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【116.5話】 真の勇者と勇者の剣 ※少し前の話し※
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剣士、魔物使い、魔法使い、賢者、そうそうたるメンバーが居並ぶ。リリアもその列に控える。
ここはルーダ港の広場。群衆が集まり固唾を飲んで見守る。
人々の視線の先にはキラキラと輝く陽光石の塊に“伝説の勇者の剣”刺さっている。
伝説の勇者の剣はもちろん、伝説の勇者の血を受け継いだ真の勇者、勇者の中の勇者、勇者オブ勇者しか手にすることはできない伝説の剣。
賢者、老練で卓越した魔力と知識の持ち主でも勇者の剣は抜けなかった。がっくりと肩を落として脇に退く。
魔法使い、強力な精神力から生み出される正義の雷。ルーンマスターであっても勇者の血を引くものでなければ剣は岩から抜けなかった。残念そうに脇に退く。
魔物使い。生まれ持ってのカリスマ。魔物を飼ってみたいという夢と希望だけでは果たせない職業。天性の職業。そのセンスを持ってしても勇者の剣は抜けなかった。悔しさを滲ませて脇に退く。
剣士、バランスの取れた肉体、強靭な精神力、鍛え抜かれた剣技、素質と努力を開花させ戦いの世界で生き残れる者だけが得られる名声。そのタレントを持ってしても勇者の剣は抜けなかった。恨めし気と落胆の混ざった表情で脇に退く。
「賢者アンタレス、魔法使いスクブス、魔物使いペレコバ、剣士シュナイデル、誰も勇者の剣は抜けません。さぁ、ルーダリア王国公認勇者リリア、勇者の剣を手に!」
群衆にアナウンスが流れる。
「そんな、ひ弱なお姉ちゃんが勇者なわけねぇぜ」剣士が言う。
「私の魔力を持ってして抜けない剣が、小娘に抜けるわけがない」魔法使いも言う。
「俺の天分を持っても無理だった、その女にはむりさ」魔物使いも叫ぶ。
「わしの力、才能を似て無理じゃった、悪いが娘も失敗じゃろう」賢者も嘯く。
リリアは足場に上がり、岩に片足をかける、ゆっくりと両手で岩に刺さった剣のグリップを握りしめる。
大衆が固唾を飲んで見守る。
この大陸の隅で偶然発見され、ここに運ばれた伝説の勇者エジンが使っていたとされる剣が深く刺さった岩に誰もが目を奪われていた。
有名な冒険者が次々と勇者の称号を手に入れようと挑戦しては、失敗して去っていく。
この世には、もう勇者等存在しえないのだろうか?誰かこの世界を救える物はいないのだろうか?人々にも落胆の表情と最後に残ったリリアへの淡い期待が複雑に交差する。
リリアが剣を手にする、広場は水を打ったような静けさ…
リリアの手に、腕に力がこもった。歯を食いしばり引き抜こうとするが剣は抜けない…
「やっぱりだめか… ルーダリアにはもう、伝説の勇者の血を継ぐ者などいないのであろう…」群衆も諦めかけた時だった…
「ルーダリア王国公認勇者リリア、伝説の勇者エジンの血を正当に受け継ぐ我こそが、この名剣を手にするに相応しい! っでやぁ!」
広場にリリアの凛とした声が響き、リリアの手によって岩から伝説の剣が引き抜かれた。
そして“キラーーーーーン”
大衆「わああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー」
「いやぁ、どもども、お疲れさまでした!剣士さんも皆さんもお疲れ様っした」
リリアはニコニコと愛想良くご挨拶。ここはリアルゴールドとハンズマンが用意した控室。
「リリアちゃん、声が通っていてよかったよ!剣を抜いた時の盛り上がり最高だった!これで勇者の剣リリアモデルシリーズは売れ行きあがるから」担当者もニコニコしている。
リリアモデルの勇者装備一式セットの販売が成功したので、他の商人ギルドが同じように、それぞれモデルを立て、販売キャンペーンを推し始めた。
販売の食いつぶし合いが始まってしまったので、リアルゴールドはリリアがルーダリア王国唯一無二の公認勇者というところに目を付けて、新しい販売戦略を展開し始めた。
もちろん全部演出。
「担当者さん、あたしね、一応本当に由緒ある勇者の子だから公…」
「リリアちゃん、ウチはこれでやってくから今後はルーダ・コートでも、パウロ・コートでも、キャンペーンの最後は大々的にルーダリア城下でもやるかね!よろしくね!」
リリアの素性話しなんかどうでもよいらしい… このおかま野郎め!
「リリアちゃんどうだ!俺たちがヒール役っぽくいじるから、剣を抜いた時の反響良いだろ!」剣士さんや賢者さんたちが帰り準備がてら挨拶。
「うん、歓声が大きくて気持ちよかった。ねぇ、私ってば実は本当に…」
「じゃぁな、リリア、次はルーダ・コートかな?元気で冒険者しとけよ」皆帰っていく。
「…… うん、ありがとう。またね」リリアは手を振る
「リリアさん、次のプロモはルーダ・コートの街ですね。所属街なので大丈夫でしょうが、冒険者活動の予定は入れないでださい」キャシーが言う。
「はいはい。ねぇ、キャシー、あの勇者の血を継ぐ者が剣を抜く演出あるでしょ?あれって実はあたし本当の勇者の子…」
「リリアさん、今日のエキストラは入れ替わる可能性ありますが、やる内容は同じですから」
「…… はい、了解しました…」
誰もリリアが本当の勇者の子孫かどうか… どうでもよい…
「リリたんは本物の本当の勇者の子孫だから、あれが演出でなくても剣は抜けるピョン」
誰もリリアを相手しないのでラビが気を使ってニコニコ微笑みかけてくれる。
何か余計に心が痛む…
ルーダ港のとあるダイニング、日はすっかり暮れて久々上陸できた船員達が大騒ぎを始める時間。
リリア、ラビとディルが仲良く食事。ディルは当然勇者管理室の仕事で来ている。
今日は皆で一品料理をつまんでいる。
ルーダ風鶏唐揚げ、アボカドと海藻サラダ、ビーフシチュー、ホタテとチーズのバター焼きが並ぶ。
「だけど、国は良く許可したわね。前回の全裸試合であんなに厳しく禁止していたのに」リリアが疑問に思っていたことだ。
リリアは前回の全裸事件で国から怒られている。今回はリアルゴールドが直接王国の宣伝相と勇者管理室にかけあって新しい販売戦略にリリアを起用することの許可を得たようだ。
今日、リリアが引き抜いた剣は勇者の剣シリーズモデルとして商品化される。
「今回は試合等過激で管理し難い事が行われるわけではないですから。それに、リアルゴールドから国にも援助が…」ディルは言いながらハッと口をつぐんだ。
「… 待ってまって、今何て言った? お金もらってるの?おかしく無い?この前勇者の名で金儲けのような真似は止めろって言ったの国だよねぇ? お金出されたら、今度はリリアの返事も聞かず引き受けるっておかしくない?… ねぇ?おかしくない?おかしいよね?おかしいと思うでしょ?」リリアの声が上がり始めた。
「これは… 確かに援助は出ていますが、今回の件とその援助資金との直接の関連性は…」ディルが長い説明をしだした。
ラビは“リリたん止めなよ”とそっとリリアの袖を引く。
「いいや、ラビ、言わせてもらうわよ!聞きたくないなら2時間くらいトイレにこもっていたら、きっちりリリアが決着つけとくわ!あたし、勇者に指名された時、あまりの無名さに髪の毛掴まれて追い出された事だってあるんだよ。痛いのに魔物退治して、無給で国のために勇者をやって、いまだにお城のスタッフはルーダリアの勇者が誰か、どんなやつか、全然知らないんだから!国が勇者で儲けるなら勇者だって国から何かもらうべきよ!」リリアは憤慨している。ディルといると何故かこうなる。
「リリア、そもそも勇者は金銭的な見返りを期待するものでは無く… 国への忠義心と国民への慈愛と勇者としての正義を…」
「だいたい、いつもリリアがご馳走してるじゃない!ディルは貴族でしょ!高給取りなんでしょ!なんであたしがいつもご馳走するの!!… 貴族だけど金銭が自由なわけではない?… 宮使えは安定だが給料は思ったほどではない?… リリアはいつだって無料大奉仕サービスよ!今夜はディルがご馳走するのよ!男でしょ!」
リリアは立ち上がって大演説。ディルは口を曲げて黙ったしまった。ラビは二人に気を使って焦っている。
しかし、ご安心を!
ここはルーダ港のダイニング。お酒も入り周りの客はリリアのど憤慨以上に大騒ぎをしている。
ここはルーダ港の広場。群衆が集まり固唾を飲んで見守る。
人々の視線の先にはキラキラと輝く陽光石の塊に“伝説の勇者の剣”刺さっている。
伝説の勇者の剣はもちろん、伝説の勇者の血を受け継いだ真の勇者、勇者の中の勇者、勇者オブ勇者しか手にすることはできない伝説の剣。
賢者、老練で卓越した魔力と知識の持ち主でも勇者の剣は抜けなかった。がっくりと肩を落として脇に退く。
魔法使い、強力な精神力から生み出される正義の雷。ルーンマスターであっても勇者の血を引くものでなければ剣は岩から抜けなかった。残念そうに脇に退く。
魔物使い。生まれ持ってのカリスマ。魔物を飼ってみたいという夢と希望だけでは果たせない職業。天性の職業。そのセンスを持ってしても勇者の剣は抜けなかった。悔しさを滲ませて脇に退く。
剣士、バランスの取れた肉体、強靭な精神力、鍛え抜かれた剣技、素質と努力を開花させ戦いの世界で生き残れる者だけが得られる名声。そのタレントを持ってしても勇者の剣は抜けなかった。恨めし気と落胆の混ざった表情で脇に退く。
「賢者アンタレス、魔法使いスクブス、魔物使いペレコバ、剣士シュナイデル、誰も勇者の剣は抜けません。さぁ、ルーダリア王国公認勇者リリア、勇者の剣を手に!」
群衆にアナウンスが流れる。
「そんな、ひ弱なお姉ちゃんが勇者なわけねぇぜ」剣士が言う。
「私の魔力を持ってして抜けない剣が、小娘に抜けるわけがない」魔法使いも言う。
「俺の天分を持っても無理だった、その女にはむりさ」魔物使いも叫ぶ。
「わしの力、才能を似て無理じゃった、悪いが娘も失敗じゃろう」賢者も嘯く。
リリアは足場に上がり、岩に片足をかける、ゆっくりと両手で岩に刺さった剣のグリップを握りしめる。
大衆が固唾を飲んで見守る。
この大陸の隅で偶然発見され、ここに運ばれた伝説の勇者エジンが使っていたとされる剣が深く刺さった岩に誰もが目を奪われていた。
有名な冒険者が次々と勇者の称号を手に入れようと挑戦しては、失敗して去っていく。
この世には、もう勇者等存在しえないのだろうか?誰かこの世界を救える物はいないのだろうか?人々にも落胆の表情と最後に残ったリリアへの淡い期待が複雑に交差する。
リリアが剣を手にする、広場は水を打ったような静けさ…
リリアの手に、腕に力がこもった。歯を食いしばり引き抜こうとするが剣は抜けない…
「やっぱりだめか… ルーダリアにはもう、伝説の勇者の血を継ぐ者などいないのであろう…」群衆も諦めかけた時だった…
「ルーダリア王国公認勇者リリア、伝説の勇者エジンの血を正当に受け継ぐ我こそが、この名剣を手にするに相応しい! っでやぁ!」
広場にリリアの凛とした声が響き、リリアの手によって岩から伝説の剣が引き抜かれた。
そして“キラーーーーーン”
大衆「わああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー」
「いやぁ、どもども、お疲れさまでした!剣士さんも皆さんもお疲れ様っした」
リリアはニコニコと愛想良くご挨拶。ここはリアルゴールドとハンズマンが用意した控室。
「リリアちゃん、声が通っていてよかったよ!剣を抜いた時の盛り上がり最高だった!これで勇者の剣リリアモデルシリーズは売れ行きあがるから」担当者もニコニコしている。
リリアモデルの勇者装備一式セットの販売が成功したので、他の商人ギルドが同じように、それぞれモデルを立て、販売キャンペーンを推し始めた。
販売の食いつぶし合いが始まってしまったので、リアルゴールドはリリアがルーダリア王国唯一無二の公認勇者というところに目を付けて、新しい販売戦略を展開し始めた。
もちろん全部演出。
「担当者さん、あたしね、一応本当に由緒ある勇者の子だから公…」
「リリアちゃん、ウチはこれでやってくから今後はルーダ・コートでも、パウロ・コートでも、キャンペーンの最後は大々的にルーダリア城下でもやるかね!よろしくね!」
リリアの素性話しなんかどうでもよいらしい… このおかま野郎め!
「リリアちゃんどうだ!俺たちがヒール役っぽくいじるから、剣を抜いた時の反響良いだろ!」剣士さんや賢者さんたちが帰り準備がてら挨拶。
「うん、歓声が大きくて気持ちよかった。ねぇ、私ってば実は本当に…」
「じゃぁな、リリア、次はルーダ・コートかな?元気で冒険者しとけよ」皆帰っていく。
「…… うん、ありがとう。またね」リリアは手を振る
「リリアさん、次のプロモはルーダ・コートの街ですね。所属街なので大丈夫でしょうが、冒険者活動の予定は入れないでださい」キャシーが言う。
「はいはい。ねぇ、キャシー、あの勇者の血を継ぐ者が剣を抜く演出あるでしょ?あれって実はあたし本当の勇者の子…」
「リリアさん、今日のエキストラは入れ替わる可能性ありますが、やる内容は同じですから」
「…… はい、了解しました…」
誰もリリアが本当の勇者の子孫かどうか… どうでもよい…
「リリたんは本物の本当の勇者の子孫だから、あれが演出でなくても剣は抜けるピョン」
誰もリリアを相手しないのでラビが気を使ってニコニコ微笑みかけてくれる。
何か余計に心が痛む…
ルーダ港のとあるダイニング、日はすっかり暮れて久々上陸できた船員達が大騒ぎを始める時間。
リリア、ラビとディルが仲良く食事。ディルは当然勇者管理室の仕事で来ている。
今日は皆で一品料理をつまんでいる。
ルーダ風鶏唐揚げ、アボカドと海藻サラダ、ビーフシチュー、ホタテとチーズのバター焼きが並ぶ。
「だけど、国は良く許可したわね。前回の全裸試合であんなに厳しく禁止していたのに」リリアが疑問に思っていたことだ。
リリアは前回の全裸事件で国から怒られている。今回はリアルゴールドが直接王国の宣伝相と勇者管理室にかけあって新しい販売戦略にリリアを起用することの許可を得たようだ。
今日、リリアが引き抜いた剣は勇者の剣シリーズモデルとして商品化される。
「今回は試合等過激で管理し難い事が行われるわけではないですから。それに、リアルゴールドから国にも援助が…」ディルは言いながらハッと口をつぐんだ。
「… 待ってまって、今何て言った? お金もらってるの?おかしく無い?この前勇者の名で金儲けのような真似は止めろって言ったの国だよねぇ? お金出されたら、今度はリリアの返事も聞かず引き受けるっておかしくない?… ねぇ?おかしくない?おかしいよね?おかしいと思うでしょ?」リリアの声が上がり始めた。
「これは… 確かに援助は出ていますが、今回の件とその援助資金との直接の関連性は…」ディルが長い説明をしだした。
ラビは“リリたん止めなよ”とそっとリリアの袖を引く。
「いいや、ラビ、言わせてもらうわよ!聞きたくないなら2時間くらいトイレにこもっていたら、きっちりリリアが決着つけとくわ!あたし、勇者に指名された時、あまりの無名さに髪の毛掴まれて追い出された事だってあるんだよ。痛いのに魔物退治して、無給で国のために勇者をやって、いまだにお城のスタッフはルーダリアの勇者が誰か、どんなやつか、全然知らないんだから!国が勇者で儲けるなら勇者だって国から何かもらうべきよ!」リリアは憤慨している。ディルといると何故かこうなる。
「リリア、そもそも勇者は金銭的な見返りを期待するものでは無く… 国への忠義心と国民への慈愛と勇者としての正義を…」
「だいたい、いつもリリアがご馳走してるじゃない!ディルは貴族でしょ!高給取りなんでしょ!なんであたしがいつもご馳走するの!!… 貴族だけど金銭が自由なわけではない?… 宮使えは安定だが給料は思ったほどではない?… リリアはいつだって無料大奉仕サービスよ!今夜はディルがご馳走するのよ!男でしょ!」
リリアは立ち上がって大演説。ディルは口を曲げて黙ったしまった。ラビは二人に気を使って焦っている。
しかし、ご安心を!
ここはルーダ港のダイニング。お酒も入り周りの客はリリアのど憤慨以上に大騒ぎをしている。
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