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監禁! 最後の文化祭
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「貴方は、少し感じてはいましたが……とんでもないお人好しですね」
「そんなことはなくない??」
根暗人間とお人好しって対極に位置してるだろ。別に無差別に色んな人に優しくしてる訳でもないし、唐突な評価に困惑する。
たまにお人好しだと言われることはあるが、別に頻度は高くない。チャラ男だとかビッチだとかそういう言葉の方が言われ慣れている。悲しいね。最近だと魔王扱いされてるのだけども。
「ええ本当に。信じられません。一人一人に構っていては非効率的です。そもそも今年の初めも貴方の花壇が踏み荒らされたのですからもう少し怒れば良かったでしょう」
えっ、めっちゃ説教されてるんですけど???? どうして……?
どうやら相当鬱憤が溜まっていたらしく、副会長は眼鏡をかちゃかちゃと言わせながら苛立ったように顔を顰めている。
多分おそらくきっと俺を心配してのことかもしれない。わかんないよもうッコミュ力低いんだからさァッ!
コミュ力が低いというか初手のテンションが維持できずプライドのみで着飾った虚飾から接するたびにボロが出て嫌われるだけだ。
まぁそれを世間一般ではコミュ力が低いというんだけども。
「なんでおれ怒られてんの……? まぁ、副会長が肩肘張らずに接してくれるなら良いけどさぁ~」
「、何が」
「ん……?」
一瞬理知的な光が歪む。えっ、俺今なんて言った? おじいちゃん今日はもう朝食食べたじゃないですかいや違う確かに俺は昨日の晩御飯も思い出せない程度には耄碌してるけど!!
(何~~すごい目が合う~~瞬きしてない~~人形か何かなの~~!?)
いや何!? 何でそんな驚いてるの!?
俺別に変なこと言ってなくない!?
「失礼。今、何と?」
「え? だ、だから……副会長が本音出せるなら、別に何でもいいけどって~…………」
待って俺の発言キモ。
(まるで俺だけが特別♡みたいなこと言ってる全然絡みないのに!! 何なら嫌われてるっぽいのに!!)
そして極め付けに俺は貴方のことわかってますよアピ。うーんキショ。キショオブザイヤー入賞者の発表です!!
「……何故、今までの発言が本音ではないと? これでも誠実に生きているつもりですが」
「あいやもちろんそうなんだけど!! えっと、あの~その……」
瞬きしてくれ~~頼む~~刹那の間だけ俺から目を離して欲しい。ドライアイなるぞ。俺のことSCPとかだと思ってるの?
めちゃくちゃ目を泳がせる俺とは対照的に視線は熱い。下駄箱を見て壁を見て地面を見て周囲を見渡したが他人はおらず助けになるようなこともない。
「……怒んないでね?」
「怒りませんよ」
学校の先生を思い出す。俺が窓割った時素直に名乗り出たら烈火の如く怒られぶん殴られ親に提出された。あの街は時が進んでいないため、じわっと体罰が容認されているので。工事とかも永遠におわんない。
「笑顔が…………その…………嘘っぽいよね? って…………」
「は?」
「怒んないって言ったじ~ゃん!!」
「怒っていませんよ」
じゃあその背後にたちのぼるオーラは何なんだよ。怒ってないと出ないだろそのドス黒い威圧感はさぁ!!
いやでも、他人の笑顔を嘘呼ばわりした俺にも非がある。俺もだってニコニコの時に笑顔が嘘っぽいとか言われたら泣いちゃうもん。
でもだってなんか、なんかさぁッ違うんだもんッ!!
油断しきれてないっていうかずっと優等生でいようって感じがあるっていうか。とにかく真面目なの!!
真道と話す姿や俺たちと遊んでる時にはあんまり見えなかったけど、普通の時に話してるとしんどそうな気配がする。
「てかさ、笑う時? 笑う時が一番違和感っていうか~、こういうところで笑った方が得だなって時に笑ってない~? 眉毛をの角度がさぁ、ちょっとぎこちないかも~」
そう言い繕っていたら、副会長がポカンと目を開けて、すぐにスッと笑った。
これは本当の笑顔かもしれない。表情の移行が綺麗だったので。
「……呆れた観察眼ですね」
それだけ言い切って、副会長は俺の横をすり抜けてどこかへ行ってしまう。何用事があったのだろう。朝から生徒会の仕事だなんて大変だ。
生徒会執行部は忙しいよな。俺は委員長とはいえ権力も責任も特にないので基本的に暇なんだけども…………
「そんなことはなくない??」
根暗人間とお人好しって対極に位置してるだろ。別に無差別に色んな人に優しくしてる訳でもないし、唐突な評価に困惑する。
たまにお人好しだと言われることはあるが、別に頻度は高くない。チャラ男だとかビッチだとかそういう言葉の方が言われ慣れている。悲しいね。最近だと魔王扱いされてるのだけども。
「ええ本当に。信じられません。一人一人に構っていては非効率的です。そもそも今年の初めも貴方の花壇が踏み荒らされたのですからもう少し怒れば良かったでしょう」
えっ、めっちゃ説教されてるんですけど???? どうして……?
どうやら相当鬱憤が溜まっていたらしく、副会長は眼鏡をかちゃかちゃと言わせながら苛立ったように顔を顰めている。
多分おそらくきっと俺を心配してのことかもしれない。わかんないよもうッコミュ力低いんだからさァッ!
コミュ力が低いというか初手のテンションが維持できずプライドのみで着飾った虚飾から接するたびにボロが出て嫌われるだけだ。
まぁそれを世間一般ではコミュ力が低いというんだけども。
「なんでおれ怒られてんの……? まぁ、副会長が肩肘張らずに接してくれるなら良いけどさぁ~」
「、何が」
「ん……?」
一瞬理知的な光が歪む。えっ、俺今なんて言った? おじいちゃん今日はもう朝食食べたじゃないですかいや違う確かに俺は昨日の晩御飯も思い出せない程度には耄碌してるけど!!
(何~~すごい目が合う~~瞬きしてない~~人形か何かなの~~!?)
いや何!? 何でそんな驚いてるの!?
俺別に変なこと言ってなくない!?
「失礼。今、何と?」
「え? だ、だから……副会長が本音出せるなら、別に何でもいいけどって~…………」
待って俺の発言キモ。
(まるで俺だけが特別♡みたいなこと言ってる全然絡みないのに!! 何なら嫌われてるっぽいのに!!)
そして極め付けに俺は貴方のことわかってますよアピ。うーんキショ。キショオブザイヤー入賞者の発表です!!
「……何故、今までの発言が本音ではないと? これでも誠実に生きているつもりですが」
「あいやもちろんそうなんだけど!! えっと、あの~その……」
瞬きしてくれ~~頼む~~刹那の間だけ俺から目を離して欲しい。ドライアイなるぞ。俺のことSCPとかだと思ってるの?
めちゃくちゃ目を泳がせる俺とは対照的に視線は熱い。下駄箱を見て壁を見て地面を見て周囲を見渡したが他人はおらず助けになるようなこともない。
「……怒んないでね?」
「怒りませんよ」
学校の先生を思い出す。俺が窓割った時素直に名乗り出たら烈火の如く怒られぶん殴られ親に提出された。あの街は時が進んでいないため、じわっと体罰が容認されているので。工事とかも永遠におわんない。
「笑顔が…………その…………嘘っぽいよね? って…………」
「は?」
「怒んないって言ったじ~ゃん!!」
「怒っていませんよ」
じゃあその背後にたちのぼるオーラは何なんだよ。怒ってないと出ないだろそのドス黒い威圧感はさぁ!!
いやでも、他人の笑顔を嘘呼ばわりした俺にも非がある。俺もだってニコニコの時に笑顔が嘘っぽいとか言われたら泣いちゃうもん。
でもだってなんか、なんかさぁッ違うんだもんッ!!
油断しきれてないっていうかずっと優等生でいようって感じがあるっていうか。とにかく真面目なの!!
真道と話す姿や俺たちと遊んでる時にはあんまり見えなかったけど、普通の時に話してるとしんどそうな気配がする。
「てかさ、笑う時? 笑う時が一番違和感っていうか~、こういうところで笑った方が得だなって時に笑ってない~? 眉毛をの角度がさぁ、ちょっとぎこちないかも~」
そう言い繕っていたら、副会長がポカンと目を開けて、すぐにスッと笑った。
これは本当の笑顔かもしれない。表情の移行が綺麗だったので。
「……呆れた観察眼ですね」
それだけ言い切って、副会長は俺の横をすり抜けてどこかへ行ってしまう。何用事があったのだろう。朝から生徒会の仕事だなんて大変だ。
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