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第七章 忙しい夏休み
14 アイスクリームの屋台をするのか?
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マウリッツ公爵家の別荘では、ユーリの友達のマリーから、昼食は離宮で食べるとの言付けを貰って、静かな昼食を終えていた。王家に逆らうつもりはないが、可愛いユーリを取られたように老公爵は感じ食欲もわかない。
「屋台の準備があるから、もうじき帰ってきますよ」
お茶の時間までいるのではと、心配している老公爵を宥めていると、ユーリが王家の馬車で送られて帰って来る。
「おおユーリ、遅くなったな」
老公爵は朝の服とは違うユーリの姿に可愛いなぁと、べた誉めで喜ぶ。
「お祖父様、ごめんなさいね。王妃様から昼食を一緒にと言われて断れなかったの。皆様、出資して下さったし、身内だからと言われて……父や、母の従兄弟ばかりなのね」
ユーリの言葉に改めて、そういえば王位継承権2位だったと思い出す。
「どなたが出資して下さったの?」
マリアンヌの言葉にユーリは、国王、王妃、サザーランド公爵夫妻、マリー・ルイーズ妃と指を折ながら答える。
「それでは、当面の目標金額は集めたわけだな」
老公爵は屋台には元々賛成しかねていたので、後はもう少し運転資金を数人の知り合いに出資させればよいと考える。
「ええ、あと少し運転資金を集めるだけね。これなら夏休みが終わるまでかからないから、フォン・フォレストに早く帰れそうだわ」
うっと、全員が困ってかたまる。ユーリに屋台を長くはさせたく無かったが、屋台を止めたらフォン・フォレストに帰ると聞くと、老公爵の機嫌を取るのに苦労しそうで悩む。
「まぁ、でもパーラーの宣伝や、戦争遺児や、女の子達の働く場所がないアピールも兼ねているのでしょ? 資金集めもですが、目的は他にもあるのだから、せめて1週間や10日は屋台をしないとね」
さっと意見を変えた母上に、ユージーンとフランツは、老公爵の機嫌を取るのに疲れているのだと察した。ユーリがいれば今朝のように怒ったりもするが、直ぐに機嫌がなおるのだ。
「そうね、一週間は開くわ。折角、屋台を作って貰ったし、お祖父様に料理を食べて頂きたいから、10日はストレーゼンに居るわ。シェフほど手のこんだ料理ではないけど、ママから教わった料理なの。美味しい物を食べていたとわかったら、安心されると思うわ」
老公爵はユーリのこういう優しさに弱い。
「それは楽しみだよ、ユーリが私の為に料理してくれるだなんて」
べたべたの老公爵に皆は呆れたが、同時にユーリの優しさに感謝する。お昼は離宮で食べたので、お茶を一緒にとると、ユーリは慌ただしく屋台の準備に公園へ向かう。
「ユージーン、フランツだけでは心配だから、お前も一緒に行きなさい」
父上に言われるまでもなく狭いストレーゼンの貴族社会では、ユーリが何か公園で計画しているのに気づいていると、ユージーンは付き添うつもりだった。
屋台は荷馬車で運ばせて、ユーリ、フランツ、ユージーンは馬で公園に着く。心配していた通り、お茶の時間の直後なのに不自然な程の子息達があちらこちらに群れている。
「この時間でも、この位人が居るなら大丈夫ね」
呑気なユーリの言葉に溜め息しかないユージーンとフランツだったが、野外劇場の倉庫に屋台をしまわせたりしている内に、わらわらとギャラリーが増えてくる。
「アイスクリームの値段と、屋台の営業時間と、期間を書いた看板を置いておきたいわ。この催し物の掲示板の横で良いかしら?」
屋台を開く以上は客も必要だとはわかっていたが、下心満載の子息達はお断りしたい気分の二人は、明日からの騒動を考えると頭が痛くなる。
ギャラリー達はマウリッツ公爵家の召し使い達が荷馬車から屋台を倉庫に運び入れたり、看板を下ろしたりするのを遠目で見ていたが、何をするのかと興味津々だ。
今日はユージーンが一緒なので、フランツの知り合い達は声を掛けにくいと遠巻きにしていた。その代わりにユージーンと同世代の子息達は挨拶がてら、ユーリへの紹介を求めようと近づく。
「おやユーリ、此処で屋台を開くんだね。明日は私もアイスクリームを食べにこよう」
サザーランド公爵と皇太子殿下が馬で来たので、近づいてこようとしていた子息達は遠巻きに戻る。
「お茶の後、サザーランド公爵と遠乗りに出かけようかと話したのだけど、ユーリが屋台の準備をすると話していたから、様子を見に来たんだ」
ユーリに会いたくて来たのは見え見えだったが、本人だけには通じてない。
「もう倉庫に運んで貰ったのよ。看板を置けば準備は終わりね。う~ん、アイスクリームの値段は、やはりもう少し安くした方が良いかしら? クォーターなんて、子どものお小遣いでは買えないでしょ? 大人達が食べているのを見て、欲しくなったら可哀想だわ。やはり、10ペニーにしようかしら?」
看板の前で悩んでいるユーリをグレゴリウスは可愛いなと、眺めているだけで幸せそうで、ナサニエルは苦笑してしまう。お茶の時からそわそわと落ち着きのないグレゴリウスが、ユーリの屋台が気になっているのは全員が気づいていた。
奥方のメルローズから、グレゴリウスの付き添いを頼まれたナサニエルだったが、これほどあからさまにユーリラブを表情に出すとは思ってもみなかった。
「でも、パーラーでは25ペニーで売るんだろ? なら、屋台でもクォーターで良いんじゃないか」
「あら、パーラーではガラスの器に盛るし、トッピングも加えるつもりだもの。それにパーラーの店内で食べるのは、子ども達の目の前で食べるのと違うでしょ? でも、アイスクリームは子どもが好きな味だし、やはり食べたがるかしら」
グレゴリウスとあれこれ話しているのを聞いていたが、ナサニエルは一つ提案をする。
「ワッフルコーンでアイスクリームを食べると美味しいですから、パーラーでも屋台感覚で売ったら如何ですか? パーラーはセントラルガーデンの近くですし、外で食べるアイスクリームは15ペニー、パーラーの中で落ち着いてガラスの容器で食べるのはクォーターにすれば良いのでは?」
「15ペニー? う~ん、私なら悩む値段だわ。アイスクリームを食べたいけど、15ペニーあれば屋台でお腹いっぱい揚げパンを食べれるし」
「ユーリ、屋台で買い食いなんて」
口々に責められて、近頃みんな口うるさいわと愚痴る。
「10ペニーと25ペニーだと値段に差が有りすぎるから、15ペニーが良いよ。ケチなユーリだって払える額だもの」
フランツの失礼な意見だったがユーリは納得して、アイスクリームの値段を15ペニーに決める。
「これで準備は終わったわ。何だか私はいうばかりで、全部他の人がやってくれてるみたい。これで良いのかしら?」
充分にやっていると全員から口を揃えて言われ、そうかしら? と小首を傾げている様子にグレゴリウスが見とれているのを、ナサニエルは面倒見きれないと溜め息をつく。
夏休み中で領地のフォン・キャシディか、どこぞの貴婦人とアバンチュール中かも知れないジークフリートが、恨めしく思えるナサニエルだ。
「用事が済んだなら、一緒に遠乗りは如何ですか? ユーリはストレーゼンは初めてでしょう? 湖まで30分ほどですよ」
このまま帰るのも間が抜けているとナサニエルに誘われて、夕方までには帰れる湖まで遠乗りに出かける。
残された子息達は肝心のユーリが、皇太子や、サザーランド公爵や、マウリッツ公爵家の子息達と遠乗りに行ってしまってガッカリする。だが、催し物の掲示板の横の看板に子息達はどよめいた。
「アイスクリーム? って何かな……」
「15ペニー? 食べ物だよね?」
「王家の公園で屋台? それもユーリ嬢が?」
色々と想像したが、皇太子やサザーランド公爵が承知している様子なので、王家の許可も取っているのは確実だ。
「よくマウリッツ公爵家が許したな。ユーリ嬢の舞踏会で、あれほど招待客を厳選しているのに」
「それより皇太子殿下がユーリ嬢を妃に望んでいらっしゃるとの噂は本当みたいだな。私達は蹴り飛ばされてしまうよ~」
目ざとい何人かの子息は、グレゴリウスはユーリにぞっこんだが、肝心の本人は学友としてとしか見てないと気づいていた。もちろん、気づいていないボンクラに教えてやるつもりはさらさら無かったが、サッと気づいた相手を牽制し始める。
「ライオネル卿、君は招待状が届いたのか?」
「リチャード卿、貴方こそ手に入れたのでしょ?
マウリッツ公爵夫人とアーセナル伯爵夫人は仲が良いいから」
名門貴族の子息らしく礼儀正しい会話ながら、あちこちで前哨戦に火花が散る。
「屋台の準備があるから、もうじき帰ってきますよ」
お茶の時間までいるのではと、心配している老公爵を宥めていると、ユーリが王家の馬車で送られて帰って来る。
「おおユーリ、遅くなったな」
老公爵は朝の服とは違うユーリの姿に可愛いなぁと、べた誉めで喜ぶ。
「お祖父様、ごめんなさいね。王妃様から昼食を一緒にと言われて断れなかったの。皆様、出資して下さったし、身内だからと言われて……父や、母の従兄弟ばかりなのね」
ユーリの言葉に改めて、そういえば王位継承権2位だったと思い出す。
「どなたが出資して下さったの?」
マリアンヌの言葉にユーリは、国王、王妃、サザーランド公爵夫妻、マリー・ルイーズ妃と指を折ながら答える。
「それでは、当面の目標金額は集めたわけだな」
老公爵は屋台には元々賛成しかねていたので、後はもう少し運転資金を数人の知り合いに出資させればよいと考える。
「ええ、あと少し運転資金を集めるだけね。これなら夏休みが終わるまでかからないから、フォン・フォレストに早く帰れそうだわ」
うっと、全員が困ってかたまる。ユーリに屋台を長くはさせたく無かったが、屋台を止めたらフォン・フォレストに帰ると聞くと、老公爵の機嫌を取るのに苦労しそうで悩む。
「まぁ、でもパーラーの宣伝や、戦争遺児や、女の子達の働く場所がないアピールも兼ねているのでしょ? 資金集めもですが、目的は他にもあるのだから、せめて1週間や10日は屋台をしないとね」
さっと意見を変えた母上に、ユージーンとフランツは、老公爵の機嫌を取るのに疲れているのだと察した。ユーリがいれば今朝のように怒ったりもするが、直ぐに機嫌がなおるのだ。
「そうね、一週間は開くわ。折角、屋台を作って貰ったし、お祖父様に料理を食べて頂きたいから、10日はストレーゼンに居るわ。シェフほど手のこんだ料理ではないけど、ママから教わった料理なの。美味しい物を食べていたとわかったら、安心されると思うわ」
老公爵はユーリのこういう優しさに弱い。
「それは楽しみだよ、ユーリが私の為に料理してくれるだなんて」
べたべたの老公爵に皆は呆れたが、同時にユーリの優しさに感謝する。お昼は離宮で食べたので、お茶を一緒にとると、ユーリは慌ただしく屋台の準備に公園へ向かう。
「ユージーン、フランツだけでは心配だから、お前も一緒に行きなさい」
父上に言われるまでもなく狭いストレーゼンの貴族社会では、ユーリが何か公園で計画しているのに気づいていると、ユージーンは付き添うつもりだった。
屋台は荷馬車で運ばせて、ユーリ、フランツ、ユージーンは馬で公園に着く。心配していた通り、お茶の時間の直後なのに不自然な程の子息達があちらこちらに群れている。
「この時間でも、この位人が居るなら大丈夫ね」
呑気なユーリの言葉に溜め息しかないユージーンとフランツだったが、野外劇場の倉庫に屋台をしまわせたりしている内に、わらわらとギャラリーが増えてくる。
「アイスクリームの値段と、屋台の営業時間と、期間を書いた看板を置いておきたいわ。この催し物の掲示板の横で良いかしら?」
屋台を開く以上は客も必要だとはわかっていたが、下心満載の子息達はお断りしたい気分の二人は、明日からの騒動を考えると頭が痛くなる。
ギャラリー達はマウリッツ公爵家の召し使い達が荷馬車から屋台を倉庫に運び入れたり、看板を下ろしたりするのを遠目で見ていたが、何をするのかと興味津々だ。
今日はユージーンが一緒なので、フランツの知り合い達は声を掛けにくいと遠巻きにしていた。その代わりにユージーンと同世代の子息達は挨拶がてら、ユーリへの紹介を求めようと近づく。
「おやユーリ、此処で屋台を開くんだね。明日は私もアイスクリームを食べにこよう」
サザーランド公爵と皇太子殿下が馬で来たので、近づいてこようとしていた子息達は遠巻きに戻る。
「お茶の後、サザーランド公爵と遠乗りに出かけようかと話したのだけど、ユーリが屋台の準備をすると話していたから、様子を見に来たんだ」
ユーリに会いたくて来たのは見え見えだったが、本人だけには通じてない。
「もう倉庫に運んで貰ったのよ。看板を置けば準備は終わりね。う~ん、アイスクリームの値段は、やはりもう少し安くした方が良いかしら? クォーターなんて、子どものお小遣いでは買えないでしょ? 大人達が食べているのを見て、欲しくなったら可哀想だわ。やはり、10ペニーにしようかしら?」
看板の前で悩んでいるユーリをグレゴリウスは可愛いなと、眺めているだけで幸せそうで、ナサニエルは苦笑してしまう。お茶の時からそわそわと落ち着きのないグレゴリウスが、ユーリの屋台が気になっているのは全員が気づいていた。
奥方のメルローズから、グレゴリウスの付き添いを頼まれたナサニエルだったが、これほどあからさまにユーリラブを表情に出すとは思ってもみなかった。
「でも、パーラーでは25ペニーで売るんだろ? なら、屋台でもクォーターで良いんじゃないか」
「あら、パーラーではガラスの器に盛るし、トッピングも加えるつもりだもの。それにパーラーの店内で食べるのは、子ども達の目の前で食べるのと違うでしょ? でも、アイスクリームは子どもが好きな味だし、やはり食べたがるかしら」
グレゴリウスとあれこれ話しているのを聞いていたが、ナサニエルは一つ提案をする。
「ワッフルコーンでアイスクリームを食べると美味しいですから、パーラーでも屋台感覚で売ったら如何ですか? パーラーはセントラルガーデンの近くですし、外で食べるアイスクリームは15ペニー、パーラーの中で落ち着いてガラスの容器で食べるのはクォーターにすれば良いのでは?」
「15ペニー? う~ん、私なら悩む値段だわ。アイスクリームを食べたいけど、15ペニーあれば屋台でお腹いっぱい揚げパンを食べれるし」
「ユーリ、屋台で買い食いなんて」
口々に責められて、近頃みんな口うるさいわと愚痴る。
「10ペニーと25ペニーだと値段に差が有りすぎるから、15ペニーが良いよ。ケチなユーリだって払える額だもの」
フランツの失礼な意見だったがユーリは納得して、アイスクリームの値段を15ペニーに決める。
「これで準備は終わったわ。何だか私はいうばかりで、全部他の人がやってくれてるみたい。これで良いのかしら?」
充分にやっていると全員から口を揃えて言われ、そうかしら? と小首を傾げている様子にグレゴリウスが見とれているのを、ナサニエルは面倒見きれないと溜め息をつく。
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「用事が済んだなら、一緒に遠乗りは如何ですか? ユーリはストレーゼンは初めてでしょう? 湖まで30分ほどですよ」
このまま帰るのも間が抜けているとナサニエルに誘われて、夕方までには帰れる湖まで遠乗りに出かける。
残された子息達は肝心のユーリが、皇太子や、サザーランド公爵や、マウリッツ公爵家の子息達と遠乗りに行ってしまってガッカリする。だが、催し物の掲示板の横の看板に子息達はどよめいた。
「アイスクリーム? って何かな……」
「15ペニー? 食べ物だよね?」
「王家の公園で屋台? それもユーリ嬢が?」
色々と想像したが、皇太子やサザーランド公爵が承知している様子なので、王家の許可も取っているのは確実だ。
「よくマウリッツ公爵家が許したな。ユーリ嬢の舞踏会で、あれほど招待客を厳選しているのに」
「それより皇太子殿下がユーリ嬢を妃に望んでいらっしゃるとの噂は本当みたいだな。私達は蹴り飛ばされてしまうよ~」
目ざとい何人かの子息は、グレゴリウスはユーリにぞっこんだが、肝心の本人は学友としてとしか見てないと気づいていた。もちろん、気づいていないボンクラに教えてやるつもりはさらさら無かったが、サッと気づいた相手を牽制し始める。
「ライオネル卿、君は招待状が届いたのか?」
「リチャード卿、貴方こそ手に入れたのでしょ?
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