28 / 47
後編
28.立ち止まるのも、進むのも
しおりを挟む
普通は、二人並んで歩いているのだったら、何か話しながら歩くものではないかと思う。自分たちの足音や風の音、遠くで何かが鳴く声がほとんど、といった状態にはならないと思う。
しかし何の話題も思いつかない。
クリフと連れ立って歩いているものの会話がなさすぎて、レーネは気まずく過ごしていた。
「……レーネ」
「は、はいっ」
思わず声が上擦ってしまった。
そろりと顔を向けたレーネに対し、クリフは特に何か意識した様子もない。
「羊は見つかっているのか」
「あの、うん、あっちのほうに二頭で一緒にいて、結界で守ってるから大丈夫」
「そうか」
すでに探知の魔法には引っかかっているし、生存も確認できている。魔物に食われることのないよう、羊を中心とした結界も張っている。骨折り損になることはない。
だいたいの方向を指さすと、クリフは頷いてまた歩き始めた。会話がそこで途切れ、また無言で足を進めるしかなくなったのは、非常に気まずい。何か、何か話さないと。
「あの……魔法、使ってもいいかい」
「……なぜ私に許可を求める」
不思議そうに言われて、レーネも首を傾げた。魔法をあまり使わないように、と言ってきたのはティノールトだったが、クリフも把握しているものと思っていたのだ。
「魔法、魔物倒す以外に使わないようにって、ティノールトくんに言われたから……」
なるほど、というふうにクリフが頷き、周囲を見回す。まだ明るくて遠くがわからないほどではないが、じきに夕闇で見えなくなるだろう。
「何に使うんだ」
「えっと……探知と結界と弱いものへの攻撃はすでにしてて……浮遊を使おうと思ってる」
「浮遊?」
クリフの目の前で、文字通り地面から少し浮いてみせる。空を自由自在に飛ぶまでには至っていないが、地面から浮いて移動するくらいなら、魔法で実現できるようになったのだ。空高く上がると、姿勢の制御や風への対処や、途端にやることが増えて難しくなってしまう。飛行するにはまだ工夫が必要だ。
「僕、歩くの早くないし……これなら、君の速度に合わせられる」
実際、羊が隠れている場所にはまだ遠く、もうしばらく歩かなければいけない。レーネの場合、体力よりは魔力のほうがもつだろう。これでクリフを煩わせることも減る。
そう思ってやってみせたのだが、クリフはまじまじとレーネを眺めただけだった。やはり自分で歩いたほうがいいだろうか。
「疲れないのか」
やめておこうかと地面に下りようとしたところで尋ねられて、レーネは目を瞬いた。
「僕は魔力が多いから、当分大丈夫」
「そうか」
それだけでまた歩き始めたクリフにぽけっとして、慌てて後を追う。大まかな方向は伝えているからか、クリフの歩みに迷いはない。ふわふわ浮かんだまま横についていくレーネにも、別段思うところもなさそうだ。あまりに気になって、レーネのほうから聞いてみる。
「ティノールトくんの言うこと聞いてないけど、いいのかい」
「今の任務は移動ではなく羊の捜索、及び確保だろう。それに利する魔法を止める必要があるか?」
難しい物言いだが、羊探しに役立つなら止める気はない、という理解でいいだろう。厳格な人だと思っていたのだが、案外柔軟らしい。会話が少ないのも、もしかしたら、気にしないタイプなのかもしれない。
「……クリフさん」
おそらくクリフのほうが年上ではあるので、念のため丁寧に呼びかけてみる。ちょっと複雑そうな顔をされた。
「……クリフでいい」
オルランドもモリスもサンサも年上だったが、さん付けはいらないと言っていた。クリフも似たような気持ちなのだろうか。しかし、呼び捨てというのもよくない気がする。
「クリフくん?」
「……何だ」
妥協しておくか、みたいなセリフが聞こえたような、そうでもないような。いや、顔に書いてあるというのはこのことかもしれない。
まあ重要なのはそこではないし、ひとまず今後はクリフくんと呼ぶことにさせてもらって、今は別の話だ。
「クリフくんは、どうしてティノールトくんの補佐官になったの」
レーネとリィロンは、北の砦でティノールトと同じ隊にいた、という接点がある。そこからリィロンとティノールトがどういう付き合いを続けていたのか、経緯はわからなくてもそのよしみだろうという推測はできるし、年も近いから不思議ではない。
しかしクリフは、年はだいたいモリスと同じか、少なくともレーネよりは上だろう。ティノールトと同じ騎士とはいえ、接点の想像がつかない。ティノールトが北の砦を出たあと、どこかで同じ隊になったのだろうか。
「……先代のヴァリエ伯爵に世話になってな」
「先代?」
「ティノールト殿の、ご父君だ」
クリフは王都の生まれだが、身分としては平民だったので、騎士学校で何かと貴族家の人間に絡まれて不自由していたそうだ。
一方、ヴァリエ伯爵家は昔から騎士学校に寄付を続けており、ティノールトの父、先代ヴァリエ伯爵も度々見学という形で騎士学校を訪れていた。たまたまその視察の際に、クリフへの嫌がらせを先代伯が見とがめ、助けてくれたのが付き合いのきっかけだそうだ。
それ以来なぜか気にかけてくれるようになり、在学中のみならず、騎士団に所属してからも懇意にしてもらったのだという。
「なぜあれほどよくしてくださったのかわからんが……」
「……君が困ってたから、だと思う」
程度は人それぞれだが、相手の世話を焼きたいというのはDomの基本的な欲求だ。困っている人がいたら助けたくなるし、情が深いDomならそのあとも気にかけるだろう。
ティノールトの父親と兄はDomだったはずで、それほど人を大事にできるDomだったなら、どうして子どものことを大事にしてくれなかったのか、と思わなくもない。
「何かできることがあればお役に立たせてほしい、とお伝えしていたんだが、受け取っていただけなくてな。ただ……いつだったか忘れたが、下の息子を頼む、と仰ったことがあった」
優秀な子だが、Subとして生まれたばかりに苦労することがきっとある。もし困っていたら、できる範囲で構わないから助けてやってほしい、と何かの折に言われた。先代伯からの頼みごとらしきものは、たったそれだけだ。
だからその一回きりの頼みをかなえるために、クリフのほうでもあれこれ努力したらしい。騎士団内で将軍の地位が高いのは当然だが、その補佐官になるのも狭き門なのだそうだ。
「……そっか……よかった」
父親とうまくいっていなかった、とティノールトは言っていたが、大切には思われていたのかもしれない。それは、レーネにとってもうれしいことだ。
そして、義理堅く彼についていてくれる騎士もいる。レーネにはできないことをいくつもこなせるクリフだから、安心だ。
「お前はどうなんだ」
「……僕?」
うれしくなってほこほこと浮ついていたレーネに、クリフから質問が返される。
「そもそも、ティノールト殿とどういう関係なんだ?」
「……元、パートナー……?」
北の砦にいたときは、パートナーだった。でも今はそうと言いきれないし、Claimもしていない。恋人でもないし、おそらくティノールトの意思で寮も同じ部屋だが、同じところで仕事をしている、ということしか、今は共通点にあげられないように思う。ティノールトからはありあまるほどの好意を寄せられているが、レーネはうまく受け止められていないし、返事もできていない。
レーネの気にしているほんの小さなとげが、素直に答える気持ちを阻んでいる。
「今は違うのか」
「……僕、彼に置いていかれた、から」
パートナーとしてうまくいっていたはずだったのに、異動が決まったことだけ告げられた。事前の相談はなかったし、レーネが北の砦に残ることはティノールトも知っているはずだった。レーネだって、残ることを事前に相談したわけではなかったから、それも悪かったのかもしれない。ティノールトだって、本当は嫌だったのかもしれない。
それでも、置いていかれたという気持ちはなかったことにできないし、悲しかった気持ちもいつだって取り出せる。
「いい年して、いつまでもぐずぐずしてるのも、情けないとは思うけど」
「……年は関係ないだろう」
思わぬ言葉に、レーネはぱっとクリフを見上げた。姿勢の制御が乱れてぐるりと一回転してしまい、クリフに変な顔をされたものの、言葉を続けてくれる。
「……そのとき何を感じて何を考えたかなど、本人にしかわからないんだ。年を理由にそれを恥じる必要も、封じる必要もない」
ふわふわと浮き上がって、レーネは両手でクリフの頬を包んだ。近い、と文句こそ言われたが、榛色の目には、特にうそを言っている様子もない。
「僕……悲しいって思ってても、いいの」
「……悲しみをいつ手放すかは、本人が決めることだろう。抱えて立ち止まるのも、抱えたまま進むのも」
頬に触れていた手を滑らせて、レーネはぎゅっとクリフに抱きついた。
「ありがとう、クリフくん」
「……何がだ。いや、そんなことより離れろ、レーネ」
「いやだ」
「いやだぁ?」
べぇ、と羊の鳴く声が聞こえた。
しかし何の話題も思いつかない。
クリフと連れ立って歩いているものの会話がなさすぎて、レーネは気まずく過ごしていた。
「……レーネ」
「は、はいっ」
思わず声が上擦ってしまった。
そろりと顔を向けたレーネに対し、クリフは特に何か意識した様子もない。
「羊は見つかっているのか」
「あの、うん、あっちのほうに二頭で一緒にいて、結界で守ってるから大丈夫」
「そうか」
すでに探知の魔法には引っかかっているし、生存も確認できている。魔物に食われることのないよう、羊を中心とした結界も張っている。骨折り損になることはない。
だいたいの方向を指さすと、クリフは頷いてまた歩き始めた。会話がそこで途切れ、また無言で足を進めるしかなくなったのは、非常に気まずい。何か、何か話さないと。
「あの……魔法、使ってもいいかい」
「……なぜ私に許可を求める」
不思議そうに言われて、レーネも首を傾げた。魔法をあまり使わないように、と言ってきたのはティノールトだったが、クリフも把握しているものと思っていたのだ。
「魔法、魔物倒す以外に使わないようにって、ティノールトくんに言われたから……」
なるほど、というふうにクリフが頷き、周囲を見回す。まだ明るくて遠くがわからないほどではないが、じきに夕闇で見えなくなるだろう。
「何に使うんだ」
「えっと……探知と結界と弱いものへの攻撃はすでにしてて……浮遊を使おうと思ってる」
「浮遊?」
クリフの目の前で、文字通り地面から少し浮いてみせる。空を自由自在に飛ぶまでには至っていないが、地面から浮いて移動するくらいなら、魔法で実現できるようになったのだ。空高く上がると、姿勢の制御や風への対処や、途端にやることが増えて難しくなってしまう。飛行するにはまだ工夫が必要だ。
「僕、歩くの早くないし……これなら、君の速度に合わせられる」
実際、羊が隠れている場所にはまだ遠く、もうしばらく歩かなければいけない。レーネの場合、体力よりは魔力のほうがもつだろう。これでクリフを煩わせることも減る。
そう思ってやってみせたのだが、クリフはまじまじとレーネを眺めただけだった。やはり自分で歩いたほうがいいだろうか。
「疲れないのか」
やめておこうかと地面に下りようとしたところで尋ねられて、レーネは目を瞬いた。
「僕は魔力が多いから、当分大丈夫」
「そうか」
それだけでまた歩き始めたクリフにぽけっとして、慌てて後を追う。大まかな方向は伝えているからか、クリフの歩みに迷いはない。ふわふわ浮かんだまま横についていくレーネにも、別段思うところもなさそうだ。あまりに気になって、レーネのほうから聞いてみる。
「ティノールトくんの言うこと聞いてないけど、いいのかい」
「今の任務は移動ではなく羊の捜索、及び確保だろう。それに利する魔法を止める必要があるか?」
難しい物言いだが、羊探しに役立つなら止める気はない、という理解でいいだろう。厳格な人だと思っていたのだが、案外柔軟らしい。会話が少ないのも、もしかしたら、気にしないタイプなのかもしれない。
「……クリフさん」
おそらくクリフのほうが年上ではあるので、念のため丁寧に呼びかけてみる。ちょっと複雑そうな顔をされた。
「……クリフでいい」
オルランドもモリスもサンサも年上だったが、さん付けはいらないと言っていた。クリフも似たような気持ちなのだろうか。しかし、呼び捨てというのもよくない気がする。
「クリフくん?」
「……何だ」
妥協しておくか、みたいなセリフが聞こえたような、そうでもないような。いや、顔に書いてあるというのはこのことかもしれない。
まあ重要なのはそこではないし、ひとまず今後はクリフくんと呼ぶことにさせてもらって、今は別の話だ。
「クリフくんは、どうしてティノールトくんの補佐官になったの」
レーネとリィロンは、北の砦でティノールトと同じ隊にいた、という接点がある。そこからリィロンとティノールトがどういう付き合いを続けていたのか、経緯はわからなくてもそのよしみだろうという推測はできるし、年も近いから不思議ではない。
しかしクリフは、年はだいたいモリスと同じか、少なくともレーネよりは上だろう。ティノールトと同じ騎士とはいえ、接点の想像がつかない。ティノールトが北の砦を出たあと、どこかで同じ隊になったのだろうか。
「……先代のヴァリエ伯爵に世話になってな」
「先代?」
「ティノールト殿の、ご父君だ」
クリフは王都の生まれだが、身分としては平民だったので、騎士学校で何かと貴族家の人間に絡まれて不自由していたそうだ。
一方、ヴァリエ伯爵家は昔から騎士学校に寄付を続けており、ティノールトの父、先代ヴァリエ伯爵も度々見学という形で騎士学校を訪れていた。たまたまその視察の際に、クリフへの嫌がらせを先代伯が見とがめ、助けてくれたのが付き合いのきっかけだそうだ。
それ以来なぜか気にかけてくれるようになり、在学中のみならず、騎士団に所属してからも懇意にしてもらったのだという。
「なぜあれほどよくしてくださったのかわからんが……」
「……君が困ってたから、だと思う」
程度は人それぞれだが、相手の世話を焼きたいというのはDomの基本的な欲求だ。困っている人がいたら助けたくなるし、情が深いDomならそのあとも気にかけるだろう。
ティノールトの父親と兄はDomだったはずで、それほど人を大事にできるDomだったなら、どうして子どものことを大事にしてくれなかったのか、と思わなくもない。
「何かできることがあればお役に立たせてほしい、とお伝えしていたんだが、受け取っていただけなくてな。ただ……いつだったか忘れたが、下の息子を頼む、と仰ったことがあった」
優秀な子だが、Subとして生まれたばかりに苦労することがきっとある。もし困っていたら、できる範囲で構わないから助けてやってほしい、と何かの折に言われた。先代伯からの頼みごとらしきものは、たったそれだけだ。
だからその一回きりの頼みをかなえるために、クリフのほうでもあれこれ努力したらしい。騎士団内で将軍の地位が高いのは当然だが、その補佐官になるのも狭き門なのだそうだ。
「……そっか……よかった」
父親とうまくいっていなかった、とティノールトは言っていたが、大切には思われていたのかもしれない。それは、レーネにとってもうれしいことだ。
そして、義理堅く彼についていてくれる騎士もいる。レーネにはできないことをいくつもこなせるクリフだから、安心だ。
「お前はどうなんだ」
「……僕?」
うれしくなってほこほこと浮ついていたレーネに、クリフから質問が返される。
「そもそも、ティノールト殿とどういう関係なんだ?」
「……元、パートナー……?」
北の砦にいたときは、パートナーだった。でも今はそうと言いきれないし、Claimもしていない。恋人でもないし、おそらくティノールトの意思で寮も同じ部屋だが、同じところで仕事をしている、ということしか、今は共通点にあげられないように思う。ティノールトからはありあまるほどの好意を寄せられているが、レーネはうまく受け止められていないし、返事もできていない。
レーネの気にしているほんの小さなとげが、素直に答える気持ちを阻んでいる。
「今は違うのか」
「……僕、彼に置いていかれた、から」
パートナーとしてうまくいっていたはずだったのに、異動が決まったことだけ告げられた。事前の相談はなかったし、レーネが北の砦に残ることはティノールトも知っているはずだった。レーネだって、残ることを事前に相談したわけではなかったから、それも悪かったのかもしれない。ティノールトだって、本当は嫌だったのかもしれない。
それでも、置いていかれたという気持ちはなかったことにできないし、悲しかった気持ちもいつだって取り出せる。
「いい年して、いつまでもぐずぐずしてるのも、情けないとは思うけど」
「……年は関係ないだろう」
思わぬ言葉に、レーネはぱっとクリフを見上げた。姿勢の制御が乱れてぐるりと一回転してしまい、クリフに変な顔をされたものの、言葉を続けてくれる。
「……そのとき何を感じて何を考えたかなど、本人にしかわからないんだ。年を理由にそれを恥じる必要も、封じる必要もない」
ふわふわと浮き上がって、レーネは両手でクリフの頬を包んだ。近い、と文句こそ言われたが、榛色の目には、特にうそを言っている様子もない。
「僕……悲しいって思ってても、いいの」
「……悲しみをいつ手放すかは、本人が決めることだろう。抱えて立ち止まるのも、抱えたまま進むのも」
頬に触れていた手を滑らせて、レーネはぎゅっとクリフに抱きついた。
「ありがとう、クリフくん」
「……何がだ。いや、そんなことより離れろ、レーネ」
「いやだ」
「いやだぁ?」
べぇ、と羊の鳴く声が聞こえた。
21
あなたにおすすめの小説
【完結】社畜の俺が一途な犬系イケメン大学生に告白された話
日向汐
BL
「好きです」
「…手離せよ」
「いやだ、」
じっと見つめてくる眼力に気圧される。
ただでさえ16時間勤務の後なんだ。勘弁してくれ──。
・:* ✧.---------・:* ✧.---------˚✧₊.:・:
純真天然イケメン大学生(21)× 気怠げ社畜お兄さん(26)
閉店間際のスーパーでの出会いから始まる、
一途でほんわか甘いラブストーリー🥐☕️💕
・:* ✧.---------・:* ✧.---------˚✧₊.:・:
📚 **全5話/9月20日(土)完結!** ✨
短期でサクッと読める完結作です♡
ぜひぜひ
ゆるりとお楽しみください☻*
・───────────・
🧸更新のお知らせや、2人の“舞台裏”の小話🫧
❥❥❥ https://x.com/ushio_hinata_2?s=21
・───────────・
応援していただけると励みになります💪( ¨̮ 💪)
なにとぞ、よしなに♡
・───────────・
世界で一番優しいKNEELをあなたに
珈琲きの子
BL
グレアの圧力の中セーフワードも使えない状態で体を弄ばれる。初めてパートナー契約したDomから卑劣な洗礼を受け、ダイナミクス恐怖症になったSubの一希は、自分のダイナミクスを隠し、Usualとして生きていた。
Usualとして恋をして、Usualとして恋人と愛し合う。
抑制剤を服用しながらだったが、Usualである恋人の省吾と過ごす時間は何物にも代えがたいものだった。
しかし、ある日ある男から「久しぶりに会わないか」と電話がかかってくる。その男は一希の初めてのパートナーでありSubとしての喜びを教えた男だった。
※Dom/Subユニバース独自設定有り
※やんわりモブレ有り
※Usual✕Sub
※ダイナミクスの変異あり
痛いほど、抱きしめて
春於
BL
Dom/Subユニバース
東有希人(あずま ゆきと)は、演劇部に所属する高校三年生である。
親からの無償の愛を受けないまま育ち、そんな自分を大切に育ててくれた祖父母との死別を体験した有希人は舞台の上だけが自分の居場所だと思っていた。
しかし、高校三年生の春。普段と変わらぬ生活が始まると思った矢先に高校二年生の樋口叶人(ひぐち かなと)に告白される。その告白は断ったものの、それから毎日のように叶人にお世話され、構われるようになった。
有希人はそれにうんざりしながらも甘受する日々を送っていたが……。
※重複投稿 全4話完結
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
人気作家は売り専男子を抱き枕として独占したい
白妙スイ@1/9新刊発売
BL
八架 深都は好奇心から売り専のバイトをしている大学生。
ある日、不眠症の小説家・秋木 晴士から指名が入る。
秋木の家で深都はもこもこの部屋着を着せられて、抱きもせず添い寝させられる。
戸惑った深都だったが、秋木は気に入ったと何度も指名してくるようになって……。
●八架 深都(はちか みと)
20歳、大学2年生
好奇心旺盛な性格
●秋木 晴士(あきぎ せいじ)
26歳、小説家
重度の不眠症らしいが……?
※性的描写が含まれます
完結いたしました!
【本編完結】黒歴史の初恋から逃げられない
ゆきりんご
BL
同性の幼馴染である美也に「僕とケッコンしよう」と告げた過去を持つ志悠。しかし小学生の時に「男が男を好きになるなんておかしい」と言われ、いじめにあう。美也に迷惑をかけないように距離を置くことにした。高校は別々になるように家から離れたところを選んだが、同じ高校に進学してしまった。それでもどうにか距離を置こうとする志悠だったが、美也の所属するバレーボール部のマネージャーになってしまう。
部員とマネージャーの、すれ違いじれじれラブ。
経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!
中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。
無表情・無駄のない所作・隙のない資料――
完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。
けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。
イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。
毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、
凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。
「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」
戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。
けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、
どこか“計算”を感じ始めていて……?
狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ
業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる