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1章:妖精の森編
7.神の使徒がワタシ!?
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〔えっと…ネムはあの……アルテマ様の……?〕
「そう!女神の関係者?みたいな感じかな。」
どうやら女神アルテマについては知っているらしいけど、ワタシが女神の関係者って話は未だに納得していない様子だった。
〔ホントに関係者……なの?〕
〔だとしたら身体に刻印があるはずなのです!〕
〔確かに……女神の刻印……〕
(え?身体に刻印とかあるの!?)
「その…タトゥーって?」
〔もし、女神の使徒様ならば刻印はどちらかの腕にあるはずなの!〕
ワタシは急いで上着を腕まくりをして確かめてみる……すると左の腕の真ん中辺りに確かにタトゥーが入っていた。
女神の刻印ってネーミングだけあって剣の両脇に翼のエンブレムが印象的な小さめのタトゥーが刻まれていた。
「あまり大きくなくて良かったぁ…。」
「それにデザインも悪くない♪」
〔本当にネムは女神アルテマの使徒様なの!〕
〔これは…一大事ですの!〕
〔私…失礼な態度を取りましたやょ……〕
妖精の姉妹はメチャクチャ動揺しながら右往左往しながら飛び回っていた。
「まぁまぁ…落ち着いて!」
「ワタシはこの世界で気ままにスローライフしたいだけだし、女神アルテマとは…たぶん、もう会えない……予定だから気にしなくていいよ?」
〔女神の刻印は言っちゃえば女神の祝福…だから、ネム様は妖精からしたら女神に近しい存在であり、敬われる存在なのです。〕
そんな事を言われても正直、畏まられたり、敬われたり、尊ばれたりとか……ワタシのスローライフには必要ないし、静かに暮らせない気がするわ!
「ワタシは普通にネムって呼んで欲しいよ!」
「友達になってよ!マーツ、ボックル、クリカ…」
ずっと何か妖精さんの名前に違和感がするんだよね……マーツ…ボックル…クリカ……何だろう…。
頭の中で三人の名前を繰り返しているともりならではの結論へ辿り着いた。
「マツボックリだ!」
「理解したらマツボックリにしか聞こえないや♪」
〔マツボックリって何ですか?〕
〔うんうん、気になるの!〕
「松ぼっくりはワタシの故郷の森に落ちているヤツで松笠っても言われてるんだ。
これはあまり、詳しく無いけど…松って木から地面に落ちるんだよ。実では無いらしいけど…ってくだらない雑学を……ゴメンね。」
〔知らない未知の話は面白いです。〕
「まぁ、それでアナタ達がマツボックリに名前が似ていたからつい、声に出しちゃったのね。」
〔そうだったんですね!〕
三人はどうやら納得してくれたようだった。
「ちょっと気になったんだけど…妖精の森なんだよね……ココ?」
〔うん、そだよ?〕
「妖精って他にもいるの?」
〔いるよ!みんな村にいるの♪〕
「驚かせない様に村は避けてから移動するよ!」
〔大丈夫なの!意思伝達で共有してるから今のこの状況も報告済みなの♪〕
まさに情報戦ならチャンピオンな速さだよ!
それにしても……まさかね…いや……まさか…ね?
急に三人は集まるとコソコソと話し出すとワタシに村へ招待したいと申し出があった。
「そっか…ゴメンなさい!村はちょっと……」
〔ココは行きますってなる展開じゃ……〕
〔ぜひ、来て欲しいやょ〕
このあまり話してこない三女のクリカは妙に上目遣いが上手く、気を許すとコロッと負けそうになってしまう……テクニックがハンパない。
「ワタシはやることがあるのよね…だから今回は見逃してくれないだろうか……?」
〔やることでしょうか?〕
「そうそう!草系も集めたいし、錬金術もしてみたいし……色々とできるようになりたいの♪」
(ふふふ……ウソは言っていない…)
〔それでしたら……〕
長女のマーツが草情報とスキルの使い方やレベル上げ、モンスターの知識を教えると申し出てくれたお陰でワタシは逃げ場を失い…彼女らの村へと向かうことになった。
「そう!女神の関係者?みたいな感じかな。」
どうやら女神アルテマについては知っているらしいけど、ワタシが女神の関係者って話は未だに納得していない様子だった。
〔ホントに関係者……なの?〕
〔だとしたら身体に刻印があるはずなのです!〕
〔確かに……女神の刻印……〕
(え?身体に刻印とかあるの!?)
「その…タトゥーって?」
〔もし、女神の使徒様ならば刻印はどちらかの腕にあるはずなの!〕
ワタシは急いで上着を腕まくりをして確かめてみる……すると左の腕の真ん中辺りに確かにタトゥーが入っていた。
女神の刻印ってネーミングだけあって剣の両脇に翼のエンブレムが印象的な小さめのタトゥーが刻まれていた。
「あまり大きくなくて良かったぁ…。」
「それにデザインも悪くない♪」
〔本当にネムは女神アルテマの使徒様なの!〕
〔これは…一大事ですの!〕
〔私…失礼な態度を取りましたやょ……〕
妖精の姉妹はメチャクチャ動揺しながら右往左往しながら飛び回っていた。
「まぁまぁ…落ち着いて!」
「ワタシはこの世界で気ままにスローライフしたいだけだし、女神アルテマとは…たぶん、もう会えない……予定だから気にしなくていいよ?」
〔女神の刻印は言っちゃえば女神の祝福…だから、ネム様は妖精からしたら女神に近しい存在であり、敬われる存在なのです。〕
そんな事を言われても正直、畏まられたり、敬われたり、尊ばれたりとか……ワタシのスローライフには必要ないし、静かに暮らせない気がするわ!
「ワタシは普通にネムって呼んで欲しいよ!」
「友達になってよ!マーツ、ボックル、クリカ…」
ずっと何か妖精さんの名前に違和感がするんだよね……マーツ…ボックル…クリカ……何だろう…。
頭の中で三人の名前を繰り返しているともりならではの結論へ辿り着いた。
「マツボックリだ!」
「理解したらマツボックリにしか聞こえないや♪」
〔マツボックリって何ですか?〕
〔うんうん、気になるの!〕
「松ぼっくりはワタシの故郷の森に落ちているヤツで松笠っても言われてるんだ。
これはあまり、詳しく無いけど…松って木から地面に落ちるんだよ。実では無いらしいけど…ってくだらない雑学を……ゴメンね。」
〔知らない未知の話は面白いです。〕
「まぁ、それでアナタ達がマツボックリに名前が似ていたからつい、声に出しちゃったのね。」
〔そうだったんですね!〕
三人はどうやら納得してくれたようだった。
「ちょっと気になったんだけど…妖精の森なんだよね……ココ?」
〔うん、そだよ?〕
「妖精って他にもいるの?」
〔いるよ!みんな村にいるの♪〕
「驚かせない様に村は避けてから移動するよ!」
〔大丈夫なの!意思伝達で共有してるから今のこの状況も報告済みなの♪〕
まさに情報戦ならチャンピオンな速さだよ!
それにしても……まさかね…いや……まさか…ね?
急に三人は集まるとコソコソと話し出すとワタシに村へ招待したいと申し出があった。
「そっか…ゴメンなさい!村はちょっと……」
〔ココは行きますってなる展開じゃ……〕
〔ぜひ、来て欲しいやょ〕
このあまり話してこない三女のクリカは妙に上目遣いが上手く、気を許すとコロッと負けそうになってしまう……テクニックがハンパない。
「ワタシはやることがあるのよね…だから今回は見逃してくれないだろうか……?」
〔やることでしょうか?〕
「そうそう!草系も集めたいし、錬金術もしてみたいし……色々とできるようになりたいの♪」
(ふふふ……ウソは言っていない…)
〔それでしたら……〕
長女のマーツが草情報とスキルの使い方やレベル上げ、モンスターの知識を教えると申し出てくれたお陰でワタシは逃げ場を失い…彼女らの村へと向かうことになった。
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