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42、苦悩
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「あぁーあぁー、くそ、はぁー」
「どうしましたか?」
「はぁー、今さらなんだが何で俺が先にかえでを買わなかったのか、さっさとバージン奪えば良かったなと」
「はぁー。今さらですか?クレイ様」
「そうだ。今さらなんだか、ずっとずっと思っている」
「さっさと奪えば良かったものを」
「ぁあっ、お前がお手つきだとか処女がとか言ったんだろうが」
「言いましたが。ここは、あなたがオーナーですから、押しきれば良かったのでは?」
押しきる。はぁー、確かに。でも、ナリーイがああ言うから。くそー失敗した。
「まぁ、仕方ないですね。今さらですが、オーナーもお客になり通えばどうですか?」
「ナリーイ。それありなのか」
「本来は、なしですよね。他の子のご褒美セックスまだ済んでないですし」
はぁー、そうだった。ご褒美セックスってなんだよ。もう、俺だって好みの子としたいです。イチャイチャデレデレトロトロの恋人セックスがしたい。
「恋人作ったらどうですか?」
ほんと、こいつは人の心を読むよな。好みの子が、かえでなんだから無理だろ。はぁーなんでオーナーとして買ってしまったんだ。俺の物として買えば良かった。
「とりあえず、水揚げしてからなら通ってもいいのでは?クレイ様のポケットマネーで身請けしたらどうですか?」
「俺がオーナーなのにまた金払うのか?」
「まぁ、それが一番いいですよね。オーナーの面目も保てますし」
ナリーイ、お前は、金儲けしか考えてないのか?
「いやですね。お金儲けしか考えてない訳では、ないですよ。私だって通いたいなぁと思いますよ。でもね、かえでさんは、私を信頼してくれてますし、そういう目でみていると分かったら、今のように接してくれなくなりそうですからね。私だって辛いんですよ」
ナリーイってそんな感じのこと考えていたのか。そうだよな。俺は、初めからそういう目でも見ているからいいけど、ナリーイは、かえでにとって性的な目で見ない信頼出来る大人って感じで接しているからな。苦悩だわな。
「お互い苦悩が尽きんな」
「まぁ、仕方ないですよ。でも、いつか気持ち伝えれたらいいなぁと思います。けっこう本気でかえでさんに惚れていますので」
「ナリーイってそんなキャラだったか?」
「恋は、人をかえますよ。今は、頼れる大人ナリーイでかえでさんと仲良くなります」
「じゃあ、俺は、頼れるオーナーか?でもなぁ。あんなちっこくてかわいいんだぞ。エロくて柔らかくて良い匂いなんだぞ。それだけじゃぁ我慢出来ん。みんなかえでにメロメロだぞ。かえでだってこの頃、この仕事やお客に対して満更じゃない感じだし」
「そうですね。この頃は、前よりかえでさんも前向きですしね。バージンを捧げた相手とかはヤバイかもしれませんね」
「そうだろ。はぁー。なんであん時に…」
「でも、そろそろかえでさんの水揚げのこと考えないとですね」
「嫌だ。かえでのバージンは俺が貰う」
「ダメです」
ため息で埋もれそうなある夜の二人の会話。
「どうしましたか?」
「はぁー、今さらなんだが何で俺が先にかえでを買わなかったのか、さっさとバージン奪えば良かったなと」
「はぁー。今さらですか?クレイ様」
「そうだ。今さらなんだか、ずっとずっと思っている」
「さっさと奪えば良かったものを」
「ぁあっ、お前がお手つきだとか処女がとか言ったんだろうが」
「言いましたが。ここは、あなたがオーナーですから、押しきれば良かったのでは?」
押しきる。はぁー、確かに。でも、ナリーイがああ言うから。くそー失敗した。
「まぁ、仕方ないですね。今さらですが、オーナーもお客になり通えばどうですか?」
「ナリーイ。それありなのか」
「本来は、なしですよね。他の子のご褒美セックスまだ済んでないですし」
はぁー、そうだった。ご褒美セックスってなんだよ。もう、俺だって好みの子としたいです。イチャイチャデレデレトロトロの恋人セックスがしたい。
「恋人作ったらどうですか?」
ほんと、こいつは人の心を読むよな。好みの子が、かえでなんだから無理だろ。はぁーなんでオーナーとして買ってしまったんだ。俺の物として買えば良かった。
「とりあえず、水揚げしてからなら通ってもいいのでは?クレイ様のポケットマネーで身請けしたらどうですか?」
「俺がオーナーなのにまた金払うのか?」
「まぁ、それが一番いいですよね。オーナーの面目も保てますし」
ナリーイ、お前は、金儲けしか考えてないのか?
「いやですね。お金儲けしか考えてない訳では、ないですよ。私だって通いたいなぁと思いますよ。でもね、かえでさんは、私を信頼してくれてますし、そういう目でみていると分かったら、今のように接してくれなくなりそうですからね。私だって辛いんですよ」
ナリーイってそんな感じのこと考えていたのか。そうだよな。俺は、初めからそういう目でも見ているからいいけど、ナリーイは、かえでにとって性的な目で見ない信頼出来る大人って感じで接しているからな。苦悩だわな。
「お互い苦悩が尽きんな」
「まぁ、仕方ないですよ。でも、いつか気持ち伝えれたらいいなぁと思います。けっこう本気でかえでさんに惚れていますので」
「ナリーイってそんなキャラだったか?」
「恋は、人をかえますよ。今は、頼れる大人ナリーイでかえでさんと仲良くなります」
「じゃあ、俺は、頼れるオーナーか?でもなぁ。あんなちっこくてかわいいんだぞ。エロくて柔らかくて良い匂いなんだぞ。それだけじゃぁ我慢出来ん。みんなかえでにメロメロだぞ。かえでだってこの頃、この仕事やお客に対して満更じゃない感じだし」
「そうですね。この頃は、前よりかえでさんも前向きですしね。バージンを捧げた相手とかはヤバイかもしれませんね」
「そうだろ。はぁー。なんであん時に…」
「でも、そろそろかえでさんの水揚げのこと考えないとですね」
「嫌だ。かえでのバージンは俺が貰う」
「ダメです」
ため息で埋もれそうなある夜の二人の会話。
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