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【151話】 相談相手のビケット
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リリアはルーダ・コートの街にホウキ片手にやってきた。
ビケットにアメルネスカ、ハイネルの相談にやってきたのだ。
「よし、相談の前にとりあえず… メッチャ食べておくから」
リリアはとりあえず鶏料理と焼きトウモロコシは山の様に食べた。
「… 無理な生活続けてないで早く解決しようぜ…」ダカットがリリアに呟く。
「そうか… なるほど、リリアがなぁ」ビケットがリリアの話しを聞いてうむうむと頷く。
ここはビケットのオフィス。冒険者ギルド所属だが自分の事務所を持っている。リリアがビケットのオフィスを訪ねるとブリザも来ていた。
ビケットはレモンティーをすすりながらデスク越しにリリアの話しをじっと聞いていた。ブリザもリリア達にレティーを出すと自らもレティーを手に応接テーブルに座って澄まして何やら読み物をしている。
リリアは事故のどさくさに紛れて奴隷の逃亡を手伝い、匿っているのだ。重罪犯罪だ。下手をしたら罪人の逃亡を手伝う以上の罪を被る可能性がある。
しかし、ベケットは眉一つ動かさず頷きながら聞いている。まるでレストランで「本日のコースは…」とコース説明でも受けているかのようだ。ブリザも一切リアクション無し。
「なるほど、商人ギルド・トラックロジックの奴隷馬車が事故にあって女奴隷が逃げた話は聞いている。それにリリアが関わっていたか… なるほど」
さすが、裏社会を知っている情報通である。「ふーん、そうなのか」的な反応。
「リリア、一つ安心して良いのは、私の持っている情報ではリリア達の名前は一切出ていない。アルヘムの先で奴隷馬車が魔物に襲われて数名死亡、数名重軽傷、奴隷が逃亡したってところだ。誰かが逃亡を手伝っただの、勇者が関与しただのリリアが匿っただのと言う情報はない。今のところトラックロジックの連中は全て事故して扱っている」ベケットが淡々と言う。
「そうなの?上手いこといったのね。まぁ、結構苦労したものね」リリアはちょっとほっとする。
ビケットはリリアの「苦労したものね」と言う言葉を聞いて少しリリアから視線を切った。
「ところで… 報告だけに来たわけではないのだろう。その続きがあるのだろう?」ビケットが言う。
「…… 続き?今の状況は以上だよ。全部話したわ」リリア。
「…… 頼み事に来たのだろう?助けが必要なのだろう?」ビケット。
「… あぁ、そゆことね… そ、二人を助けて欲しいの」リリア。
ベケットは黙って二枚の紙を取り出すとデスクの上に置いた。
「…… あ!これアメルネスカとハイネルだ」
紙には「Alive」と書かれ二人の似顔絵と賞金が表記されている。アメルネスカとハイネルは生け捕り賞金首になっている。似顔絵もちゃんと似ているし、身体特徴も書き込まれている。賞金額も大きい。
「これ、あの商人ギルドが賞金かけたの?」リリアが聞く。
「あぁ、衛兵の詰所、各冒険者酒場等に張ってある。二人をなんとかしてあげられなくは無いが、賞金がかかっているのがやっかいだ。私もコネを持っている。どこかの屋敷の使用人か遠くの教会にでも預けてやりたいが、私自身が最後まで面倒を見られるわけではない。私が直接口利き出来る人間は信用できるが、賞金がかかっている状態では中間の人間の気が変わるとも限らない。裏の世界とはそういうものだ。せめて賞金が取り下げられて半年ほど経ってほとぼりが冷めた頃ならなんとかなる」ビケットが言う。
「賞金が取り下げられるっていつなの?」リリアは聞き返す。
「それは、トラックロジック次第だ。最短で一ヶ月、長ければ見つかるまで延々と。逃亡奴隷か… エルフの性奴隷は特に珍しいからな… この賞金なら半年から一年は懸賞がかかるだろうな。下手をすれば一生…」
「ねぇ、ビケットが最後まで面倒見れないの?何とかならないの?」リリアはデスクに手をついた。
「リリア、良いかい?私が世話をしたら君は二度と彼女たちに出会う事は無いだろう。私もその二人と顔を合わせる事は無いだろう。私はその事実の上で君を安心させるいかなる嘘も口先で言える。しかし、それでは君がここまで苦労してきた甲斐が無いだろう?私も心からリリアとその二人に協力すると言う事は、口先だけで安心させることではない。私が信頼する仲間たちも何でも万能だから信頼関係を築いてきたわけではない。出来る事を実行し、出来ない事は出来ないと責任を持って発言してくれる仲間たちだ。紹介先の屋敷、教会のある村に住み込みで誰かが1年中見張り続ける事は不可能だ。屋敷、村や教会に出入りする人間全てが無欲で協力的とは限らない。この意味わかるだろう?賞金が取り下げられるまでは、牢屋暮らしのような状態でもなければならない」
「わかったようなわからないような… つまりは賞金取り消されることが絶対条件なのね」リリアが声を落とす。
「… トラックロジックか… 今なら私の力でその二人を戻せなくはないが…」ビケットがリリアを見つめる。
「それって、二人はどうなるの?」リリアが聞き返す。
「説明した通りだ。二人に何の保証もない… ただ、リリアの責任はもみ消せる…」
それでは全く意味がない。リリアはお礼を言うとビケットの事務所を後にした。
「…… なぁ、おい、リリア… どうするんだよ…」公園の片隅でベンチに座るリリアにダカットが話しかける。
「リリアがリスクを負う必要ないよ。よくやったよ。ビケットに頼むか商人ギルドに返そうぜ。逃げ回るよりその方が幸せかも知れない。お金渡して解散でもいいだろう。自由は与えてやったんだ、後は自分達の努力と実力次第だ」ダカットが言う。
「ダカット、あなたねぇ… おしゃべりが過ぎると厩のつっかえ棒にして置き去りにするわよ。余計な事言った罰よ! えいっ!」
リリアはダカットを背後の草むらに投げ込んでしまった。
リリアはしばらくベンチで頭を抱えていたが、やがて立ち上がった。
「世の中がそう来るなら、こっちは世の中から隔離してやるわ…」リリアは呟く。口元がキュっとしている。
リリアは公園を立ち去って、街のある一画に向かい… かけて草むらに投げ込んだホウキの事を思い出して拾いに戻り、改めて意を決したように公園を出て行った。
「あら、リリアさんいらっしゃい。今日もボランティアですか?ゴグスタフ先生に御用ですか?先生は今お忙しいので中でお待ちになって」
ルーダ・コートの街の貧民街にある“緑の教会”で働く修道女はリリアを認めると笑顔で対応した。
ここは優秀なゴブリンの治癒術士がほぼ無料で貧しい人達にボランティアする教会。
「今日は用事があってね。待たせてもらう間手伝うよ」
リリアはホウキを部屋の隅に置くとグローブを脱ぎ始めた。
周りでは修道女達が忙しく働いている。
ビケットにアメルネスカ、ハイネルの相談にやってきたのだ。
「よし、相談の前にとりあえず… メッチャ食べておくから」
リリアはとりあえず鶏料理と焼きトウモロコシは山の様に食べた。
「… 無理な生活続けてないで早く解決しようぜ…」ダカットがリリアに呟く。
「そうか… なるほど、リリアがなぁ」ビケットがリリアの話しを聞いてうむうむと頷く。
ここはビケットのオフィス。冒険者ギルド所属だが自分の事務所を持っている。リリアがビケットのオフィスを訪ねるとブリザも来ていた。
ビケットはレモンティーをすすりながらデスク越しにリリアの話しをじっと聞いていた。ブリザもリリア達にレティーを出すと自らもレティーを手に応接テーブルに座って澄まして何やら読み物をしている。
リリアは事故のどさくさに紛れて奴隷の逃亡を手伝い、匿っているのだ。重罪犯罪だ。下手をしたら罪人の逃亡を手伝う以上の罪を被る可能性がある。
しかし、ベケットは眉一つ動かさず頷きながら聞いている。まるでレストランで「本日のコースは…」とコース説明でも受けているかのようだ。ブリザも一切リアクション無し。
「なるほど、商人ギルド・トラックロジックの奴隷馬車が事故にあって女奴隷が逃げた話は聞いている。それにリリアが関わっていたか… なるほど」
さすが、裏社会を知っている情報通である。「ふーん、そうなのか」的な反応。
「リリア、一つ安心して良いのは、私の持っている情報ではリリア達の名前は一切出ていない。アルヘムの先で奴隷馬車が魔物に襲われて数名死亡、数名重軽傷、奴隷が逃亡したってところだ。誰かが逃亡を手伝っただの、勇者が関与しただのリリアが匿っただのと言う情報はない。今のところトラックロジックの連中は全て事故して扱っている」ベケットが淡々と言う。
「そうなの?上手いこといったのね。まぁ、結構苦労したものね」リリアはちょっとほっとする。
ビケットはリリアの「苦労したものね」と言う言葉を聞いて少しリリアから視線を切った。
「ところで… 報告だけに来たわけではないのだろう。その続きがあるのだろう?」ビケットが言う。
「…… 続き?今の状況は以上だよ。全部話したわ」リリア。
「…… 頼み事に来たのだろう?助けが必要なのだろう?」ビケット。
「… あぁ、そゆことね… そ、二人を助けて欲しいの」リリア。
ベケットは黙って二枚の紙を取り出すとデスクの上に置いた。
「…… あ!これアメルネスカとハイネルだ」
紙には「Alive」と書かれ二人の似顔絵と賞金が表記されている。アメルネスカとハイネルは生け捕り賞金首になっている。似顔絵もちゃんと似ているし、身体特徴も書き込まれている。賞金額も大きい。
「これ、あの商人ギルドが賞金かけたの?」リリアが聞く。
「あぁ、衛兵の詰所、各冒険者酒場等に張ってある。二人をなんとかしてあげられなくは無いが、賞金がかかっているのがやっかいだ。私もコネを持っている。どこかの屋敷の使用人か遠くの教会にでも預けてやりたいが、私自身が最後まで面倒を見られるわけではない。私が直接口利き出来る人間は信用できるが、賞金がかかっている状態では中間の人間の気が変わるとも限らない。裏の世界とはそういうものだ。せめて賞金が取り下げられて半年ほど経ってほとぼりが冷めた頃ならなんとかなる」ビケットが言う。
「賞金が取り下げられるっていつなの?」リリアは聞き返す。
「それは、トラックロジック次第だ。最短で一ヶ月、長ければ見つかるまで延々と。逃亡奴隷か… エルフの性奴隷は特に珍しいからな… この賞金なら半年から一年は懸賞がかかるだろうな。下手をすれば一生…」
「ねぇ、ビケットが最後まで面倒見れないの?何とかならないの?」リリアはデスクに手をついた。
「リリア、良いかい?私が世話をしたら君は二度と彼女たちに出会う事は無いだろう。私もその二人と顔を合わせる事は無いだろう。私はその事実の上で君を安心させるいかなる嘘も口先で言える。しかし、それでは君がここまで苦労してきた甲斐が無いだろう?私も心からリリアとその二人に協力すると言う事は、口先だけで安心させることではない。私が信頼する仲間たちも何でも万能だから信頼関係を築いてきたわけではない。出来る事を実行し、出来ない事は出来ないと責任を持って発言してくれる仲間たちだ。紹介先の屋敷、教会のある村に住み込みで誰かが1年中見張り続ける事は不可能だ。屋敷、村や教会に出入りする人間全てが無欲で協力的とは限らない。この意味わかるだろう?賞金が取り下げられるまでは、牢屋暮らしのような状態でもなければならない」
「わかったようなわからないような… つまりは賞金取り消されることが絶対条件なのね」リリアが声を落とす。
「… トラックロジックか… 今なら私の力でその二人を戻せなくはないが…」ビケットがリリアを見つめる。
「それって、二人はどうなるの?」リリアが聞き返す。
「説明した通りだ。二人に何の保証もない… ただ、リリアの責任はもみ消せる…」
それでは全く意味がない。リリアはお礼を言うとビケットの事務所を後にした。
「…… なぁ、おい、リリア… どうするんだよ…」公園の片隅でベンチに座るリリアにダカットが話しかける。
「リリアがリスクを負う必要ないよ。よくやったよ。ビケットに頼むか商人ギルドに返そうぜ。逃げ回るよりその方が幸せかも知れない。お金渡して解散でもいいだろう。自由は与えてやったんだ、後は自分達の努力と実力次第だ」ダカットが言う。
「ダカット、あなたねぇ… おしゃべりが過ぎると厩のつっかえ棒にして置き去りにするわよ。余計な事言った罰よ! えいっ!」
リリアはダカットを背後の草むらに投げ込んでしまった。
リリアはしばらくベンチで頭を抱えていたが、やがて立ち上がった。
「世の中がそう来るなら、こっちは世の中から隔離してやるわ…」リリアは呟く。口元がキュっとしている。
リリアは公園を立ち去って、街のある一画に向かい… かけて草むらに投げ込んだホウキの事を思い出して拾いに戻り、改めて意を決したように公園を出て行った。
「あら、リリアさんいらっしゃい。今日もボランティアですか?ゴグスタフ先生に御用ですか?先生は今お忙しいので中でお待ちになって」
ルーダ・コートの街の貧民街にある“緑の教会”で働く修道女はリリアを認めると笑顔で対応した。
ここは優秀なゴブリンの治癒術士がほぼ無料で貧しい人達にボランティアする教会。
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