ゼロからはじめる島津大河誘致

郭隗の馬の骨

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島津日新斎の治世

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資料にはこのように書かれています。



琉球を通じた対明貿易や、鉄砲の大量購入、家臣団の育成に励んだ。また万之瀬川に橋を掛け、麓と呼ばれる城下町を整備、養蚕などの産業を興し多くの仁政を敷いた。



忠良はその後の島津氏発展の基礎を作り出し「島津家中興の祖」と言われ大きな影響力を与える事になった。



彼は人生の前半を島津の統一という大仕事という形で見事成功させましたが、後半は内政や貿易にその才能を発揮しました。

これらはあの織田信長が活躍する前の出来事であり、日新斎が考案したものがたくさんあったと思われます。



島津は戦闘民族だとよく言われますが、日新斎を見ているとあまりそのような面影は感じません。

事実、彼の時代はあくまで島津と薩摩の内部での抗争が主で、義久の時代のような派手な領土拡大の動きは感じません。



あくまで国を豊かにしながら強くしていくイメージです。

しかし、島津内部のごたごたは依然としてありましたし、忘れてはいけないのがこの時代は下克上の戦国時代です。



中央に多少の権威はあったにせよ、基本的には権力はなく自分の土地は自分で守らなければなりませんでした。

薩摩に内紛があったにせよ、他国の干渉を受けずに済んだのは地理的な幸運もあったかもしれませんが、日新斎の富国強兵政策が大きな要素であったのではと思います。



さて、鉄砲を沢山用意し、インフラも整備しました。

貧しい土地とされる薩摩で新しい産業も起こしました。

何かここまで見ていくと以前も申し上げましたが、幕末と明治維新の流れを思い起こさせます。



改革ができず、弱っていく宗家に変わって実力のあるものが実権を握り海外から技術を導入して鉄砲を調達、そして新しい技術やインフラを活用して国を豊かにしていく、養蚕までしていることを考えるとミニ維新という感じです。



でも、日新斎最大の功績は実はまだこの章では紹介していません。

以前に詳しく紹介していますが、今回は歴史の流れや影響を踏まえながら紹介したいと思います。



彼の最大の功績をこの戦国時代に主に焦点を当てながら、次の章で扱いたいと思います。
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