ゼロからはじめる島津大河誘致

郭隗の馬の骨

文字の大きさ
584 / 639

ひだまり奪還の狼煙その9

しおりを挟む
さて、ガチスとデンゲルも今まで同様、ひだまりの地方選挙を黙って指を咥えて見ていただけではありませんでした

選挙の序盤では味方の陣営に資金と人員とメディアなどのバックアップを行いました。



しかし、今までとは明らかに違うひだまり側の攻勢を感じ戸惑いを隠せませんでした。

選挙中盤戦になると、ひだまり側の多くが素人である点を突き、金による買収、色仕掛けによる計略、脅しといった多種多様な方法を取るようになりました。



前回述べた障碍者たちとの協力関係に関しても、障碍者側と新人陣営両方に揺さぶりをかけていて一定の効果を上げていました。

コウメイが以前指摘した通り、「破竹の勢い」で地方議員の勢力を外国勢力からはぎとる大きな流れが出来ていました。



しかし、ガチスとデンゲルの反攻によってその流れは一部停滞していました。

この流れ、つまり、ひだまり派の勢いと、既存の政治勢力やメディアに対する不信のエネルギーがひだまりの地方議員勢力を掌握することができるのか?



それともガチスとデンゲルが今までの勢力を保持しつつ、ひだまりの経験不足を突いて地方勢力を把握することになるのか。

この時点ではまだ、なんとも言えませんでした。



事実、SNSでの事前予想でもお互いが都合のよい分析を披露する場となっていたためにどちらか一方に流れが決まるという雰囲気ではありませんでした。

コウメイ考案の「破竹の勢い」作戦は最初の流れで一気に戦局を決するワンサイドゲームが主要なシナリオです。



じつのところ、選挙中盤で互角に見えるようでは問題がありました。

「人は勝馬に乗る」これは政治の世界では常識です。

そして、志がなく、利害で動く人間であればガチスであれデンゲルであれソーラーであれひだまりであれさしたるこだわりはありません。



そしてこういう人々が乗っかったほうが勝ちになるというのが、釈然としないとしても歴史のパターンでした。

コウメイをはじめひだまりの民の中に動揺が芽生えつつありました。

次回に続きます。


しおりを挟む
感想 27

あなたにおすすめの小説

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

カクヨムでアカウント抹消されました。

たかつき
エッセイ・ノンフィクション
カクヨムでアカウント抹消された話。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...