてくれ」と、アスカの右隣に座るドレッドヘアの男に言った。金髪が顎で指示するとドレッドヘアは立ち上がり、九条はそのスペースに腰かけ足元にカメラバックと三脚を置いた。アスカが九条に身を寄せ袖をギュッと掴む。
「なんでこうなった?」
九条は金髪に視線を向けたままアスカに尋ねた。
「この人に声をかけられて‥このお店に来たら」
「この人‥?冷たいじゃん。ちゃんと佐伯って自己紹介しただろ」
アスカの向こう側から金髪が九条を見据えたまま口を挟み「よろしく」と付け加えた。
「じゃあ、オマエが付いて来たんじゃないか」
「でも、こんなにたくさん男の人がいるって思わなかったし」
「それで?」
「帰りたいって言ってるのに帰してくんないし」
九条はため息をつくと金髪‥いや、佐伯に言った。
「こいつが未成年て知ってるか?」
「さあね。それはどうでもいいでしょ」
「付いて来たこいつが悪いが、帰りたいって言ってるんだから帰してあげてくれよ」
九条が言い終わらないうちに、テーブルに拳を叩きつける音がした。先ほどの鼻ピアスだ。
「おっさん、いい加減にしろよ。舐めてんのか?」
佐伯がまあまあ、となだめるように言いながらも九条に冷ややかな目を向けて言った。
「あのさ、まー君。大人の余裕見せるのもいいけど、俺たちも舐められたまま終われないんだよね」
「じゃあ、どうする?」
「この女はもういい。ただ、あんたはこのまま帰せない」
佐伯はそう言うと、腰からナイフを取り出し九条に向けた。アスカが悲鳴をあげる。
「分かった」
九条はそう言うと、ゆっくりと足元のバッグを手にしジッパーを開けた。
「オマエがナイフを使うなら、俺にも武器を持たせろ」
そう言ってバッグからカメラを取り出した。唖然とする一同の中で、九条は佐伯に向かって言った。
「俺は今、訳あってこの子を取材している。その中でこんな状況が生まれた。だから、これから起こることをカメラで撮る。一部始終を取材させろ」
九条はそう言って、レンズカバーを外しカメラを佐伯に向ける。予想外の展開に場が固まった。ファインダーには大写しになったナイフと、その先にいる佐伯が映っていた。
「あ‥あんた、テレビ局の人か?」
沈黙を破り佐伯が言う。
「いや、しがないフリーのディレクターだ。この取材がこけたら俺は明日から食っていけない」
九条がそう言うと、佐伯はフッと息を吐き「なんだ、情けねーな」と言いながらナイフを下ろした。
「ああ、情けないさ」
カメラを構えたまま九条がそう言うと、佐伯は妙に人懐こい笑みを浮かべ「俺はナイフを下ろしたぜ」と空の手をかざした。九条はカメラを構えるのを止めると、アスカに向かって「オマエ、あのこと言ったのか?」と聞いた。アスカはすぐに言葉の意味を理解し、首を振った。
「言ってもいいか?」
しばらく考えたアスカは、「うん」と小さく答えた。
「しかもな、佐伯。この子は男だぜ」
言葉の意味が理解できない佐伯はアスカに視線を向ける。アスカがペロッと舌を出すと、佐伯は「マジか?」と言って爆笑した。鼻ピアスがアスカに顔を近づけ「嘘だろ?」と言うと、「ごめんねー」と九条も初めて耳にする太い声がした。
「それを最初に言ってくれたら、すぐ解放したぜ」
そう言ってゲラゲラ笑いだした佐伯に「俺もそう思う。そこは後でキツく言っておく」と九条は告げ、アスカの手を取ると「帰るぞ」と言った。
「まー君さ。あんたが作ってるのって、どんな番組?」
そう言った佐伯にアスカが答えた。
「私も取材してもらってるけど、ハルちゃんていう子の番組なんだ」
その言葉を聞いた佐伯が首をひねる。
「ハル‥? ハルってもしかして、歌手じゃね?ちょっと変わった」
「佐伯さん、ハルちゃん知ってるの?」
先程の緊迫感など無かったかのように、破顔したアスカが佐伯に声をかけた。
「俺もバンドやってて、この辺でよくライブするからね。多分、対バン(複数のバンドが交代で演奏するライブ)したことあるよ。可愛いし、変わった歌やってたんで覚えてる」
ほう、これは思わぬ収穫かもしれない‥九条はそう思った。ハルの取材をしていく中で、彼女と少し距離のある第三者的な取材対象が欲しかったからだ。佐伯にその役回りが担えるかまだ分からないが、可能性を感じた。少なくともこんなことでも無ければ知り合えなかった奴だし、被写体としてのキャラクターは全然合格ラインだ。
「今日のことで文句があるなら、いつでも連絡して来いよ」
そう言って名刺を渡すと、佐伯は「俺に会いたくなったら、いつでもこの店に来いよ」と強がった。
-やっぱり、こいつ面白い-
九条はそう思いながらアスカと店を出た。
***********************************
センター街の喧騒の中で、アスカは歩きながら「九条さん、カッコイイ!」を連発した。九条は「カッコイイじゃなくてごめんなさい、だろ?」と言いながら. “アスカ無事です ” のメールを鴨志田に送り駅への道を急いだ。
「ちょっとぉ、何でそんなに急ぐのよ?」
「もう10時だ。オマエ、高校生だろ?」
九条がそう言うと、「そうだ!」とアスカは急に足を止めた。
「私、今からお母さんのとこ行かなきゃいけないんだけど、一緒にどう?」
九条も足を止める。
「お母さん?」
「そう」
「行かなきゃいけないって、どういうこと?」
「そういうこと」
アスカはそう言うと、怪しい笑顔で九条の腕を取った。
-助けて-
-どこだ?-
-渋谷センター街-
-すぐ行く-
-ホント?-
-着いたら電話するから必ず出ろ-
-わかった-
悪ふざけなのか大ごとなのか分からない。ただアスカは、今日ハルが鴨志田に作った曲を聞かせる大切な日であることを知っている。もちろん、その取材に九条が行くことも‥そんな日に戯言のメールをするようなやつではない。
時計はもう21時をまわっている。短い文面に余談を許さぬ緊迫した雰囲気も感じた。だから九条は即答で “すぐ行く” と返した。
飲みモード満載の鴨志田にはそのメールを見せ「こんな感じなんで。一杯はまた次回に」と告げた。「俺も行こうか?」と言う鴨志田の提案をやんわりと断り電車に飛び乗った。
渋谷駅に着いてから今日が金曜日であることに気づいた。尋常ではない混雑のスクランブル交差点を抜け、九条はセンター街の入り口から電話をした。ワンコールでアスカは出た。
「はい」
「答えるだけでいい。どこだ?」
場所と店の名を告げるアスカの声の裏で「彼氏でも来んの~?」と、品のない若い男の声が聞こえた。
雑居ビルの4階、安いネオンのBARだった。九条はためらわず扉を開ける。このご時世に煙草の煙が充満する店内。低くアンビエンスな音楽がかかっている。店の奥、ボックス席に若い男の塊がありその隙間からアスカの顔が見えた。
九条が近づくと口笛と拍手が起き、誰かの「まー君の登場でーす」という声に笑い声が爆発した。
「何してるんだ。帰るぞ」
そう言いながら男をかき分けアスカの手を取った九条に、彼女の左隣の席に座る金髪でロン毛の男が「ちょっと待てよ」と低い声で言った。
九条はアスカと金髪を取り囲む他の奴らを見回した。十代と思われる顔がヘラヘラ笑いながら並んでいる。
「あんた誰?」
金髪の言葉に、九条は「彼氏じゃないことは確かだ」と言い「保護者だと思ってもらっていい」と付け加えた。
輪の端にいた浅黒い顔をした男が「保護者?ふざけんな」と毒づき、その隣にいた鼻ピアスの男が「ずいぶん偉そうじゃねーか」と身を乗り出す。二人を制した金髪が「でもさ、おっさん。急に来て帰るぞ、はないっしょ」と九条に顔を近づけた。
-こいつがリーダーか-
九条はそう読んで「それは悪かったな」と視線をそらさず答え「空けてくれ」と、アスカの右隣に座るドレッドヘアの男に言った。金髪が顎で指示するとドレッドヘアは立ち上がり、九条はそのスペースに腰かけ足元にカメラバックと三脚を置いた。アスカが九条に身を寄せ袖をギュッと掴む。
「なんでこうなった?」
九条は金髪に視線を向けたままアスカに尋ねた。
「この人に声をかけられて‥このお店に来たら」
「この人‥?冷たいじゃん。ちゃんと佐伯って自己紹介しただろ」
アスカの向こう側から金髪が九条を見据えたまま口を挟み「よろしく」と付け加えた。
「じゃあ、オマエが付いて来たんじゃないか」
「でも、こんなにたくさん男の人がいるって思わなかったし」
「それで?」
「帰りたいって言ってるのに帰してくんないし」
九条はため息をつくと金髪‥いや、佐伯に言った。
「こいつが未成年て知ってるか?」
「さあね。それはどうでもいいでしょ」
「付いて来たこいつが悪いが、帰りたいって言ってるんだから帰してあげてくれよ」
九条が言い終わらないうちに、テーブルに拳を叩きつける音がした。先ほどの鼻ピアスだ。
「おっさん、いい加減にしろよ。舐めてんのか?」
佐伯がまあまあ、となだめるように言いながらも九条に冷ややかな目を向けて言った。
「あのさ、まー君。大人の余裕見せるのもいいけど、俺たちも舐められたまま終われないんだよね」
「じゃあ、どうする?」
「この女はもういい。ただ、あんたはこのまま帰せない」
佐伯はそう言うと、腰からナイフを取り出し九条に向けた。アスカが悲鳴をあげる。
「分かった」
九条はそう言うと、ゆっくりと足元のバッグを手にしジッパーを開けた。
「オマエがナイフを使うなら、俺にも武器を持たせろ」
そう言ってバッグからカメラを取り出した。唖然とする一同の中で、九条は佐伯に向かって言った。
「俺は今、訳あってこの子を取材している。その中でこんな状況が生まれた。だから、これから起こることをカメラで撮る。一部始終を取材させろ」
九条はそう言って、レンズカバーを外しカメラを佐伯に向ける。予想外の展開に場が固まった。ファインダーには大写しになったナイフと、その先にいる佐伯が映っていた。
「あ‥あんた、テレビ局の人か?」
沈黙を破り佐伯が言う。
「いや、しがないフリーのディレクターだ。この取材がこけたら俺は明日から食っていけない」
九条がそう言うと、佐伯はフッと息を吐き「なんだ、情けねーな」と言いながらナイフを下ろした。
「ああ、情けないさ」
カメラを構えたまま九条がそう言うと、佐伯は妙に人懐こい笑みを浮かべ「俺はナイフを下ろしたぜ」と空の手をかざした。九条はカメラを構えるのを止めると、アスカに向かって「オマエ、あのこと言ったのか?」と聞いた。アスカはすぐに言葉の意味を理解し、首を振った。
「言ってもいいか?」
しばらく考えたアスカは、「うん」と小さく答えた。
「しかもな、佐伯。この子は男だぜ」
言葉の意味が理解できない佐伯はアスカに視線を向ける。アスカがペロッと舌を出すと、佐伯は「マジか?」と言って爆笑した。鼻ピアスがアスカに顔を近づけ「嘘だろ?」と言うと、「ごめんねー」と九条も初めて耳にする太い声がした。
「それを最初に言ってくれたら、すぐ解放したぜ」
そう言ってゲラゲラ笑いだした佐伯に「俺もそう思う。そこは後でキツく言っておく」と九条は告げ、アスカの手を取ると「帰るぞ」と言った。
「まー君さ。あんたが作ってるのって、どんな番組?」
そう言った佐伯にアスカが答えた。
「私も取材してもらってるけど、ハルちゃんていう子の番組なんだ」
その言葉を聞いた佐伯が首をひねる。
「ハル‥? ハルってもしかして、歌手じゃね?ちょっと変わった」
「佐伯さん、ハルちゃん知ってるの?」
先程の緊迫感など無かったかのように、破顔したアスカが佐伯に声をかけた。
「俺もバンドやってて、この辺でよくライブするからね。多分、対バン(複数のバンドが交代で演奏するライブ)したことあるよ。可愛いし、変わった歌やってたんで覚えてる」
ほう、これは思わぬ収穫かもしれない‥九条はそう思った。ハルの取材をしていく中で、彼女と少し距離のある第三者的な取材対象が欲しかったからだ。佐伯にその役回りが担えるかまだ分からないが、可能性を感じた。少なくともこんなことでも無ければ知り合えなかった奴だし、被写体としてのキャラクターは全然合格ラインだ。
「今日のことで文句があるなら、いつでも連絡して来いよ」
そう言って名刺を渡すと、佐伯は「俺に会いたくなったら、いつでもこの店に来いよ」と強がった。
-やっぱり、こいつ面白い-
九条はそう思いながらアスカと店を出た。
***********************************
センター街の喧騒の中で、アスカは歩きながら「九条さん、カッコイイ!」を連発した。九条は「カッコイイじゃなくてごめんなさい、だろ?」と言いながら. “アスカ無事です ” のメールを鴨志田に送り駅への道を急いだ。
「ちょっとぉ、何でそんなに急ぐのよ?」
「もう10時だ。オマエ、高校生だろ?」
九条がそう言うと、「そうだ!」とアスカは急に足を止めた。
「私、今からお母さんのとこ行かなきゃいけないんだけど、一緒にどう?」
九条も足を止める。
「お母さん?」
「そう」
「行かなきゃいけないって、どういうこと?」
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