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63、えっ、そう言うこと
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「オーナー、ほぼ毎日来てるけどいいの?」
「オーナーはやめてくれって言っただろ。クレイで」
「クレイ様、ちょっと来る回数多くないかなぁ~?」
「オーナー特権だ」
「開きなおりすぎだ」
このところオーナーがお客様のことがほぼ毎回。俺としては、知ってる人だから安心だけど知ってる人だから微妙にやりづらいとも言える。
「えっと、今日のコースは、コスプレですね」
「やっと、やっと、コスプレコースまできたぞ」
「コスプレ2セットって笑」
「この2つをよろしく頼む」
人気のメイド服とマニアックな体操服。体操服って萌え要素よくわからん。女の子の体操服は、萌えるが男の体操は萌えないと思っていたが案外人気。マニアックなヤツがかなりいるらしい。
「どっちが先が良いですか?」
「ま、迷う」
「メイドならお茶の準備からお風呂まで」
「お風呂、一緒に入れるのか?」
「入るはずないよね。まだ、お触りはダメです。お風呂で頭を洗ってあげるだけだよ。まぁ、お風呂のお湯で少し濡れて…」
「うっ、想像だけでもやばいな」
「体操服は、体操(ラジオ体操)やツイスターゲームをするやつね。前、商品開発の時に説明した通りで、手は青とか交代で指示を出すやつね」
「あぁ、あれだな。お触りダメだがゲーム中に触れてしまうのは有りなやつだな」
「あっ、それでなんだ。やけに体操のコスプレが人気だったのは」
ゲームとなるとついむきになってやっていたから気が付かなかった。そういう目的で体操服のコスプレが人気かぁ。
「しまった。これはかえでには秘密だった。ゲームに夢中になると触れても気が付かないって」
「まぁ、仕方ないか。そういう感じでも使われていることもあったし」
「そうそう」
「これからは、気をつけよ」
「えっ、そんな」
「それで、どちらのコスプレから?」
「う~ん、やっぱりメイドから、でも、やっぱり体操服」
「早くしてよ、クレイ様。かえでつまんない」
なんて、腕を絡めて言うだけでちょっとドギマギしている姿は可愛いよね。なんか毒されてきたかも。
「体操で」
「じゃあ、着替えてくるから待っていてね」
「お、おう」
体操コスプレの人気はそういうことだったからちょっと気をつけてやらないとなあ。なんて思いながら半袖とハーフパンツに着替えた。
ゲームを開始すると何となくお尻の辺りに手が行く配置とかを狙っているのが分かる。不思議なもので自分が抱かれる側になると性的な視線とかが分かるようになるんだよな。女の子達が胸見ている分かるって言ってたのが理解できるわ。
「ゲーム終了」
「くそー、触れんかった」
「触るゲームじゃないし、じゃあ次はメイド、着替えてくるわ」
さぁ、次の服。丈が短いスカートで前屈みになると胸元が見えそうで見えない仕様になっているメイド服にお着替え。着替えを完了させて早速お仕事お仕事。
「ご主人様、今日の紅茶は日本産です。また、ご主人様のお好きなお菓子も用意しました」
メイドなんかになったことないからマナーや言葉遣いとかめちゃくちゃだけど、そこはご愛嬌ってことで。
「かえでも一緒にお茶を飲まないかい?」
「私は、お掃除がありますので」
なんて言ってお掃除の真似ごと。短いスカートで屈んだりしてパンチラしそうでしない絶妙な感じに動くと、お客様は、必死になって見ようと少しソファーでずり落ちそうに座ったり、物を落としたように見せかけて下から覗こうとするんだよな。男ってどこの世界も一緒だ。クレイ様も見たい、でも、そんな真似は出来ないって感じの葛藤が伺える。そんなところが可愛い。そういう人達にはサービス。
「あっ、すみません」
なんて言って物を落として、わざわざ見えるようにか足を伸ばしたまま床に落ちた物を拾う。
「い、いや大丈夫、うん。大丈夫だ」
「ありがとございます、ご主人様。これからお風呂を準備しますね。ご主人様こちらへどうぞ」
「クッ、最高だ」
さぁ、お風呂お風呂の準備。と言ってもお湯はもう準備出来てるから、ご主人様の服を甲斐甲斐しく脱がせる。
わぁお、オーナーって冒険者じゃないのにすごい筋肉。羨ましいぞ。
「ご主人様のお体素敵です」
「そうか?」
「はい。胸の筋肉とか素晴らしいです」
「まぁ、鍛えてるからな」
そうなんだ。鍛えてるのか。俺も鍛えたいけど、筋肉付かないってタイプだからなぁ。羨ましいぜ。とか話ながらお湯に浸かってもらい、頭を洗い始める。
「痒いところはこざいませんか?」
「あぁ、大丈夫だ。気持ちが良い」
「ありがとございます」
水飛沫で胸元が濡れてしまったが、これはこれでエロ要素あり。胸元見られているのがわかりソワソワするがこらはサービス。
「こちらにタオルを置かせて頂きます」
「体は拭いてくれないのか?」
「メイドコースにはそのサービスありません」
「でもメイドは拭いてくれるぞ」
「本当のメイドじゃないからさぁ、じゃあ、部屋で待機してます」
みんなそこまで求めるけどさぁ、もう、臨戦態勢の見えてるし、こっちとしては、そんなとこ拭いたら他のサービスになるわ。
「お飲みをどうぞ」
「ありがとう」
「本日のコースはこれで終わりです」
「えー、早い」
「ご主人様、出勤の時間です」
みんなここから粘るがもう時間だから。
「行ってらっしゃいませ」
「くーうぅ。いいね、行ってらっしゃいませって。家だとなんとも思わないがかえでに言われるのはいいな。早く帰って来てねとか言ってほしいなぁ」
それってメイドって言うか新婚夫婦じゃない?まぁいいか。
「早く帰って来てね、かえでさみしい。ここで待ってるね、また予約してね」
「くっ、良すぎる。嫁最高、早く予約いれなければ」
嫁じゃないし、メイドだし。まぁいいけどね。
「うん。待ってるから」
「じゃぁ、言ってくるからすぐにここに帰ってくる」
「はーい」
返事しながらドアを閉めて、やっと終わり。疲れた。
「オーナーはやめてくれって言っただろ。クレイで」
「クレイ様、ちょっと来る回数多くないかなぁ~?」
「オーナー特権だ」
「開きなおりすぎだ」
このところオーナーがお客様のことがほぼ毎回。俺としては、知ってる人だから安心だけど知ってる人だから微妙にやりづらいとも言える。
「えっと、今日のコースは、コスプレですね」
「やっと、やっと、コスプレコースまできたぞ」
「コスプレ2セットって笑」
「この2つをよろしく頼む」
人気のメイド服とマニアックな体操服。体操服って萌え要素よくわからん。女の子の体操服は、萌えるが男の体操は萌えないと思っていたが案外人気。マニアックなヤツがかなりいるらしい。
「どっちが先が良いですか?」
「ま、迷う」
「メイドならお茶の準備からお風呂まで」
「お風呂、一緒に入れるのか?」
「入るはずないよね。まだ、お触りはダメです。お風呂で頭を洗ってあげるだけだよ。まぁ、お風呂のお湯で少し濡れて…」
「うっ、想像だけでもやばいな」
「体操服は、体操(ラジオ体操)やツイスターゲームをするやつね。前、商品開発の時に説明した通りで、手は青とか交代で指示を出すやつね」
「あぁ、あれだな。お触りダメだがゲーム中に触れてしまうのは有りなやつだな」
「あっ、それでなんだ。やけに体操のコスプレが人気だったのは」
ゲームとなるとついむきになってやっていたから気が付かなかった。そういう目的で体操服のコスプレが人気かぁ。
「しまった。これはかえでには秘密だった。ゲームに夢中になると触れても気が付かないって」
「まぁ、仕方ないか。そういう感じでも使われていることもあったし」
「そうそう」
「これからは、気をつけよ」
「えっ、そんな」
「それで、どちらのコスプレから?」
「う~ん、やっぱりメイドから、でも、やっぱり体操服」
「早くしてよ、クレイ様。かえでつまんない」
なんて、腕を絡めて言うだけでちょっとドギマギしている姿は可愛いよね。なんか毒されてきたかも。
「体操で」
「じゃあ、着替えてくるから待っていてね」
「お、おう」
体操コスプレの人気はそういうことだったからちょっと気をつけてやらないとなあ。なんて思いながら半袖とハーフパンツに着替えた。
ゲームを開始すると何となくお尻の辺りに手が行く配置とかを狙っているのが分かる。不思議なもので自分が抱かれる側になると性的な視線とかが分かるようになるんだよな。女の子達が胸見ている分かるって言ってたのが理解できるわ。
「ゲーム終了」
「くそー、触れんかった」
「触るゲームじゃないし、じゃあ次はメイド、着替えてくるわ」
さぁ、次の服。丈が短いスカートで前屈みになると胸元が見えそうで見えない仕様になっているメイド服にお着替え。着替えを完了させて早速お仕事お仕事。
「ご主人様、今日の紅茶は日本産です。また、ご主人様のお好きなお菓子も用意しました」
メイドなんかになったことないからマナーや言葉遣いとかめちゃくちゃだけど、そこはご愛嬌ってことで。
「かえでも一緒にお茶を飲まないかい?」
「私は、お掃除がありますので」
なんて言ってお掃除の真似ごと。短いスカートで屈んだりしてパンチラしそうでしない絶妙な感じに動くと、お客様は、必死になって見ようと少しソファーでずり落ちそうに座ったり、物を落としたように見せかけて下から覗こうとするんだよな。男ってどこの世界も一緒だ。クレイ様も見たい、でも、そんな真似は出来ないって感じの葛藤が伺える。そんなところが可愛い。そういう人達にはサービス。
「あっ、すみません」
なんて言って物を落として、わざわざ見えるようにか足を伸ばしたまま床に落ちた物を拾う。
「い、いや大丈夫、うん。大丈夫だ」
「ありがとございます、ご主人様。これからお風呂を準備しますね。ご主人様こちらへどうぞ」
「クッ、最高だ」
さぁ、お風呂お風呂の準備。と言ってもお湯はもう準備出来てるから、ご主人様の服を甲斐甲斐しく脱がせる。
わぁお、オーナーって冒険者じゃないのにすごい筋肉。羨ましいぞ。
「ご主人様のお体素敵です」
「そうか?」
「はい。胸の筋肉とか素晴らしいです」
「まぁ、鍛えてるからな」
そうなんだ。鍛えてるのか。俺も鍛えたいけど、筋肉付かないってタイプだからなぁ。羨ましいぜ。とか話ながらお湯に浸かってもらい、頭を洗い始める。
「痒いところはこざいませんか?」
「あぁ、大丈夫だ。気持ちが良い」
「ありがとございます」
水飛沫で胸元が濡れてしまったが、これはこれでエロ要素あり。胸元見られているのがわかりソワソワするがこらはサービス。
「こちらにタオルを置かせて頂きます」
「体は拭いてくれないのか?」
「メイドコースにはそのサービスありません」
「でもメイドは拭いてくれるぞ」
「本当のメイドじゃないからさぁ、じゃあ、部屋で待機してます」
みんなそこまで求めるけどさぁ、もう、臨戦態勢の見えてるし、こっちとしては、そんなとこ拭いたら他のサービスになるわ。
「お飲みをどうぞ」
「ありがとう」
「本日のコースはこれで終わりです」
「えー、早い」
「ご主人様、出勤の時間です」
みんなここから粘るがもう時間だから。
「行ってらっしゃいませ」
「くーうぅ。いいね、行ってらっしゃいませって。家だとなんとも思わないがかえでに言われるのはいいな。早く帰って来てねとか言ってほしいなぁ」
それってメイドって言うか新婚夫婦じゃない?まぁいいか。
「早く帰って来てね、かえでさみしい。ここで待ってるね、また予約してね」
「くっ、良すぎる。嫁最高、早く予約いれなければ」
嫁じゃないし、メイドだし。まぁいいけどね。
「うん。待ってるから」
「じゃぁ、言ってくるからすぐにここに帰ってくる」
「はーい」
返事しながらドアを閉めて、やっと終わり。疲れた。
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