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【240.5話】 リリアとメリル、ハーティとキューと 前編 ※少し前の話し※
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リリアは矢を弓につがえ、狙撃に入る。
すぅっと鼻から呼吸をするとゆっくりと息を止めて矢先をターゲットの心臓に合わせた。
一昨日、メリルがハーティを連れてリリアのところにやってきた。
「メリルとハーティがリリアに用事で来ていますよ」
リリアがギルドの自室でノンビリしていたらコトロがノックをしてドア越しに伝えると、賑やかなバーに下りて行った。
「ランディの心臓を射止めて欲しいって!?」
バー・ルーダの風のカウンターでメリルから狙撃の相談を受けたリリアが声をあげる。
「しっ!声大きいよ…」メリルがリリアを制す。
コトロがじろっとリリア達の方を見た。
「あれって違法じゃなかったっけ?やってあげたいけど不味いよ」
リリアが少しメリルに身を寄せ口に手を添えてヒソヒソと言う。
宜しくない相談をしているので、リリアの心遣いはありがたいが、いかにも秘密の相談しています風だ。
コトロがじろじろと見ている。
メリルの相談はリリアにハーティの召喚妖精、キューピッドが作った矢で、意中の人のハートを射止めて欲しいと言うのだ。
今夜メリルはハーティとハーティの召喚妖精、キューを連れてバーにやってきた。
「気持ちはわかるけど… 相手に魔法や精神効果を与えて婚姻の約束させるのは違法だよ、バレたら婚約破棄や離婚の理由になるし、下手したら結婚詐欺になるはずだよ。個人契約の自由の第〇条なんちゃら項とか、こういうのコトロがやた詳しい…」
リリアが言いながらチラっとコトロを見たら、視線がバチっと合った。慌てて目を逸らすリリア。演技下手!怪しさを大爆発させている。
「知ってるわよ、わかってるわよ、だけどどうしても、チャンス欲しいの、お願い!ターニアやブリギットだって、キューピッドを使ったけど、結局幸せになってるでしょ?きっかけよ、きっかけが大事、実際に付き合ってみて上手くいくならそれでお互いハッピーになるじゃない」メリルが力説してくる。
「まぁ、そういう例もあるけど… 覚めて地獄絵図のケースもあるよ… うーん…付き合ってみて実際にお互い本当に好きになるケースもあるから… まぁ… ねぇ、ハーティはそれでいいの?」リリアがハーティに聞く。
「キューは結構能力高いから、キューの矢に当たればぶん殴り合いした相手でもその日の夜にベッドイン可能よ」ハーティは事も無げに言う。
「… ちょっと論点が違うけど… キューは賛成なの?」リリア。
「僕の力にかかれば、最近流行のゲイやレズビアンカップルだってお手の物ですよ。神の力は偉大なり」
ハーティの肩に座っていたキューはリリアに聞かれると、飛び上がって胸を張っている。
「何かちょっと論点が… なんでリリアに相談に来たの?キューがやったらいいじゃない」リリアの当然な疑問。
「だってリリア、弓だけはすごいじゃない。逆に言ったら弓を使わなかったら存在価値が微塵も無いじゃない」メリル。
「ねぇ、これ以上相談を聞く前に、ローリングソバットぶちかましてもいいかなぁ… だから、弓ならキューだって出来るじゃない。むしろリリアが射ても意味無いんじゃないの?」リリア。
「それはね…」メリルが説明を始める。
ランディのハートを鷲掴みにしたいメリルがキューに矢を作ってもらってリリアに射てもらおうというのだ。
最近ランディがソフィーナと急速に親しくなりつつあり、射ても立ってもいられなくなったメリルは強硬手段にうったえる。
ただ、キューピットの射撃距離は非常に短いもので、街中では目立ち、気がつかれたら周囲の誰かに効果を解消されやすい。また、射とめる距離が延びれば延びるほど効果が大きくなることもあり、リリアに頼みに来たという。
「… そうなの? 距離の効果って関係あるの?キューの射撃距離ってそんなに短いの?」リリアが聞き返す。
「挿し絵や壁画に描かれているキューピットをご存じないのですか?皆決して描画の範囲からはみ出ない距離から狙っているではないですか。キューピットの矢が届く距離は決して長くありません。また、それ前提なので我々も決して狙撃の腕は良い方ではありません」キューが胸を張って言う。
なんならちょっと“おまえ、絵を見たこと無いの?”的口調。
「ちょっとイラっとくる言い方よね、全裸少年。そういえばそうだけど… あれは絵だと思ってた、実際あの距離程度なのね。あれなら射る意味あんまりないよね、ナイフ攻撃って範囲」リリアも少し棘を出す。
「時々勘違いした人間がいますけど、そもそもあなたは僕たちが物理的に矢を遠距離に放てると思っていたのですか?僕の体を見てください。人間の掌サイズ、弓だってそれなりです。弓を扱うあなたが、物理を理解していないとは驚きです」キューが言う。
「なんだか生意気なよね。チンポコ丸出しで下手したらケツの穴まで見せびらかして飛んでるくせに… だって魔法の一種だから、どんな距離でも矢が飛ばせると思うじゃないの… それにしても、距離が離れたら効果が上がるものなの?それにリリアが射たら、リリアが術者になるんじゃないの?」リリアが質問する。
「術者に関しては問題ありません。矢は願い人、つまり今回はメリルの想いで創造されます。リリアは代行人としてロールに入れれば良いのです。そもそも代理代行不可能であるなら、対象者は全員キューピットに恋をしてしまうことになります。それに、狙撃距離が延びれば実際に効果は高まります。ロング・ショット、大穴狙いのスキル効果が飛行距離によって付与されるのです。人間には認知できませんが、人と人の間には物理的距離以外に精神距離という物がありまして… これは見えない心の壁と言うべきものなのですが… 精神界ではこの殻の内側でのみ起こる心の動きより、殻を外から破ってもたらされる精神的な衝撃を与えることにより… また、この時に射手側からターゲットへと発せられる、遂行意識、集中力、思念を… これを、人間に感覚的かつ直感的にわかりやすく式に代入して数値化すると…」
「ちょ、ちょっ、わかった、わかった、効果あるのね。遠距離狙撃が効果をあげるから、リリアに頼みたいのね、わかった、わかったよ」
完全物理派のリリアには妖精界の話しは難解だが、とにかくリリアに頼みたい理由がある事は理解できた。
「おや、これはさすが勇者を務めるだけの実力はあるようですね。みなまで説明しても人間には理解できない人も多いようですが、説明半分くらいで複雑な物理界と精神界が混在する魔法化学を理解されるとは、御見それいたしました」キューは感心している。
「いや… まぁ… そうね。リリアは勇者だからね… 伊達じゃないわよ… とにかくやるのね」リリア。
「お願い、リリア、あなたが頼り。ソフィーナなんかに取られたくないのよ。あんなに色んな男に色目使って… あの女はたらしよ、阿婆擦れよ、絶対ソフィーナなんかに取られてなるものか… ねぇ、リリア、お願い、ランディのハートを射抜いちゃってよ。図々しいソフィーナと違って、私奥手で… シャイなのよ… 助けてよ」メリル。
「えぇ… 今リリアにぶつけている気合の半分もあったらランディもどうにかできそうだけど… キューの弓なんてあんな小さいの、リリアが射てもそんなに飛ばないよ。リリアの力で引いたら壊れるよ」リリアが言う。
「それは心配に及びません、女神から大きな弓を借りてきますから」キュー。
「何か… 色々無理があるような気がするけど… ハーティはこれで良いの?」リリアが聞く。
「私は召喚主として召喚するまで、その先のビジネスはキューに任せて立ち入らない主義なのよ」ハーティは冷静。
「僕は難解な恋ほど燃える主義なのです」
「リリア、お願い!ランディを魔の手から解放したいの」
「なんだか… あんまり良い事じゃない気がするけど… やってみるよ…」
リリアは承諾した。
コトロはカウンター越しにお酒を作りながら立ち聞きしている。
すぅっと鼻から呼吸をするとゆっくりと息を止めて矢先をターゲットの心臓に合わせた。
一昨日、メリルがハーティを連れてリリアのところにやってきた。
「メリルとハーティがリリアに用事で来ていますよ」
リリアがギルドの自室でノンビリしていたらコトロがノックをしてドア越しに伝えると、賑やかなバーに下りて行った。
「ランディの心臓を射止めて欲しいって!?」
バー・ルーダの風のカウンターでメリルから狙撃の相談を受けたリリアが声をあげる。
「しっ!声大きいよ…」メリルがリリアを制す。
コトロがじろっとリリア達の方を見た。
「あれって違法じゃなかったっけ?やってあげたいけど不味いよ」
リリアが少しメリルに身を寄せ口に手を添えてヒソヒソと言う。
宜しくない相談をしているので、リリアの心遣いはありがたいが、いかにも秘密の相談しています風だ。
コトロがじろじろと見ている。
メリルの相談はリリアにハーティの召喚妖精、キューピッドが作った矢で、意中の人のハートを射止めて欲しいと言うのだ。
今夜メリルはハーティとハーティの召喚妖精、キューを連れてバーにやってきた。
「気持ちはわかるけど… 相手に魔法や精神効果を与えて婚姻の約束させるのは違法だよ、バレたら婚約破棄や離婚の理由になるし、下手したら結婚詐欺になるはずだよ。個人契約の自由の第〇条なんちゃら項とか、こういうのコトロがやた詳しい…」
リリアが言いながらチラっとコトロを見たら、視線がバチっと合った。慌てて目を逸らすリリア。演技下手!怪しさを大爆発させている。
「知ってるわよ、わかってるわよ、だけどどうしても、チャンス欲しいの、お願い!ターニアやブリギットだって、キューピッドを使ったけど、結局幸せになってるでしょ?きっかけよ、きっかけが大事、実際に付き合ってみて上手くいくならそれでお互いハッピーになるじゃない」メリルが力説してくる。
「まぁ、そういう例もあるけど… 覚めて地獄絵図のケースもあるよ… うーん…付き合ってみて実際にお互い本当に好きになるケースもあるから… まぁ… ねぇ、ハーティはそれでいいの?」リリアがハーティに聞く。
「キューは結構能力高いから、キューの矢に当たればぶん殴り合いした相手でもその日の夜にベッドイン可能よ」ハーティは事も無げに言う。
「… ちょっと論点が違うけど… キューは賛成なの?」リリア。
「僕の力にかかれば、最近流行のゲイやレズビアンカップルだってお手の物ですよ。神の力は偉大なり」
ハーティの肩に座っていたキューはリリアに聞かれると、飛び上がって胸を張っている。
「何かちょっと論点が… なんでリリアに相談に来たの?キューがやったらいいじゃない」リリアの当然な疑問。
「だってリリア、弓だけはすごいじゃない。逆に言ったら弓を使わなかったら存在価値が微塵も無いじゃない」メリル。
「ねぇ、これ以上相談を聞く前に、ローリングソバットぶちかましてもいいかなぁ… だから、弓ならキューだって出来るじゃない。むしろリリアが射ても意味無いんじゃないの?」リリア。
「それはね…」メリルが説明を始める。
ランディのハートを鷲掴みにしたいメリルがキューに矢を作ってもらってリリアに射てもらおうというのだ。
最近ランディがソフィーナと急速に親しくなりつつあり、射ても立ってもいられなくなったメリルは強硬手段にうったえる。
ただ、キューピットの射撃距離は非常に短いもので、街中では目立ち、気がつかれたら周囲の誰かに効果を解消されやすい。また、射とめる距離が延びれば延びるほど効果が大きくなることもあり、リリアに頼みに来たという。
「… そうなの? 距離の効果って関係あるの?キューの射撃距離ってそんなに短いの?」リリアが聞き返す。
「挿し絵や壁画に描かれているキューピットをご存じないのですか?皆決して描画の範囲からはみ出ない距離から狙っているではないですか。キューピットの矢が届く距離は決して長くありません。また、それ前提なので我々も決して狙撃の腕は良い方ではありません」キューが胸を張って言う。
なんならちょっと“おまえ、絵を見たこと無いの?”的口調。
「ちょっとイラっとくる言い方よね、全裸少年。そういえばそうだけど… あれは絵だと思ってた、実際あの距離程度なのね。あれなら射る意味あんまりないよね、ナイフ攻撃って範囲」リリアも少し棘を出す。
「時々勘違いした人間がいますけど、そもそもあなたは僕たちが物理的に矢を遠距離に放てると思っていたのですか?僕の体を見てください。人間の掌サイズ、弓だってそれなりです。弓を扱うあなたが、物理を理解していないとは驚きです」キューが言う。
「なんだか生意気なよね。チンポコ丸出しで下手したらケツの穴まで見せびらかして飛んでるくせに… だって魔法の一種だから、どんな距離でも矢が飛ばせると思うじゃないの… それにしても、距離が離れたら効果が上がるものなの?それにリリアが射たら、リリアが術者になるんじゃないの?」リリアが質問する。
「術者に関しては問題ありません。矢は願い人、つまり今回はメリルの想いで創造されます。リリアは代行人としてロールに入れれば良いのです。そもそも代理代行不可能であるなら、対象者は全員キューピットに恋をしてしまうことになります。それに、狙撃距離が延びれば実際に効果は高まります。ロング・ショット、大穴狙いのスキル効果が飛行距離によって付与されるのです。人間には認知できませんが、人と人の間には物理的距離以外に精神距離という物がありまして… これは見えない心の壁と言うべきものなのですが… 精神界ではこの殻の内側でのみ起こる心の動きより、殻を外から破ってもたらされる精神的な衝撃を与えることにより… また、この時に射手側からターゲットへと発せられる、遂行意識、集中力、思念を… これを、人間に感覚的かつ直感的にわかりやすく式に代入して数値化すると…」
「ちょ、ちょっ、わかった、わかった、効果あるのね。遠距離狙撃が効果をあげるから、リリアに頼みたいのね、わかった、わかったよ」
完全物理派のリリアには妖精界の話しは難解だが、とにかくリリアに頼みたい理由がある事は理解できた。
「おや、これはさすが勇者を務めるだけの実力はあるようですね。みなまで説明しても人間には理解できない人も多いようですが、説明半分くらいで複雑な物理界と精神界が混在する魔法化学を理解されるとは、御見それいたしました」キューは感心している。
「いや… まぁ… そうね。リリアは勇者だからね… 伊達じゃないわよ… とにかくやるのね」リリア。
「お願い、リリア、あなたが頼り。ソフィーナなんかに取られたくないのよ。あんなに色んな男に色目使って… あの女はたらしよ、阿婆擦れよ、絶対ソフィーナなんかに取られてなるものか… ねぇ、リリア、お願い、ランディのハートを射抜いちゃってよ。図々しいソフィーナと違って、私奥手で… シャイなのよ… 助けてよ」メリル。
「えぇ… 今リリアにぶつけている気合の半分もあったらランディもどうにかできそうだけど… キューの弓なんてあんな小さいの、リリアが射てもそんなに飛ばないよ。リリアの力で引いたら壊れるよ」リリアが言う。
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「何か… 色々無理があるような気がするけど… ハーティはこれで良いの?」リリアが聞く。
「私は召喚主として召喚するまで、その先のビジネスはキューに任せて立ち入らない主義なのよ」ハーティは冷静。
「僕は難解な恋ほど燃える主義なのです」
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*他のサイトでは別のタイトル名で投稿しております。小説家になろう様では異世界恋愛部門で日間8位となる評価をいただきました。
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