〜仕事も恋愛もハードモード!?〜 ON/OFF♡オフィスワーカー

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47 番外編② お家デートの二人

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ガサゴソ、ガサゴソ。

私の右手でスーパーの袋が揺れております。

結構重たいです。

何故って色々買いましたから。

どっちにしようか迷いましたが、最終的に和食の献立を選択させていただきまして。

お味噌汁と肉じゃがにプラスしてほうれん草のお浸しや煮魚も教わったので。

調味料もまともに揃っていなそうなので、邪魔にならない程度にあれこれと買ってしまったら、二つの袋がほぼほぼ満杯ですよ。

えっ?

なんでそんな重そうなものを片手だけで持ってるかって?

…………。

私は左手にお気に入りの大ぶりのトートバックを持っておりますもので。

えっ?

何が入っているかって?

…………。

おっ、お泊まりセットですけど何か!?




と、いうこで私・川瀬陸は土曜日の昼過ぎ、日差しはあっても冷たい風が吹き付ける中、課長のマンションへの道を挙動不審で歩いていた。

外気は冷たい。けれどもそんなことを感じている余裕など全くなかった。

はっきり言って暑い。

顔も体も頭も、現段階で燃えるように。

だって、だって、だって、だって、デートもまともにしたことないのにいきなりお泊まりですよ!?

緊張するよ、どうしようもなく!

そりゃお互いいい歳した大人ですけど、やっぱり順序ってもんは大切なんじゃないでしょうか?

デートを数回繰り返す内に手を繋いで、キスをして、その後がお泊まりなんじゃないの!?

ガキだと何だと言われようが、それが正しき道というものではないのか!?

と何度も頭の中で熱弁を奮ったところで誰が助け舟を出してくれる訳でもなし。

現状が変わるという奇跡は全く期待できない。

だからせめてもの抵抗で、私は亀のような速度でただただ前に進むしかなかった。

「なんだ、連絡くれれば迎えに行ったのに」

「……いえ、歩いてもそんなに遠くない距離だったので」

結局しっかり課長のマンションに辿り着いてしまった私。

緊張でスーパーの袋とトートバックの持ち手が汗でべたつくのではないかと思えるほどドギマギしている私と対照的に、ドアを開けて迎え入れてくれた課長は何を意識した様子もない。

何故だ!と心の中で抗議する声が相手に届くはずもなく、虚しくなって脱力した私はさり気なく課長のファッションチェック。

Ⅴネックの濃紺のセーターにジーンズ姿。

いつもきっちりセットされている髪は無造作に下ろされていて、その完全にオフモードの姿にドキリとする。

やっぱり私服かっこいい……。

見とれたいけど、自分の中の小さなプライドがそれを許さず視線を逸らしてしまう。

そのタイミングで不意打ちを食らう。

「ふうん、いいじゃん私服。かわいい」

かわいい!?

自分に関するコメントより、課長の口から絶対に出てこなそうな単語が発声されたことに驚いて思わず顔を上げる。

すると、ばっちっと正面から目が合ってしまう。

とっても満足気な顔。

瞬間、相手からも服装をチェックされていたことに恥ずかしさが込み上げてくる。

本日の私は珍しくスカートスタイル。

白いハイネックセーターに明るいモカブラウンがベースで裾に濃いブラウンのラインが一本入ったAラインスカート。

そりゃ自分なりにおしゃれを意識しましたよ。

鏡の前で何十分費やしたかなんて覚えていない程に。

でもストレートにお褒めのコメントを、しかもかわいいなんて自分に縁遠い単語を発せられるなんて予想外もいいところ。

こっちはどう反応してよいのか分からず意味不明な言い訳が口から滑る滑る。

「あっ、あの、今日はここ最近の中ではまだ寒くないほうだと思ったので、去年買ってあまり使う機会のなかったスカートとか履いてみただけで、普段は防寒重視でパンツスタイルばっかりなんで、着ないと服が可哀想だなって思って――」

途中で自分が何を言いたいのか分からなくなってきた段階で正面の課長の顔が綻び、小さく吹き出す。

「はいはい、わかったわかった。いいから入れ。お前が幾ら寒くないと言っても俺は寒いからな」

身を屈めて私の持っていたスーパーの袋を軽々と回収した課長は踵を返して行ってしまう。

靴を脱ぐのも躊躇うくらいの心持ちだったが、それでももう引き返すことはできないとは分かっていたので勇気を出して一歩を踏み出した。

女は度胸!

「おっお邪魔します!」




昼過ぎに到着した私を課長はコーヒーでもてなしてくれた。

暖房の効いたリビングで緊張しながらも話題を探して一生懸命話した。

お互い平日にこれでもかというくらい忙しく働いているため、休みの日くらい家の中でゆっくりしたいという課長のリクエストに同意しての今回のお泊まりデート。まあ、かなり強引に要求を呑まされたのだけれど。

はじめは落ち着かなくて始終ドギマギしっぱなしの私だったけれど、何時間も緊張状態を保つほどの精神的体力はなく、いつの間にか課長のリラックスモードに釣られて割とまったり過ごしていた。

リビングのローテーブルを挟んで取り留めのない話をするのは思った以上に楽しく、いつの間にか普通にお喋りを楽しんでいた。



夕方に差し掛かったタイミングで夕食の準備をする。

何か手伝うか、と言ってくれた課長だったが丁寧にお断りさせていただいた。

だって、不器用な料理の手つきを見られるのとか嫌だ。和食はまだ作り慣れていないから。

しばらく名残惜しそうに背後で私の姿を見ていた課長だったけれど、集中できない、怪我をすると言ってキッチンスペースから追い出す。

ぶつぶつ文句を言っていたけれど、それは無視。

血と汗の入った料理をご所望なら別だけれどね。

課長がいない状況になっても慣れない場所で緊張しながらの料理。

おっかなびっくり、料理を教わったときのメモを見ながらの作業となったけれど、なんとか完成させた。

いざ、夕食の席へ。

どんな評価が下されるのか内心かなりドキドキしたけれど、そこはあまり顔に出さないようにして自分も箸をつける。

課長は美味いと言ってとっても満足そうに食べ進めてくれた。

かなり安心したのは言うまでもない。

褒めつつも「馨さんに教えてもらったんなら当然だな」と憎まれ口を叩いてきて私も軽口を返したが、何となくお互い照れ隠しだったような気がする。

そんなこんなで穏やかな雰囲気の中、何とか料理を振舞うというイベントを終えて一安心――――と、いうわけには勿論いかない。

いや、食事の時間は普通に楽しかった。

TVを点けて自分の好きな俳優や女優の話をしたり、仕事をしていると帰りが遅くなりドラマを全く見なくなって、深夜近くのバラエティーにやたらと詳しくなってしまうという話題で盛り上がったり。

食事が終われば自然と食器を二人で片づける。

課長が洗って、私が拭きあげる。

そのころから私のソワソワは帰ってきた。

食器を洗ってしまったらその後何をどうして過ごすのか。

そんな事を考えていると、食器を洗い終わった課長が何を気に留めることもなく部屋を出て行く。

向かった先が洗面スペースだとわかると、私の緊張が一気に高まった。

何故って洗面スペースの奥にあるのはバスルームだ。

無駄に耳をそばだてていると、お湯を張る音が僅かに聞こえてくる。

何食わぬ顔で戻ってきた課長と目を合わせられなくなってしまった。

「何か飲むか?」

聞かれて頭を抱える勢いで悩む。

飲みたい。

何って酒を。

何故って勢いという力を借りるために。

だけれど、その力に頼りたくないと思う自分もいる。

そもそも、多少口にしたくらいじゃ私は酔わない。

散々考えた挙句、結局二人してまたコーヒーを飲むことにした。

リビングで私はソファに座り、課長はカーペットに腰を下ろしながらソファにもたれ掛かっている状況になる。

昼過ぎから一緒にいるので、なんとなくTVを眺めながら会話をする形に落ち着くと自然と視線はTVより課長の後頭部に。

うん、まだまだこれっぽっちも禿げなさそう。ってそんなアホなことを考えている余裕は勿論ない。

課長の頭を眺めながら悶々と自分の思考の世界に沈んでいくと、ふと思う。

――この人は緊張とかしないのだろうか、と。

自分がこれでもかというくらいドキドキしまくっているのに、課長は始終リラックスモードだ。

勿論会社でのONモードではないし、今までに見てきたOFFモードの雰囲気ともちょっと違う。

自分の家でいつものように過ごしている。まさにそんな感じ。

それほど私のことを内側に受け入れてくれているのかと思うと嬉しい気持ちもあったが、どちらかというと悔しい気持ちが膨れ上がる。

ちょっとくらい緊張してくれたっていいじゃないかと。

それとも、女を部屋に上げるなんてもう慣れていらっしゃるのでしょうか。

……。

ダメだ、何故が思考がマイナスに……。

やっぱり恋愛って苦手だ。

普段はこれでもかっていうくらいプラス思考で挑戦的な性格だと自負しているつもりなのだけれど、こと恋にまつわることになるとどうしても気が弱くなってしまう。

情けないなぁ。

そんな個人の暗い思考世界に入りかけたときだった。

「陸……」

ん?

「何か言いました?」

「……いや」

TVに集中していたはずの課長が突然ぼそりと呟いた。

聞き間違い?

今、「陸」って言わなかった?

はっきりと聞き取ることが出来なかったけれど、名前を、下の名前を呼ばれた気がする。

呼ばれたのかどうかが気になって斜め後ろから課長の顔を窺い見るが、何やら難しい顔をして腕を組んでいる。

どうしたんだろう?

名前を呼ばれたんだとしたら嬉しいけれど

マイナスに傾いていた思考が薄らぎ、一気に期待という感情が膨れ上がる。

けれども同時に期待して、実は全然違うことを言っていたというオチに備えてちょっぴり心にガードも張る。

そんな心構えを勝手にしていたとき。

課長が突然ガバリと腰を浮かしたと思うとカーペットからソファへ、私の隣へと座りこむ。

腕を再び組み脚も組むと、ずっとTVに投げられていた視線が真っ直ぐ私に向く。

「課長?」

掛けた言葉に課長は眉を顰めた。

「俺のフルネーム言えるか?」

不機嫌一歩前の表情で急な質問。

勿論知らないなんてことは絶対にないので素直に答える。

「榊恭介課長です」

「はぁ……」

絶対の自信を持って答えたのに、課長が大きく溜息を吐いた。

勿論私は大いに慌てた。

「えっ!? 嘘!? 間違ってました!?」

そんなはずはないと思う一方、万が一の可能性に焦る。

「いや、合ってる」

正解だったようで思いっきり胸を撫で下ろす。

しかし、そうなると逆に疑問が残る。

課長は何故不機嫌――いやどこが不満そうなのか。

「課長?」

不安になって声を掛けた。

でも、これが間違いだった。

課長は益々眉間の皺を深くしたと思うと突然腕を伸ばして私の腕を掴みそのまま自らのほうに引き寄せた。

あっという間に、体勢を崩した私だったが何が何だか分からないうちに唇を奪われていた。

えっ!?

急に!?

何の前触れもないあまりにも突然のキスに私は目を閉じるのも忘れて固まる。

しかし、不安定な体勢のため途中でどうにも苦しくなって何とか離れてもらわねばと、軽く課長の胸を押した。

課長はすぐに解放してくれたけれど、引き寄せられた体勢はそのままで至近距離から軽く睨まれる。

「休みの日には仕事の事を忘れたいと思わないか?」

「えっ? あ、はい」

訳もわからず反射的に答える。

すると今度はいつの間にか顎に添えられていた手の親指で唇をなぞられた。

背中がゾクリとする。

「そうだよなぁ。俺だって休みの日くらい仕事を忘れたい。そもそもお前は俺の家に上がり込んでこんな事される相手だよなぁ?」

「こっ、こんな事って」

「あ? もう一回されてぇか?」

「いっいえ」

なんだか口調も荒々しくなってきた課長に下手な発言は出来ない。

だけれども、早く今の状況を回避しなければ体勢がかなりきつい。

何を言いたいのかがまるでわからなかったので、早く聞き出さなくてはとこちらが口を開こうとしたのだが、課長のほうからあっさり不機嫌顔の理由が言い渡された。

「課長って呼ぶのやめないか?」

「へっ?」

「俺は今お前の上司じゃねぇし、お前も俺の部下じゃねぇだろ。でもってここは会社じゃない。俺のマンション。俺の家」

「……」

「晩飯食うまであんまり考えてなかったんだけど、やっぱり家にいてまで役職呼びなんてされたくねぇんだわ」

「では、なんとお呼びすれば……」

問うたところで課長は私を解放してくれた。

姿勢は楽になった。

だけれど、心境的には先ほどよりもピンチだ。

「なんて呼べばいいと思う?」

ソファの背もたれに肘を付いた課長は無表情に私を見やる。

なんだ、この圧迫は?

「えーと、あのー、ええーとー」

「別に難しいことじゃないだろ」

「いや、かなり難易度の高いことかと」

「アホか」

「アホじゃないです!」

課長が求めている答えなんてここまでくれば私といえど分かる。

そして恐らく適当に誤魔化した呼び方を答えると、さらに追い詰められるのは私になるだろう。

わかっている。

ただ呼べばよいのだ。

わかってはいるんだけど、それがなかなか難しい。

「ほら言ってみろ」

「だって、いきなりは恥ずかしいじゃないですか」

「恥ずかしいことがあるか。人間には呼ばれるために名前がついてるようなもんだ」

「そうですけどぉ」

「減るもんじゃないしさっさとしろよ」

急かされれば急かされるほど、求められれば求められるほど、何だか言いづらくなっていく。

どうすればこのピンチを抜け出せるのか。

そう思ったときに、思い浮かんだ。

目には目を、歯には歯を。

「なら、そちらからお先に呼んでください」

反撃、とまではいかないけれどこれで課長も少しは私の恥ずかしい気持ちがわかるはず――という大誤算。

「陸」

「!!」

「陸」

「えっ、あっ」

ものすごくあっさりと呼ばれてしまい、逆に慌てる。

そして余裕の笑みを浮かべた課長がさらに畳みかけてくる。

「ほうら陸。お前のお願いは聞いてやったぞ。次はお前が返す番だよなぁ」

不機嫌な顔が消えて意地の悪い笑顔になった課長は再び私との距離を詰めてくる。

そのタイミングで私は最後の悪あがきに出る。

「だっ、だって、恥ずかしいんですもん! そんな簡単に私は言えないです!」

どうにか私の気持ちを察してくれという思いを込めた声は逆手に取られた。

『ピンピロリン、ピンピロリン、オ風呂ガ沸ケマシタ』

間抜けな電子音がこのタイミングで室内に鳴り響く。

その音に気を取られた一瞬、私はソファに押し倒された。

「よし、なら選択権をやろう。今すぐ俺の要求を呑んで一人でゆっくり風呂に入るか。もしくはこのまま俺に連行されて今のお前が恥ずかしがってることの何倍も恥ずかしいことを風呂でされるか――」

「恭介さん!!」

んな、馬鹿な交換条件があるか!!

今の今まで抱いていた羞恥心が一瞬で吹っ飛び、怒鳴るように名前を呼んでいた。

課長は声を立てて笑った。

「よしっ、イイ子だ陸。特別に一番風呂のチャンスをやる。その代わり、また間違って課長なんて読んだらより恥ずかしいことを――」

「お先にお風呂頂きますね、恭介さん!!」

半ば投げやりに言葉を遮ってやると、課長――恭介さんはこれまたおかしそうに笑った。

そんな顔を横目で見ながら、私は着替えの入ったバックを引っ掴んで勢いそのままバスルームに向かう。

「タオルとかあるもんは何でも好きに使っていいからゆっくり入って来い」

「ありがとうございます!」

ぴしゃりと不愛想に心の籠っていないお礼を言い放って私はリビングから飛び出した。

そしてバスルームの前まできて、ピタリと停止する。

何か勢いであっさりお風呂に入ることになってしまったぁあああ!!

あれほど恥ずかしいと意識していたのに、いつの間にか名前を呼ぶというオプション付きでここまで辿り着いてしまっている。

様々な恥ずかしさと焦りが一気に押し寄せてきて、お風呂に入る前からのぼせそうになる。

それでももう引き返すことなんて出来なくて、私は無駄な抵抗と分かっていてもこれでもかというくらいゆっくり湯船に浸かった。
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