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【209.5話】 国境近くのお店で
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フリート帝都から南に下るとフリート帝国ボッドフォート領に入る。
ボッドフォート領をさらに南下するとボッドフォートとルーダリア王国の国境がある。
ルーダリア王国とボッドフォートはあまり国交がなく正規で国境を超えるには国境の監視所か出入国管理所で厳しい調べを受けて出入国となる。
長い国境線や緩衝地帯に延々と壁があり兵士が監視の目を光らせているわけではないが、仕事をしたり、宿に泊まったり、何かあった時に兵士に保護を求める時にははやり正式な手続きを行って入国してきた証明書が無くては不都合が多い。まともな商人、冒険者、旅行者なら少々面倒だがはやり監視所や入国許可所に立ち寄った方が利口だ。
収穫祭も近い時期
「フィフティステップス・ハンドレッドステップス(ウッドルーツ・ルーダリア緩衝地帯監視所店)」それが監視所の手前にあるこのお店の正式名だ。
主に旅行に必要なグッズと簡易な武器、防具、雑貨を売っている。
今日は店長のロレン、バイトのテミィ、ガードのソロドンが働いている。
客足はなかなか良い、最寄りの村を出発して国境を超える手前で買い物できるお店は今のところはここだけだ。向かいに一件お店があるがそこは食事しか提供していない。
ここに足を止めて必要な物を準備してから国境超える者が多い。売り上げも約束されている。
ただ残念なことに監視所の手前で何もない場所なのであまり治安が良くない。
何かあったら全力で国境警備兵か近くの巡回兵に知らせに行く。
まぁ村まで買い物に行く必要がなくなるという事で兵士達も結構立ち寄ってくれる。
この店は午前中の早い時間が一番忙しい。
国境を越えていく者は朝一で村を出発して夕暮れまでにルーダリア領内の村を目指す。
昼時前に一度暇な時間があり、午後から夕方前までルーダリアから越境してきた旅行者や商隊がバラバラと店に立ち寄る。
店長のロレンはフリートから来た商人ギルド・ウッドルーツの正ギルメン。ガードのソロドン、テミィともう一人のバイト、ジェフリーは最寄りの村民。
「店長、ありがとうございました。休憩終了です」
テミィがご飯休憩を済ませて店内に戻ってきた。お客はいないようだ。
「テミィちゃんは今日もお弁当だったのかい?偉いねぇ」店長が笑う。
「昼代がもったいないですから」テミィは明るく答えてお店番を交代した。
食事処は目の前だが、毎日お金を出してお昼を食べる余裕はない。
テミィは必ずお弁当を持って来ている。
「裏で事務をしているからよろしくな」ロレンは事務室に入っていった。
「あぁ、ここだな、国境手前のお店って」
テミィに続きソロドンがお昼休憩から戻ってきたのを追うように男性冒険者が三人お店に入ってきた。
「いらっしゃいませ」テミィが挨拶する。
「不足品があったんだけど村で聞いたら最近国境近くにアイテムショップが出来たと言われてね、ルーダリア王国は初めてだから必需品が揃えられて助かったよ」
買い物をしながら男が話しかけてきた。
「このお店は結構最近できたんです。村から外れて少し危ないですが、仕事が出来て感謝しています」テミィが愛想よく答える。
「そうか最近できたのか… この店の名前、フィフティステップス・ハンドレッドステップスって何だい?随分変わった名前だね… それに長いよ…」男が笑う。
「皆さんそう言います。変わった名前で覚えてもらいやすく、監視所まで五十歩程度、監視所からルーダリア王国に入国するまで百歩ほどの距離しかなく、国境近くのお店ですって意味らしいですよ。それと古の表現で五十歩も百歩も違いは無いって意味もあるようです」
テミィはすらすらと答えた。実際に良く話題にされるし、店長が面白そうにお客に話題するのを聞いて覚えている。
「監視所まで五十歩?そんな事はないだろう、監視所なんてまだ見えなかったよ」男が言う。
「はい、実際にはもうちょっと先ですね。皆さま同じことを言います。そう言われると店長はジャイアントの歩幅で測ったんだと笑って説明しています」テミィも笑いながら説明。
「あぁ、ははは… 君は雇われなのか… 今からでもルーダリアに入って安全に村につけるかな?」男がテミィに聞く。
「監視所と緩衝地帯を超える時間、ルーダリア側での入国審査の時間を合わせてもルーダリア王国側の最寄りの村までおやつ時にはつくみたいです。夕方までにはつきますよ」テミィは説明した。
これもソロドンと店長が良く説明をしている。
「君、ルーダリアにはいった事あるのかい?」男の質問。
「いいえ、私はありません。詳しい話を聞きたいならガードのソロドンさんが詳しいですよ」
テミィは説明すると店先に立っているソロドンを呼んだ。
「ソロドンさん、こちらのお客様がルーダリアの旅行について詳しくお話を聞きたいそうです」
テミィが声をかけると大剣を腰に下げて店頭に立っていたリザードマンが振り返った。
「これから国境を超えるのか、引退して久しいが何度かルーダリアの都までいったことがある」
ソロドンは言いながら喜んでお客の話し相手を始めた。
「ありがとう、アイテムは揃えられたし、色々旅行事情が知れて助かったよ」
男たちはカウンターでお金を払う。
「ルーダリア王国へようこそ?… 地図があるぜ、買っておくか?」
男たちの一人がカウンターに置かれていた本を手にした。開くとルーダリアの地図。
「そうだな、一つ持っておこうか… ってこの地図は有料なのかよ、しかも298G?いったい誰が買うんだこんな地図!どうせないよりましだ程度なんだろ?」
値段を見て三人が目を丸くして呆れている。
当然だ、地図など町の案内書で無料かお店で売られている物で10G程度、その代わり本当に無いよりはましだ程度の代物。
「ルーダリアにご旅行される人にはおすすめしています。それは11枚の地図が綴じ込みなった地図でルーダリア国内全部の地図ですが、こちらの地図は1枚で35Gです。ここから国境を越えた周辺だけの地図です」テミィが愛想よく地図をすすめる。
「この店は国境近くにあって便利だけど… 地図は足元見過ぎだろ、こんな値段で買う奴がいるものか」男たちは鼻で笑っている。
「… その地図はその辺の地図とは違うぞ。ルーダリアのある冒険者が国中を回って詳細を書き込んだそうじゃ。わしも長い事国境を超えていないがその地図がかなり正確なのは見てわかる、わしはその簡易版の方をだけでも持っておくのをすすめるがな。戻ってきた連中は地図の精度に驚いておった、なかなか評判良い地図のようだ。命と安全には変えられんよ…」ソロドンが若者の様子を見ながら言う。
「………」
男たちは促されてもう一度地図を手に取ってまじまじと見た。
「… うーん、正確かどうかわからないが確かに記載は詳細にされてるみたいだな」
「ごちゃごちゃ描かれているのと正確に描かれているのではわけが違うぜ。35Gは高いだろ」
「ま、行っていきなり迷子になるくらいなら物は試しに買っておこうか。愛想のよいお嬢さんとガードさんの情報料込みで考えたら良い値段だ。この…リリアマップを一枚買おう」
一番ソロドンとおしゃべりをしていた男が地図をテミィに差し出した。
「35Gの地図もお買い上げですね、ありがとうございます、お気をつけてご旅行を」テミィはニコニコと挨拶をする。
「ガードさん、色々ありがとう、あなたにご武運を」
男たちは装備を整えて国境に向かう。
「あぁ、無事にもどったらまた店に顔をだして、土産話でも聞かせてくれよ」
ソロドンは森の道を抜けていく若者たちを見送っていた。その先に監視所の建物がわずかだが見えている。
ソロドンが見ると若者たちが去った道から旅行者がやってくるのが見えて来た。
「朝一でルーダリア側から入国してきた旅人だな…」
ソロドンは呟くと明るい日差しの中、肩を張って姿勢を正した。
ボッドフォート領をさらに南下するとボッドフォートとルーダリア王国の国境がある。
ルーダリア王国とボッドフォートはあまり国交がなく正規で国境を超えるには国境の監視所か出入国管理所で厳しい調べを受けて出入国となる。
長い国境線や緩衝地帯に延々と壁があり兵士が監視の目を光らせているわけではないが、仕事をしたり、宿に泊まったり、何かあった時に兵士に保護を求める時にははやり正式な手続きを行って入国してきた証明書が無くては不都合が多い。まともな商人、冒険者、旅行者なら少々面倒だがはやり監視所や入国許可所に立ち寄った方が利口だ。
収穫祭も近い時期
「フィフティステップス・ハンドレッドステップス(ウッドルーツ・ルーダリア緩衝地帯監視所店)」それが監視所の手前にあるこのお店の正式名だ。
主に旅行に必要なグッズと簡易な武器、防具、雑貨を売っている。
今日は店長のロレン、バイトのテミィ、ガードのソロドンが働いている。
客足はなかなか良い、最寄りの村を出発して国境を超える手前で買い物できるお店は今のところはここだけだ。向かいに一件お店があるがそこは食事しか提供していない。
ここに足を止めて必要な物を準備してから国境超える者が多い。売り上げも約束されている。
ただ残念なことに監視所の手前で何もない場所なのであまり治安が良くない。
何かあったら全力で国境警備兵か近くの巡回兵に知らせに行く。
まぁ村まで買い物に行く必要がなくなるという事で兵士達も結構立ち寄ってくれる。
この店は午前中の早い時間が一番忙しい。
国境を越えていく者は朝一で村を出発して夕暮れまでにルーダリア領内の村を目指す。
昼時前に一度暇な時間があり、午後から夕方前までルーダリアから越境してきた旅行者や商隊がバラバラと店に立ち寄る。
店長のロレンはフリートから来た商人ギルド・ウッドルーツの正ギルメン。ガードのソロドン、テミィともう一人のバイト、ジェフリーは最寄りの村民。
「店長、ありがとうございました。休憩終了です」
テミィがご飯休憩を済ませて店内に戻ってきた。お客はいないようだ。
「テミィちゃんは今日もお弁当だったのかい?偉いねぇ」店長が笑う。
「昼代がもったいないですから」テミィは明るく答えてお店番を交代した。
食事処は目の前だが、毎日お金を出してお昼を食べる余裕はない。
テミィは必ずお弁当を持って来ている。
「裏で事務をしているからよろしくな」ロレンは事務室に入っていった。
「あぁ、ここだな、国境手前のお店って」
テミィに続きソロドンがお昼休憩から戻ってきたのを追うように男性冒険者が三人お店に入ってきた。
「いらっしゃいませ」テミィが挨拶する。
「不足品があったんだけど村で聞いたら最近国境近くにアイテムショップが出来たと言われてね、ルーダリア王国は初めてだから必需品が揃えられて助かったよ」
買い物をしながら男が話しかけてきた。
「このお店は結構最近できたんです。村から外れて少し危ないですが、仕事が出来て感謝しています」テミィが愛想よく答える。
「そうか最近できたのか… この店の名前、フィフティステップス・ハンドレッドステップスって何だい?随分変わった名前だね… それに長いよ…」男が笑う。
「皆さんそう言います。変わった名前で覚えてもらいやすく、監視所まで五十歩程度、監視所からルーダリア王国に入国するまで百歩ほどの距離しかなく、国境近くのお店ですって意味らしいですよ。それと古の表現で五十歩も百歩も違いは無いって意味もあるようです」
テミィはすらすらと答えた。実際に良く話題にされるし、店長が面白そうにお客に話題するのを聞いて覚えている。
「監視所まで五十歩?そんな事はないだろう、監視所なんてまだ見えなかったよ」男が言う。
「はい、実際にはもうちょっと先ですね。皆さま同じことを言います。そう言われると店長はジャイアントの歩幅で測ったんだと笑って説明しています」テミィも笑いながら説明。
「あぁ、ははは… 君は雇われなのか… 今からでもルーダリアに入って安全に村につけるかな?」男がテミィに聞く。
「監視所と緩衝地帯を超える時間、ルーダリア側での入国審査の時間を合わせてもルーダリア王国側の最寄りの村までおやつ時にはつくみたいです。夕方までにはつきますよ」テミィは説明した。
これもソロドンと店長が良く説明をしている。
「君、ルーダリアにはいった事あるのかい?」男の質問。
「いいえ、私はありません。詳しい話を聞きたいならガードのソロドンさんが詳しいですよ」
テミィは説明すると店先に立っているソロドンを呼んだ。
「ソロドンさん、こちらのお客様がルーダリアの旅行について詳しくお話を聞きたいそうです」
テミィが声をかけると大剣を腰に下げて店頭に立っていたリザードマンが振り返った。
「これから国境を超えるのか、引退して久しいが何度かルーダリアの都までいったことがある」
ソロドンは言いながら喜んでお客の話し相手を始めた。
「ありがとう、アイテムは揃えられたし、色々旅行事情が知れて助かったよ」
男たちはカウンターでお金を払う。
「ルーダリア王国へようこそ?… 地図があるぜ、買っておくか?」
男たちの一人がカウンターに置かれていた本を手にした。開くとルーダリアの地図。
「そうだな、一つ持っておこうか… ってこの地図は有料なのかよ、しかも298G?いったい誰が買うんだこんな地図!どうせないよりましだ程度なんだろ?」
値段を見て三人が目を丸くして呆れている。
当然だ、地図など町の案内書で無料かお店で売られている物で10G程度、その代わり本当に無いよりはましだ程度の代物。
「ルーダリアにご旅行される人にはおすすめしています。それは11枚の地図が綴じ込みなった地図でルーダリア国内全部の地図ですが、こちらの地図は1枚で35Gです。ここから国境を越えた周辺だけの地図です」テミィが愛想よく地図をすすめる。
「この店は国境近くにあって便利だけど… 地図は足元見過ぎだろ、こんな値段で買う奴がいるものか」男たちは鼻で笑っている。
「… その地図はその辺の地図とは違うぞ。ルーダリアのある冒険者が国中を回って詳細を書き込んだそうじゃ。わしも長い事国境を超えていないがその地図がかなり正確なのは見てわかる、わしはその簡易版の方をだけでも持っておくのをすすめるがな。戻ってきた連中は地図の精度に驚いておった、なかなか評判良い地図のようだ。命と安全には変えられんよ…」ソロドンが若者の様子を見ながら言う。
「………」
男たちは促されてもう一度地図を手に取ってまじまじと見た。
「… うーん、正確かどうかわからないが確かに記載は詳細にされてるみたいだな」
「ごちゃごちゃ描かれているのと正確に描かれているのではわけが違うぜ。35Gは高いだろ」
「ま、行っていきなり迷子になるくらいなら物は試しに買っておこうか。愛想のよいお嬢さんとガードさんの情報料込みで考えたら良い値段だ。この…リリアマップを一枚買おう」
一番ソロドンとおしゃべりをしていた男が地図をテミィに差し出した。
「35Gの地図もお買い上げですね、ありがとうございます、お気をつけてご旅行を」テミィはニコニコと挨拶をする。
「ガードさん、色々ありがとう、あなたにご武運を」
男たちは装備を整えて国境に向かう。
「あぁ、無事にもどったらまた店に顔をだして、土産話でも聞かせてくれよ」
ソロドンは森の道を抜けていく若者たちを見送っていた。その先に監視所の建物がわずかだが見えている。
ソロドンが見ると若者たちが去った道から旅行者がやってくるのが見えて来た。
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*表現が不適切なところがあるかもしれませんが、その事に対して推奨しているわけではありません。物語としての表現です。不快であればそのまま閉じてください。
*いつもどおり程々に誤字脱字はあると思います。確認はしておりますが、どうしても漏れてしまっています。
*他のサイトでは別のタイトル名で投稿しております。小説家になろう様では異世界恋愛部門で日間8位となる評価をいただきました。
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