異世界のオークションで落札された俺は男娼となる

32、ギルバード君と××1※R少し

「かえで、会いたかった」

「ギルバード君、僕も」

「あー可愛い。毎日会いたい」

　オーナーの甥のギルバード君は会う度にこんな感じだ。好き好き光線がすごい。しっぽもブンブンふって好きだって全身で表してくれる。俺のどこがいいのか不思議だが、悪い気はしないよな。可愛いやつだ。俺より一つ年下だから余計に可愛く見えるのかも。

「今日は、お風呂と抜き合うのと僕にフェラするオプションだね」

「えっ、素股。今日から素股のオプションも。ずっと楽しみにしてたんだから」

　耳としっぽがへにょってなってる。かわいいな。からかいたくなるタイプだよな。ワンコ属性だよなギルバード君って。

「クスクス、忘れてないよ。僕も待ってたよ。ギルバード君と出来るの」

「かえでー好きだ。好きだ。いいに匂いだ。たまらん。スーハースーハー」

「今日のために、昨日はマッサージしたりボディクリーム塗ったりしたんだよ。ギルバード君のために(なんてな。毎日してるけどさ)」

　こういうリップサービスがこっちの若い獣人や堅めの獣人にはかなり効くんだよな。ギルバード君には、可愛い系の小悪魔タイプの接客。
　ギルバード君の顔が赤くなって、鼻息が荒くなってるわ。効き過ぎたかな。

「かえで、脱がしていい？」

「うん。一緒にお風呂行こう。お風呂で抜き合う？」

「そうする。もう、ここパンパン」

「ほんとだね」




「もう、もういく。あっ、うっ、んん」
「俺も。くっ、あっ、くっ」

「いっぱい出たね。まだ大きいけど、シャワーしてベッド行こう」

「かえで、かえで、好きだ。シャワーなんて必要ない。俺の匂いたくさんつけたい」

　あー、獣人あるあるだなぁ。みんな出したあとに塗りつけるんだよな。でも、俺は、スッキリ洗いたいんだよね。

「ダメ。ちゃんとシャワー浴びないと嫌だ。人間は、きれい好きなの。何回も言わせないでね」

「うっ、わかった。嫌いにならないで、シャワーする」

「ならないから」

　もうこの会話毎回してるよ。慣れたけどさ。あれ、少しあれが小さくなっちゃった。耳やしっぽだけでなく、モノにも感情が直結だな。



「早く素股しよ。ギルバード君と一緒に気持ち良くなりたいなぁ」

「うん。素股勉強したよ」

「そうなの？」

「それで潤滑油じゃなくて俺のぶっかけてそれのかわりにしていい？」

　おっ、そういう情報入れてきたんだ。まぁ、いいけどね。

「いいよ。僕は、こうでいい？」

　ベッドヘッドに寄りかかって、バスローブの前を開いて、乳首が少し見えるようにした。そして、ちょっとだけ股を開いて俺のモノやアナルが見えるようにした。ちょっと挑発的な格好をね。
　ギルバード君のギルバード君がギュンって更に大きくなり、目がギラギラして釘付けになった。