25 / 47
後編
25.入り乱れて手に負えない
しおりを挟む
「……大丈夫ですか?」
「……うん」
長椅子の上に半ば寝転がるような体勢で、ティノールトはレーネを抱えてずっと撫でてくれている。
甘えている場合ではない、と思うのだが、少し前までの狂乱と移動の疲れもあるのか、子どものようにあやされているのが心地よくて、離れがたい。
「……まだ、戻りそうにないですか?」
「わからない……体の真ん中が、すーすーする」
レーネは今までセーフワードを使われたことがなかったから、CommandもGlareも使えない状態になったことはなかった。Domとしての能力というのは、案外体の深いところに結びついているものらしい。腹の少し下あたりがなんだか心もとなくて、立っていても座っていても居心地が悪かった。
自分一人で立とうとしてぐらりと傾いたレーネを、ティノールトが無言で抱き上げて今に至る。
詳しく調べたことはないが、時間を置いたら戻るという話を聞いたことはあって、二人でレーネの回復を待っているところだ。ここは執務室の横に設けられている小部屋の一つだそうで、将軍付きの補佐官が個別に使ったり、内密な話をしたりするときに使うらしい。今はティノールトやリィロンというSubの人員がいるので、そういう事態のときにも使っているそうだ。
「すみません、他に方法が思いつかなくて……」
「君は悪くない。僕も、自分のことなのにどうにもできなかったし……いろいろ、ごめん」
心配そうにレーネの顔をのぞき込んでは、ティノールトが何度も謝罪の言葉を口にする。ティノールトが悪いわけではないし、むしろレーネが冷静さを失ったのが原因だ。Glareを叩きつけてしまったことも、その場の後始末も任せきりにしてしまったことも含めて、レーネもティノールトに謝った。
「元はといえば、俺が驚かせたのが」
「……うん、驚いた」
執務机の後ろに座っていたということは、ティノールトが西方将軍の地位にあるということだ。レーネに届いたあの紙切れは、オルランドに聞いたところによれば騎士団の辞令というもので、レーネを西方将軍補佐官に任命する、と書かれていた。
だから、明日からのレーネは、ティノールトの部下になる。
「僕が事務仕事に向いていないのは、君も知っていると思っていた」
騎士団の前線における実質的な最高司令官は、イダンのような拠点責任者だ。そのもっと上の階級の、さらには将軍ともなると、実のところ前線に出る機会はあまりなくて、後方管理の業務が多いことくらいはレーネも知っている。
そして、レーネが書類を触れば台無しになるのは、ティノールトも知っているはずだ。
「……本当は、北方の配属になるつもりだったんです」
レーネは北の砦の筆頭魔術師で、北の砦にいることを望んでいた。だからティノールトも、現場の経験や指揮官としての知見を蓄えて、騎士団側での北の砦の最高責任者になろうと努力した。レーネに釣り合う人間になろうと思えば、剣の腕も、知略も磨かなければいけないと思っていたから、たゆまず研鑽してきた。
だが、その目論見はうまくいかなかった。実力をつけたことはよかったが、人や物資の足りない西方に、半ば固定のような形で配属されるようになってしまったのだ。騎士団や魔術師団の拠点がない分、西方は常に魔物の脅威にさらされていて、いつでも人員を求めている。
「それでも出世すれば希望が通るかと思ったんですが……」
結果、西方将軍である。北の砦どころではない。リユネルヴェニアでは将軍の上は元帥の地位になるが、騎士団は国王直下の組織であり、つまるところ元帥とは国王その人だ。国王を除いて、騎士団の中で言えば最上位の一人になってしまい、北方に行きたいとはとても言えない階級になってしまった。
「……君、すごいね」
「すごくないです。レーネさんのそばに行きたかっただけなのに、全然できませんでした」
ティノールトは確か、まだ三十にもなっていなかった気がする。その年で将軍位についていればすごいことだと思うのだが、本人からすると目的が叶っていないのでだめらしい。
レーネからは、すごいとしか言えないのだが。
「なので、その……俺が行けないので、レーネさんを呼び寄せるしかなくて……」
魔術師団にも散々断られたが、あきらめずに粘り強く交渉し続けて、ついには魔術師団が折れた。そのため騎士団側からの辞令として、レーネに異動の通知が届いたのだ。
「僕一人に、そこまで価値があるかな」
「……怒られることを承知で言いますが、価値がどうとかの問題じゃないです。俺があなたをほしかったんです」
「公私混同だね」
「……怒られることは、わかってます……」
ばつが悪そうに目を逸らすティノールトに、レーネはふにゃりと笑った。レーネに視線を戻したティノールトが、おそるおそるといった様子で尋ねてくる。
「許して、もらえますか」
「……僕、君が十年前に僕のこと置いてったのは、まだ悲しいと思ってるよ」
言葉につまった様子でティノールトが唇を引き結ぶ。
パートナーとして、うまくいっていると思っていた。ティノールトが抑制剤を飲むことがなくなったのは知っていたし、レーネも毎日よく眠れていた。
それがいきなり、事前に相談もなく出ていくと告げられて、何も誰も悪くない、自分の力不足だと言われたところで、気持ちの整理がつくはずもなかった。あのあとしばらく、レーネは誰ともPlayができなくて、寝不足や頭痛に悩まされたくらいだ。
「王都に呼び寄せられたのも、ひどいと思ってる」
「……すみません……」
養父と暮らしていた場所だから、王都が懐かしくないと言えばうそになる。しかしここに来れば、レーネはいろいろと面倒なことに巻き込まれかねない事情があるのだ。そういった事情をティノールトは知らないだろうことを考慮してみても、慣れ親しんだ場所から同意も得ず無理やり引き離したのはひどいと思う。
「……けど」
言葉を切って、レーネは自分から手を伸ばしてティノールトの頬に触れた。昔より精悍になった印象と違わず、肌は少し硬くなっている。
「君にまた会えたのが、嬉しいとも思ってる」
ティノールトの腕に抱かれて、ここは安心していい場所だと思い出したのも事実だ。でなければ今、ティノールトにされるがままになったり、大人しく撫でられることを許したりなどしない。
いくつもの感情が同時にあふれて、どうしていいかわからずに持て余して、暴走した結果があのGlareだった。
「……今、僕の中ぐちゃぐちゃだよ、ティノールトくん。君のせいで」
「レーネ、さん」
ティノールトが起き上がって、ずり落ちかけたレーネを長椅子に座らせ、自分は床にひざまずいた。きょとんと見下ろすレーネに、まっすぐな空色の目が向けられる。
「あのあと、他にも何人かDomの方とPlayしました」
それにどこかがちくりと痛むのはおかしいだろうか。十年も離れていたのだから、他の誰かとPlayをするのは当たり前のことだ。レーネだって、サンサに相手をお願いしてきた。ティノールトには他の人とPlayしてほしくないなどと、勝手な言い分だろう。
「だからこそ確信があって……俺が膝をつきたい相手は、レーネさんだけなんです」
不意に、レーネの体に力が入るようになった。しかし、意図せずGlareが出てしまいそうな気配はない。ティノールトも気づいたのか見つめてくる視線の色が変わって、レーネは一言こぼした。
「Kneel」
ティノールトの足が崩れて、レーネが教えた姿勢に変わる。
まだ、覚えてくれていた。
「Good boy」
褒められて嬉しそうにはしても、その姿勢を崩しはしない。
「レーネさん、もう一度、俺をあなたのSubにしてください」
従いたいDomはレーネだけだと躊躇なく言ってみせて、Commandにも言いなりになって、手綱を差し出してねだられる。
そこまでされてぐらつかないDomがいるとしても、レーネでないことは確かだ。
「……僕、を」
ただ、素直に受け入れるには、レーネの胸にもやもやと巣くうわだかまりは重すぎた。十年かけて作られた重しは、すぐには取り外せない。
「僕を、納得させて、ティノールトくん」
「納得……ですか?」
うなずいて、レーネは長椅子にきちんと座り直した。
Domとしての能力は戻ってきている。Commandも使えるしGlareも出せる。だが、レーネとティノールトが今から始めるべきは、DomとSubとしての関係構築ではない。
「……僕はまだ、悲しいと思ったり、ひどいと思ったりしてる。これを、きちんと整理しないと……君と、ちゃんと向き合えない気がする」
ぎゅっと握り込んだレーネの両手に、そっとティノールトの両手が乗せられた。触れている場所がずいぶんと、分厚い皮膚に覆われている気がする。
「チャンス、くださるんですね」
「チャンス……なのかな」
「ちゃんと向き合ってもらえるために、俺が努力すればいいだけでしょう?」
そうしてみせます、と手の甲に口づけられて、もしかしてすぐに受け入れてしまうかもしれないと、レーネは少しだけ心もとなくなった。
「……うん」
長椅子の上に半ば寝転がるような体勢で、ティノールトはレーネを抱えてずっと撫でてくれている。
甘えている場合ではない、と思うのだが、少し前までの狂乱と移動の疲れもあるのか、子どものようにあやされているのが心地よくて、離れがたい。
「……まだ、戻りそうにないですか?」
「わからない……体の真ん中が、すーすーする」
レーネは今までセーフワードを使われたことがなかったから、CommandもGlareも使えない状態になったことはなかった。Domとしての能力というのは、案外体の深いところに結びついているものらしい。腹の少し下あたりがなんだか心もとなくて、立っていても座っていても居心地が悪かった。
自分一人で立とうとしてぐらりと傾いたレーネを、ティノールトが無言で抱き上げて今に至る。
詳しく調べたことはないが、時間を置いたら戻るという話を聞いたことはあって、二人でレーネの回復を待っているところだ。ここは執務室の横に設けられている小部屋の一つだそうで、将軍付きの補佐官が個別に使ったり、内密な話をしたりするときに使うらしい。今はティノールトやリィロンというSubの人員がいるので、そういう事態のときにも使っているそうだ。
「すみません、他に方法が思いつかなくて……」
「君は悪くない。僕も、自分のことなのにどうにもできなかったし……いろいろ、ごめん」
心配そうにレーネの顔をのぞき込んでは、ティノールトが何度も謝罪の言葉を口にする。ティノールトが悪いわけではないし、むしろレーネが冷静さを失ったのが原因だ。Glareを叩きつけてしまったことも、その場の後始末も任せきりにしてしまったことも含めて、レーネもティノールトに謝った。
「元はといえば、俺が驚かせたのが」
「……うん、驚いた」
執務机の後ろに座っていたということは、ティノールトが西方将軍の地位にあるということだ。レーネに届いたあの紙切れは、オルランドに聞いたところによれば騎士団の辞令というもので、レーネを西方将軍補佐官に任命する、と書かれていた。
だから、明日からのレーネは、ティノールトの部下になる。
「僕が事務仕事に向いていないのは、君も知っていると思っていた」
騎士団の前線における実質的な最高司令官は、イダンのような拠点責任者だ。そのもっと上の階級の、さらには将軍ともなると、実のところ前線に出る機会はあまりなくて、後方管理の業務が多いことくらいはレーネも知っている。
そして、レーネが書類を触れば台無しになるのは、ティノールトも知っているはずだ。
「……本当は、北方の配属になるつもりだったんです」
レーネは北の砦の筆頭魔術師で、北の砦にいることを望んでいた。だからティノールトも、現場の経験や指揮官としての知見を蓄えて、騎士団側での北の砦の最高責任者になろうと努力した。レーネに釣り合う人間になろうと思えば、剣の腕も、知略も磨かなければいけないと思っていたから、たゆまず研鑽してきた。
だが、その目論見はうまくいかなかった。実力をつけたことはよかったが、人や物資の足りない西方に、半ば固定のような形で配属されるようになってしまったのだ。騎士団や魔術師団の拠点がない分、西方は常に魔物の脅威にさらされていて、いつでも人員を求めている。
「それでも出世すれば希望が通るかと思ったんですが……」
結果、西方将軍である。北の砦どころではない。リユネルヴェニアでは将軍の上は元帥の地位になるが、騎士団は国王直下の組織であり、つまるところ元帥とは国王その人だ。国王を除いて、騎士団の中で言えば最上位の一人になってしまい、北方に行きたいとはとても言えない階級になってしまった。
「……君、すごいね」
「すごくないです。レーネさんのそばに行きたかっただけなのに、全然できませんでした」
ティノールトは確か、まだ三十にもなっていなかった気がする。その年で将軍位についていればすごいことだと思うのだが、本人からすると目的が叶っていないのでだめらしい。
レーネからは、すごいとしか言えないのだが。
「なので、その……俺が行けないので、レーネさんを呼び寄せるしかなくて……」
魔術師団にも散々断られたが、あきらめずに粘り強く交渉し続けて、ついには魔術師団が折れた。そのため騎士団側からの辞令として、レーネに異動の通知が届いたのだ。
「僕一人に、そこまで価値があるかな」
「……怒られることを承知で言いますが、価値がどうとかの問題じゃないです。俺があなたをほしかったんです」
「公私混同だね」
「……怒られることは、わかってます……」
ばつが悪そうに目を逸らすティノールトに、レーネはふにゃりと笑った。レーネに視線を戻したティノールトが、おそるおそるといった様子で尋ねてくる。
「許して、もらえますか」
「……僕、君が十年前に僕のこと置いてったのは、まだ悲しいと思ってるよ」
言葉につまった様子でティノールトが唇を引き結ぶ。
パートナーとして、うまくいっていると思っていた。ティノールトが抑制剤を飲むことがなくなったのは知っていたし、レーネも毎日よく眠れていた。
それがいきなり、事前に相談もなく出ていくと告げられて、何も誰も悪くない、自分の力不足だと言われたところで、気持ちの整理がつくはずもなかった。あのあとしばらく、レーネは誰ともPlayができなくて、寝不足や頭痛に悩まされたくらいだ。
「王都に呼び寄せられたのも、ひどいと思ってる」
「……すみません……」
養父と暮らしていた場所だから、王都が懐かしくないと言えばうそになる。しかしここに来れば、レーネはいろいろと面倒なことに巻き込まれかねない事情があるのだ。そういった事情をティノールトは知らないだろうことを考慮してみても、慣れ親しんだ場所から同意も得ず無理やり引き離したのはひどいと思う。
「……けど」
言葉を切って、レーネは自分から手を伸ばしてティノールトの頬に触れた。昔より精悍になった印象と違わず、肌は少し硬くなっている。
「君にまた会えたのが、嬉しいとも思ってる」
ティノールトの腕に抱かれて、ここは安心していい場所だと思い出したのも事実だ。でなければ今、ティノールトにされるがままになったり、大人しく撫でられることを許したりなどしない。
いくつもの感情が同時にあふれて、どうしていいかわからずに持て余して、暴走した結果があのGlareだった。
「……今、僕の中ぐちゃぐちゃだよ、ティノールトくん。君のせいで」
「レーネ、さん」
ティノールトが起き上がって、ずり落ちかけたレーネを長椅子に座らせ、自分は床にひざまずいた。きょとんと見下ろすレーネに、まっすぐな空色の目が向けられる。
「あのあと、他にも何人かDomの方とPlayしました」
それにどこかがちくりと痛むのはおかしいだろうか。十年も離れていたのだから、他の誰かとPlayをするのは当たり前のことだ。レーネだって、サンサに相手をお願いしてきた。ティノールトには他の人とPlayしてほしくないなどと、勝手な言い分だろう。
「だからこそ確信があって……俺が膝をつきたい相手は、レーネさんだけなんです」
不意に、レーネの体に力が入るようになった。しかし、意図せずGlareが出てしまいそうな気配はない。ティノールトも気づいたのか見つめてくる視線の色が変わって、レーネは一言こぼした。
「Kneel」
ティノールトの足が崩れて、レーネが教えた姿勢に変わる。
まだ、覚えてくれていた。
「Good boy」
褒められて嬉しそうにはしても、その姿勢を崩しはしない。
「レーネさん、もう一度、俺をあなたのSubにしてください」
従いたいDomはレーネだけだと躊躇なく言ってみせて、Commandにも言いなりになって、手綱を差し出してねだられる。
そこまでされてぐらつかないDomがいるとしても、レーネでないことは確かだ。
「……僕、を」
ただ、素直に受け入れるには、レーネの胸にもやもやと巣くうわだかまりは重すぎた。十年かけて作られた重しは、すぐには取り外せない。
「僕を、納得させて、ティノールトくん」
「納得……ですか?」
うなずいて、レーネは長椅子にきちんと座り直した。
Domとしての能力は戻ってきている。Commandも使えるしGlareも出せる。だが、レーネとティノールトが今から始めるべきは、DomとSubとしての関係構築ではない。
「……僕はまだ、悲しいと思ったり、ひどいと思ったりしてる。これを、きちんと整理しないと……君と、ちゃんと向き合えない気がする」
ぎゅっと握り込んだレーネの両手に、そっとティノールトの両手が乗せられた。触れている場所がずいぶんと、分厚い皮膚に覆われている気がする。
「チャンス、くださるんですね」
「チャンス……なのかな」
「ちゃんと向き合ってもらえるために、俺が努力すればいいだけでしょう?」
そうしてみせます、と手の甲に口づけられて、もしかしてすぐに受け入れてしまうかもしれないと、レーネは少しだけ心もとなくなった。
21
あなたにおすすめの小説
【完結】社畜の俺が一途な犬系イケメン大学生に告白された話
日向汐
BL
「好きです」
「…手離せよ」
「いやだ、」
じっと見つめてくる眼力に気圧される。
ただでさえ16時間勤務の後なんだ。勘弁してくれ──。
・:* ✧.---------・:* ✧.---------˚✧₊.:・:
純真天然イケメン大学生(21)× 気怠げ社畜お兄さん(26)
閉店間際のスーパーでの出会いから始まる、
一途でほんわか甘いラブストーリー🥐☕️💕
・:* ✧.---------・:* ✧.---------˚✧₊.:・:
📚 **全5話/9月20日(土)完結!** ✨
短期でサクッと読める完結作です♡
ぜひぜひ
ゆるりとお楽しみください☻*
・───────────・
🧸更新のお知らせや、2人の“舞台裏”の小話🫧
❥❥❥ https://x.com/ushio_hinata_2?s=21
・───────────・
応援していただけると励みになります💪( ¨̮ 💪)
なにとぞ、よしなに♡
・───────────・
世界で一番優しいKNEELをあなたに
珈琲きの子
BL
グレアの圧力の中セーフワードも使えない状態で体を弄ばれる。初めてパートナー契約したDomから卑劣な洗礼を受け、ダイナミクス恐怖症になったSubの一希は、自分のダイナミクスを隠し、Usualとして生きていた。
Usualとして恋をして、Usualとして恋人と愛し合う。
抑制剤を服用しながらだったが、Usualである恋人の省吾と過ごす時間は何物にも代えがたいものだった。
しかし、ある日ある男から「久しぶりに会わないか」と電話がかかってくる。その男は一希の初めてのパートナーでありSubとしての喜びを教えた男だった。
※Dom/Subユニバース独自設定有り
※やんわりモブレ有り
※Usual✕Sub
※ダイナミクスの変異あり
痛いほど、抱きしめて
春於
BL
Dom/Subユニバース
東有希人(あずま ゆきと)は、演劇部に所属する高校三年生である。
親からの無償の愛を受けないまま育ち、そんな自分を大切に育ててくれた祖父母との死別を体験した有希人は舞台の上だけが自分の居場所だと思っていた。
しかし、高校三年生の春。普段と変わらぬ生活が始まると思った矢先に高校二年生の樋口叶人(ひぐち かなと)に告白される。その告白は断ったものの、それから毎日のように叶人にお世話され、構われるようになった。
有希人はそれにうんざりしながらも甘受する日々を送っていたが……。
※重複投稿 全4話完結
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
人気作家は売り専男子を抱き枕として独占したい
白妙スイ@1/9新刊発売
BL
八架 深都は好奇心から売り専のバイトをしている大学生。
ある日、不眠症の小説家・秋木 晴士から指名が入る。
秋木の家で深都はもこもこの部屋着を着せられて、抱きもせず添い寝させられる。
戸惑った深都だったが、秋木は気に入ったと何度も指名してくるようになって……。
●八架 深都(はちか みと)
20歳、大学2年生
好奇心旺盛な性格
●秋木 晴士(あきぎ せいじ)
26歳、小説家
重度の不眠症らしいが……?
※性的描写が含まれます
完結いたしました!
【本編完結】黒歴史の初恋から逃げられない
ゆきりんご
BL
同性の幼馴染である美也に「僕とケッコンしよう」と告げた過去を持つ志悠。しかし小学生の時に「男が男を好きになるなんておかしい」と言われ、いじめにあう。美也に迷惑をかけないように距離を置くことにした。高校は別々になるように家から離れたところを選んだが、同じ高校に進学してしまった。それでもどうにか距離を置こうとする志悠だったが、美也の所属するバレーボール部のマネージャーになってしまう。
部員とマネージャーの、すれ違いじれじれラブ。
経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!
中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。
無表情・無駄のない所作・隙のない資料――
完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。
けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。
イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。
毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、
凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。
「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」
戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。
けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、
どこか“計算”を感じ始めていて……?
狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ
業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる