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おかしな夫婦生活 1
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翌日。私が疲れると言ったからか、朝食が部屋へと運ばれてきた。
運んできたメイドは、不機嫌そのものだ。
まぁ、ウォールヘイト伯爵家の私が嫌われ者なのは仕方ない。
それに、ウォルト様が不在時は、朝食を部屋のベッドで摂ることなどなかった。
ウォルト様が手配したのだろう。
優しいのか、意地悪なのか、よくわからない方だ。
「ウォルト様は、どちらに?」
「ウォルト様は、アリス様と朝食をお摂りになっております」
「そう……」
助かった。急いで食事を摂って、今のうちに仕事へと逃げよう。アリス様と一緒なら、すぐには戻ってこないはず。
ご機嫌斜めなメイドは、朝食をテーブルに置くとさっさと去ってしまう。
ナイトドレスのままでベッドから降りて、お茶を飲めば、ぬるくてとっても濃い。
「……お茶の淹れ方も下手になるほど、嫌いなのね」
こんな使用人たちを抱えて、私がセルシスフィート伯爵家の夫人になれるわけがない。
お互いの領地に入ることさえ嫌っている犬猿の仲の伯爵家。あれを何とかしないといけないのはわかる。たとえ離縁しても……いつまでも犬猿の仲では、領地が滅んでしまう。
そう思うと、少しだけため息が漏れた。
どんな理由があれ、セルシスフィート伯爵家にいれば、お金が入る。給料もいいものだし、三年後には、大金が入るはずだった。それは、どうなるのだろうか。
離縁をする気はないと言ったウォルト様が、何をしたいのかわからないままだ。
「そう言えば、クッキーを焼いてくれるかと言っていたわね……」
眉間にシワを寄せて、むぅっと表情を引き締めて思い出せば、そんなことを言っていた気がする。
重い腰を上げて着替えを済ませて、ウォルト様に気付かれることなく出かけた。
運んできたメイドは、不機嫌そのものだ。
まぁ、ウォールヘイト伯爵家の私が嫌われ者なのは仕方ない。
それに、ウォルト様が不在時は、朝食を部屋のベッドで摂ることなどなかった。
ウォルト様が手配したのだろう。
優しいのか、意地悪なのか、よくわからない方だ。
「ウォルト様は、どちらに?」
「ウォルト様は、アリス様と朝食をお摂りになっております」
「そう……」
助かった。急いで食事を摂って、今のうちに仕事へと逃げよう。アリス様と一緒なら、すぐには戻ってこないはず。
ご機嫌斜めなメイドは、朝食をテーブルに置くとさっさと去ってしまう。
ナイトドレスのままでベッドから降りて、お茶を飲めば、ぬるくてとっても濃い。
「……お茶の淹れ方も下手になるほど、嫌いなのね」
こんな使用人たちを抱えて、私がセルシスフィート伯爵家の夫人になれるわけがない。
お互いの領地に入ることさえ嫌っている犬猿の仲の伯爵家。あれを何とかしないといけないのはわかる。たとえ離縁しても……いつまでも犬猿の仲では、領地が滅んでしまう。
そう思うと、少しだけため息が漏れた。
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離縁をする気はないと言ったウォルト様が、何をしたいのかわからないままだ。
「そう言えば、クッキーを焼いてくれるかと言っていたわね……」
眉間にシワを寄せて、むぅっと表情を引き締めて思い出せば、そんなことを言っていた気がする。
重い腰を上げて着替えを済ませて、ウォルト様に気付かれることなく出かけた。
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