帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!

雪奈 水無月

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一章:帝国編

episode12 心強い同士。

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「お久しゅうございます。ノル様。」
「え……っ?エェーッ!?すまない。」
「只今、戻りましたノル様。」

 自分のスキルで驚き疲れているタイミングで今日一番の驚きにつぃ、声を上げてしまったよ。

 この人は……

「レイチャード殿、本人が来るとはビックリしましたよ。」

 経済学や文明学といった知識を教えてくれた師であり、僕に国のあり方をコッソリと教えてくれた人がわざわざ……ってレイチャード殿は普通に領主だから離れて来るなど中々に無茶をなさる。

「えっと…こんな辺境の森の中へとご足労頂いて申し訳ありません!」
「いえいえ……死んだと聞いていたので……」

 そういうと涙を流しながら僕を見つめる。

「すみません……無礼を承知で失礼します。」
「はい……はい?」

 ギューっとノルを抱きしめるとしばらくの間、泣き崩れてしまった。

「すみませんね。あっ!我、甥っ子であり、今後はノル様に仕える娘とそのパーティを紹介してもよろしいでしょうか?」

 情報量が急に増えて僕はどうすれば……

「分かった。許可しよう……じゃなくてお願いしますね レイチャードさん。」
「ハッ!さぁ、入ってくれ。」

 外から3人の男女が中へ入って来るとレイチャードさんはそれぞれに自己紹介をさせた。

「これが私の娘で名をロールと言います。」
「ロールよご挨拶せい。」
「はい、お父様。紹介に預かったロールと申します。ノル様……よくご無事でした…」

 お父さんと同様の綺麗な金髪の長い髪を後ろ手に結んで赤いリボンが可愛らしい……が、どうしてなのか彼女の服装は全身が銀の鎧シルバーメイルを着ているのが不思議に思いつつもロールの心配してくれていたという気持ちが嬉しかった。
 
「ありがとうロールさん。宜しく頼みます。」
「ハイ!こちらの2人は私から紹介させてください!」

 ロールは2人をチラッと見ながら僕に説明する許可を取りに一度下がると3人でヒソヒソと密談を始め……直ぐに結論が出たのか戻ってきた。

「オレは敬語が苦手で申し訳ねぇ!名はファルってんだが…見ての通りの獣人で"神狼族"だ。
 アンタの話は聞いてるし、リスペクトしてるからオレの主殿として認める。戦闘スタイルは……
 "獣化"する事でパワーモデルになるぜ!」
「スゴィ……カッコイイ!宜しくねファル♪」
(ファルの尻尾が左右にフリフリ…カワァ~♪)
 
「次は私の番ネ!」
「お願いします♪」
「私はフレアよ!戦闘スタイルは鍛治士で武器生成して味方のサポートしたり、全ての武器を扱えるから戦闘もこなせる万能スタイルです!」
「チートじゃぁ…いや、能力高いんですね!」
 
「あ……私、ゼノビア……魔法士です。」
「お初にお目に掛かります…ノル・ラスタード様」
(へぇ~ちゃんとした礼儀作法を心得ているな。)

「ロールさん、ファルさん、フレアさん、ゼノビアさん宜しくお願いします!」

「今後について話しときます。」
「一応、ルシアさんから少し伺ってます…さすがはノル様です!」

 流石はルシア…仕事が早いけど、何をどう伝えたら『流石』と言うワードが出るんだろう?

「帝国を滅ぼしてラスタード帝国の領地を手に入れて国を建国するまでが、ノル様の計画ですよね?」
「ん?……え?」

 えっと……待て……かなり飛躍してないか!?
ルシアには確か邪魔させないように策を考えるから

『知恵を持つ人を知らない?』って聞いたはずだけど……いつ頃から滅ぼす前提の話になった!?

 その頃……帝国では……
 

 
 
 
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